「冬月コウゾウ」を編集中

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| 読み = ふゆつき コウゾウ
 
| 読み = ふゆつき コウゾウ
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kozo Fuyutsuki]]
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kozo Fuyutsuki]]
| 登場作品 = [[エヴァンゲリオンシリーズ]]
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| 登場作品 =  
*{{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン}}({{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版}})
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*{{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン}}([[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]])
*[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]({{登場作品 (人物)|ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序|序}} / {{登場作品 (人物)|ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破}} / {{登場作品 (人物)|ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q}}
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*{{登場作品 (人物)|ヱヴァンゲリヲン新劇場版}}
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+
| 声優 = {{声優|清川元夢}}
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|清川元夢|エヴァンゲリオンシリーズ}}
+
| 種族 = 地球人(日本人)
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|貞本義行|エヴァンゲリオンシリーズ}}
+
| 性別 = 男
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦F}}
 
| SRWでの分類 = [[サポートユニット]]
 
}}
 
 
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)
 
| 性別 = [[性別::]]
 
 
| 年齢 = 壮年
 
| 年齢 = 壮年
| 所属 = {{所属 (人物)|ネルフ}}
+
| 所属 = [[ネルフ|NERV]]
| 役職 = 副司令
+
| 階級 = 副司令
 
}}
 
}}
'''冬月コウゾウ'''は「[[エヴァンゲリオンシリーズ]]」の登場人物。
 
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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「[[セカンドインパクト]]」発生後は、一年間あまりは旧豊橋にてもぐりの[[医療・病障害|医者]]として過ごしていた。その後、ゲンドウに誘われて[[南極]]へ赴き、セカンドインパクトの原因調査を行った。調査の結果、セカンドインパクトを起こす原因となったのが[[ゼーレ]]と知り、この事実を世間に公表しようとするが、ゲンドウからセカンドインパクト時に失われた[[エヴァンゲリオン|遺産]]を見せられ、彼の協力者となる。
 
「[[セカンドインパクト]]」発生後は、一年間あまりは旧豊橋にてもぐりの[[医療・病障害|医者]]として過ごしていた。その後、ゲンドウに誘われて[[南極]]へ赴き、セカンドインパクトの原因調査を行った。調査の結果、セカンドインパクトを起こす原因となったのが[[ゼーレ]]と知り、この事実を世間に公表しようとするが、ゲンドウからセカンドインパクト時に失われた[[エヴァンゲリオン|遺産]]を見せられ、彼の協力者となる。
  
EVAに関する実験中、[[エヴァンゲリオン]]の搭乗実験体となったユイが、エヴァに取り込まれるという事故が発生。ゲンドウはゼーレとは別の野望を抱き、冬月は彼に付き合うことを決める。
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EVAに関する実験中、[[エヴァンゲリオン]]の搭乗実験体となったユイが、エヴァに取り込まれるバイオハザードが発生。ゲンドウはゼーレとは別の野望を抱き、冬月は彼に付き合うことを決める。
  
 
[[使徒]]との戦いの末、[[サードインパクト]]が発生し、彼も補完されてしまう。彼の前にユイが現れたことから、彼もゲンドウと同じくユイを求めていたのである。[[漫画]]版ではこの時ユイが自ら進んで取り込まれた上に、魂がそのまま初号機に定着していた事をゲンドウに明かしていなかった旨の発言をしている。
 
[[使徒]]との戦いの末、[[サードインパクト]]が発生し、彼も補完されてしまう。彼の前にユイが現れたことから、彼もゲンドウと同じくユイを求めていたのである。[[漫画]]版ではこの時ユイが自ら進んで取り込まれた上に、魂がそのまま初号機に定着していた事をゲンドウに明かしていなかった旨の発言をしている。
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原作同様、解説を行う機会が多い。
 
原作同様、解説を行う機会が多い。
  
=== TV版設定 ===
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=== [[旧シリーズ]] ===
==== [[旧シリーズ]] ====
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;[[スーパーロボット大戦F]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
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:初登場作品。
+
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
 
