「ガオガイガー」を編集中
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その戦闘力は絶大であり、真っ向勝負に持ち込めば殆どのゾンダーロボが手も足も出ず叩き潰されるほどの圧倒的強さを発揮。装甲も堅牢だが内部への衝撃を緩和する能力は高くなく、装甲の耐熱限界は5000度とされる。 | その戦闘力は絶大であり、真っ向勝負に持ち込めば殆どのゾンダーロボが手も足も出ず叩き潰されるほどの圧倒的強さを発揮。装甲も堅牢だが内部への衝撃を緩和する能力は高くなく、装甲の耐熱限界は5000度とされる。 | ||
− | + | データの解明が不完全であったことや地球の技術が劣っていること、異星と地球のテクノロジーの混在する機体ゆえにソフトウェア・ハードウェアの両面で不安定な部分を抱えている。第1話の時点では本当の意味で完成しておらず、出撃する度にOSの更新や機体の改良が常に行われていった。そのため、最終回では第1話の時とは実質外見と能力が同じだけの別の機体と化している。 | |
− | + | また、この手のロボットには珍しい合体解除のための設備が用意されているのも特徴。 | |
==== 構成機体 ==== | ==== 構成機体 ==== | ||
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;ステルスガオー | ;ステルスガオー | ||
:全幅34.7m、重量164.0t、最高飛行速度・マッハ0.95。 | :全幅34.7m、重量164.0t、最高飛行速度・マッハ0.95。 | ||
− | : | + | :背部、頭部、前腕部を構成するガオーマシン。全翼機型の航空機であり、高いステルス性を持つ。 |
− | : | + | :機体下部に備え付けられたアームで、ライナーガオーを運搬したり、ガイガーの背部に装着する事も可能。 |
− | : | + | :ジェネシックマシンのガジェットガオーが元となった。前半と後半でGGGマークの色が異なるが、これは所属組織が『ガッツィー・ジオイド・ガード』から『ガッツィー・ギャラクシー・ガード』に変わっているため(金色が前者の翠色が後者のエンブレム)。 |
− | |||
;ドリルガオー | ;ドリルガオー | ||
:全長18.2m、重量298.0t、最大走行速度・120km/h。 | :全長18.2m、重量298.0t、最大走行速度・120km/h。 | ||
− | : | + | :脚部を構成するガオーマシン。2本のドリルを持つ戦車であり、地中掘削はもちろん短時間の飛行もできる。 |
− | : | + | :ガイガーの腕部に装着する事も可能で、ドリル部分はガオガイガーの武器「ドリルニー」としても使用される。 |
− | |||
:ジェネシックマシンのスパイラルガオーとストレイトガオーが元となった。 | :ジェネシックマシンのスパイラルガオーとストレイトガオーが元となった。 | ||
;ライナーガオー | ;ライナーガオー | ||
:全長24.6m、重量55.4t、最大速度・526km/h。 | :全長24.6m、重量55.4t、最大速度・526km/h。 | ||
− | : | + | :肩部、上腕部を構成するガオーマシン。新幹線型のマシンであり、短時間の飛行も可能。一般の線路を使って移動するが、長距離移動をする際には、ステルスガオーで運搬する事も。 |
− | : | + | :胴体を貫通して合体する構造や腕としての役割を担う関係上、全ガオーマシンの中で最も負荷がかかりやすく、序盤では合体したりヘルアンドヘブンを放つだけでも大きく損傷する様子が見られた。 |
− | |||
:ジェネシックマシンのブロウクンガオーとプロテクトガオーが元となった。 | :ジェネシックマシンのブロウクンガオーとプロテクトガオーが元となった。 | ||
− | ==== 合体プロセス ==== | + | ==== 合体プロセス ==== |
− | + | ガイガーからの'''ファイナルフュージョン要請シグナル'''をキャッチしたメインオーダールームの[[大河幸太郎]]が「ファイナルフュージョン承認」の掛け声と共に承認。機動部隊オペレーターの[[卯都木命]]が「ファイナルフュージョン・プログラムドライブ」の掛け声と共にファイナルフュージョンプログラムを入力し、保護ガラス付きの起動ボタンを叩くことでガオーマシン内の合体プログラムが起動。 | |
− | + | 「ファイナルフュージョン」の掛け声と共にガイガーがEMトルネードを放出し、敵の侵入と攻撃を防いだ状態から合体を行い、合体完了後にEMトルネードを吹き飛ばし、ガオガイガーはその姿を現す。 | |
EI-15戦では合体プログラムを消去されていたことから、ステルスガオーを[[火麻激]]、ライナーガオーを[[獅子王麗雄]]、ドリルガオーを[[牛山一男]]が操縦しての'''ファイナルフュージョンマニュアル'''を実行。当初の成功確率は31.2%で[[猿頭寺耕助]]のサポートを持ってしても60%であったが凱と火麻と麗雄と牛山の4人が10%ずつ勇気を振り絞ったことで100%とし、合体に成功した。 | EI-15戦では合体プログラムを消去されていたことから、ステルスガオーを[[火麻激]]、ライナーガオーを[[獅子王麗雄]]、ドリルガオーを[[牛山一男]]が操縦しての'''ファイナルフュージョンマニュアル'''を実行。当初の成功確率は31.2%で[[猿頭寺耕助]]のサポートを持ってしても60%であったが凱と火麻と麗雄と牛山の4人が10%ずつ勇気を振り絞ったことで100%とし、合体に成功した。 | ||
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}} | ;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}} | ||
− | :初登場作品。CGでの合体ムービーも有り、ゾンダー編までだが、他にも様々なイベントが再現されている。独自要素としてマニュアル合体イベントでは、そのマップに出撃した小隊長機も合体の補助をしてくれる。また難解な[[隠し要素/第2次α|隠し要素]]の条件を満たすと一足早く[[スターガオガイガー]] | + | :初登場作品。CGでの合体ムービーも有り、ゾンダー編までだが、他にも様々なイベントが再現されている。独自要素としてマニュアル合体イベントでは、そのマップに出撃した小隊長機も合体の補助をしてくれる。また難解な[[隠し要素/第2次α|隠し要素]]の条件を満たすと一足早く[[スターガオガイガー]]に換装可能になる。 |
