堕天翅族

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堕天翅族(Shadow Angels)

創聖のアクエリオン』における敵勢力。1万2千年以上前、アトランディアの地に高度な文明を築いていた種族。頭や背中など、体の一部に羽状器官を有するのが特徴で、人間たちを「翅無し」と呼ぶ。正確には「天翅族」というのが本来の種族名で、「堕天翅族」というのは人間側からの通称。

人類より遥かに高度な知覚や特殊能力をもっており、パワーストーン工学を発達させ、『知恵の樹』と呼ばれるコンピューターシステムや、『生命の樹』と呼ばれる遺伝子操作システムを作りあげた。これによって単なる突然変異にすぎなかった自分たちの「羽」を遺伝子操作によって進化させ、超感覚や超能力までもを発する特殊器官へと変えていった。人間たちを捕獲してその生体エネルギー「プラーナ」を摂取していた。

が、この自己進化の過程で種族固有の姿かたちを失い、性別の概念も(肉体的には)ないも同然となっていた。そのため、外見上の性別に関わらず受胎・出産が可能だったが、時を経るうちに受胎能力が喪失。滅びを防ぐため一種のコールドスリープ状態となっていたが、大異変により1万2千年の時を経て再び目を醒す。

人物

頭翅(トーマ)
リーダー格の聖天翅。
音翅(オトハ)
女性型の音楽翅。現世での頭翅の婚約者。
夜翅(ヨハネス)
最長老たる老賢翅。「天翅」を生みだした研究チームの一人。
両翅(モロハ)
戦いを得手とする戦翅にして、その最後の生き残り。
練翅(レンシ)
ケルビム兵を造り出す原型翅。
剛翅(ゴウシ)
ゴリラのような体付きの大柄な怪力翅。双翅の警護役を務める。
双翅(フタバ)
堕天翅族、最後の子供。
智翅(シルハ)
英知と情報収集を司る情報翅。2体で1つの個体を成す。双翅の教育係を務めるが、甘やかし気味。
詩翅(シリウス)
DEAVAを裏切ったシリウス・ド・アリシア。
アポロニアス
アポロの前世と目される。天翅族からすると「堕天翅」とは彼を指す言葉。

登場作品

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
概ね原作通りの展開をなぞるが、本作では一族全員が「呪われし放浪者」であり、封印されたのは1億2000年前、双翅が生存するなど微妙に違いがある。なお、終盤の会話シーンで両翅が自分達を「堕天翅」と呼ぶうっかりミスが。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
頭翅のみイベントで登場。他の面子は両翅・音翅がチャレンジバトルに登場する。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
堕天翅として登場するのは頭翅のみであるが、ミカゲが堕天翅として他の敵勢力からも認識されている。
また、彼らが御使いに封印されたのがZと違い1億2000年前になっている(宇宙の大崩壊の設定を思えばZの方がミスだと思われる)。

関連用語

アトランディア
かつて高度な文明を築いていた堕天翅族の本拠地で、南極の氷に封印されていた。
ケルビム兵
堕天翅族の人型兵器。
神話獣
堕天翅族が「生命の樹」の力を使って生み出す対人類攻撃用兵器。
収穫獣
プラーナを吸収する為に人類を収穫する神話獣