:
 
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==== [[αシリーズ]] ====
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=== [[αシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
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;[[スーパーロボット大戦α]]
 
:終盤[[ネルフ|NERV]]が事実上の解散となるが、彼自身は[[SDF]]に転属せず、NERV本部に残ることになる。
 
:終盤[[ネルフ|NERV]]が事実上の解散となるが、彼自身は[[SDF]]に転属せず、NERV本部に残ることになる。
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
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:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
::新規EDルートでは補完計画を止めようとする加持と対峙するが、未来をSDFに託し妨害を行うことはなかった。その後姿を見せなくなるがどうやら[[BF団]]によって爆破されたNERV本部で加持と共に最期を迎えたようである。
 
::新規EDルートでは補完計画を止めようとする加持と対峙するが、未来をSDFに託し妨害を行うことはなかった。その後姿を見せなくなるがどうやら[[BF団]]によって爆破されたNERV本部で加持と共に最期を迎えたようである。
 
:
 
:
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
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;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:[[綾波レイ|レイ巨大化]]の際には『[[MX]]』とはやや違い、反応した[[マジンカイザー]]や[[真・ゲッター1|真ゲッター]]等の[[αナンバーズ]]のロボットに対し、それぞれ心の中で発動した理由を語る。
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:[[綾波レイ|レイ巨大化]]の際には[[MX]]とはやや違い、反応した[[マジンカイザー]]や[[真・ゲッター1|真ゲッター]]等の[[αナンバーズ]]のロボットに対し、それぞれ心の中で発動した理由を語る。
:また、何故か『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』に登場する昆虫人類やαシリーズに登場しない[[百鬼帝国]]、『[[新ゲッターロボ]]』に登場する「[[鬼]]」についても知っているような素振りを見せた。その後の処遇は不明。
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:また、何故か『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』に登場した昆虫人類やαシリーズに登場しない[[百鬼帝国]]、『[[新ゲッターロボ]]』に登場する「[[鬼]]」についても知っているような素振りを見せた。その後の処遇は不明。
 
 
==== Scramble Commanderシリーズ ====
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}
 
:
 
  
==== 単独作品 ====
+
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:今回、『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』と『エヴァ』のクロスオーバーで、それ関連の内容が凄まじくややこしい事になるが、終盤レイが巨大化したときに長々と解説してくれる為(それでもややこしいが)、存在感は大きい。
+
:新劇場版設定で登場。
:なお、終盤では彼もネルフスタッフと共に[[月臣元一朗]]に保護され、[[ナデシコ]]内に収容される。EDでは[[TERRA]]の副司令となった。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
 
=== 新劇場版設定 ===
 
==== [[Zシリーズ]] ====
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
 
:今回は第3話「新世界の扉」で出て来るだけで、以降の出番はNERVの面々共々一切無し。
 
:今回は第3話「新世界の扉」で出て来るだけで、以降の出番はNERVの面々共々一切無し。
  
==== 携帯機シリーズ ====
+
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
+
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
:[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]設定で初登場。
 
 
 
==== VXT三部作 ====
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
 
:
 
:
  
==== 単独作品 ====
+
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
+
;[[スーパーロボット大戦L]]
:UCサポートユニット。
+
:[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]設定で登場。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド2から登場。
 
  
== ステータス ==
+
=== 単独作品 ===
=== サポートアビリティ ===
+
;[[スーパーロボット大戦MX]]
;NERV副司令
+
:今回、『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』と『エヴァ』のクロスオーバーで、それ関連の内容が凄まじくややこしい事になるが、終盤レイが巨大化したときに長々と解説してくれる為(それでもややこしいが)、存在感は大きい。
:UC。戦艦搭載中、味方全体の回避率アップ。
+
:なお、終盤では彼もネルフスタッフと共に[[月臣元一朗]]に保護され、[[ナデシコ]]内に収容される。EDでは[[TERRA]]の副司令となった。
 +
;[[スーパーロボット大戦V]]
 +
:新劇場版設定。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[兜甲児]]
 