:性能の方は広範囲[[バリア]]であるプロテクト・シェードと、中盤で解禁される作中屈指の威力のハンマーヘルアンドヘヴンが強み。欠点は全体攻撃を持たず、[[射程]]も低いためボス戦以外では小隊長には向かないこと。しかし小隊員でも前述のバリア、凱の[[加速]]の存在により、コストは高いものの腐ることはない。ちなみにヘルアンドヘヴンの手の組み方が原作と違い、右手親指が上になっている(そのため次回作に登場した単なる左右反転である[[スターガオガイガー (レプリジン)]]が指の位置が正しくなっている)。 | :性能の方は広範囲[[バリア]]であるプロテクト・シェードと、中盤で解禁される作中屈指の威力のハンマーヘルアンドヘヴンが強み。欠点は全体攻撃を持たず、[[射程]]も低いためボス戦以外では小隊長には向かないこと。しかし小隊員でも前述のバリア、凱の[[加速]]の存在により、コストは高いものの腐ることはない。ちなみにヘルアンドヘヴンの手の組み方が原作と違い、右手親指が上になっている(そのため次回作に登場した単なる左右反転である[[スターガオガイガー (レプリジン)]]が指の位置が正しくなっている)。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | ||
− | :[[機界31原種|原種編]] | + | :[[機界31原種|原種編]]からOVAの[[勇者王ガオガイガーFINAL|FINAL]]を再現し、途中でスターガオガイガーに換装できるように。また、オプションの『ガイダンスシナリオ』にも、[[アラド・バランガ|アラド]]が操作するユニットの一体として登場する。 |
− | : | + | :乗り換えがあるため能力が控え目なのと、[[特殊技能|サイズ差補正]]のダメージ増減が上がっているため、[[特殊技能|勇者LV]]が低いうちは「避けれないMサイズユニット」となってしまっている。簡単に墜ちるので運用には気をつけよう。全体攻撃がないので微妙に使いづらい。 |
− | : | + | :ゴルディオンハンマーに[[特殊技能|サイズ差補正無視]]と[[特殊効果|バリア貫通]]が追加されたので『第2次α』でもトップクラスだった火力がさらに底上げされた。 |
+ | :ちなみにルート次第では合流した時点でスターガオガイガーであり、以後そちらがデフォルトになるので、下手をすると一度もこの姿を見られないこともある。ガオガイガーも[[ロボット大図鑑]]に登録されるので一度はステルスガオーⅡを外して出撃させておこう。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}} | ||
− | :登場は第1部のみ。ほぼ原作再現されており、[[機界31原種|原種]] | + | :登場は第1部のみ。ほぼ原作再現されており、[[機界31原種|原種]]に破壊され、スターガオガイガーに乗り換える。 |
:反面武装はプラズマホールド・ドリルニーがオミットされてしまい、代替で格闘が搭載された形になってしまった為ハンマーヘルアンドヘヴン追加まで僅か3つの装備で戦うことになる。しかも武器射程が軒並み短い上にバリア持ちのため、無闇な突出は結果的にジリ貧にしかつながらない事も多い。[[EN]]関連の補強は必須。 | :反面武装はプラズマホールド・ドリルニーがオミットされてしまい、代替で格闘が搭載された形になってしまった為ハンマーヘルアンドヘヴン追加まで僅か3つの装備で戦うことになる。しかも武器射程が軒並み短い上にバリア持ちのため、無闇な突出は結果的にジリ貧にしかつながらない事も多い。[[EN]]関連の補強は必須。 | ||
:後々に乗り換えが数回控えているためか、同作品の他の機体よりも能力値及び改造段階が低いため過信は禁物。 | :後々に乗り換えが数回控えているためか、同作品の他の機体よりも能力値及び改造段階が低いため過信は禁物。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}} | ||
:第1話から登場。本作では[[スターガオガイガー]]の登場とゴルディの復帰が同じタイミングのため通常のガオガイガーではハンマーヘルアンドヘブンは使用できない。原種との初戦で大破するのは原作通りだが、今作では次の話で修理され、戦線復帰する。GGGは壊滅した(実際は違ったが)が、合体プログラムが残っていた為、合体に関しては問題ないとされた。 | :第1話から登場。本作では[[スターガオガイガー]]の登場とゴルディの復帰が同じタイミングのため通常のガオガイガーではハンマーヘルアンドヘブンは使用できない。原種との初戦で大破するのは原作通りだが、今作では次の話で修理され、戦線復帰する。GGGは壊滅した(実際は違ったが)が、合体プログラムが残っていた為、合体に関しては問題ないとされた。 | ||
− | :ブロウクンマグナムに弾数制限が付いたことと、昨今のスパロボの仕様に合わせ格闘にEN消費が追加された事で戦闘では少々使い勝手が悪くなってしまったが、特殊コマンドとして採用されたディバイディングドライバーの効果が序盤から非常に強力。燃費の悪さに目を瞑ればかなりの活躍が期待できる。逆にディバイディングドライバーがあまりに便利過ぎるため、「ドライバー役ばかりで戦っている暇がなく、[[隠し要素]] | + | :ブロウクンマグナムに弾数制限が付いたことと、昨今のスパロボの仕様に合わせ格闘にEN消費が追加された事で戦闘では少々使い勝手が悪くなってしまったが、特殊コマンドとして採用されたディバイディングドライバーの効果が序盤から非常に強力。燃費の悪さに目を瞑ればかなりの活躍が期待できる。逆にディバイディングドライバーがあまりに便利過ぎるため、「ドライバー役ばかりで戦っている暇がなく、[[隠し要素]]にも絡む撃墜数が不足しがち」という可能性があるのが、最大の欠点かもしれない。もっとも、条件未達成の場合にもイベントがある事や、隠し最終話の条件(全フラグ達成)を考えると、1周目は諦めて2周目に回す方が良いかもしれないが(2周目なら照準値への改造や命中スキルパーツによる強化によって、ディバイディングドライバーへの依存度が下がる)。 |
:また、プロテクトシェードが'''射撃武器しか弾けなくなっている'''点にも注意が必要。不屈バグのおかげで[[戦艦]]や[[AIF-7S ゴースト|ゴースト]]、[[バジュラ]]には滅法強いが、[[ジオン族]]や[[Dr.ヘル]]軍団相手に何も考えず突っ込むと袋叩きにされて撃墜される恐れがあるので注意。 | :また、プロテクトシェードが'''射撃武器しか弾けなくなっている'''点にも注意が必要。不屈バグのおかげで[[戦艦]]や[[AIF-7S ゴースト|ゴースト]]、[[バジュラ]]には滅法強いが、[[ジオン族]]や[[Dr.ヘル]]軍団相手に何も考えず突っ込むと袋叩きにされて撃墜される恐れがあるので注意。 | ||
:中盤に差し掛かるあたりで[[スターガオガイガー]]に強化される。 | :中盤に差し掛かるあたりで[[スターガオガイガー]]に強化される。 | ||
