エスカフローネ
(エスカフローネ (竜型)から転送)
| エスカフローネ | |
|---|---|
| 登場作品 | 天空のエスカフローネ |
| デザイン | 山根公利 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT3 |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | ガイメレフ |
| 全長 | 8.2コースタ(1コースタ=0.987m) |
| 重量 | 7.5ペーゾ(1ペーゾ=1.014t) |
| 動力 | ドラグエナジスト |
| 開発 | イスパーノ一族 |
| パイロット | バァン・ファーネル |
エスカフローネは『天空のエスカフローネ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
ファーネリア王家に代々受け継がれてきたガイメレフ。ファーネリア王の専用機体として、巨大な竜や他国の侵略から国を守ってきた守護神である。
アトランティスの技術を有する「イスパーノ一族」が約150年の歳月をかけて作り上げた機体。
「ドラグエナジスト」と呼ばれる希少な鉱石を動力源としており、これと「血の契約」をしなければ操縦することができない。作中では、若き王位継承者バァンが「血の契約」を結び、操縦者となった。
イスパーノ製ガイメレフの特性として、機体の備える感応能力で深く繋がる事で文字通り人機一体となり、タイムラグが発生せず操縦桿操作では到底追従できない動きが可能。しかし、一度この状態になると搭乗者には機体の負ったダメージが伝わってしまうという致命的なまでの欠点がある。この感応による繋がりは搭乗者が降りても気を失っても効果が継続し、機体を修理しない限り搭乗者の傷が癒えることはなく、修理の際のパーツの分解や溶接なども傷をえぐったり骨を引き抜くような痛みとして伝わってしまうが、逆に機体の修復を終えると搭乗者の傷も嘘のように塞がってしまう。
飛竜形態[編集 | ソースを編集]
- エスカフローネが変形した飛行形態。マントは翼の被膜に変化する。
- コクピットはなく、バァンは手綱を持って竜の背に乗るという形になる。そのため、パイロット以外の他人を同乗させることも可能。
- この形態でも脚による掴みや頭突きの他、喉から取り出した剣での戦闘も可能。人型時ほど力強い剣術は振るえないが、ガイメレフと鍔迫り合いを行えるだけの腕力は発揮している。
- また飛行の勢いを乗せた突きは非常に強力。
高速飛行形態[編集 | ソースを編集]
- バァンの「もっと速く」という想いに応えて発現した新たな変形形態。
- 飛竜形態から体を一直線に揃え、縮んだ翼の後部からはロケットブースターが展開される。
- 飛行形態のアルセイデスの追跡をも振り切る超スピードを発揮した。
- 使用したのは18話のみ。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初登場作品。射撃武器は一切持たないが、射程の長い格闘武器が揃っており、全ての武器がP属性(このため、バァンが覚える突撃は完全に無駄になってしまっている)のためあまり不便はない。豪腕によるブーストに加えて全体的に高CT率で額面以上に火力が出せる。
- しかし防御面はというと、サイズSかつ高運動性でオーラバトラーに近い方向性を持つのだが、バァンの回避力が思ったほど高くない為、集中を常に使い続けたり運動性をかなり改造しないと避けられない。飛竜形態は飛行可能かつ移動力が高くなるが、武器性能が低いため戦闘には向かない。
- 余談だが、作中では修理する際に5千万ギルド(アレンの部下たちの給料2千年分)と超々高額を請求されていたが、参戦タイトルで唯一修理費がある本作では修理費6000とかなり良心的な設定をされている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年3月のイベント「約束のツバサ」の報酬ユニット。SSRディフェンダー。
- 2019年9月のイベント「目覚め」にて大器型SSRアタッカーが追加。
- 2020年11月のイベント「病める時も健やかなる時も」にて大器型SSRファイターが追加。
- コクピットの気密性がなく、飛竜形態ではバァンが剥き出しになる構造になっているのだが、今作ではC止まりとはいえ、宇宙適性持ちである。
- 何故かタイプごとに成長の傾向が異なり、ディフェンダーは装甲が低く運動性が高いリアル寄り、アタッカーは装甲が高く運動性が低いスーパー寄りとなっている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- 剣
- ツヴァイハンダー型の実体剣。世界観の工業レベルの都合から、メンテナンスの際は巨大なヤスリを使って人間が手作業で研磨する。
- 刀身には伸縮機能があり、非使用時には刀身を詰めた状態で背部に格納される。
- 『COMPACT3』では斬り方で差別化されたものが武装として登録されている。
- 飛竜形態の基本攻撃はこちらの名称で登録。人型の斬りと比べると威力はわずかながら高いが命中・射程共に最低レベル。
- 『X-Ω』では通常攻撃で使用。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- 斬り
- 『COMPACT3』での人型の基本武装。威力は最も低いが、命中・射程に優れる。
- 突き
- 『COMPACT3』での人型の基本武装。斬りより威力・CT率が高いが命中・射程に劣る。
- 必殺斬り
- 剣を構えた機体カットイン後、敵に連続斬りを仕掛け最後に横一文字に両断する。
- 必要気力120。EN消費型。射程1しかないがCT率、威力共に高い。
- 高速形態突撃
- 飛竜形態の攻撃。翼と四肢を縮めた高速飛行形態となり、全身をオーラで覆って突撃する。
- EN消費型。P属性で射程1-2だが、威力の割りに消費ENが大きく、命中率-20%とやや使いにくい。
- 剣(乱舞)
- 『X-Ω』でのディフェンダー版必殺スキル。目の前一体への連続攻撃を行う。
- 剣(突撃)
- 『X-Ω』でのアタッカー版必殺スキル。前方に突きで突撃し、斬り返してて戻ってくる。
- 剣(連撃)
- 『X-Ω』でのファイター版必殺スキル。前方に突きで突撃し、背後から斬り返す。連続斬りを仕掛け、トドメに上から突き刺す。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「約束はいらない」
- オープニングテーマ。前述のように『COMPACT3』では全武器が移動後使用可能なのにバァンが突撃を覚えるため、「突撃はいらない」と揶揄された。
商品情報[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 映画版ではリファインされた姿で登場している。大きさもテレビ版より巨大であり、半生物的な描写に変わっている。