「古代進」の版間の差分

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'''古代進'''は『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』の[[主人公]]<ref>ただし各話エンディングでのスタッフロールにおいては、キャスティングは[[沖田十三]]に次いで二番目となっている。</ref>。

2019年1月8日 (火) 08:24時点における版

古代進
読み こだい すすむ
外国語表記 Susumu Kodai
登場作品 宇宙戦艦ヤマト2199
声優 小野大輔
デザイン 結城信輝
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
生年月日 2178年7月7日
年齢 20歳
出身 日本・神奈川県
所属 地球連邦
役職 宇宙戦艦ヤマト戦術科・戦術長
軍階級 三等宙尉 → 一等宙尉
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古代進は『宇宙戦艦ヤマト2199』の主人公[1]

概要

第7航宙団空間戦術科所属の三等宙尉だったが、兄のが戦死したことから、彼が就くはずだったヤマトの戦術長に抜擢される。所属は戦術科、役職は実質戦闘指揮の艦長補佐及び実行する副長ともいえる戦術長、階級は一等宙尉(大尉)。

直情型だった旧作と比べると、本作では落ち着いた性格になっている。ただし、直情的な面は全くなくなったわけではなく、大声を張り上げたり、他者と対立したりすることもある。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦V
初登場作品。担当声優の小野大輔氏は、本作がスパロボ初出演となる。
基本的にはヤマトのサブパイロットだが、一部マップではコスモゼロに搭乗する。
ちなみに古代のレベル・経験値は島・真田と連動している

パイロットステータス

能力値

精神コマンド

V
必中不屈集中気合熱血
最後の最後で愛を覚えるのは流石「愛の戦士」といったところか。熱血と愛、気合は状況に応じて沖田の魂や気迫と使い分けていくといい。

特殊技能(特殊スキル)

V
底力L5援護攻撃L2ダッシュプロテクション
スポット参戦時。

固有エースボーナス

移動力+2。最終回避率+30%。
V』で採用。山本メルダと同様のボーナス。
習得するのは2周目以降になるが、ヤマトの改造次第では集中を掛けなくても敵の命中率が常に0%という事も起こりうる。

人間関係

家族

古代守
兄。沖田率いる地球艦隊所属のミサイル艦「ゆきかぜ」の艦長。
古代剛、紀子、芳雄、真希
両親とおじ夫婦。守以外の家族は、全て遊星爆弾で死亡している。

ヤマトのクルー

沖田十三
ヤマトの艦長。
真田志郎
ヤマトの副長。当初は機械的に判断する彼を「コンピューター人間」と評したが…。
島大介
ヤマトの航海長。進とは宇宙戦士訓練学校の同期であり、良き親友。
森雪
船務科の船務長。イスカンダルへの航海の中で進と恋仲になる。
加藤三郎
戦術科・航空部隊隊長。部下ではあるが、コスモゼロを壊した一件から睨まれている。
山本玲
想いを寄せられていたが、作中特に気づくことはなかった。
榎本勇
士官学校時代の訓練教官。
桐生美影
技術科員。劇場版『星巡る方舟』における謎の惑星の調査隊の部下。

ガミラス人

アベルト・デスラー
大ガミラス帝星の永世総統である宿敵。
メルダ・ディッツ
彼女の尋問担当となるが、ガミラス人も地球人とメンタリティーは同じだった為、すぐに打ち解けた。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

トビア・アロナクス
V』では同じ新西暦世界出身で序盤に乗船した頃からの付き合い。古代よりも年齢は若いが、実践経験豊富で信頼厚き戦友となる。
キンケドゥ・ナウ
『V』ではトビアと同じく序盤からの付き合い。DLC「男達の戦場」では、当初は自信の無さから経験豊富なキンケドゥの方が指揮官として適任ではないかと思い込むが、戦いの中で覚悟を決め、身体を張って竜馬を守ったことから、キンケドゥからも戦術長として認められる。森雪と交際を始めた際には、雪への呼び方について彼からからかわれる。

スーパー系

流竜馬
『V』DLC「男達の戦場」では、仲間を失うことを恐れる彼の独断専行に頭を悩ませていたが、自身が生命を懸けた行動を見せた事で認め合い、竜馬の方も態度を軟化させることに。