;[[兜甲児]]
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』終盤で、[[平行世界]]に関する彼の解説を「かなりの暴論の上、間違いもある」と指摘するも、一定の評価を示す。
+
:[[MX]]終盤で、[[平行世界]]に関する彼の解説を「かなりの暴論の上、間違いもある」と指摘するも、一定の評価を示す。
 
;[[八雲総一]]
 
;[[八雲総一]]
:『MX』では新しい職場での上司。
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:MXでは新しい職場での上司。
 
;[[月臣元一朗]]
 
;[[月臣元一朗]]
:『MX』終盤、三たび再生を果たした[[EVA量産機]]軍団により瓦解寸前の[[NERV]]本部を棄て、生存したスタッフ共々[[ナデシコC]]へ退避するよう彼に促される。
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:MX終盤、三たび再生を果たした[[EVA量産機]]軍団により瓦解寸前の[[NERV]]本部を棄て、生存したスタッフ共々[[ナデシコC]]へ退避するよう彼に促される。
;[[シュウ・シラカワ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』終盤、閉鎖されたNERV本部内で彼と極秘会談を行ない、間接的に[[ゼーレ]]の目論見を妨害した上に、生き残ったNERVスタッフを[[SDF]]へ転属させる根回しをするなど、色々と便宜を図ったシュウへ謝意を述べる。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;冬月「勝ったな」<br>ゲンドウ「ああ」
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;「勝ったな」
:第弐話「見知らぬ、天井」より。[[第3使徒サキエル]]との戦いで[[EVA初号機 (暴走)|暴走した初号機]]、即ち初号機が十全に戦える状態になったのを見ての台詞。
+
:第弐話「見知らぬ、天井」より。[[第3使徒サキエル]]との戦いで[[EVA初号機 (暴走)|暴走した初号機]]を見ての台詞。
;「税金の無駄遣いだな」
 
:第参話「鳴らない、電話」より。[[第4使徒シャムシェル]]襲撃時、シャムシェルに対して放った都市の迎撃システムが全く通用しない有様に対して。
 
:[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]『序』では[[赤木リツコ|リツコ]]が代わりに発言する。
 
;「全く恥をかかせおって…!」
 
;「また恥をかかせおって…」
 
:第九話「瞬間、心、重ねて」より。前者は[[第7使徒イスラフェル]]戦で[[碇シンジ|シンジ]]と[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]が分裂したイスラフェルに返り討ちにされ惨敗したことに対する悪態。後者はイスラフェルを倒すことに成功したものの、最後の締めに失敗して痴話喧嘩をするシンジとアスカに呆れて。
 
 
;「臆病者のほうが長生きできる。それも良かろう」
 
;「臆病者のほうが長生きできる。それも良かろう」
 
:第拾七話「四人目の適格者」より。[[第3新東京市]]を「弱い人類が自分達を守る為に作り上げた『楽園』だ」と評した[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]に同調して。
 
:第拾七話「四人目の適格者」より。[[第3新東京市]]を「弱い人類が自分達を守る為に作り上げた『楽園』だ」と評した[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]に同調して。
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;「そう、彼の第一印象は嫌な男だった…」
 
;「そう、彼の第一印象は嫌な男だった…」
 
:第弐拾壱話「ネルフ、誕生」より。回想にて初めてゲンドウに出会った時の印象を語る冬月の台詞。
 
:第弐拾壱話「ネルフ、誕生」より。回想にて初めてゲンドウに出会った時の印象を語る冬月の台詞。
;「やはり、最後の敵は人間だったな……」
+
;「碇、君もユイ君に会えたのか?」
:[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]より戦略自衛隊によるNERV本部の直接占拠作戦が始まったのを見て、こうなる事は予め予見していたのだろう。
+
:[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]「Air/まごころを、君に」における[[人類補完計画]]発動により、[[碇ユイ|ユイ]]が目の前に現れた際の台詞。
;「碇、お前もユイ君に会えたのか?」
 
