和泉ナナ

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和泉ナナ
読み いずみ ナナ
登場作品 闘将ダイモス
声優 栗葉子
吉田小南美(SRW代役
デザイン 聖悠紀(原案)
金山明博(アニメ版)
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
種族 地球人日本人
性別
年齢 16歳
所属 ガードダイモビック
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和泉ナナは『闘将ダイモス』の登場人物。

概要

和泉振一郎博士の孫娘。

夕月京四郎と共にガルバーFXIIに搭乗する。竜崎一矢に思いを寄せており、エリカに嫉妬することもあったが、後に一矢とエリカの恋を応援するようになった。

一矢と共に空手を習っており、生身での戦闘力もある。また怒ったときなどに「う~、ワン!」と言う口癖がある。資料によっては「犬語を話せる」と書かれているが、これは誤り[1]

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。ガルバーFXIIのパイロットで、本作ではブルーガーにも搭乗できるが、途中で京四郎との択一でパイロットから外さなければならない。
補助系のコマンドに激励があり、隠れ身かく乱で敵の攻撃にも対処できるのでサポート役としては京四郎より優れているが、桜野マリと比較すると2回行動可能レベルが高い上、必中幸運が無いので、彼女よりも育てづらいのが難点となる。
第4次スーパーロボット大戦S
一矢・京四郎同様、シナリオ『ダカールの日』で三輪長官と戦闘させると会話が発生するようになった。京四郎と択一で外した後なので、一度のプレイではどちらかの会話しか見ることは出来ない。シーブック激励を忘れ、Bチームの激励要員がいなくなる可能性があるため、彼女を残した方がいい。

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
音声初収録。栗葉子氏が引退していたため、吉田氏が代役を担当。ガルバーFXIIのサブパイロットで、補助系の精神コマンドを担当する。原作同様に一矢とエリカの仲に嫉妬し、その後強制出撃して窮地に陥るイベントがある。また同時に原作とは違う形で恋が破れたフォウとの会話もある。サブパイロットなのでPPによる養成ができないのが残念。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
使い勝手は『第2次α』と同じ。後半のボアザンルートでは京四郎とコスモのダブルアフロに突っ込んでいる。祝福の需要が上がり、コストの高い機体が増えたので、相対的に重要度が上がった。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
ガルバーFXIIのサブパイロットになる。精神コマンドはサポート系と戦闘系が入り交じり、ランダム要素が強く確定で覚えるものがない。強いて挙げれば、幸運補給の習得率が高め。
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
偵察信頼かく乱を確定で覚える。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦AA PORTABLE
上記の犬語を解するという誤った設定に沿って千代錦の言葉を解するイベントがある。

単独作品

スーパーロボット大戦MXMX PORTABLE
既に一矢とエリカが結ばれた後なので、身を引いた状態である。京四郎との精神コマンドの配分のバランスが良く、PPを使った養成で欲しい技能は手に入る上、ガルバーFXIIの使い勝手も良いので、かなり優秀。没データカットイン有り。

パイロットステータス

精神コマンド

第4次S
偵察信頼隠れ身かく乱激励
第2次α第3次α
信頼応援集中祝福鉄壁激励
AA PORTABLE
偵察信頼祝福応援再動補給
MXMX PORTABLE
信頼応援集中かく乱鉄壁祝福

特殊技能

第2次α
援護攻撃L3、援護防御L3
単独出撃時のみ効果発揮。

小隊長能力

第2次α』ではパイロットとして使用可能だが、イベント扱いのため小隊長能力は設定されていない。

パイロットBGM

「立て!闘将ダイモス」
「バトルターン」
第2次α』でのパイロットBGM

人間関係

和泉振一郎
祖父。
竜崎一矢
兄妹同然に育ったが、彼女自体は兄的存在だった一矢に恋心を寄せるようになり、故に一矢とエリカの仲に当初嫉妬していた。
夕月京四郎
共にガルバーFXIIに搭乗。兄貴分的存在であるが、京四郎の方はナナに振り回されることも。
三輪防人
他の面々同様に嫌っている。

他作品との人間関係

カツ・コバヤシ
第4次S)』で密かに想いを寄せていた一矢がエリカに好意を持っていたことを知ったショックから無断出撃した際、ロンド・ベルへの合流に向かっていた彼と偶然出会う……が、同時にカットナルケルナグール率いるDC部隊に囲まれ、ガルバーFXII&Gディフェンサーの貧弱な2機だけでロンド・ベルの到着まで凌ぐことを余儀なくされてしまう。
千代錦
A』では彼の言葉がわかるのでアクセル(またはラミア)が怪しいと翻訳した。が特に問題はなかった。
出雲銀河
MX』で螺旋城の阻止限界点到達時間が迫り、絶望感に苛まされたとき、年下の彼からの言葉に勇気付けられ奮起する。
フォウ・ムラサメ
第2次α』で(『第4次』と同様の理由で)ダイモビックを抜け出した際、彼女に見つけ出された。
この時点でのフォウはカミーユファとの三角関係に自ら終止符を打っていたことから、彼女の複雑な心境を理解していた。

