有栖零児

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有栖零児
読み ありす れいじ
外国語表記 Reiji Arisu
登場作品 NAMCO x CAPCOM
声優 井上和彦
デザイン 斉藤和衛(NAMCO x CAPCOM)
河野さち子無限のフロンティアシリーズ
愛称 ゆらぎの街のアリス
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 24歳
所属 特務機関「森羅」
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概要

超常現象に対応する日本政府の特務機関「森羅」のエージェント。

相棒の小牟(シャオムゥ)と共に「ゆらぎ」と呼ばれる次元の歪曲現象の解明・解決を任務としている。父・正護からの形見である『護業』に武器をセットした『護業抜刀法』の使い手で、ショットガン『柊樹(ハリウッド)』、拳銃『金(ゴールド)』、刀『火燐(かりん)』『地禮(ちらい)』『霜燐(そうりん)』を用いて戦う。更に、陰陽術も扱うことが出来る。

性格は冷静で寡黙な常識人だが、男の浪漫を解する面も持っている。何事にも取り乱したりせず冷静な態度を崩さずにツッコミを入れることができ、「NAMCO x CAPCOM」に登場する極端な性格のキャラクターたちが見事にクロスオーバーし、物語として曲がりなりにも成立し得たのは彼の存在によるところが非常に大きい。無限のフロンティアEXCEEDでは彼の登場が遅いため、周囲のボケに対応しきれなくなった際にハーケンが彼の不在を嘆くほどである。小牟の奔放な言動にはツッコミを入れることが多いが、彼女にやや甘い所もある。口癖のように「重畳」と言う言葉を用いる。敵対存在に対しては「滅ぼす」(活用形も使用)と言う。なお、NAMCO x CAPCOMでは喫煙者だったのだが、EDで小牟に喫煙を禁止されてしまったためか、無限のフロンティア以降は喫煙していない。

10年前の出来事が原因で、沙夜から額に大きな傷を負わされた。それ以来、彼女の気配を感じるとその傷が疼く。

登場作品と役柄

無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
登場時は、一応『NAMCO x CAPCOM』の原作終了後の設定。沙夜の罠でハーケンらと戦う事になるも和解し、元の世界へ戻るために行動を共にする事に。メンバーの中では一番の常識人のように描かれており、周囲のツッコミ役に回ることが多い。一方、声優ネタ邪鬼銃王を執拗にジャキカンフーと間違えたり、相棒の小牟に負けず劣らず、様々な声優ネタをカッコよく連発してくれる(後述)。の使い手で強力なアタッカーとなる他、全体HP回復の友情や、全員に電瞬のかかる特殊技『有栖流・裏鬼門開放』など回復や補助も優秀。反面SPは低めで、素の通常攻撃のHIT数や威力は意外と物足りない。
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
前作から引き続き、パーティーメンバーとして登場。しかし、今回は全チャプター中半分を過ぎたところでようやく登場、操作キャラとしては最後にメンバー入りする(支援キャラは零児より後に仲間になるメンバーがかなりいる)。沙夜が支援キャラとしても登場するため、小牟と三人で力を合わせる場面も見られる。また、さらに声優ネタが強化され、ますますあの人に近づいている。なお、直撃を覚えるようになった事で前作の欠点の一つが解消された一方で、加速を失った。例によって最初からがあるため、相変わらず強力なアタッカーとなる(アレディも覚えるが、彼は習得レベルが高い)が、必中がないので感応のフォローが欲しいところ。
ちなみに初登場シーンがとてつもなくカッコいい(しかもDVE入り)なので見逃さないように。
PROJECT X ZONE
ファンの期待通りに参戦が決定。戦闘では小牟とコンビを組んで戦う。三度ハーケンと、四度目となる共闘をすることになるKOS-MOSやかつて『NAMCO x CAPCOM』で協力した他作品のキャラクター達と再び出会い、戦いに赴く。また、この作品から脇差『霜麟(そうりん)』が追加された。第4話から参戦し、小牟共々ロム兄さんを彷彿させる登場をする(そして「今回は登場が早い」と沙夜に突っ込まれる)。相変わらず火力は高いものの遅い。キャラクター辞典のサンプルボイスによると、どうやら小牟の影響を受けていることを自覚しているらしい。言われてみれば、ヴァシュロンとの掛け合いで「残虐行為手当」ネタを振ったり、ブルーノとの掛け合いでCMソングネタを振ったり、挙句の果てに小牟が他ゲームネタで関西弁を使った際に「(小牟が)すぐ影響を受ける」と呆れつつ直後に関西弁で答えて完全に乗っかっている。性能は相変わらずの高火力(RPG勢や格ゲー勢を抑えてトップ)&行動順遅めなので、電瞬の型や装備品でカバーしよう。火力をさらに爆発させたいなら、ATKアップスキルを持つゼンガー、毒島力也、雨宮リンドウとユニットを組もう。
PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
続投が決定、小牟とのコンビも継続している。彼と小牟は本作の主人公として扱われている模様。SPDの概念がなくなったので行動順を気にする必要がなくなり、また自力で火力を上げられるようになったのでアタッカーにもなれるが、高レベルで貴重な味方のSP回復スキルを覚えるのでスキル構成はややサポート寄り。ATKはトップじゃなくなったが優秀な技がそろっている。

