「V2アサルトバスターガンダム」を編集中

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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::V2 Assault Buster Gundam]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}
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| 主なパイロット = [[ウッソ・エヴィン]]
 
| 主なパイロット = [[ウッソ・エヴィン]]
 
}}
 
}}
'''V2アサルトバスターガンダム'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[登場メカ|主役メカ]]の一つ。
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'''V2アサルトバスターガンダム'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[登場メカ]]であり、同作品の後半の主役メカの一形態。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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[[V2ガンダム]]に[[V2アサルトガンダム|アサルトパーツ]]と[[V2バスターガンダム|バスターパーツ]]の両方を装着した形態。元々、アサルトパーツとバスターパーツは互いに干渉しないように設計されており、全てのパーツを同時に装着する事が可能である。
 
[[V2ガンダム]]に[[V2アサルトガンダム|アサルトパーツ]]と[[V2バスターガンダム|バスターパーツ]]の両方を装着した形態。元々、アサルトパーツとバスターパーツは互いに干渉しないように設計されており、全てのパーツを同時に装着する事が可能である。
  
第49話「天使の輪の上で」のみ登場。メガビームシールドを装備して出撃した[[ウッソ・エヴィン]]のV2バスターガンダムにアサルトパーツを戦場で取り付けていた。ただし、この時はマイクロミサイルポッドは外され、メガビームライフルの代わりにV2の通常ビームライフルを装備していた。[[ザンスカール帝国]]の防衛網を1機で掻い潜ったが、[[エンジェル・ハイロゥ]]脱出時にはメガビームシールドしか残されていなかった。次の出撃では[[V2アサルトガンダム]]で出撃している。
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第49話「天使の輪の上で」のみ登場。メガビームシールドを装備して出撃した[[ウッソ・エヴィン]]のV2バスターガンダムにアサルトパーツを戦場で取り付けていた。ただし、この時はマイクロミサイルポッドは外され、メガビームライフルの代わりにV2の通常ビームライフルを装備していた。
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V2の高機動性にアサルトの防御力、バスターの高火力を併せ持った強力なモビルスーツとなる事が期待されていたが、出力が充分に行き渡っていなかったのか、[[Iフィールド]]を貫通したビームがアーマーを破壊したりしていた。結果的には[[ザンスカール帝国]]の防衛網を1機で掻い潜ったが、[[エンジェル・ハイロゥ]]脱出時にはメガビームシールドしか残されていなかった。次の出撃では[[V2アサルトガンダム]]で出撃している。
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思い付きに近い上に、調整の時間も無い突貫装備であるが故に前述の通り出力が十分に行き渡らなかったという解釈がなされているのか、連戦続き出撃合間の急拵えという描写が必要の無い場合が多いSRW含む[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]では基本的に最強形態として高い性能を誇る機体である。
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2種の強化パーツはV2本体の設計段階から織り込まれていた並行開発品で同時装備も仕様内。マトモに機能しなかったのはこちらこそ想定外動作である光の翼と関係する可能性の方が高い。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
:初登場作品。名前が長くて入らないので「V2アサルトバスター」表記。[[隠し要素/第2次G|隠し要素]]で[[V2ガンダム]]の機体性能をフル[[改造]]すれば本機になる。
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:初参戦作品。名前が長くて入らないので「V2アサルトバスター」表記。[[隠し要素/第2次G|隠し要素]]で[[V2ガンダム]]の機体性能をフル[[改造]]すれば本機になる。
 
:対[[ビーム兵器]]では無敵となる[[Iフィールド]]、[[分身]]、[[ビームシールド]]と防御能力は豊富で、またフル改造前提であるため装甲もかなりの高さになっており防御面はほぼ鉄壁。攻撃面でも2種の[[マップ兵器]]にメガビームライフル、ヴェスバーと高火力なものが揃っていて攻防共に隙がない。
 