バンプレストオリジナル

叢雲総司如月千歳
『V』にて何者かのハッキングにより、ヤマトに密航した彼等の身柄を預かることに。

名台詞

「撃ち方、始め!!」
戦闘時の合図。『宇宙戦艦ヤマト2199』では海上自衛隊組織や用語を参考にしているため、実際の海上自衛隊における主砲発砲命令に近い「撃ちー方ー始め!」と延ばして発言していたのが印象的である。
SRWでも戦闘台詞として採用されている。
「綺麗な人だ……」
第1話「イスカンダルの使者」より。火星に落下した脱出艇に乗っていたサーシャ・イスカンダルの遺体を見て。
「ヘンな事、訊いていいかな」
「キミ、宇宙人に親戚とかいる?」
第4話「氷原の墓標」より。エンケラドスの調査に向かう途中、サーシャそっくりのに思わず問いかける。
後にこの容姿が大きな問題に発展するとは、この時は思ってもみなかった。
「あの日、僕はここにいなかった。宇宙港に兄さんを迎えに行って、そうしたら……あれが僕の街に」
父「馬鹿なこと言うんじゃない」
おば「地球は平和なのよ」
「戦争はあるよ……敵はガミラスだ。そして、ここに遊星爆弾が落ちて……みんな、死んじまったんだ!!」
第14話「魔女はささやく」より。敵の精神攻撃を受ける中で、進が家族を喪った経緯が語られている。
この台詞で進は己を取り戻し、下の台詞へと繋がる。
「森君……」
雪「タスケテ」 ※字幕
「雪ぃぃぃっ!!」
上のシーンから続き、敵に操られる雪の姿を幻視して叫ぶ。
プライベートでは一貫して「森君」と呼んできた進だが、ここで初めて彼女のファーストネームを呼んだ。
「総統だと…!?ではこの男が、ガミラスの…デスラー、なのか…」
第25話より。ヤマトに突入して白兵戦を挑んできた男が、親衛隊から総統と呼ばれているのを聞いて彼がデスラーであった事を認識する。雪が重態だったのと、予想外の遭遇に驚愕した為にそのまま見逃している。
「雪……君と初めて出逢った時の事、覚えているかい?」
「あの時、僕は兄さんの事で頭に血が昇っていて、出逢いとしてはいいとは言えなかったね……」
「それからヤマトに一緒に乗ることになって、考え方の違いからよく喧嘩もして、そうするうちに僕に記憶を無くした話をしてくれたっけ……」
「それでも前向きに生きている君に…僕は自分でも気づかないうちに…どんどん…惹かれていったんだ…」
「君がさらわれた時…そして再び出逢ったあの時…僕は…自分の本当の気持ちに気が付いた……」
「君が好きだ…。この世界の…誰よりも…君が…ッ!」
「君のいない地球に…君のいない地球になんて…意味があるのか…?意味が……ッ!」
最終話、地球帰還を目前にした時、雪の身体を掻き抱きながら叫んだ台詞。雪が息絶えた時に「地球に帰れる喜びを感じているクルーにこれ以上悲しい知らせを聞かせたくない」という理由からその事実を伏せ、加藤と原田の結婚パーティでもあえて明るく振る舞って彼らを祝福していたが、時ここに至り、思わず自分の感情を吐露し、あまりに悲しい愛の告白をしながら号泣してしまう。そんな弟の姿を見た、コスモリバースシステムに宿る古代守は……。

迷台詞

「くっ、こんな時にガミラス軍が…だが邪魔はさせない、俺のプラモデル作りの邪魔だけは!」
「目標補足!てぇぇぇぇっ!!」
プラモデルCMより。後半の台詞とともに波動砲発射シーンが挿入される。それだけのために波動砲をぶっ放すのはいかがなものか…。
「何だ、この胸の高鳴りは? エネルギー充填、90…95…なんて美しいプラモデルなんだ! ぐっ、我慢できない! てぇぇぇぇっ!!」
同じくプラモデルCMより。前回の続きなのか、完成したプラモデルの姿に感動し、波動砲を発射してしまう。
雪「ねえ、古代くん?」
「何?」
雪「いい機会だし、操縦……交代しない?」
「ダメ」
雪「哨戒任務も終わったし、いいじゃない!」
「大事な機体を失いたくない」
雪「それ、どういう意味!?」
「いや、そのまんまだけど?」
雪「古代一尉、船務長命令。操縦を交代しなさい」
「戦術長権限で、お断りします」
雪「あなた、この前の一件で戦術長権限、停止中でしょ?」
「な……それ言っちゃうわけ?」
雪「言っちゃいます」
第14話「魔女はささやく」冒頭にて。
試作した亜空間ソナーを搭載した戦闘機で、亜空間に敵が潜んでないか哨戒任務に当たっていた……のだが、どう見ても任務にかこつけてイチャつくバカップルの会話にしか聞こえない。
ちなみにこの会話は全てヤマトのブリッジに筒抜けであり、全員苦笑いだった(一人だけ青筋を立てて嫉妬と苛立ちを顕わにしていたが)。
余談だが、古代は搭乗機の大半をトラブルで失っているため、その縁起の悪さから劇場版では「操縦は戦術長以外で!」と嘆願が出されている。

搭乗機体

ヤマト
ヤマトの戦術長を務める。
コスモゼロ
ヤマトに搭載された艦載機。
コスモシーガル
ヤマトに搭載された輸送機。

余談

  • 上述の様に古代進の性格が旧作とは大きく変更されているが、これは「旧作における進の性格のままでは、現在の視聴者にとって感情移入しにくい」と判断された為である。
  • 続編である『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のAmazon.co.jp限定版には毎巻ギャグ満載の特典ドラマCDが付属するのだが、第5巻には山寺宏一氏が演じる旧作版古代進が登場する。正確には古代の人格データをダウンロードしたガミロイドなのだが、山寺氏のデスラーと古代の演じ分けが聞ける貴重なCDとなっている。

脚注

  1. ただし各話エンディングでのスタッフロールにおいては、キャスティングは沖田十三に次いで二番目となっている。