人間関係

小牟
パートナー。零児に戦闘術を教えた先輩でもある。PXZ2ではさらに仲が進展しているような描写がある。
沙夜
因縁のある宿敵。…なのだが、EXCEEDやPXZでは度々共闘するという奇妙な関係になった。PXZ2で本格的に動き出した彼女とついに決着がつくことに。
有栖正護
父。無印では彼の手甲が装備品として登場する。

他作品との人間関係

KOS-MOSM.O.M.O.
かつて共闘した間柄。ちなみにNAMCO x CAPCOM作中で一番最初に出会った味方キャラクターでもある。特にKOS-MOSとはそれ以降縁が深く、登場作品ごとに共闘している(PXZ2で五度目となる)。
ハーケン・ブロウニング
エンドレス・フロンティアで共闘した仲間。『無限のフロンティア』ではハーケン以外で唯一の男性パーティーメンバー。正反対の性格にも関わらず、互いに信頼し合い、時に零児がハーケンの背を押す事も。実質ハーケンの最大の理解者の1人であり、親友と言っても差し支えない。
錫華姫
彼女が扱う邪鬼銃王を、毎回のようにジャキカンフーと言い間違える。EXCEEDではあまり間違えなくなった様子。ちなみに技を「演芸」呼ばわりされた。
琥魔
EF世界でのお仕置き対象。あまりにもフリーダムな行いでパーティーを悩ませた彼女へ、腫れ上がるほどに制裁をくわえた。だが、当の本人はクセになったらしく、「粗相があったら、お仕置きを」と強請られ、流石に引いている。…が、EDで小牟もろとも子供扱いをされ、「二人ともまとめて2000叩きだ」と、スパンキングマスターっぷりを再び披露…するかと思われたが、直後に元の世界へと帰還。ファン(と琥魔)の期待を裏切る。
裏嶋千鶴
森羅のメカニック。

装備

ナムカプでは各武器を一個ずつ使っていたが、習熟度が上がったのかムゲフロ以降刀を二本使う「二刀」、銃を二丁使う「二丁」、刀と銃を併用する「二門」の技を習得している。

護業
父、正護が愛用していた複合武器。それぞれ、火の力を宿した日本刀「火燐(かりん)」、土の力を宿した脇差「地禮(ちらい)」、木の力を宿したショットガン、「柊樹(ハリウッド)」、水の力を宿した脇差「霜燐(そうりん)」をセットしている。見ればわかると思うがややこしい武器であり、ハーケンやネージュにその点で突っ込まれている。なお「霜燐」についてはPXZ以前は使用していない。
金(ゴールド)
金の力を持った大型リボルバー式拳銃。全ての武器を合わせて陰陽道五行思想の基本(西洋で言う地水火風)である木火土金水となる。PXZまでは小牟が水憐で水を担当していたため、水だけ持っていなかった。