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:サイズが一段階上げられた上にGSライドが特殊能力化した為、火力面・耐久面はかなり引き上げられたと言っていい。GSライドは運動性も上がるので、勇者と併せてリアル系並みの回避力も発揮する。 | :サイズが一段階上げられた上にGSライドが特殊能力化した為、火力面・耐久面はかなり引き上げられたと言っていい。GSライドは運動性も上がるので、勇者と併せてリアル系並みの回避力も発揮する。 | ||
:おまけにEN回復(小)まで付けられたので継戦能力も抜群と至れり尽くせり。一方で射程や移動力が若干難なのでフォローしたい。 | :おまけにEN回復(小)まで付けられたので継戦能力も抜群と至れり尽くせり。一方で射程や移動力が若干難なのでフォローしたい。 | ||
− | : | + | :演出面では非常に試験的な試みがなされておりドリルニー以外全てに機体カットインが入り、ブロウクンマグナム、ヘルアンドヘブンに到っては戦闘アニメがほぼ全編に渡って機体カットインで構成されている。リアル頭身で展開されるそのアニメーションはさながら現代版新スーパーロボット大戦。大迫力のカットイン構成ではあるものの、アニメーションではなく、あくまでカットインなので動きがややぎこちないのはご愛敬。 |
:第23話でスターガオガイガーに換装可能になると同時に、ウルテクエンジンが搭載され攻撃力が上昇する。あちらは移動後攻撃に難を抱える欠点があるが、こちらはマップ兵器版・通常版ともにディバイディングドライバーがP属性なので、積極的に攻め込みやすい為、換装可能になっても暫くはこちらを使い続けるのも一手である。しかし、第37話でスターガオガイガーにハンマーヘルアンドヘブンが追加されてからは、ハンマーヘルアンドヘブンを使えないこちらでは火力不足を感じるだろう。勿論、マップ兵器を主力にしたザコ戦を重視するなら、そういう役割を持たせても良い。 | :第23話でスターガオガイガーに換装可能になると同時に、ウルテクエンジンが搭載され攻撃力が上昇する。あちらは移動後攻撃に難を抱える欠点があるが、こちらはマップ兵器版・通常版ともにディバイディングドライバーがP属性なので、積極的に攻め込みやすい為、換装可能になっても暫くはこちらを使い続けるのも一手である。しかし、第37話でスターガオガイガーにハンマーヘルアンドヘブンが追加されてからは、ハンマーヘルアンドヘブンを使えないこちらでは火力不足を感じるだろう。勿論、マップ兵器を主力にしたザコ戦を重視するなら、そういう役割を持たせても良い。 | ||
:通常ルート最終話、激闘ルート第53話では命が居ない間、スターガオガイガーと共通でENと運動性が下がる上に'''こちらは攻撃力が1000も弱体化してしまう'''<ref>スターガオガイガーはハンマーヘルアンドヘブンが使用不可になる上にヘルアンドヘブンの消費ENがガオガイガー同様の80になるだけ。</ref>。 | :通常ルート最終話、激闘ルート第53話では命が居ない間、スターガオガイガーと共通でENと運動性が下がる上に'''こちらは攻撃力が1000も弱体化してしまう'''<ref>スターガオガイガーはハンマーヘルアンドヘブンが使用不可になる上にヘルアンドヘブンの消費ENがガオガイガー同様の80になるだけ。</ref>。 | ||
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:2019年10月より「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型SSRファイターが追加。排出率は0.001%。 | :2019年10月より「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型SSRファイターが追加。排出率は0.001%。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
− | : | + | :序章ワールド2の第3話「勇者王誕生!」で加入。会話イベント内限定だが、本作で初めてディメンジョンプライヤーが登場した。 |
:攻撃特化タイプで、圧倒的な攻撃力を持ちザコ敵程度なら簡単になぎ倒していく。イメージに反してHPが低めだったが、2020年6月の調整で強化された。 | :攻撃特化タイプで、圧倒的な攻撃力を持ちザコ敵程度なら簡単になぎ倒していく。イメージに反してHPが低めだったが、2020年6月の調整で強化された。 | ||
:ただし照準値が低く回避タイプの敵(特にデビルマン系)には攻撃がかすりもしない事も多々あり圧倒的に不利。最高の攻撃力と最低の命中率を持つ極端なユニットとなっている。 | :ただし照準値が低く回避タイプの敵(特にデビルマン系)には攻撃がかすりもしない事も多々あり圧倒的に不利。最高の攻撃力と最低の命中率を持つ極端なユニットとなっている。 | ||
− | : | + | :余りある攻撃力を活かす為、「[[必中]]」を持つ支援パーツを装備させたり、「[[感応]]」の精神コマンドを持っている[[時縞ハルト|ハルト]]などと出撃させるなどしてやるとメインアタッカーとして大活躍を期待できる。SSR「プラズマホールド」は欠点の照準値を補いつつ攻撃力・ブレイクゲージ上昇量を強化することができる。 |
− | : | + | :2020年8月に追加された期間限定SSR「ハンマーヘルアンドヘブン」はダメージ軽減能力を持つため、前線でもある程度耐えることができるようになる。 |
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}} | ||
:『覇界王』設定。キーミッション「禽-PHOENIX-」内で、[[ガオファイガー]]から乗り換える形で参戦。 | :『覇界王』設定。キーミッション「禽-PHOENIX-」内で、[[ガオファイガー]]から乗り換える形で参戦。 | ||
− | :地球製勇者王としては最後発の参戦だが初代の特権か系列機共通オプションであるドライバー類を唯一装備。またステルスガオーはアップデート後でも大気圏外非対応なのだが<ref>原作中の宇宙戦闘の際はソムニウムの夢装化により補われた。</ref> | + | :地球製勇者王としては最後発の参戦だが初代の特権か系列機共通オプションであるドライバー類を唯一装備。またステルスガオーはアップデート後でも大気圏外非対応なのだが<ref>原作中の宇宙戦闘の際はソムニウムの夢装化により補われた。</ref>問題なく宇宙適応Aである。 |
− | : | + | :武装及び演出は「T」準拠になっており、勇者王3機の中では中威力の移動後攻撃とMAP兵器を両立するのが強みだが、EN回復が無くなったため乱発したらあっという間に枯渇する為、活躍させたいのならば強化パーツ等によるフォローは必須。キーミッション「光と闇の果て」でゴルディオンダブルハンマーが追加され更に決定打も上がる。カットインアニメーションは健在でTよりもスムーズに展開され、原作さながらの動きとなった。 |
