「借金」の版間の差分

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(「そもそも借金をしないに越した事は無い」なんて、経済ちょっと齧るだけで偏見だらけの大嘘。嘘を記述してる事や、嘘に差し戻すのは大問題でしょ。)
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**なお、個人間では無く何らかの金融機関から借金をする場合、基本的にはある程度の社会的信用、言い換えると返済能力の有無が重要視される。SRWで例えれば、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』において[[クロウ・ブルースト|クロウ]]が事情から100万Gという多額の借金をする際に「『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』での返済実績が合った事からスムーズに借りられた」という解釈が出来る[[ゼニトリー・マッセ|ゼニトリー]]の台詞がある。
 
**なお、個人間では無く何らかの金融機関から借金をする場合、基本的にはある程度の社会的信用、言い換えると返済能力の有無が重要視される。SRWで例えれば、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』において[[クロウ・ブルースト|クロウ]]が事情から100万Gという多額の借金をする際に「『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』での返済実績が合った事からスムーズに借りられた」という解釈が出来る[[ゼニトリー・マッセ|ゼニトリー]]の台詞がある。
 
***このように、借金は決して悪い物ではなく、むしろ必要な物である……のだが、それはもちろん、'''自然に返せる借金ならば'''であり、自身の支払い能力を大幅に越えている借金は、当然大問題である。このような借金はトラブルを招き、社会的な信用や立場、そして健康的な生活を大きく損なう事になる。'''返済出来る額を借金すべし'''が正しい借金の大原則。くれぐれも借金返済のために水や砂糖水、塩で凌いだりすることが無いように……。
 
***このように、借金は決して悪い物ではなく、むしろ必要な物である……のだが、それはもちろん、'''自然に返せる借金ならば'''であり、自身の支払い能力を大幅に越えている借金は、当然大問題である。このような借金はトラブルを招き、社会的な信用や立場、そして健康的な生活を大きく損なう事になる。'''返済出来る額を借金すべし'''が正しい借金の大原則。くれぐれも借金返済のために水や砂糖水、塩で凌いだりすることが無いように……。
***アメリカ等「何度ローンを返済したか」で世間的な信用度を図る文化もあり、現金よりクレカの方が信用度が高いという場合もある。それでも'''返済出来る額を借金すべし'''という原則は変わりない。
 
 
***負け続けて借金をしてまでも[[ギャンブル]]を行うというのもよくある話であり、創作作品でそういった描写を見ることも多い。もちろん大問題である。ギャンブルはほどほどに。
 
***負け続けて借金をしてまでも[[ギャンブル]]を行うというのもよくある話であり、創作作品でそういった描写を見ることも多い。もちろん大問題である。ギャンブルはほどほどに。
 
**こうした原則を踏まえると、上述した[[ヴァルストークファミリー]]の「倒産の危機を迎えながら借金だけはした事がない」というのは、実は全く褒められた事ではないのが分かる。また、[[大十字九郎]]がシャレにならない程貧乏でありながら借金はしていないのも、「返済能力が無いのでそもそも借金が出来ない」という解釈もできるだろう
 
**こうした原則を踏まえると、上述した[[ヴァルストークファミリー]]の「倒産の危機を迎えながら借金だけはした事がない」というのは、実は全く褒められた事ではないのが分かる。また、[[大十字九郎]]がシャレにならない程貧乏でありながら借金はしていないのも、「返済能力が無いのでそもそも借金が出来ない」という解釈もできるだろう