習得する使用技

4種類の武器を使い分けて戦う。全体的に癖が少なく、使いやすい技が揃っている。ただし小技の方がHIT数が多い傾向にあり、威力と消費COMが必ずしも正比例しない。

詳細は下記記事を参照。

習得する精神コマンド

詳細は下記記事を参照。

習得する特殊技能

戦闘中に自分の行動順が回ってきた時、発動条件を満たすと一定確率で発動。消費するパラメーターは一切ない。

詳細は下記記事を参照。

キャラクターBGM

「ゆらぎの街のアリス」
有栖零児と小牟のテーマ。また、ハーケンは零児をこの愛称で呼ぶこともある。
「ゆらぎの街のアリス(ver.EF)」
EXCEEDの零児専用テーマ。
「必勝への軌跡」
必殺技か、特殊技を使用した際に流れるBGM。敵として零児と小牟が出現した時の戦闘時や、沙夜との最終決戦でも流れる。

名台詞

「そいつは重畳(ちょうじょう)」
零児の口癖で、主に感心する出来事があった時に用いる。「結果は重畳の至り、だな」などバリエーションも複数ある。無限のフロンティアでは、錫華姫に先に言われてへこむことも。
零児「待てよ、笑わせるな。詩を書くなんてガラか」
小牟「人、それを“狐なのに猫かぶり”という」
沙夜「そそ、純朴な少年を手玉にとってソウルエッジを……って、誰!?」
小牟「ぬしに名乗る名などない! ほれほれ零児、言ったれい!」
零児「見栄なんて切ってる場合か!」
19話「魂喰らいの邪剣」にて。言うまでもなくこの人ネタだが、この時点では本人は全く関わっていない
「俺は生きても、100年も生きられん。けどな…お前は違う。これから先に残る者を支えていける。」