:[[ファイナル・ガオガイガー]]参戦後も残るため乗り換えて出撃可能ではあるが、その際はファイナル・ガオガイガーとの択一となるため状況により判断しよう。 | :[[ファイナル・ガオガイガー]]参戦後も残るため乗り換えて出撃可能ではあるが、その際はファイナル・ガオガイガーとの択一となるため状況により判断しよう。 | ||
:他の乗り換え機体と違いガオファイガーにフルカスタムボーナスを設定しているとそれを引き継いでしまうが、ファイナル・ガオガイガー参戦時にフルカスタムボーナスが外れる<ref>装備していた強化パーツはファイナル・ガオガイガーへ引き継がれてガオガイガーは未装備状態になることから、元のガオガイガーがそのまま残るのではなく、乗り換えに対応するガオガイガーへと機体データが変わり、改造引継ぎがされるという扱いになっていると思われる。</ref>ため、再設定が可能。 | :他の乗り換え機体と違いガオファイガーにフルカスタムボーナスを設定しているとそれを引き継いでしまうが、ファイナル・ガオガイガー参戦時にフルカスタムボーナスが外れる<ref>装備していた強化パーツはファイナル・ガオガイガーへ引き継がれてガオガイガーは未装備状態になることから、元のガオガイガーがそのまま残るのではなく、乗り換えに対応するガオガイガーへと機体データが変わり、改造引継ぎがされるという扱いになっていると思われる。</ref>ため、再設定が可能。 | ||
− | : | + | :なお、原作通り戦いが終わったらギャレオンを元の時代に戻すとの発言はされているものの、本作はエンディング後も継続プレイが可能な関係から結局は放置するような形となってしまっている。 |
:ちなみにエヴォリュダー能力によりガオファイガーよりもパワーアップしているとされるが、スパロボ独自の設定(いわゆるゲーム的な都合)であり、原作ではエヴォリュダー能力で過去のギャレオンをアップデートされたガオーマシンに適合させるのが精一杯であり、単純性能は当然ガオファイガーの方が高いとされる。 | :ちなみにエヴォリュダー能力によりガオファイガーよりもパワーアップしているとされるが、スパロボ独自の設定(いわゆるゲーム的な都合)であり、原作ではエヴォリュダー能力で過去のギャレオンをアップデートされたガオーマシンに適合させるのが精一杯であり、単純性能は当然ガオファイガーの方が高いとされる。 | ||
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:無消費ないし極小消費で十分な威力にそこそこの射程と使い勝手が良く、ザコ相手ならばこれだけで[[無双|蹴散らせる]]ため、演出としてお目にかかる機会はかなり多いはず。 | :無消費ないし極小消費で十分な威力にそこそこの射程と使い勝手が良く、ザコ相手ならばこれだけで[[無双|蹴散らせる]]ため、演出としてお目にかかる機会はかなり多いはず。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では「パンチ」名義でディフェンダー・大器型ファイタータイプの通常攻撃に採用。 | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では「パンチ」名義でディフェンダー・大器型ファイタータイプの通常攻撃に採用。 | ||
− | : | + | :『DD』では打撃属性の通常攻撃に採用。パンチ。R必殺技としてのメインアビリティは「[[底力]] I」で、HPが25%減少するごとに攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップ I」。 |
==== 武装 ==== | ==== 武装 ==== | ||
;ドリルニー | ;ドリルニー | ||
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:「[[αシリーズ]]」ではブロウクンマグナムが有射程のP属性なので影が薄いが、『T』ではブロウクンマグナムのP属性が無くなったため進軍戦での需要が増えた。 | :「[[αシリーズ]]」ではブロウクンマグナムが有射程のP属性なので影が薄いが、『T』ではブロウクンマグナムのP属性が無くなったため進軍戦での需要が増えた。 | ||
:『X-Ω』ではUCディフェンダータイプの必殺スキルに採用。 | :『X-Ω』ではUCディフェンダータイプの必殺スキルに採用。 | ||
− | : | + | :『DD』では打撃属性のR必殺技に採用。メインアビリティは「全力攻撃I」で、気力120以上の時に与ダメージが増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。『T』とほぼ同様の流れ。 |
:パイロットの[[獅子王凱]]役[[声優:檜山修之|檜山修之]]氏は、台北ゲームショウ2019に出席した際に「'''ドリルニーは、あまりテレビでは使われなかった地味な武器'''」と評している。実際にはそれなりに使われているのだが、あくまで格闘攻撃の一環としての使用であり'''「ドリルニー!」とは一度も叫んでいない'''ため印象が薄かったのかもしれない(OVAの[[ジェネシックガオガイガー|オリジナル機]]の方でしっかり左右ドリルの技名を叫んでいたこともTV版の印象を薄める遠因かもしれない)。 | :パイロットの[[獅子王凱]]役[[声優:檜山修之|檜山修之]]氏は、台北ゲームショウ2019に出席した際に「'''ドリルニーは、あまりテレビでは使われなかった地味な武器'''」と評している。実際にはそれなりに使われているのだが、あくまで格闘攻撃の一環としての使用であり'''「ドリルニー!」とは一度も叫んでいない'''ため印象が薄かったのかもしれない(OVAの[[ジェネシックガオガイガー|オリジナル機]]の方でしっかり左右ドリルの技名を叫んでいたこともTV版の印象を薄める遠因かもしれない)。 | ||
;ブロウクンマグナム | ;ブロウクンマグナム | ||
:右下腕部と拳を個別に逆回転させながら射出し、目標を粉砕する[[ロケットパンチ]]。通称「破壊の右腕」。 | :右下腕部と拳を個別に逆回転させながら射出し、目標を粉砕する[[ロケットパンチ]]。通称「破壊の右腕」。 | ||
− | : | + | :劇中では腕から射出しないまま[[マジンカイザー|腕の回転機能でゾンダーの攻撃を]][[GEAR戦士電童|受け流す使い方も見られた]]。射出後に撃ち落される事もあり、EI-01などの強敵との戦闘で威力不足が懸念され強化型のブロウクンファントムが開発されることなった。 |
− | : | + | :Gパワーによる力場で対象を掘削貫通する兵器であり、初使用時以降ゾンダーバリアを貫通する描写が使われたことからか、SRWでは多くのタイトルでバリア貫通が付いている(W、BX除く)。 |