:対[[ビーム兵器]]では無敵となる[[Iフィールド]]、[[分身]]、[[ビームシールド]]と防御能力は豊富で、またフル改造前提であるため装甲もかなりの高さになっており防御面はほぼ鉄壁。攻撃面でも2種の[[マップ兵器]]にメガビームライフル、ヴェスバーと高火力なものが揃っていて攻防共に隙がない。
 
:……と言いたいところだが、メガビームライフル以外はEN消費が非常に激しく、とても燃費が悪い。毎ターン10%の[[EN回復]](実はV2ガンダムの本来のフル改造ボーナス)を持つが、無いよりはマシ程度。加えて本作は容量の都合上どんなユニットも武装は最大4つまでしか持てないため、本機の場合は射撃兵器とマップ兵器で埋まってしまい、V2ガンダムが持っていたビームサーベルなどのP武器がなくなってしまったのも痛い。そのため足を止めずに攻撃するには光の翼に頼らざるを得ない。
 
:……と言いたいところだが、メガビームライフル以外はEN消費が非常に激しく、とても燃費が悪い。毎ターン10%の[[EN回復]](実はV2ガンダムの本来のフル改造ボーナス)を持つが、無いよりはマシ程度。加えて本作は容量の都合上どんなユニットも武装は最大4つまでしか持てないため、本機の場合は射撃兵器とマップ兵器で埋まってしまい、V2ガンダムが持っていたビームサーベルなどのP武器がなくなってしまったのも痛い。そのため足を止めずに攻撃するには光の翼に頼らざるを得ない。
 
:総合的に見れば本作最強のMSなのは間違いないが、1機で何でもできるわけではないので運用には注意が必要。
 
:総合的に見れば本作最強のMSなのは間違いないが、1機で何でもできるわけではないので運用には注意が必要。
:パイロットには分身が使えるので[[ひらめき]]を持たないアムロなどを乗せてもよいが、光の翼はV2ガンダムと同じ命中率-50%なので、最も相性が良いのはやはり[[必中]]を持つウッソ……以上に、必中・[[覚醒]]・[[気合]]を持つ上に攻撃力の高い[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]の方だったりする。彼女は回避能力ではかなり劣るが、そちらも分身と防御能力で補える。
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:パイロットには分身が使えるので[[ひらめき]]を持たないアムロなどを乗せてもよいが、光の翼はV2ガンダムと同じ命中率-50%なので、全てを活かそうとするとやはり[[必中]]を持つウッソが最も相性が良いと言える。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」にてΩスキル搭載大器型SSRブラスターが追加。
 