無限のフロンティアシリーズ

ハーケン「OK、スウィートな相手だったな」
零児「辛口が来たら、気を付けろよ」
無限のフロンティアにおけるハーケンとの掛け合い。文面だけだとハーケンの軽口を零児が注意しているように見えるが、この時の零児の口調はかなり軽く、ハーケンの軽口に乗っただけにも見える。ハーケンがそんな油断をする人間ではないと信頼しているのであろう。
ハーケン「まるで大道芸だな」
零児「人の事が言えるか?」
同じく掛け合い台詞。複合マシンガンとえらく銃身の長いリボルバーを器用に振り回すハーケンと、二刀と二丁を素早く取りまわす零児。確かに、どっちもどっちである。ちなみに、EXCEEDではネージュと同じような掛け合いがある。
ネージュ「ややこしい武器をお持ちですこと」
零児「人の事は言えんと思うがな」
その掛け合い。
「では逆に訊く。沙夜が嘘をついていないという証明が、おまえにできるのか?」
敵じゃないと主張するが、それを証明できるのかと返してきたハーケンに対し。この鋭い発言にハーケンは「…こいつはまいった。どうしたもんかな?」と、それまで好戦的だった態度を崩す。
「そいつは重畳。……とんだウサギもいたもんだな」
ハーケン達と同行することになり、ハーケンに「改めて……ようこそ、エンドレス・フロンティアへ」「無限の国の……アリス」と言われて。
「……男の見栄っていうのも大変だな」
ハーケンの出生が判明した際に神夜達に心配をかけないよう虚勢を張ったハーケンに対して。
「……ひとつ聞きたい」
「この世界を守るために、そのリスクを負って戦おうというのか?」
自らを犠牲にしてまで世界を救おうとしている神夜を止め、別の方法で世界を救おうとするハーケンに対して。普段チャラけているハーケンが神夜に対してどれ程本気であったかはわかりにくかったため、あえてこういう聞き方をしたのかもしれない。そして「男が命を賭けるのは女のため」というハーケンの答えを聞き…
「そいつは重畳。……ならば、黙って元の世界に帰るわけにはいかなくなった」
「……分の悪い賭けは好きじゃない。頭数は少しでも多い方が、勝率は上がる」
零児もまた元の世界へ帰る事を一時的に諦め、ハーケンに付き合う事に。
「男はそれぐらいがいいらしい。ガキの頃から、よく聞かされていた」
そんな零児を「とんだロマンチストだ」とハーケンに評されて。この言葉にハーケンは「それは女の意見、それもとびきりいい女の言葉だ」と言い、零児も肯定するのだが…。
「……あとで尻を千叩きだ」
その小牟に「いつまでたっても小僧のままじゃ!」と怒られて。なんか色々と台無しである。「こいつは確かにとびっきりだ」とハーケンにも笑われてしまう。
「結果は重畳だ。…小牟、待たせたな」
EXCEEDにて、ミラビリス城のゲートを用いてエンドレス・フロンティアに転移成功した直後の台詞。全プレイヤー(と小牟)が零児に惚れ直した瞬間である。
「……フルパワーの意味がわからん」
胸の大きさ合戦に陥った際の冷静な一言。ちなみに無印では「焦燥の行方」、EXCEEDでは「戦慄の旋律」とBGMは何故かピンチ時のだったりする。
「木よ、散れ!火よ、渦まけ!地よ、轟け!金よ、咆えろ!水よ、走れッ!!」
EXCEEDにおける「護業抜刀法奥義・真羅万象」の台詞。
「そいつは重畳……なのか? 嫌がらせに取られなくもないと思うが」
EXCEEDのエンディングにて、「お土産」をシオンに持って帰るM.O.M.O.に対して。
「……ああ。その時、先に引き鉄を引くのは…俺だ。」
EXCEEDのEDにて、沙夜と一触即発に陥って。ちなみにこの時の立絵は互いに銃を突きつけあう専用のもので、元々は原作「NAMCO×CAPCOM」のOPに使われていたもの。
「ああ、今回も世話になった。祭りも……もう終わりだ。」
EXCEEDのEDにてハーケンに「やっと見送ってやれる」と言われた際に。
「どの世界に行っても戦いか……」
EXCEEDでの汎用勝利台詞の一つ。さすがに憂鬱そうである。
「姫さんの相手は、全員疲れるな」
EXCEEDでの勝利台詞。
「その剣、何が正しいのかわからん」
EXCEEDでの神夜との掛け合い台詞。確かに護式・斬冠刀は色々剣らしくないが。
アクセル「数少ない男手として、頑張らんとな」
零児「過疎化した村みたいだな」
勝利時の掛け合いの一つ。無印の時はハーケンと零児のみ、EXCEEDでは支援キャラを抜くとハーケン、零児、アクセル、アレディの4人のみである。
「切り刻んでくれる……」
「怯えろ……!」
「燃え尽きるがいい……!」
「重畳だろう……?」
無印に登場したコピー「アインストレイジ」の手番台詞。強制登場する本人と比べると性格が全然違う。

PROJECT X ZONE

小牟「緊張で鳥肌が立ってきたのう、ほれほれ零児ぃ」
沙夜「あん、私もこんな所に。ねぇ、坊や?」
零児「そんなものを見せるな、駄狐ども」
沙夜との掛け合いにて。零児に何を見せているのかはその時の小牟と沙夜の立ち絵を見れば分かる。当然、そんな二人に「駄狐ども」と一刀両断したのであった。終了後に何の違和感なく小牟となじんだ沙夜に「そろそろ言っておくが、俺達は敵同士だからな」と突っ込みを入れた。ちなみに、このネタは「EXCEED」が初出で、対象は主にアレディだった。
うらら「ここでズバリ、零児さんとのご関係は?」
小牟「わしの後輩であり、尻に敷かれマンっちゅうところじゃな」
零児「なるほど。後でその尻がどうなってもしらんぞ」
うららとの掛け合いにて。尻に敷かれマンとは「テイルズオブファンタジア」で井上氏が演じているクラース・F・レスターの称号。クラースは家事を助手にまかせっきりなのだが、零児は家事ができるのか?余談ながら、「ファンタジア」は零児達がナムカプで共演した「デスティニー」の一個前の作品であり、また小牟の中の人は「デスティニー」の一個後の「エターニア」でメルディを演じている。
零児「小牟、ブルーノ警部の武器を知っているか?」
小牟「モップ!柱時計!コショウ!」
ブルーノ「今日も事件だ、ダイナマイト刑事!ってな」
ブルーノとの掛け合いにて。ついに自分からネタ振りを始めた。
小牟「新体操とプラズマパワーを組み合わせた、まったく新しい格闘技じゃのう」
零児「新体操?チアガールじゃないのか?」
ジューン「チアガールは違う人でしょう?私は新体操、ってね」
ジューンとの掛け合いにて。その声から美依を思い出したのか。
「オチもついたところで、さっさと行くぞ。俺たちの入浴シーンなど、需要もない」
PXZ2第37話「闇を彩る光の斬線」のシナリオデモにて、大神の『体が勝手に』動いたのに乗じて真島とヴァシュロンが覗きを敢行した[1]が武器なしでも戦える女性陣に返り討ちに遭い、それで大神への女性陣の好感度が上下したという流れの後に。微妙にメタ。
零児「結婚しよう、小牟」
小牟「……いいよ、零児」
零児「いつか……必ず訪れる死が、俺たちを別つまで。ずっと一緒だ」
PXZ2エピローグにて。