:多くのタイトルで他のロケットパンチ系が軒並み無消費ないし弾数制の中、これはEN消費制。消費量はそこまで多くなく、射程も長いため主力武装として使っていける。ただ携帯機シリーズではこちらの射程も短く「格闘」とは1しか差が無いため、攻撃力が足りているなら出番がかなり減る。 | :多くのタイトルで他のロケットパンチ系が軒並み無消費ないし弾数制の中、これはEN消費制。消費量はそこまで多くなく、射程も長いため主力武装として使っていける。ただ携帯機シリーズではこちらの射程も短く「格闘」とは1しか差が無いため、攻撃力が足りているなら出番がかなり減る。 | ||
:『BX』では他のロケットパンチ系列同様弾数制武装になった。 | :『BX』では他のロケットパンチ系列同様弾数制武装になった。 | ||
:『T』『30』ではほぼ全編カットインで構成されており、SD頭身はほぼ映らない。カットインで構成されている割合で言えばヘルアンドヘブン(ハンマー含む)よりも多い。また移動後に使用できなくなったため、ドリルニーとの使い分けが必要となった。 | :『T』『30』ではほぼ全編カットインで構成されており、SD頭身はほぼ映らない。カットインで構成されている割合で言えばヘルアンドヘブン(ハンマー含む)よりも多い。また移動後に使用できなくなったため、ドリルニーとの使い分けが必要となった。 | ||
− | : | + | :『DD』では打撃属性のSR必殺技に採用。メインアビリティは「防御力ダウン付与II(必殺)」で、必殺技命中時に2アクションの間、敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「ダメージアップII(打撃)」また、ディスクPの演出内で高速回転させた後射出せずそのまま殴る演出が再現されている。 |
;プロテクトシェード | ;プロテクトシェード | ||
:左腕から展開する空間湾曲バリア。通称「防御の左腕」。 | :左腕から展開する空間湾曲バリア。通称「防御の左腕」。 | ||
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::武装の少なさ故か「[[αシリーズ]]」では中射程の小隊武器として実装。左手から電撃を放って敵を拘束し、持ち上げて地面に叩きつける演出になっている。 | ::武装の少なさ故か「[[αシリーズ]]」では中射程の小隊武器として実装。左手から電撃を放って敵を拘束し、持ち上げて地面に叩きつける演出になっている。 | ||
::『X-Ω』ではアタッカー・通常ファイタータイプの通常攻撃に採用。 | ::『X-Ω』ではアタッカー・通常ファイタータイプの通常攻撃に採用。 | ||
− | :: | + | ::『DD』では打撃属性のSSR必殺技として採用。格闘→プラズマホールド→ドリルニーの連続攻撃。原作の不遇さを考えるとまさかの大出世である。メインアビリティは「[[GSライド]](ガオガイガー)」で、攻撃力と照準値が増加する。さらに打撃属性のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(打撃)」。 |
==== [[ハイパーツール]] ==== | ==== [[ハイパーツール]] ==== | ||
;ディバイディングドライバー | ;ディバイディングドライバー | ||
:左腕に装着するハイパーツール。左腕のプロテクトシェードの反発空間生成能力を転用して空間を割り開く装備。 | :左腕に装着するハイパーツール。左腕のプロテクトシェードの反発空間生成能力を転用して空間を割り開く装備。 | ||
− | :OPで高らかに名前を歌い上げているが'''敵を攻撃する武器ではなく'''、地面を切り開いて流れ弾を市街地に向けないための戦闘フィールドを作るための'''道具'''である。人命優先であるGGGらしいツール<ref> | + | :OPで高らかに名前を歌い上げているが'''敵を攻撃する武器ではなく'''、地面を切り開いて流れ弾を市街地に向けないための戦闘フィールドを作るための'''道具'''である。人命優先であるGGGらしいツール<ref>メタな事情を言えば市街地の背景を書かずに済む、という製作上での手間簡略化の意図もある。</ref>。 |
:実戦の場ではそれに限らず、敵のボディを割いて一時拘束しつつ内部に[[超竜神|イレイザーヘッド]]の効果を通したり、空間を拡張して至近距離から放たれた砲弾の威力を削いだりといった応用も多く見られた。 | :実戦の場ではそれに限らず、敵のボディを割いて一時拘束しつつ内部に[[超竜神|イレイザーヘッド]]の効果を通したり、空間を拡張して至近距離から放たれた砲弾の威力を削いだりといった応用も多く見られた。 | ||
− | : | + | :その特性上、SRWでは多くの場合イベント限定の出番が続いたが、『BX』で初めて個別コマンドとして任意使用が可能となった。範囲内の味方の地形適応をSまで上げ、敵機の地形適応を1段下げるという効果(武器適応は除く)。消費は50と重いが効果範囲はかなり広く移動後使用も可能。 |
+ | :ダメージには干渉しないが地形適応による命中・回避への影響は非常に大きく、敵方がスペック低下無効能力持ちでも味方の地形適応は上がるためどんな相手でも有効。 | ||
+ | :あまりにも強力であるため、『BX』のガオガイガーは攻撃役よりもサポート主体で採用するプレイヤーも多いだろう。凱の指揮技能と合わせて磐石のサポート体制を取ることができる。 | ||
+ | :その便利さから、本作の凱は'''ドライバーおじさん'''なる[[俗語・俗称|俗称]]がユーザーから付けられた。 | ||
+ | :ガオガイガー自身高火力のメインアタッカーとしての性能はあるため補助に専念させるのは惜しいものの、[[移動力]]と射程が短いためディバイディングドライバーのみが戦場に寄与できる手段というケースも少なくない。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』ではなんと'''攻撃武装として登場'''。SRアタッカー・通常ファイタータイプは一直線上の敵にダメージを与える「直線範囲」、SSRアタッカー・SSR通常ファイタータイプは目の前西方形状の範囲にダメージを与える「広範囲」と性能が分かれている。 | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』ではなんと'''攻撃武装として登場'''。SRアタッカー・通常ファイタータイプは一直線上の敵にダメージを与える「直線範囲」、SSRアタッカー・SSR通常ファイタータイプは目の前西方形状の範囲にダメージを与える「広範囲」と性能が分かれている。 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]] | + | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では通常武器とMAP兵器の2種類が採用された。通常武器では戦闘フィールドを形成して相手を地下に落としてから踵落とし・ドリルニー・パンチの3段カットインと共に壁面へと叩き付ける。空中・宇宙の相手にも問題なく使用可能なため、'''浮いた相手に使うと空中(宇宙)に地面が出現する'''という凄まじい演出となる。 |
