「パルパレーパ」の版間の差分

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2017年1月10日 (火) 11:36時点における版

概要

ソール11遊星主の一人で、化学物質を自在に生成する能力を持つ、遊星主の戦闘隊長的な存在。

背中に蝶のような翼が生えているほか、右目にはアイポット、白衣のような衣装で右腕には注射器状のマニピュレータと、見た目は外科医のような姿をしている(右目のアイポットに動力源のラウドGストーンが埋め込まれている)。白兵戦能力は高く、専用メカノイド「パルパレーパ・プラス」を操る。また、直接戦闘以外のかく乱能力にも長けており、パレッス粒子やポイズンソリッドなど、数多くのケミカル物質を駆使して相手の戦闘能力を奪いつつ戦闘を行う。

三重連太陽系の再生に必要なパスキューマシン奪還のため、天海護のレプリジンを洗脳して地球に送り込み、また自らも赴いた。その後、GGGが事態を把握し、宇宙収縮現象の中心点であるレプリ地球まで辿り着いた際には、パレッス粒子で彼ら全員を無力化。残った獅子王凱ガオファイガーも撃破するなど、邪魔者の大半を彼一人で片付けるという凶悪さを見せ付ける。凱との対決の際に神と自称するなど、その性格は傲慢とも取れるが、それを裏打ちするだけの実力は持ち合わせていたと言ってよいであろう。

しかしその後、遊星主のアンチセーフティプログラム的な存在である「Gクリスタル」を抹消しようとするも護らに阻まれ、ジェネシックガオガイガーの復活を許してしまう。これに対抗すべく、戦闘の中でパルパレーパ・プラスにドーピングシリンダーを打ち込み「パルパレーパ・プラジュナー」に強化、ジェネシックと死闘を繰り広げる(この際パルパレーパ当人も、普段の無表情から一変して悪鬼のごとき形相を見せている)。白兵戦では劣勢ながら、物質復元装置であるピサ・ソールの無限再生能力や、有害性の化学物質などで次第に凱を追い詰める。しかし、ピサ・ソールをゴルディオンクラッシャーにより破壊され、プログラムを維持できなくなり自身も消滅した。

その能力から本来は戦闘用ではなく、再生した惑星の環境調整を行なう遊星主なのではないかと予想されている。

登場作品と役柄

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
シリーズ初登場。PVにも登場しており、何時対戦するのか、またパレッス粒子がどう扱われるのかなど、ファンの想像を大いに膨らませた。基本能力値は高く、小隊長能力に「命中率+20%」や特殊技能戦意高揚カウンターを持つ。ドーピングシリンダー状態になると小隊長能力に「格闘武器の攻撃力+20%」追加というとんでもない攻撃力増加技能を持つ。ここは小隊長能力「遊星主への攻撃力+40%」を持つ凱で対抗しよう。また、乗機がALL攻撃を持たないので、ひらめきを惜しまず使えばさほど苦労はしないはずである。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
レプリ地球が今回出て来ないのでパレッス粒子のイベントはなし。アベルやピア・デケムが相対的に目立ちまくっていることを考えると微妙に不遇。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

第3次α
鉄壁熱血気迫かく乱直撃

特殊技能(特殊スキル)

第3次α
底力L9、カウンターL7、切り払いL6、援護攻撃L3、戦意高揚気力+(ダメージ)(ドーピングシリンダー状態時)
W
斬り払いカウンター気力限界突破底力L9、援護攻撃L4、マルチコンボL2

小隊長能力(隊長効果)

命中率+10%、格闘武器の攻撃力+20%(ドーピングシリンダー状態時)
第3次α』で採用。

人間関係

獅子王凱
彼と激闘を繰り広げ、一時はケミカルボルトで洗脳する。
天海護
初対面の時には言葉巧みにGクリスタルに向かわせるが、その真意はもろとも爆殺することであった。その後無事だった護と敵対。
天海護 (レプリジン)
捕獲後ケミカルボルトで洗脳する。

名台詞

「頼んだぞラティオ」
事情を確かめにGクリスタルに向かう護に対して親しげに肩に手を置いて激励するが、実は爆発性のナノマシンを付着させているシーン。
「まだわからないのか? 貴様の命運はあの時、既に決していたのだ」
「仲間達はどうした! 力を合わせることも出来ない弱き者達に生きていく資格など掴みとれるものか!」
最終決戦において。この後、「滅びの悪魔よ、去れぇぇぇ!」と続く。ケミカルナノマシンの注入により、この言葉通り凱を窮地に追い込むが、凱は体内のウイルスを書き換え、送り返す事により対処。更なる混戦へともつれ込む。
「神が恐れるものなどない!!」
凱との最終決戦において、凱の「全ては、勇気から生まれるこのエネルギーをお前たちが恐れていたからだ」という発言に対して。戦闘時やDVEにもよく喋ってくれる。
「これが物質世界の掟…」
ピサ・ソールの消滅によって消えていく時に全てを悟ったように言った台詞。己の価値観――勝者は神となり、敗者は悪となる――に従い、両手を広げ敗北を受け入れて消滅していった。