:[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]「Air/まごころを、君に」における[[人類補完計画]]発動により、[[碇ユイ|ユイ]]が目の前に現れた際の台詞。この時の冬月は非常に穏やかな笑みを浮かべていた。
 
 
:[[第3次α]]では、この台詞の直前に正体不明のシルエットが出ている([[キャラクター事典]]への登録は無く、素顔も不明。ただし、他の面々の場合からするとユイだと思われる)。
 
:[[第3次α]]では、この台詞の直前に正体不明のシルエットが出ている([[キャラクター事典]]への登録は無く、素顔も不明。ただし、他の面々の場合からするとユイだと思われる)。
 
;「31手先で君の詰みだ」
 
;「31手先で君の詰みだ」
 
:[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]『Q』より。[[碇シンジ|シンジ]]と将棋対決を行い、この台詞と共に対局を終える。一見なんてことはない台詞だが、実は<!--少なくとも劇場公開版では-->31分後に[[渚カヲル|ある出来事]]が起きる。
 
:[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]『Q』より。[[碇シンジ|シンジ]]と将棋対決を行い、この台詞と共に対局を終える。一見なんてことはない台詞だが、実は<!--少なくとも劇場公開版では-->31分後に[[渚カヲル|ある出来事]]が起きる。
 
;「碇、お前には私が必要だ。面倒事となると、からきしダメだからな」
 
;「碇、お前には私が必要だ。面倒事となると、からきしダメだからな」
:ゲーム『碇シンジ育成計画』、ラストにて。[[ゼーレ]]との決着のために旅立とうとするゲンドウにこう言い、同行の意思を示す。
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:ゲーム『碇シンジ育成計画』、ラストにて。[[ゼーレ]]との決着のために旅立とうゲンドウにこう言い、同行の意思を示す。
 
:それに対しゲンドウも、「冬月先生……どうやら止めるわけにはいかないようですね」と返し、共に旅立つのだった。ゲンドウが冬月のことを、「先生」と呼ぶところが印象深い。
 
:それに対しゲンドウも、「冬月先生……どうやら止めるわけにはいかないようですね」と返し、共に旅立つのだった。ゲンドウが冬月のことを、「先生」と呼ぶところが印象深い。
  
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:第拾壱話「静止した闇の中で」におけるゲンドウとのやりとり。電源供給をストップされた[[ネルフ]]内は、エアコンも止まり、かなり蒸し暑くなっていた。
 
:第拾壱話「静止した闇の中で」におけるゲンドウとのやりとり。電源供給をストップされた[[ネルフ]]内は、エアコンも止まり、かなり蒸し暑くなっていた。
 
:そんな中にも関わらず、ゲンドウと冬月はいつものように顔色一つ変えずにいたため、部下達から「さすがですね」と感心されていた。…だが、'''実は二人とも水の入ったバケツに足を浸けて涼んでいるだけであった'''。
 