+ | :MAP兵器版は低威力悪燃費ながら、P属性前方3×3マス敵味方識別ありと使い勝手は良く凱の「決意」を併用すれば敵を一網打尽にできる。運動性ダウンの効果もあるが、『BX』と異なり自軍への支援効果は無い。 | ||
;ゴルディオンハンマー | ;ゴルディオンハンマー | ||
− | : | + | :圧縮された重力波を高速で叩きつけて対象を光子レベルまで分解する武器。ハンマー状のハイパーツールで、ガオガイガーが手で持って使用もできるが、反動が大きく半壊してしまう。 |
− | :後に欠点を解消すべく[[ゴルディーマーグ]] | + | :後に欠点を解消すべく[[ゴルディーマーグ]]が開発、ガオガイガーと合体して運用される。 |
;ゴルディオンマグナム | ;ゴルディオンマグナム | ||
:マーグハンドをブロウクンマグナムのように射出して飛ばす技。 | :マーグハンドをブロウクンマグナムのように射出して飛ばす技。 | ||
:Number43.2「金の爪、銀の牙」で、EI-72・73の合体ゾンダーロボにハンマーヘルアンドヘブンを破られた直後に、一度だけ使用した。 | :Number43.2「金の爪、銀の牙」で、EI-72・73の合体ゾンダーロボにハンマーヘルアンドヘブンを破られた直後に、一度だけ使用した。 | ||
;ディメンジョンプライヤー | ;ディメンジョンプライヤー | ||
− | :獅子王雷牙博士が設計したDP-C1、DP-R2、DP- | + | :獅子王雷牙博士が設計したDP-C1、DP-R2、DP-L3の3機のツールロボ「プライヤーズ」の合体形態。ガオガイガーの両腕に装着され運用される。異常空間をねじ切り、宇宙空間に放逐する。 |
:SRWにおいては長らく未採用だったが、『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」にて、会話イベント内のみだが初登場。[[EI-25]]の開いた次元の門を維持し、『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』の面々を元の世界に送り込んだ上にゴルディーマーグが同世界から帰還する為の時間稼ぎに成功した。 | :SRWにおいては長らく未採用だったが、『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」にて、会話イベント内のみだが初登場。[[EI-25]]の開いた次元の門を維持し、『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』の面々を元の世界に送り込んだ上にゴルディーマーグが同世界から帰還する為の時間稼ぎに成功した。 | ||
;ゴルディオンダブルハンマー | ;ゴルディオンダブルハンマー | ||
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:従来のハンマーヘルアンドヘブンに加え、分離した2つの球体部位をプラズマホールドの紐で操り空間を削り取る「ゴルディオンクラッカー」、内蔵のゴルディオンモーターによって重力衝撃波を偏向させ光の刃として放つ「ゴルディオンスライサー」の2つの新技を持つ。作中では重力衝撃波による精密な遠距離攻撃が可能になったことから接近の必要のあるハンマーヘルアンドヘブンは使用されず、専ら迎撃にクラッカー・攻撃にスライサーを使い分けていた。 | :従来のハンマーヘルアンドヘブンに加え、分離した2つの球体部位をプラズマホールドの紐で操り空間を削り取る「ゴルディオンクラッカー」、内蔵のゴルディオンモーターによって重力衝撃波を偏向させ光の刃として放つ「ゴルディオンスライサー」の2つの新技を持つ。作中では重力衝撃波による精密な遠距離攻撃が可能になったことから接近の必要のあるハンマーヘルアンドヘブンは使用されず、専ら迎撃にクラッカー・攻撃にスライサーを使い分けていた。 | ||
:『30』では上記の通りゴルディオンハンマーに代わってこちらが実装。最初にゴルディオンクラッカーで攻撃を行い、トドメ演出でハンマーヘルアンドヘブンを行う。 | :『30』では上記の通りゴルディオンハンマーに代わってこちらが実装。最初にゴルディオンクラッカーで攻撃を行い、トドメ演出でハンマーヘルアンドヘブンを行う。 | ||
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==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;ヘルアンドヘブン | ;ヘルアンドヘブン | ||
:ガオガイガーを象徴する必殺技。「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォー…」と呪文(意味は「2つの力を1つに」)を唱えながら、右腕の攻撃エネルギーと左腕の防御エネルギーを両手を合わせて融合。それにより、ボディ全体が緑色となった状態からEMトルネード(電磁竜巻)を放出して、標的を拘束。背中のスラスターで突撃し、組んだままの両手で装甲を撃ち抜いて、標的の核を摘出すると同時に掌に集中させた融合エネルギーを目標機体内で解放。核はプロテクトシェードで保護しつつ、目標を内部から完全に破壊する。核を二つ持つ相手でも片手で保持することで同時に取り出すことができるようなのだが、実際に行ったのはGストーンの共鳴で強化され、Gマークを描くように相手をえぐり取る特殊なヘルアンドヘブンであるため、普段から行えるのかは不明。 | :ガオガイガーを象徴する必殺技。「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォー…」と呪文(意味は「2つの力を1つに」)を唱えながら、右腕の攻撃エネルギーと左腕の防御エネルギーを両手を合わせて融合。それにより、ボディ全体が緑色となった状態からEMトルネード(電磁竜巻)を放出して、標的を拘束。背中のスラスターで突撃し、組んだままの両手で装甲を撃ち抜いて、標的の核を摘出すると同時に掌に集中させた融合エネルギーを目標機体内で解放。核はプロテクトシェードで保護しつつ、目標を内部から完全に破壊する。核を二つ持つ相手でも片手で保持することで同時に取り出すことができるようなのだが、実際に行ったのはGストーンの共鳴で強化され、Gマークを描くように相手をえぐり取る特殊なヘルアンドヘブンであるため、普段から行えるのかは不明。 | ||