:2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」にてΩスキル搭載大器型SSRブラスターが追加。
 
:また、助っ人専用として征覇ステージ27Bにて大器型SSRファイターが登場する。
 
:また、助っ人専用として征覇ステージ27Bにて大器型SSRファイターが登場する。
:本作では、何故か設定に反して'''「[[飛行]]」を持たない'''。V2ABに限らずスパクロでは、原作では飛行能力があるのに「飛行」を持っていないユニットが何機か存在している(例を挙げれば[[機動戦士ガンダム00|『00』]]系のガンダム全般等)。
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:本作では、何故か設定に反して'''「[[飛行]]」を持たない'''。V2ABに限らずスパクロでは「原作では飛行能力があるのに『飛行』を持っていないユニット」が何機か存在している(例を挙げれば[[機動戦士ガンダム00|『00』]]系のガンダム全般等)。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
:今回はアサルト及びバスター単体は収録されておらず、素のV2とアサルトバスターの2択換装となる。また、条件付きで加入する2機目のV2はアサルトバスターを装備できず、1機目(ウッソ機)でのみ使用可能。
+
:今回はアサルト及びバスター単体で換装できず、直接アサルトバスターパーツを入手する形で加入。通常版光の翼の攻撃力が500上昇するが、消費ENも10上昇して'''90'''になる。
:本作で唯一の単分離所持。αシリーズとは異なりコアファイターではなく素のV2ガンダムになるため、分離するまで戦っても帰艦せずにそのまま前線に居座れる。ただし装甲は据え置きかつ移動力-1・運動性-10と基礎性能は純粋に落ちている。その分武装の追加が大きく素のV2の欠点だった射程の短さや中間火力の無さを克服しており、光の翼も燃費悪化を引き換えにより高威力となっているため、パーツ入手後はAB形態を主軸に戦わせて問題無いだろう。
+
:本作で唯一の単分離所持。αシリーズとは異なり単分離しても素のV2ガンダムになるだけに留まっているだけでなく、素のV2の欠点だった射程の短さや中間火力の無さも克服しているため、入手以降は基本アサルトバスター形態で戦うことになる。
:シナリオ中では[[ザンネック]]の長射程と高火力に対抗するため、戦場へ現れたリガ・ミリティアの輸送機に搭載されていたアサルトパーツとバスターパーツを換装して登場。先述の機体特性の変化への言及があり、ウッソは「運動性が落ちた分、重装備を活かした戦い方をすればいい」と要約できる台詞を述べている。
+
:PVおよび発売当初では腰部アサルトパーツがなくなっていた事が話題になっていた<ref>立ち絵や戦闘アニメでは無くなっていたが、光の翼内でのリアル等身カットインや機体アイコンでは装備している。この件に関しては[https://www.youtube.com/watch?v=_DFP3L0KjHk 「うますぎWAVE」第773回]にて、明言こそ避けているものの「付いているものが付いていなかった」と寺田氏が謝罪している。</ref>が、アップデートver.1.11にて全プラットフォームにてグラフィックが修正された。
:PVおよび発売当初では腰部アサルトパーツがなくなっていた事が話題になっていた<ref>立ち絵や戦闘アニメでは無くなっていたが、光の翼内でのリアル等身カットインや機体アイコンでは装備している。この件に関しては[https://www.youtube.com/watch?v=_DFP3L0KjHk 「うますぎWAVE」第773回]にて、明言こそ避けているものの「付いているものが付いていなかった」と寺田氏が謝罪している。</ref>が、アップデートver.1.1.0にて修正された。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:頭部に2門内蔵している。コアファイター形態では唯一の武器。
 
:頭部に2門内蔵している。コアファイター形態では唯一の武器。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではCT補正が+50と異常に高い。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではCT補正が+50と異常に高い。
 +
;V.S.B.R.(ヴェスバー)
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:アサルトパーツの装備。両腰ハードポイントに1基ずつ装備している。[[ガンダムF91|F91]]等の物と違い、開放バレル式でグリップが無い。
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:スパロボに限らず、殆どのゲームで異様に採用度が低い。
 +
;[[マイクロミサイル|マイクロ・ミサイル・ポッド]]
 +
:バスターパーツの装備。腰アーマーに4基、両脚部ハードポイントに2基装備。1基あたり18発ほど内蔵している。上述のとおり、原作では装備していない。
 +
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではP属性のある着弾点指定型MAP兵器だが、攻撃力はかなり低め。
 +
;オーバーハングパック
 +
:バスターパーツの装備。背部に装備した2種のビーム兵器の複合ユニット。
 +
:;メガ・ビーム・キャノン
 +
::オーバーハングパック右側に装備された武装。長砲身のビームキャノンで、戦艦をビームシールドごと一撃で沈める威力がある。ただ、その長い砲身は接近戦には邪魔であり、度々切り裂かれていた。
 +
::シリーズによっては[[MAP兵器]]扱いされたことも(『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』)。「ロングレンジキャノン」とも呼ばれる。
 +
::『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、ウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加される。
 +
::『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』ではシューター版の必殺スキルに採用。
 +
:;スプレー・ビーム・ポッド
 +
::オーバーハングパック左側に装備された武装。広範囲に拡散ビームを放つ。「スプレーガン」とも呼ばれていた。
 +
:
 