パロディ・声優ネタ

「待てい!」
「成敗!」
戦闘中ボイス。言うまでもなくロム兄さんのパロディ。
零児「小牟、鬼門封じ発動!」
小牟「レディ!」
護業抜刀法奥義・真羅万象を使用した際の台詞。アルバトロ・ナル・エイジ・アスカのパロディ。EXCEEDでも健在だが、そのままではさすがにマズかったのか小牟の「レディ!」の言い方が若干変わった(レ「ディ」)。
「巻き起これ、嵐!」
無限のフロンティアにおける「有栖流・裏鬼門開放」での台詞。EXCEEDではさらに「護業抜刀法奥義・真羅万象」でも叫んでいる。
「加速装置ッ!」
加速使用時の台詞。井上氏が主演を務めた『サイボーグ009』(1979年版)のパロディ。『無限のフロンティアEXCEED』では零児に加速がなくなったのでこのネタは使わなくなった……が、小牟が別に009ネタを披露している。
「そうか、ジャキカンフーも3m級のロボット……!」
声優絡みのネタ。戦闘時の錫華姫との掛け合いでも、稀にジャキカンフーの名を出して彼女に「邪鬼銃王(ジャキガンオー)である」と訂正されるが、直す気配はない。
「迦楼羅の翼か。期待してるぞ」
EXCEEDにおけるヘンネとの掛け合い。アニメ「天空戦記シュラト」ネタ。
待て……っ!
「木よ、火よ……土よ、金よ……そして水よ! 世を司るすべての事象よ、我に味方せよ!」
「…有栖流・鬼門開放ッ!」
『無限のフロンティアEXCEED』での初登場時の台詞。御覧の通りパロディ全開の今にもパイルフォーメーションしそうな勢いである(しかもDVE)。ちなみにテキスト上は「待て……っ!」なのだが、ボイス上では明らかに「待てい!」である。しかし、これほどパロディ全開だと言うのに、登場シーンはそれを忘れさせる程格好良すぎるシリアスである。零児の人柄がなせる業なのだろう。
「奥義を受けろ!」
『無限のフロンティアEXCEED』における「護業抜刀法奥義・真羅万象」時の台詞。ますます自重しなくなったようである。PXZ2では「今こそ、奥義を受けろ!」という形で使用している。
「人、それを『裏鬼門』と言う…!」
『無限のフロンティアEXCEED』における「有栖流・裏鬼門開放」時の台詞。とうとう口上まで使うようになった。
アルフィミィ「がんばりますの、レイジ兄さん」
零児「誰が兄さんだ?」
開始時のアルフィミィとの掛け合いの一つ。さらに愛称まで付いた。ちなみにアルフィミィはエクセレンのコピーなので中の人は当然某妹と同じである。
「待て……っ!」
「今さら名乗る必要はあるまい、逢魔。」
「何を企んでいるかしらんが、おまえたちを見逃すわけにはいかない!」
「とうっ!」
『PROJECT X ZONE』での初登場時の台詞。更にこの人に似てきている。実は零児達が立っていた場所は、ナムカプ最終回で九十九(ラスボス)が出現した場所だったり。
「人、それを絆という。……待たせたな。」
で、最終回の増援でのセリフ。もはや言うまい。
「待て……!」
「逢魔に名乗るまでもない。……知っているはずだ。」
『PROJECT X ZONE 2』第一話での登場台詞。今回は主人公だけに第一話からとばしてますね、零児さん…
「緊急!加速装置!」
『PXZ2』第23話より。乗艦の緊急ブーストを使用する際に。遂に声つきで復活。今回はエックスも続けて叫んでくれる。ちなみに零児役の井上和彦氏は昭和版第2作で、エックス役の櫻井孝宏氏は平成版で009こと島村ジョーを演じている。
真宵「今宵の月、よく目に焼き付けておくがいい!」
小牟「お主の見る、最後の満月となろう!」
零児「覚悟せい、アクダイカーン!…これでいいのか?」
『PXZ2』での成歩堂との戦闘前掛け合いにて。『逆転裁判』シリーズの劇中劇、『大江戸剣士トノサマン』の口上をする。ついにボケにノリノリで混ざるようになってしまった…。(これでいいのか?の部分が普段の呆れた口調ではなく、素で返している
小牟「どうじゃ思い知ったか! わしらの底力!」
零児「弱い相手ばかりではな…。強い相手はどこだ?」
『PXZ2』での勝利時の掛け合い。ついに主題歌までネタにし始めた。
小牟「毒島アイランド建設の夢に近付いたのぅ!」
毒島「ああ、一歩一歩、進めていくだけだ」
零児「おい待て!? そんな野望初めて聞いたぞ!」
小牟のボケに毒島が真顔で乗ったので零児のツッコミがいつになく荒いが、「毒島アイランド」はアーケードゲーム雑誌『ゲーメスト』の読者コーナー「ゲーメストアイランド」内のミニコーナーとして存在していた事がある(他には「レイチェル(マーシャルチャンピオン)アイランド」等)。毒島の(局地的な)人気の高さを証明したものと言えよう。