:そんな中にも関わらず、ゲンドウと冬月はいつものように顔色一つ変えずにいたため、部下達から「さすがですね」と感心されていた。…だが、'''実は二人とも水の入ったバケツに足を浸けて涼んでいるだけであった'''。
:「ああ」と表情ひとつ変えずに返すゲンドウとのやり取りは第弐話のギャグ化とも言え、本編中は一貫してシリアスなゲンドウおよび冬月の数少ないコメディシーンである。
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:本編中は一貫してシリアスだったゲンドウおよび冬月の数少ないコメディシーンである。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;(はたして…彼が言う悪とは使徒のことか、それとも我々のことか?)
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;(そうか…[[真ゲッターロボ|真・ゲッターロボ]]に満たされている[[ゲッター線]]は生命の進化を促すエネルギー…その意思が歪められた進化である補完計画を許すはずがない…)<br />([[マジンカイザー]]は光と闇の力を…ヒトの心を持った魔神…それがヒト以外のモノへの人工的な進化を認めるはずがない…)<br />(さらに[[ライディーン]]は遥か昔に[[STMC]]と戦うため造られた神の戦士…STMCからの逃避とも言える補完計画を良しとするはずがない…そして、(主人公名)が持つ力は…古の文明が我々へ託した最後の希望…それを受け継ぐ者が同じ過ちを繰り返すわけがない…)
:『[[スーパーロボット大戦α|α]](『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]]』)』第47話「男の戰い」でNERV本部の窮地に馳せ参じ、[[第14使徒ゼルエル|ゼルエル]]に向け「悪の野望を打ち砕く…」との前口上を発する[[破嵐万丈|万丈]]を見据えてのシニカルな独白。
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:[[α]]にて復活した[[碇シンジ|シンジ]]と共に[[人類補完計画]]を止めるべく[[兜甲児|甲児]](マジンカイザー搭乗時のみ)、[[流竜馬|竜馬]]、[[ひびき洸|洸]]、そしてαの[[主人公]]が駆け付けたときの台詞。
;(そうか…[[真ゲッターロボ (ロボット)|真・ゲッターロボ]]に満たされている[[ゲッター線]]は生命の進化を促すエネルギー…その意思が歪められた進化である補完計画を許すはずがない…)<br />([[マジンカイザー]]は光と闇の力を…ヒトの心を持った魔神…それがヒト以外のモノへの人工的な進化を認めるはずがない…)<br />(さらに[[ライディーン]]は遥か昔に[[STMC]]と戦うため造られた神の戦士…STMCからの逃避とも言える補完計画を良しとするはずがない…そして、(主人公名)が持つ力は…古の文明が我々へ託した最後の希望…それを受け継ぐ者が同じ過ちを繰り返すわけがない…)
 
:『α(DC)』第64話「Air」で、復活した[[碇シンジ|シンジ]]と共に[[人類補完計画]]を止めるべく[[兜甲児|甲児]](マジンカイザー搭乗時のみ)、[[流竜馬|竜馬]]、[[ひびき洸|洸]]、そして『α(DC)』の[[主人公]]が駆け付けたときの台詞。
 
;(これで…人類補完計画は取り敢えず未然に防がれたか…エアロゲイターやBF団に動きが無かったのは…彼らもこの結果を予測していたのだろうな)<br />(…残るはゼーレか…だが…彼らに対しても同様の抑止力が働くかも知れん…)<br />(碇はその為にシュウ=シラカワ、イングラム=プリスケンという二つの毒を残したのだからな…)
 
:同上。戦闘終了後、或る意味で「想定内」の結末を迎えた補完計画に対する総論を述べるのと同時に、[[ゼーレ]]への報復措置として残された「[[シュウ・シラカワ|二つの]][[イングラム・プリスケン|毒]]」の存在を仄めかす。
 
;(…碇…これでいいのだろう?)
 
:オペレータートリオへ[[SDF]]への転属命令を通達しつつ、表舞台から姿を消した[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]に思いを馳せる。
 
;「補完計画という可能性が抹消された今、ヒトの未来は碇の息子や君達に委ねられた」<br />「しかし…その未来ですら否定された時、我々は再び出会う事になるかも知れん」
 
:閉鎖されたNERV本部内に於けるシュウとの対話で発した「予感」。その時が訪れぬよう互いに祈りつつ会談を終える両者の姿を以って、第64話は幕を下ろすが…。
 
 
;「私も君達も碇という演出家の意図に従って、舞台の上を右往左往するだけの存在だ」
 
;「私も君達も碇という演出家の意図に従って、舞台の上を右往左往するだけの存在だ」
:[[第3次α]]』宇宙ルートより。[[イカロス基地]]内で[[葛城ミサト|ミサト]]と再会し、ゲンドウの潜伏先を詰問された際に、冬月自身も把握していない事を語った上で、現時点に於ける両者の状況を皮肉る。
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:[[第3次α]]宇宙ルートより。[[イカロス基地]]内で[[葛城ミサト|ミサト]]と再会し、[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]の潜伏先を詰問された際に、冬月自身も把握していない事を語った上で、現時点に於ける両者の状況を皮肉る。
 