− | : | + | :人命救助を旨とするGGGらしい武装だが、ゾンダー核の正体が不明だった第1話や、凱がアドレナリンで正気を失っていた第2話では、核をそのまま握り潰そうとした。また、核を摘出してエネルギーを放出し、ゾンダーを破壊した刹那の無防備な瞬間を狙われたこともあった。この技は呪文の〆であり技を完成させる「ウィータ」の部分が未判明であり、不完全なまま使用されていた為、本来の威力は発揮されていない。 |
:原種との初戦とゾヌーダロボ戦では通用しなかったが、原種にはゴルディマーグの復活に伴い使用する機会は殆ど無くなり、ゾヌーダロボ戦では一度競り負けるが護を傷つけたショックで命の潜在意識の抵抗で出力が落ちた隙を突き、ヘルアンドヘブンを放つ際のGSライド最大稼働時の緑発光状態のまま肉弾戦であちらこちらを毟り取り、打ち砕いたトドメに核を引き抜いた。 | :原種との初戦とゾヌーダロボ戦では通用しなかったが、原種にはゴルディマーグの復活に伴い使用する機会は殆ど無くなり、ゾヌーダロボ戦では一度競り負けるが護を傷つけたショックで命の潜在意識の抵抗で出力が落ちた隙を突き、ヘルアンドヘブンを放つ際のGSライド最大稼働時の緑発光状態のまま肉弾戦であちらこちらを毟り取り、打ち砕いたトドメに核を引き抜いた。 | ||
:攻撃と防御という相反するエネルギーを融合させる故に、使用時にそのエネルギーの反発を抑え込みつつ制御し一斉に解き放つため、僅かでも制御を誤れば反発し、暴発したエネルギーで自壊してしまう諸刃の剣。その為一体化している凱にはサイボーグであっても大きな負担を伴う……という設定が存在し、それ故にゴルディオンハンマーの開発が急がれたという経緯がある。またこの凱と機体への負担は、前述の「ウィータ」の未判明により、武装システム自体が不完全であったことも理由。 | :攻撃と防御という相反するエネルギーを融合させる故に、使用時にそのエネルギーの反発を抑え込みつつ制御し一斉に解き放つため、僅かでも制御を誤れば反発し、暴発したエネルギーで自壊してしまう諸刃の剣。その為一体化している凱にはサイボーグであっても大きな負担を伴う……という設定が存在し、それ故にゴルディオンハンマーの開発が急がれたという経緯がある。またこの凱と機体への負担は、前述の「ウィータ」の未判明により、武装システム自体が不完全であったことも理由。 | ||
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:『T』においてはほぼリアル頭身で進行する「'''もうアニメでいいじゃん'''」を地で行く大迫力の戦闘アニメとなっている。……が、細かいことを言えば、カットインの繋ぎで構成されている関係上、手の震えなど細部の挙動が省略されており、普通の戦闘アニメでは気にならないであろう些細な再現不足が目立ってしまうのが残念なところ。この辺りは『30』で手を加えられ、より滑らかに動くようになっている。また『30』でもそうだが、トドメ演出でゾンダーはもとより'''あらゆる敵ユニットから核を摘出する'''ようになった。[[MS]]などの有人機はコックピットブロックを摘出しているとして、[[宇宙怪獣]]や[[インベーダー]]といった生物系の敵からはいったい何を摘出しているのであろうか……。 | :『T』においてはほぼリアル頭身で進行する「'''もうアニメでいいじゃん'''」を地で行く大迫力の戦闘アニメとなっている。……が、細かいことを言えば、カットインの繋ぎで構成されている関係上、手の震えなど細部の挙動が省略されており、普通の戦闘アニメでは気にならないであろう些細な再現不足が目立ってしまうのが残念なところ。この辺りは『30』で手を加えられ、より滑らかに動くようになっている。また『30』でもそうだが、トドメ演出でゾンダーはもとより'''あらゆる敵ユニットから核を摘出する'''ようになった。[[MS]]などの有人機はコックピットブロックを摘出しているとして、[[宇宙怪獣]]や[[インベーダー]]といった生物系の敵からはいったい何を摘出しているのであろうか……。 | ||
:『X-Ω』ではSSRディフェンダー・大器型ファイタータイプの必殺スキルに採用。 | :『X-Ω』ではSSRディフェンダー・大器型ファイタータイプの必殺スキルに採用。 | ||
− | : | + | :『DD』では打撃属性のSSR必殺技として採用。メインアビリティは「勇者王」で、必殺技威力が増加する。さらにステージ開始時、気力が上昇する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(打撃)」。初期気力アップがあるため出足が早くなる利点があるが、必殺技スロットでは発動しないのが難点。 |
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;ハンマーヘルアンドヘブン | ;ハンマーヘルアンドヘブン | ||
:ゴルディーマーグが変形したゴルディオンハンマーとマーグハンドを使った必殺技。 | :ゴルディーマーグが変形したゴルディオンハンマーとマーグハンドを使った必殺技。 | ||
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:その原理上、[[アストラナガン|命中させれば如何なる相手だろうと一撃必殺となり得る必殺技]]なのだが、スパロボでは流石にゲームとしての調整がされており、HPを0に出来なければ初撃のハンマーヘルに(当然だが)耐える。また戦闘アニメもそこまでで演出が終了してしまうが、[[トドメ演出|トドメを刺せた場合は追加演出が入る]]。ゾンダー系の機体および原種系の機体が相手の場合はハンマーヘブン→光になれ となるが、それ以外にはハンマーヘブンが'''省略され'''光になれの演出となる。敵が有人機だった場合パイロットは無事ではないはずだが、それでも基本的には当然のように脱出させてくれるスパロボの脱出装置は偉大である。 | :その原理上、[[アストラナガン|命中させれば如何なる相手だろうと一撃必殺となり得る必殺技]]なのだが、スパロボでは流石にゲームとしての調整がされており、HPを0に出来なければ初撃のハンマーヘルに(当然だが)耐える。また戦闘アニメもそこまでで演出が終了してしまうが、[[トドメ演出|トドメを刺せた場合は追加演出が入る]]。ゾンダー系の機体および原種系の機体が相手の場合はハンマーヘブン→光になれ となるが、それ以外にはハンマーヘブンが'''省略され'''光になれの演出となる。敵が有人機だった場合パイロットは無事ではないはずだが、それでも基本的には当然のように脱出させてくれるスパロボの脱出装置は偉大である。 | ||