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
 
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
 
:両腕の肘に発生器を内蔵。発生器は縦方向に180度まで展開する事が可能。メガビームシールドを先端部にジョイントする事も可能。
 
:両腕の肘に発生器を内蔵。発生器は縦方向に180度まで展開する事が可能。メガビームシールドを先端部にジョイントする事も可能。
:基本的にシールド防御用だが、本形態では下記のメガ・ビーム・シールドにとって代わられることも多い。『第2次G』では特殊能力。
+
:『第2次G』では特殊能力。
 +
;[[Iフィールド]]・ジェネレーター
 +
:アサルトパーツの装備。両肩の追加装甲に内蔵されている装備だが、原作では明確に機能しているシーンは皆無。ビームを防いでいるかのようなシーンは一度だけあったが、装甲が融解しているかのように描かれていたので、Iフィールドは発生せず表面に施された対ビームコーティングが防いだ可能性が高い。
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
:手首の内側に左右1本ずつ格納している。
+
:ビームシールド内に1本ずつ格納している。
 
:『X-Ω』ではアタッカー版の通常攻撃に使用。
 
:『X-Ω』ではアタッカー版の通常攻撃に使用。
;[[ビーム・ライフル]]
+
;メガ・ビーム・ライフル
:本機の主兵装。グリップ部はVガンダムの物と同形状な他、銃身下部にマルチプル・ランチャーを接続可能。
+
:アサルトパーツの装備。Vガンダムのメガビームライフルを参考に開発された手持ち式ビーム砲。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。上述のとおり、原作では装備していない。
:スパロボではメガ・ビーム・ライフルと両方が採用されやすく、射撃戦での総弾数が増加している。
+
:劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていた事もあり、[[MAP兵器]]扱いされた事も(『[[新スーパーロボット大戦|新]]』)。
:『30』では立ち絵の時点で右手にメガ・ビーム・ライフルを携えているからか、あるいは「中距離射撃武器」という役割が似ているからか、アサルトバスター形態では未所持。
+
:『X-Ω』ではシューター版・ブラスターの通常攻撃に使用。
 +
;メガ・ビーム・シールド
 +
:アサルトパーツの装備。高出力・広範囲のシールドビームを張る事が可能な防御兵装。シールド発生装置が大型化しており、見た目は実体盾のようである。
 +
:取り付けられた3基のバリアビットを展開してシールドビームを展開する。また、シールドビームで敵機を切り裂いたり、本体のV字マーク部分からビームを発射する等、攻撃にも使用できる。なお、Vガンダムが使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。
 +
:SRWでは採用率が低い他、他メディアでもアサルトとの差別化の為か省かれることが多い。
 +
;[[ビームライフル|マルチプル・ランチャー装備型ビーム・ライフル]]
 +
:本機の主兵装。グリップ部以外は[[Vガンダム]]の物と形状が異なっている。
 
:;ビーム・ピストル
 
:;ビーム・ピストル
::ビーム・ライフルの銃身を外すと露出するビーム拳銃。SRWでは未実装。
+
::ビーム・ライフルのグリップを外すとビームピストルになる。Vガンダムの物と同型。
 +
::SRWでは未実装。
 
:;マルチプル・ランチャー
 
:;マルチプル・ランチャー
::ライフルの銃身下部に備え付けられたグレネード弾。アサルトバスターではバスターパーツとして使用している大型弾倉・拡張砲身タイプを装備する。
+
::ビームライフルに付属しているグレネード弾。本来のアサルトバスターではバスターパーツとして使用している大型弾倉・拡張砲身タイプを装備する。
 
::『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では初期攻撃力がバルカン以下になっている。
 
::『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では初期攻撃力がバルカン以下になっている。
;メガ・ビーム・ライフル
 
:Vガンダムのビーム・スマートガンを参考に開発された手持ち式ビーム砲。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。
 
:劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていた事もあり、『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では[[MAP兵器]]扱いされた。
 
:手持ち武器だが、スパロボを含め多くのゲームタイトルではアサルトの装備として扱われる。
 
:『X-Ω』ではシューター版・ブラスターの通常攻撃に使用。
 
:『30』では弾数制の中距離射撃武器として扱われ、反撃などではこれを交えるとENの節約が出来る。
 
;メガ・ビーム・シールド
 
:3基のバリアビットを搭載した大型の実体盾。Vガンダムが使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。
 
:バリアビットを分離して広範囲にビームシールドを展開できる他、ビームで敵機を切り裂いたり、シールドのV字マーク部からビームを発射する等、攻撃にも使用できる。
 
:V2の手持ち武器の為どちらの形態という括りはないが、メガ・ビーム・ライフル同様スパロボを含め多くのゲームタイトルではアサルトの装備として扱われる。
 
:SRWではアサルトバスター時はV字マーク部のビーム攻撃はほぼ採用されず、基本的にシールド防御としてのみ使われる。また、『D』などまったく描かれないタイトルもある。
 
;V.S.B.R.(ヴェスバー)
 
:アサルトパーツの装備。両腰ハードポイントに1基ずつ装備している。[[ガンダムF91|F91]]等の物と違い、開放バレル式でグリップが無い。
 
:スパロボでは単体武装としては『第2次G』『α』『D』で採用。『X-Ω』では一斉攻撃時の演出内に含まれている。
 
;[[Iフィールド]]・ジェネレーター
 
:アサルトパーツの装備。両肩の追加装甲に内蔵されている装備だが、原作では明確に機能しているシーンは皆無。ビームを防いでいるかのようなシーンは一度だけあったが、装甲が融解しているかのように描かれていたので、Iフィールドは発生せず表面に施された対ビームコーティングが防いだ可能性が高い。
 
;オーバーハングパック
 
:バスターパーツの装備。背部に装備した2種のビーム兵器の複合ユニット。
 
:;メガ・ビーム・キャノン/ロングレンジキャノン
 
::オーバーハングパック右側に装備された長砲身のビームキャノン。「ロングレンジキャノン」とも呼ばれる。戦艦をビームシールドごと一撃で沈める威力がある。ただ、その長い砲身は接近戦には邪魔であり、度々切り裂かれていた。
 
::『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では[[MAP兵器]]扱いされたこともある。
 
::『α』『α外伝』では「ロングレンジキャノン」名義で、光の翼よりも強力な最強武器として設定された。
 
::『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では光の翼よりも威力は低いが長射程の準最強武器のポジション。ウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加される。
 
::『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』ではシューター版の必殺スキルに採用。
 
:;スプレー・ビーム・ポッド
 
::オーバーハングパック左側に装備された拡散ビーム砲。「スプレーガン」とも呼ばれていた。
 
::『α』ではそこそこの威力・射程だが移動後使用不可で弾数2、『30』では低威力だが中射程移動後可能・EN消費タイプの攻撃として採用。
 
;[[マイクロミサイル|マイクロ・ミサイル・ポッド]]
 
:バスターパーツの装備。スカート前後に計4基、両脚部ハードポイントに2基装備。1基あたり18発ほど内蔵している。上述のとおり、原作では装備していない。
 
:スパロボでは「α」「D」で採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではP属性のある着弾点指定型MAP兵器だが、攻撃力はかなり低め。
 
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
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:ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。
 
:ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。
 
:本来は機体の欠陥として発生した現象であるが、ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、[[ビームシールド]]の代わりとして使ったりしていた。しかし、SRWでは防御には使用しない。
 