2022年11月30日 (水) 06:38時点における版

読んで字の如く、お金を借りている事。

第2次スーパーロボット大戦Z』における裏テーマ的な存在であり、同作の主人公クロウ・ブルーストの最大最強の宿敵である。

借金に関連のある人物

バンプレストオリジナル

Zシリーズ

クロウ・ブルースト
バンプレストオリジナルにおいて最も借金と関わりのある人物。『第2次Z破界篇』開始時から『第3次Z天獄篇』終了時まで返済してはさらに借金し…というループを続けている(最初の父親の借金から数えると計8回)。この分だと一生返済は終わりそうではない…。
プレイヤーからすれば本編の目的=最終ボスの撃破は果たせているわけだが、クロウは借金返済という本懐を果たせないまま悲鳴をあげながらエンディングを終えてしまう…。
クロウの最大の敵であると同時にリ・ブラスタスフィアを制御する為の命綱の一つでもある為、彼が戦う限りは借金が消える事は無いのだろう…多分。
『第3次Z天獄篇』ED以降は、スフィアが大本が消滅した影響で機能停止したため借金を増やす理由は無いが、戦いが終わってしまったので返済の目途も立っていない。
ただ、『再世篇』の初回だけはブラスタを街中で起動させた事情や原因はあれど、完全に自分のミスで借金を作っている為、降りたとしてもうっかりでまた借金を増やす可能性も捨てきれてはいない…
トライア・スコート
クロウの借金を肩代わりしている人その1。クロウにDMバスター・戦闘データの収集という仕事を斡旋してくれる雇い主であるが、劇中最も借金を背負わせた人物でもあり(ブラスタ、リ・ブラスタの改修修繕費も含む)最も恐れられている人物。
カルロス・アクシオン・Jr.
クロウの借金を肩代わりしている人その2。クロウにとって「あしながおじさん」ならぬ、「あしながお兄さん」である。
アドヴェント
クロウの借金を肩代わりしている人その3。正確には報酬として支払っただけであるが。
ゼニトリー・マッセ
クロウの借金取立人。何だかんだでクロウを信用している小粋な男。
クロウの父
クロウが借金生活を送る事になったそもそもの元凶。クロウが金を借りないと『第2次Z』の物語が始まらないという事になる…。
なお、話の流れからすると「クロウの父は事業の失敗で多額の借金をした上で死去、その遺産として息子であるクロウに借金が相続された事になる」模様。

その他

キョウスケ・ナンブ
OGs』の中断メッセージにて、エクセレンに借金している。
トウマ・カノウ
第2次OG』の前日談でルスランに借金している。
アイビス・ダグラスツグミ・タカクラ
第2次α』開始時に「家賃滞納で住んでいるアパートを追い出される寸前」という状態に追い込まれている。
ヴァルストークファミリー
「30回以上倒産の危機を迎えておきながら、借金だけは作らない」という、クロウが聞いたら羨ましがりそうな綱渡り生活を続けている(もっとも、借金をしないせいで何度も倒産しかけている可能性も有るが)。

版権作品

流竜馬 (OVA)
新ゲッターロボ』にて、借金を取り立てに来たヤクザを返り討ちにする。
別の作品が参戦した『第2次Z破界篇』においてクロウに対して借金を踏み倒す事を進めるが、当人から断られた。
大十字九郎
クロウに負けず劣らずの貧乏人。どれほどかというと、一時は電気もガスも水道も全部止められたり、三食の代わりに水と塩で飢えと渇きをしのいだり、お茶やインスタントコーヒーがブルジョワの贅沢品扱いされたりする程(しかも、このコーヒーは相棒のアルから酷評されるほど酷い味)。
だが、クロウと違って持ち家(探偵事務所)が有り(あまつさえTVアニメ版では自動車も所持している)、かろうじて借金もこさえずに済んでいる。
クルツ・ウェーバー
周囲には明かしていないが、ある事情により、相当の借金を抱えている。
デュオ・マックスウェルヒルデ・シュバイカー
後日談の『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』にて諸事情で借金持ちに。しかもデュオに至っては、上記の竜馬が聞いても間違い無くぶん殴るような方法で踏み倒した。
なお、『第3次Z天獄篇』でクロウとカレンが上記の展開を予言している。
アンジュ
原作では借金していないが、『V』第16話アンジュ捜索ルート「絆、再び」において(アンジュが所属するパラメイル第一中隊を買い上げた)スメラギから給料を前借りしてまで、侍女モモカの身柄を取り戻す為の膨大なキャッシュを工面している。
余談だが、PS Vitaソフト『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞tr.』(SRW未参戦)の主人公であるナオミは、新たな乗機グレイブ ナオミ・カスタムを与えられた代わりに、その機体の製作に掛かった費用を借金として背負っている。その意味で、クロウを彷彿とさせる身の上であると言えよう。
ギャバン
バード星で育ったため現金を持ち歩く習慣がない、気前のいい性格で人に物をおごろうとすることが多い、本業である宇宙刑事の任務を仮の身分である乗馬クラブの仕事より優先しているため勤務時間が短く月給3000円だったこともある、等の要素が複合した結果、周囲の人物からしょっちゅう借金をしている。
フェイ・ヴァレンタイン
ある事情からコールドスリープしており、目覚められた際に法外な医療費を請求されたばかりか詐欺師の借金を押しつけられてしまった不運な女性。その時に体験した出来事でコールドスリープ直後の性格が嘘のようにぶっ飛び、金遣いの荒いド守銭奴へと変わっていってしまった。