:余談だが『第2次α』ではこの武装追加イベント時の[[EI-20]]が最後のゾンダー核を持った[[ゾンダーロボ]]であり(以降に登場するゾンダーメカは全て[[ゾンダーメタル]]かゾンダリアン操縦)、ハンマーヘブンは実質イベント専用演出となってしまっていた。 | :余談だが『第2次α』ではこの武装追加イベント時の[[EI-20]]が最後のゾンダー核を持った[[ゾンダーロボ]]であり(以降に登場するゾンダーメカは全て[[ゾンダーメタル]]かゾンダリアン操縦)、ハンマーヘブンは実質イベント専用演出となってしまっていた。 | ||
− | + | :『T』ではガオガイガーの状態では(第37話で[[スターガオガイガー]]に追加された後も)使用できない。 | |
− | : | + | :『DD』では打撃属性のSSR必殺技。『T』同様、ゾンダー核に見立てた黒い球体を引き抜くことになる。メインアビリティは「光子分解」で、自分のアクション毎に攻撃力が増加する。自分のアクション時のみ命中率が増加する。気力120以上のとき、攻撃特化タイプ被ダメージを軽減する。ハンマーヘルアンドヘブン命中時、自分に「[[覚醒]]」を発動する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。 |
− | + | :『30』では上記の通りゴルディオンダブルハンマーのトドメ演出で行う。 | |
− | : | + | ====[[召喚攻撃]]==== |
− | : | + | ;ディスクP |
+ | :『DD』の打撃属性のSSR必殺技。[[マイク・サウンダース13世]]を呼び出し、ディスクPの演奏で[[GSライド]]を活性化。強化されたガオガイガーが格闘コンボを決める。 | ||
+ | :メインアビリティは「Gパワー」で、ガオガイガー装備時に戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加。気力130以上の時、戦闘時に敵ユニットの防御力を減少。弱点属性での攻撃時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少。ディスクP命中時の気力上昇量アップ。サブアビリティは「ダメージアップIII(打撃)」。 | ||
===[[特殊能力]]=== | ===[[特殊能力]]=== | ||
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;勇者、暁に死す | ;勇者、暁に死す | ||
:[[EI-01]]に挑むGGG機動部隊。 | :[[EI-01]]に挑むGGG機動部隊。 | ||
− | :対消滅攻撃で一気に劣勢に追い込まれるが[[弾丸X]] | + | :対消滅攻撃で一気に劣勢に追い込まれるが[[弾丸X]]を用いての捨て身のパワーアップで反撃を開始し、ゴルディオンハンマーで勝利。本来ならば、蓄積されたエネルギーの完全開放により新たにエネルギーを生み出す為のエネルギーさえ使い果たしてしまい、Gストーンはその機能を停止。生命維持をGストーンで行っている凱は勿論、AIの中央プロセッサとしてGストーンを用いている勇者ロボたち全員が死を迎えてしまう筈だったが―――――奇跡は起きた。 |
+ | :しかし、本体である[[パスダー]]は宇宙へ脱出してしまった。それは新たな戦いの幕開けを意味していた。 | ||
;さらばGGG | ;さらばGGG | ||
− | : | + | :機界31原種の先発隊である[[ZX-01|巨腕原種]]、[[ZX-02|鉄髪原種]]、[[ZX-03|顎門原種]]の手でベイタワー基地は崩壊。 |
− | : | + | :仲間の仇を討つためにも孤高に挑むガオガイガーであったが数と力の差は激しく、連続攻撃を受けて、大破し完敗を喫する。 |
;勇者復活 | ;勇者復活 | ||
:[[ZX-04|巨脚原種]]との戦いの最中、ガイガーとマイク以外の勇者ロボたちが目覚め、巨脚原種への反撃を開始。 | :[[ZX-04|巨脚原種]]との戦いの最中、ガイガーとマイク以外の勇者ロボたちが目覚め、巨脚原種への反撃を開始。 | ||
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==関連機体== | ==関連機体== | ||
;[[スターガオガイガー]] | ;[[スターガオガイガー]] | ||
− | : | + | :宇宙戦闘用。 |
;ガオガイガー長距離移動仕様 | ;ガオガイガー長距離移動仕様 | ||
− | : | + | :太陽付近に出現した黒きキングジェイダーに対応すべく出動した際の形態。クライマー1二基をブースターとし、ゴルディオンハンマーをメインフレームとしている。 |
;[[ゴルディーマーグ]] | ;[[ゴルディーマーグ]] | ||
:ゴルディオンハンマーを使いこなすのに必要な相棒。 | :ゴルディオンハンマーを使いこなすのに必要な相棒。 | ||
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*勇者シリーズでは唯一グレート合体を行っていないが企画当初はギャレオンがガイガーに変形した時点でロボットが完成していることを考えると、 ガオガイガーこそが既にグレート合体であるという見解もある。(DVDボックスの解説書より) | *勇者シリーズでは唯一グレート合体を行っていないが企画当初はギャレオンがガイガーに変形した時点でロボットが完成していることを考えると、 ガオガイガーこそが既にグレート合体であるという見解もある。(DVDボックスの解説書より) | ||
*2019年に模型メーカーコトブキヤが展開しているオリジナルロボットプラモデルシリーズ『フレームアームズ』に登場するロボットを美少女に擬人化、所謂メカ少女にした派生シリーズ『フレームアームズ・ガール』に使われている技術で他社の版権作品のロボットをメカ少女化して立体化する『クロスフレーム・ガール』として'''メカ少女と化したガオガイガー'''が発売された。デザインを担当したのは『[[スパロボ学園]]』のキャラクターデザイン、『フレームアームズ・ガール』でフレズヴェルク系のキャラのデザインを担当している駒都えーじ氏。 | *2019年に模型メーカーコトブキヤが展開しているオリジナルロボットプラモデルシリーズ『フレームアームズ』に登場するロボットを美少女に擬人化、所謂メカ少女にした派生シリーズ『フレームアームズ・ガール』に使われている技術で他社の版権作品のロボットをメカ少女化して立体化する『クロスフレーム・ガール』として'''メカ少女と化したガオガイガー'''が発売された。デザインを担当したのは『[[スパロボ学園]]』のキャラクターデザイン、『フレームアームズ・ガール』でフレズヴェルク系のキャラのデザインを担当している駒都えーじ氏。 | ||
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==商品情報== | ==商品情報== |