;(当然だろう。ゲッター線は進化をうながす力であり、そして、それは人の意志に反応する。やはり、ゲッター線は補完をヒトとしての進化の放棄と見たか…どうする、ゲッター線よ? 我等を銀河に不適格な生命体としてその未来を摘むか?この宇宙のハチュウ人類や別宇宙の鬼、昆虫人類と同じように…)
 
;(当然だろう。ゲッター線は進化をうながす力であり、そして、それは人の意志に反応する。やはり、ゲッター線は補完をヒトとしての進化の放棄と見たか…どうする、ゲッター線よ? 我等を銀河に不適格な生命体としてその未来を摘むか?この宇宙のハチュウ人類や別宇宙の鬼、昆虫人類と同じように…)
:『第3次α』第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。ゲッター線が人類補完計画に敵意を露にした際の台詞。[[αシリーズ]]の世界に存在した[[恐竜帝国|ハチュウ人類]]はともかく、[[αシリーズ]]はおろかSRWシリーズに一度も登場していない昆虫人類について何故知っているのかは謎である。
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:第3次α第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。ゲッター線が人類補完計画に敵意を露にした際の台詞。[[αシリーズ]]の世界に存在した[[恐竜帝国|ハチュウ人類]]はともかく、[[αシリーズ]]はおろかSRWシリーズに一度も登場していない昆虫人類について何故知っているのかは謎である。
 
:また、ここで言う「鬼」とは、[[百鬼帝国]]とも『[[新ゲッターロボ]]』に登場する「[[鬼]]」とも受け取ることができ、どちらかを指しているのか、それとも意図的にどちらとも受け取れるような台詞となっているのか、その真意は定かではない。
 
:また、ここで言う「鬼」とは、[[百鬼帝国]]とも『[[新ゲッターロボ]]』に登場する「[[鬼]]」とも受け取ることができ、どちらかを指しているのか、それとも意図的にどちらとも受け取れるような台詞となっているのか、その真意は定かではない。
 
;(ヒトの心を持った魔神…。[[兜十蔵]]博士がどのような手段で機械に魂を宿らせたのかはわからない…だが、その存在はヒトの心が他者によって変貌していく事を決して許しはしないか…)
 
;(ヒトの心を持った魔神…。[[兜十蔵]]博士がどのような手段で機械に魂を宿らせたのかはわからない…だが、その存在はヒトの心が他者によって変貌していく事を決して許しはしないか…)
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*冬月コウゾウを演じた[[声優]]の清川元夢氏も温和な人柄であり、冬月のイメージと合致している(キャラクターモデルとしても清川氏を参考にしている)。
 
*冬月コウゾウを演じた[[声優]]の清川元夢氏も温和な人柄であり、冬月のイメージと合致している(キャラクターモデルとしても清川氏を参考にしている)。
*エヴァの世界観の原点となった『[[ふしぎの海のナディア]]』でも清川氏は、冷酷非情なネオアトランティス首領・[[ガーゴイル]]を演じており、そのガーゴイルも古い遺産の説明を淡々と話している。
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*エヴァの世界観の原点となった『ふしぎの海ナディア』でも清川氏は、冷酷非情なネオアトランティス首領・ガーゴイル(本名:ネメシス・ラ・アルゴール)を演じており、そのガーゴイルも古い遺産の説明を淡々と話している。
 
**なお、『ふしぎの海のナディア』DVD-BOX(2001年版)の箱絵で描かれたガーゴイルの素顔は、冬月コウゾウと酷似している。
 
**なお、『ふしぎの海のナディア』DVD-BOX(2001年版)の箱絵で描かれたガーゴイルの素顔は、冬月コウゾウと酷似している。
  

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