名台詞

「う~、ワン!」
口癖。

スパロボの名台詞

αシリーズ

フォウ「…ナナ、ここにいたのね」
「フォウさん…」
フォウ「みんなが心配してるわ。さあ、帰りましょう」
「…でも……私…」
フォウ「…ナナは一矢のことが好きなのね?」
「………」
「ええ…あたしだって…エリカさんに負けないくらいに…」
「でも、どうして…どうして、エリカさんだけがお兄ちゃんの心を一人占めするの?」
「あの時……いっそのこと、いなくなってくれれば良かったのに…!」
第2次α』第20話のシナリオデモにて。
自身を心配して迎えに来てくれたフォウ・ムラサメに対して、エリカに対する嫉妬を爆発させてしまう。
フォウ「馬鹿なことを言っちゃ駄目よ」
「!」
フォウ「私には少しわかるわ。あの時、彼女が一人でどこかへ行こうとしたわけが…」
「え…?」
フォウ「彼女は一矢に迷惑をかけたくなかったのよ。だから、自分から去ろうとした…」
「一矢への想い故にね」
「あ…!」
(私のせいだ…。私がエリカさんにお兄ちゃんを苦しめてるって言ったから……)
(私…お兄ちゃんとエリカさんに取り返しのつかないことをしちゃった…!)
同上。フォウからエリカが何故一人で何処かへ行こうとしたのか、その推測を聞かされたナナは、自身のエリカに対する失言で一矢とエリカが引き裂かれてしまったことを激しく後悔する。
フォウ「敵が来た…!?」
(そんな…!今、出撃出来る機体は少ないのに!)
「フォウさん!私、先にガルバーで出ます!」
フォウ「一人で行くつもり!?」
「エリカさんだって、お兄ちゃんのために生命を賭けたんです!私だって…私だって!」
その直後、ダイモビック基地にバーム軍が襲来したため、ナナは一人で出撃するためにダイモビック基地へ戻る。
「お、お兄ちゃん!」
一矢「ナナ! 一人で飛び出すなんてどういうつもりだ!?」
「だ、だから言ったじゃない。お兄ちゃんを守るって…」
一矢「状況を考えろ!こんな時にお前一人が出たって、みんなに迷惑がかかるだけだ!」
「そ、そうよ…。私はお兄ちゃんに迷惑をかけるだけ…」
「エリカさんが大空魔竜から出ていったのも私のせいだもの…」
一矢「…!」
「だから…せめて、これぐらいのことは…」
同話において、味方増援(ダイモス)が出撃した際の会話。この直後、バーム軍の戦闘ロボ・ダリがナナが駆るガルバーFXIIに襲いかかるが、一矢が駆るダイモスがそれを庇う。
一矢「ナナ、大丈夫か!?」
「お、お兄ちゃん!? どうして!?」
一矢「どうしてもこうしてもあるか!」
「で、でも、お兄ちゃんはエリカさんのことが好きなんでしょ!?」
「私のことなんか何とも思ってないんでしょ!?」
一矢「馬鹿なことを言うな! お前を放っておけるかよ!!」
「け、けど…私のせいでエリカさんはいなくなっちゃったのよ!?」
一矢「あれはお前のせいじゃない!地球とバームの戦いを止められなかった俺達全員のせいだ!」
「じゃ、じゃあ…お兄ちゃん、私のこと好き…?好きでいてくれるの…!?」
一矢「バカヤロウ!好きでもなけりゃ、誰がこんな思いをして助けるか!!」
「お、お兄ちゃん…!」
一矢「さあ、ナナ! ここでバーム軍を食い止めるぞ!!」
「う、うん!」
(…ありがと、お兄ちゃん……)
同上。ナナを妹のように思っているからこそ、放っておけなかった一矢の言葉で、ナナは一矢やエリカに対するわだかまりを解いたのだった。
「…この人も私達と同じく平和のために戦ってきたのね…」
第2次α』ハマーン休戦ルート第50話「少バームの大攻防戦」ハマーン拒絶ルート第53話「許されざる罪」のシナリオデモより。三輪防人に撃たれたことで浅くない怪我を負っていた平和解放機構に所属するバーム兵を看取った際の台詞。
「なんて卑怯な奴なの!エリカさんを人質にとるなんて…」
同話において。エリカを人質に取ったオルバン大元帥に対する非難。
「もうやめてよ!あたし達は地球から追い出されたのに!」
第3次α』第37話「果てなき旅路の始まり」より。敵増援として現れたディバリウムに対して。

搭乗機体

ガルバーFXII

脚注

  1. SRWでも『第4次』のキャラクター図鑑にて堂々とそう書かれてしまっている。