迷台詞

ハーケン「その武器、色々と問題ないか?」
零児「……考えないようにしている」
無限のフロンティアより、複合武器「護業」への指摘に対して。それでいいのか、エージェント。
小牟「ご主人様~、お仕置きですか?お仕置きですか~?」
零児「先走るな。目の前の敵を倒してからだ!」
小牟との掛け合いにて。ご主人様もお仕置きも否定していない。さらに……。
小牟「ご主人様~、お仕置きの時間ですよ~」
零児「お仕置きのタイミングをお前が決めるのか?」
PXZ2での勝利時の掛け合い。
バン「ほな始めよか!零児、小牟、気合入れてけよ!」
小牟「そうじゃのぅ、しゃあない!バトルでもしよか!」
零児「すぐに影響を受けるな…バン、小牟、行こか」
バンとの掛け合いにて。…遂に零児もボケ(発音が「行こうか」ではない)に走ってしまった。
零児「小牟、しくじったら…容赦なく尻を掴む」
小牟「あ、新しい!そんなんされたら、わしは、わしは…!」
PXZ2での戦闘前掛け合い。お仕置きというかそこまでいったらただのセクハラの気がするが、小牟も乗り気なので問題…ない、のだろうか?
小牟「こんな出来では、零児におしおきされてしまう…。おしおき…!」
成歩堂「異議あり! それは内容と表情がムジュンしている!」
零児「待った。異議は認めるが、特に問題はない」
『PXZ2』での成歩堂との戦闘後掛け合いで小牟の表情が嬉しそうな事を突っ込まれて。…本人が問題ないというなら最早何も言うまい。
裏嶋「あたくしの龍亀一號で、怪しいことはしてないでしょうね? ほんとに」
小牟「………………」
零児「………………」
裏嶋「……まあ、いいけど」
『PXZ2』19話より。約5時間空の旅をする事になり到着直前に裏嶋に問われて。二人そろって真顔で無言である

脚注

  1. ちなみに2週目以降、このシーンに一枚絵による女性陣の入浴イベントが発生する。