:本来は機体の欠陥として発生した現象であるが、ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、[[ビームシールド]]の代わりとして使ったりしていた。しかし、SRWでは防御には使用しない。
:『X-Ω』ではアタッカー版の必殺スキルに採用。
+
:『X-Ω』ではアタッカー版の必殺スキルに採用。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではアニメーションに格闘で応戦する場面が見られるが、これは最終決戦でゴドラタンのビーム砲撃を防いだシーン<ref>光の翼に肘のビームシールド発生器を干渉させて前方へと引き寄せている。</ref>のアレンジになる。
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加され、準専用機といった趣を見せている他、翼の色が最大パワー状態のピンクの光になっている。
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:『30』では、ウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加され、準専用機といった趣を見せている(勿論、誰が乗っても光の翼は扱える)他、V2のものと差別化するために最大パワー状態(ピンクの光)となっている。
:戦闘演出では翼を展開しつつ突撃して翼の間のメガ粒子に巻き込んだ後、非撃墜時はV2と同じように右の翼を当てて斬り抜ける。
+
:とどめ演出では敵に組付いた後にアサルト、バスターパーツをパージして至近距離で翼を羽ばたかせて攻撃(原作のエンジェルハイロゥ内部でカテジナを吹き飛ばした動き)をする。
:とどめ確定時は斬り抜けではなく敵に組み付いて押し出つつアサルトバスターパーツをパージし、ビームシールドで翼を引き寄せての2連撃<ref>最終決戦でゴトラタンのメガビームキャノンを防ぎ、逆に吹き飛ばした動きのアレンジ。</ref>を繰り出す。最後は敵の爆発を頭上に掲げたシールドで防いだ後、爆炎の中からゆっくりと落下する。
 
:スパロボではよくあることだが、使っても単分離は使用されず、攻撃後もアサルトバスター状態を維持する。
 
 
:;光の翼([[MAP兵器]])
 
:;光の翼([[MAP兵器]])
::攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし攻撃力はかなり低く、消費[[EN]]も尋常でない程高いのが欠点。
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::攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし、攻撃力はかなり低く、消費[[EN]]も尋常でない程高いのが欠点。
::『30』では威力がややマシになり移動後に使えるものの、範囲がかなり細く複数の敵を巻き込みにくくなった。その分立ち位置を調整して味方の間を通すように使ったり、ボス相手に反撃をされずに攻撃する手段として用いるのもアリかもしれない。
+
::『30』では威力がややマシになり移動後に使えるものの、範囲がかなり細く複数の敵を巻き込みにくくなった。
 
:;光の翼(コンボ)
 
:;光の翼(コンボ)
 
::『X-Ω』でのブラスター版必殺スキル。各種ビームライフルと光の翼を用いた連続攻撃となっている。
 
::『X-Ω』でのブラスター版必殺スキル。各種ビームライフルと光の翼を用いた連続攻撃となっている。
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:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で装備。ビーム属性の一定ダメージをカットする。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で装備。ビーム属性の一定ダメージをカットする。
 
;[[Iフィールド]]
 
;[[Iフィールド]]
:アサルトパーツが持つ[[バリア]]
+
:
:『30』では射撃のビーム攻撃を1500軽減する。気力110以上で発動。ENを10消費。
 
 
;[[分身]]
 
;[[分身]]
:ミノフスキー・ドライブによる高速移動の再現、あるいはボンボン漫画版の描写から搭載されることが多い。
+
:おそらくボンボン漫画版の再現と思われる。
 
:『30』ではウッソのエースボーナスにより付与される[[特殊回避]]として再現される形となったため、機体側としては未採用。
 
:『30』ではウッソのエースボーナスにより付与される[[特殊回避]]として再現される形となったため、機体側としては未採用。
 
;[[換装]]
 
;[[換装]]
182行目: 179行目:
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』。V2アサルトバスター自体がフル改造で変化するユニットであるため、実質的に標準能力に。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』。V2アサルトバスター自体がフル改造で変化するユニットであるため、実質的に標準能力に。
 