関連機体

ブラスタリ・ブラスタ
クロウ・ブルーストの愛機にして「借金製造機」とも言える存在。当初は借金を返済するためにテストパイロットを請け負っていたが、機体修復並びにSPIGOTの搭載から借金を生み出すようになっていった。
仮に借金を返済したとしても、自身のミスや改修費用、更に転送費用、CDSが起動する毎に発生する費用で再び借金を背負うため疫病神に近いものになりつつある。
ただし、当のクロウは「相棒」として深い愛着を持っているので、借金を背負ってでも手放すつもりは無い模様。尤も借金返済の方法が「ブラスタに乗って敵勢力と戦って戦闘データを買い取って貰う、事件解決の報酬を当てる」なので手放すと借金返済ができなくなってしまうのだが。

余談

  • 大抵の場合(特に、日本人の文化的観点で言えば)借金は「悪」あるいは「卑しいもの」と見做されがちである。事実、借金のせいで人間関係に悪影響を及ぼしたり、最悪返済に行き詰まっての殺人や強盗、自殺といった重大事件の引き金になることも有史以来枚挙に暇がなく、「金銭」という概念が出来た時から「借金」という概念も(そして借金絡みのトラブルも)また存在していたという説すら存在する。
    • しかしながら、企業活動において借金というのは当たり前の事。起業の際に借り入れを行なうのは当然であるし、商品の代金を後払いする「買掛金」も借金の一種である。スケールの大きい例では国の経済政策上どうしても国債などの「国の借金」で財政を賄わないと国家そのものが立ち行かなくなるケースも有る。そして個々人のレベルにおいても、クレジットカードや分割払いは「後で代金を払う契約」であり、すなわち借金である。
    • 借金をして、それを返済する事が出来る、というのはつまり、「自己の所持金や将来的な収入と支出を把握して行なう、計画だった経済活動が可能である」という意味合いもある。よって、借金を過剰に忌避するのは「計画だった経済活動を行なう事が出来ない」と見られる事もある。実際、アメリカなどでは「何度ローンを返済したか(クレカの支払いをしたか)」で世間的な信用度が測られ、借金を避けている人間はむしろ信用が低い。日本においても、それなりの年齢でクレジットカードを一度も使用していない場合、大規模な金融取引が認められない傾向にある。
    • なお、個人間では無く何らかの金融機関から借金をする場合、基本的にはある程度の社会的信用、言い換えると返済能力の有無が重要視される。SRWで例えれば、『第2次Z再世篇』においてクロウが事情から100万Gという多額の借金をする際に「『第2次Z破界篇』での返済実績が合った事からスムーズに借りられた」という解釈が出来るゼニトリーの台詞がある。
      • このように、借金は決して悪い物ではなく、むしろ必要な物である……のだが、それはもちろん、自然に返せる借金ならばであり、自身の支払い能力を大幅に越えている借金は、当然大問題である。このような借金はトラブルを招き、社会的な信用や立場、そして健康的な生活を大きく損なう事になる。返済出来る額を借金すべしが正しい借金の大原則。くれぐれも借金返済のために水や砂糖水、塩で凌いだりすることが無いように……。
      • 負け続けて借金をしてまでもギャンブルを行うというのもよくある話であり、創作作品でそういった描写を見ることも多い。もちろん大問題である。ギャンブルはほどほどに。
    • こうした原則を踏まえると、上述したヴァルストークファミリーの「倒産の危機を迎えながら借金だけはした事がない」というのは、実は全く褒められた事ではないのが分かる。また、大十字九郎がシャレにならない程貧乏でありながら借金はしていないのも、「返済能力が無いのでそもそも借金が出来ない」という解釈もできるだろう