;「光の翼」の攻撃力+200、消費EN-15。移動力+1。
 
;「光の翼」の攻撃力+200、消費EN-15。移動力+1。
:『30』で採用。順当に最強技の使い勝手を良くするボーナス。これ単独で使い放題とまではいかないが、特殊スキルや強化パーツの割合軽減系効果を先に計算してからカスタムボーナスの固定値軽減を適用するため、50%軽減させた場合は消費を90から30にまで抑えられる。
+
:『30』で採用。順当に最強技の使い勝手を良くするボーナス。だがこれでもまだ燃費が悪い(通常版でも消費EN75)ので乱発は禁物。
:元々の気力制限の軽さもあり、軽くすればするだけ普段使いもしやすくなるためできるだけ重ねておきたい。ウッソはEセーブL1を初期習得しているため追加育成の手間も少し省ける。
+
:本格的に使っていくというなら、Eセーブや消費EN軽減系パーツを駆使して消費を大きく抑えていきたいところ。せめて50%くらいは軽減したいかもしれない
 +
:(今作における消費EN軽減系の効果は、スキル・パーツ・ボーナスでそれぞれ異種扱いとして乗算するため、EセーブLv2+ハイエナジーレジスタ+フル改造ボーナス:消費EN10%軽減で消費EN50%軽減は実現可能)
 
:移動力強化もシンプルに強力。ウッソの狙撃・ハロの加速と合わせてかなり遠くの敵も射程に収められる。
 
:移動力強化もシンプルに強力。ウッソの狙撃・ハロの加速と合わせてかなり遠くの敵も射程に収められる。
  
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==余談==
 
==余談==
*ビデオ最終巻のパッケージやBB戦士の組み立て説明書等、各媒体で「最強のモビルスーツ」という謳い文句が頻繁に用いられていたが、実際の劇中ではバスターのパーツを[[カテジナ・ルース]]に破壊されすぐアサルトに戻ってしまうという扱いである。
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*ビデオ最終巻のパッケージやBB戦士の組み立て説明書等、'''各媒体で「最強のモビルスーツ」という謳い文句が頻繁に用いられていたが、実際の劇中では1話のみの登場である'''。しかもパーツを全て装備してはおらず、その上バスターのパーツを[[カテジナ・ルース]]に破壊されすぐアサルトに戻ってしまうという扱いである。
**挙句連戦で[[ネネカ・ニブロー|ネネカ隊]]の対MS用バズーカでアサルトパーツまで全損してしまうという、後年の扱いからは考えられないありさまである(しかし、本体は無傷だったので役目は果たしていると言える)。
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**挙句連戦で[[トラウマイベント|トラウマ描写]]に定番がある[[ネネカ・ニブロー]]率いる水着のお姉さん達(ネネカ隊)の対MS用バズーカでアサルトパーツまで全損してしまうという、後年の扱いからは考えられないありさまである(しかし、本体は無傷だったので役目は果たしていると言える)。
 
*1/100スケールのV2アサルトとV2バスターの[[ガンプラ]]の両方を買って組み合わせる事で本形態を作る事はできるが、元々組み合わせる事を前提には設計されていないらしく、アサルトとバスターのパーツ同士が干渉し合うため手足が殆ど動かない。更に上半身ばかりが重くなる為自立が難しく、関節もすぐヘタれる。補うには改造しかない。にもかかわらず低年齢向けのガンプラ関連書籍等では、本形態が独立した商品であるかのように紹介された事もある。
 
*1/100スケールのV2アサルトとV2バスターの[[ガンプラ]]の両方を買って組み合わせる事で本形態を作る事はできるが、元々組み合わせる事を前提には設計されていないらしく、アサルトとバスターのパーツ同士が干渉し合うため手足が殆ど動かない。更に上半身ばかりが重くなる為自立が難しく、関節もすぐヘタれる。補うには改造しかない。にもかかわらず低年齢向けのガンプラ関連書籍等では、本形態が独立した商品であるかのように紹介された事もある。
**後の2010年、「ROBOT魂」でこれらの問題を消化したV2アサルトバスターが発売されている。さらに後年の2015年には、ついに本形態を1商品で完成できるガンプラ(HGUC)が発売された<ref>ただしHGUCではメガビームシールドはグリップを手で持って保持する仕様になっているため、『Vガンダム』放送当時に描かれた「ビームライフルとメガビームライフルを左右の手で構えつつメガビームシールドを左腕に装着したアサルトバスター」という公式イラストの再現ができない(旧1/100は可能)という欠点もある。</ref>。
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**後の2010年、「ROBOT魂」でこれらの問題を消化したV2アサルトバスターが発売されている。さらに後年の2015年には、ついに本形態を1商品で完成できるガンプラ(HGUC)が発売された。
*『新[[SDガンダム外伝]] ナイトガンダム<ruby><rb>物語</rb><rt>ストーリー</rt></ruby>』では本機をモチーフとした幻魔皇帝アサルトバスターが'''[[ラストボス]]'''として登場している。全身に目玉や牙の意匠が施されたその姿は非常に禍々しく、[[シャッコー]]をモチーフにした主人公・魔竜剣士ゼロガンダムのヒロイックなデザインと比較すると扱いは対照的である。というか名前がアサルトバスターでないとモチーフが完全にわからないレベル。
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*『新[[SDガンダム外伝]] ナイトガンダム<ruby><rb>物語</rb><rt>ストーリー</rt></ruby>』では本機をモチーフとした「幻魔皇帝アサルトバスター」が'''[[ラストボス]]'''として登場している。全身に目玉や牙の意匠が施されたその姿は非常に禍々しく、[[シャッコー]]及び[[リグ・シャッコー]]をモチーフにした主人公「魔竜剣士(聖竜騎士)ゼロガンダム」のヒロイックなデザインと比較すると扱いは対照的である。というか名前がアサルトバスターでないとモチーフが完全にわからないレベルである。
**アサルトバスターの印象で見落とされがちだが作品内におけるV2がモチーフのキャラは騎士ヴイスクエアも該当し、ヴイスクエアは味方キャラにして、ゼロを導く役どころである。
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**なおこの扱いに関しては、『Vガンダム』放送当時サンライズから'''番組放送中はSD化禁止'''が言い渡されていたためとされる。『ナイトガンダム物語』はちょうど『Vガンダム』放送中にスタートしており、VガンダムやV2ガンダムを主人公として起用できなかった<ref>両機は物語途中から脇役の騎士ヴィクトリーや騎士ヴイスクエアとして登場。</ref>ため、ウッソが搭乗経験のあるシャッコーに白羽の矢が立った<ref>こちらも本来はSD化禁止だったが'''顔をガンダムに変え、色も白黒メインにしたためバレなかった'''。なお、最終形態の聖竜騎士ゼロガンダムはリグ・シャッコーと同じ黄色メインである。</ref>というわけである。
*大抵の[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]では最強形態として扱われているが、初期のGジェネシリーズでは仕様上4枠しかない武装欄の3枠がMAP兵器で非常に扱いにくい。…というよりもシリーズのMAP兵器の仕様上はっきり言って使えないのも同然の機体となっている。
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*前述通り大抵の[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]では最強形態として扱われているが、例外として初期のGジェネシリーズでは仕様上4枠しかない武装欄の3枠がMAP兵器という非常に扱いにくい。…というよりも、シリーズのMAP兵器の仕様上はっきり言って使えないのも同然の機体となっている。
**『[[機動戦士ガンダムSEED]]』と共演している場合、[[デュエルガンダム アサルトシュラウド|デュエルガンダム '''アサルト'''シュラウド]]と[[バスターガンダム|'''バスター'''ガンダム]]を設計(掛け合わせ)して生産可能という名前ネタがお約束になっており、性能に反して早期に入手可能というメリットも。
 
  
 
==脚注 ==
 
==脚注 ==

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