遠藤シズナ

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遠藤シズナ
読み えんどう シズナ
登場作品
声優 植田佳奈
デザイン 下口智裕(原作漫画版)
平井久司(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦L
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
生年月日 2005年6月17日
年齢 14歳 → 17歳(原作漫画版)
出身 徳島県
身長 157 cm
血液型 AB型
所属 JUDA
御崎西中学校(アニメ)
趣味 読書
漫画
好きな食べ物 お好み焼き
嫌いな食べ物 東京のうどん&そば
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遠藤シズナは『鉄のラインバレル』の登場人物。

概要

ディスィーブの搭乗員。かなり強気な性格で何故か関西弁に似た方言で喋る(ちなみに徳島県出身である。なお、徳島の方言である阿波弁は関西弁に喋り方が似ているため、彼女は関西弁ではなく阿波弁を喋っているという見方もある)。

双子という事もあってか弟のイズナとは瓜二つの外見をしており、後に区別のために浩一にネクタイピンを着けられる。

勝気な性格であるが、ナーブクラックによって精神にダメージを負ったイズナを気遣ったり、絵美との関係を相談された浩一に自分の気持ちを押し殺してアドバイスするなど、本質的には良心的な性格である。

中学は浩一達の隣の町の中学に通っているらしい(原作では校名は不明、アニメのドラマCDでは御崎西中)。

原作漫画版

3年後にて髪型がロングへと変わったが、ある事件においてイズナを失うこととなる。

父・柘人に対しては、彼がイズナに冷淡なことに普段から敵意を感じており、いつしかそれは殺意へと変わっていた。柘人が冷淡なのは、イズナが他者の殺意を感知し、自分のものとして受け取る超能力を持っていたことが原因。その柘人はイズナをディスィーブに引き合わせてファクターとしたのだが、この時ディスィーブは柘人をナーブクラックで絞め殺してしまった。

これは、イズナがシズナの抱いていた柘人への殺意に感応し、それを受け取ったディスィーブが実行した、という状況である(シズナ⇒イズナ⇒ディスィーブ)。シズナ自身はこの事をずっと悔やんでおり、イズナを守るために強くあろうと決め、そのように振舞い始めた。関西弁を話し始めたのもその一環で、要は演技だった。

間違えられる事もあるが、ディスィーブファクターは弟のイズナであり、彼女はファクターではない。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
初登場作品。原作より登場が早く、浩一が自軍入りする前に仲間になる。顔グラフィックとカットインにはネクタイピン着用前後の2種類がある。ちなみに前述の通りファクターではないが、本作ではシズナがメインパイロット扱い。ファクターではないためDソイル値の項目もなく、HP回復量はイズナのDソイル値で計算される。
スーパーロボット大戦UX
原作漫画版設定で初登場、および音声を初収録。担当声優の植田佳奈氏は当作品でスパロボ初参加となる。
メインパイロット扱いだがファクター技能や活性率はイズナ側にある、と基本仕様は『L』と同じ。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
原作漫画版設定。2019年7月のイベント「希望が導いた想像」期間限定参戦。立ち絵は原作者の書き下ろし。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付き。
本作では原作終盤の設定でディスィーブVのパイロットとして登場。ボイスも設定に合わせて新録されている。

パイロットステータス

能力値

悪い意味で平均的な能力で、突出しているものもなく平凡。彼女の強みは精神コマンドとディスィーブの武器にある。

精神コマンド

L
不屈幸運闘志激励熱血
幸運を覚えているため、資金不足に悩まされる序盤はナーブクラックハンドで強敵を投げ飛ばすことが多くなるだろう。
UX
不屈闘志幸運熱血激励
最終的な構成は『L』と全く同じだが、幸運が遅くなってしまった。
X-Ω
不屈闘志幸運
パイロットパーツ装備時
感応熱血激励

特殊スキル

L
底力L5、援護防御L2
『ラインバレル』勢の例にもれず技能の伸びは悪い。スキルパーツで援護攻撃をつけてやれば、ナーブクラックが猛威を振るう。
UX
底力L5、援護攻撃L1、援護防御L2、全体攻撃L1
スキルパーツでカウンターをつけ、先制して敵にナーブクラックを撃ち込めるようにしておくと使い勝手が大幅に増す。ただし技量は低めなのでそちらも強化しておかないとあまり発動しない。いっそ、先手必勝を付けてしまうのも手か。

人間関係

遠藤柘人(つげひと)
父。イズナに冷淡な彼に殺意を抱いていたが、それが後の悲劇の遠因となってしまう。SRW未登場。
遠藤イズナ
双子の弟。姉の諫め役でもある。原作漫画版では死別してしまう。
早瀬浩一
当初は彼に反発していたが、後に助けられネクタイピンを着けられる。それ以降は彼の事が薄々気になっている様子。
山下サトル
同僚。悪ふざけでビキニの水着を着せた事も。
九条美海
同僚。原作漫画版ではヒトマキナ化したディスイーブのコックピットに縛られたイズナを殺害されたが、彼女の事情も少なからず察して行方を眩ました後の安否を心配していた。
石神邦生
上司であるが、彼の悪戯を迷惑がる事も。
道明寺誠
勝手に「おかっぱちゃん」なるあだ名を付けられたり早瀬軍団の一員にされたりされる。彼の事も気になっているようだが…。
降矢勉
ドラマCDにて共演。御崎西中の美人姉妹と思われていた。

他作品との人間関係

珠城つばき
L』には彼女と同時に草薙剣児に怒鳴る場面があり、剣児から「ステレオで怒鳴るな」といわれる。『L』には割と少ない声優ネタである。
草薙剣児
上記の通り、つばきと同じ声であるためか、『L』ではよく彼に絡む。ちなみに初対面ではディスィーブを彼に「空飛ぶカナヅチ」呼ばわりされて憤慨している。
リチャード・クルーガー
UX』では直接の絡みはないが、度々サヤに変なことを吹き込む彼に対して、その度に憤慨している。
アニエス・ベルジュ
そのリチャードの行為を「サヤを落語家として大成させるための一環」と信じ込んでいる彼に対して呆れている。

名台詞

「早瀬ェ!! お前ワザと間違って…」
「よ…よよ余計な お世話やーっっ」
原作漫画版第10話「明るい夜」より。浩一にネクタイピンをかけられた際の台詞。1行目の台詞の後、顔を真っ赤にさせ、どこかへ走って行った。

アニメ版

「それ、聞けばええんちゃう? 『俺の事、どう思ってんのか?』って。そんで、自分の気持ちを正直に伝えるんや。別に難しい事は何もあらへん。好き、なんやろ。絵美ちゃんの事が」
♯24「鉄の影」より。浩一に絵美と何を話していいか分からないと相談された際の返事。「好き」の部分に自分の浩一に対する思いを密かに込め、しかしそれを悟られないように精一杯笑顔を作って。健気である。

迷台詞

「いや!! 山下の言う通りやで!!」
「そんな二人やさかい もしもケンカにでもなってみい 言うたかて道明寺は生身の人間や そうなったらと思うと…そうなったらと思うと…」
原作漫画版第62話「願う亡霊」より。道明寺と矢島を今カノ元カノと例えた山下に賛同して。よく見れば、ベクトルが相当ズレた想像をしている

スパロボシリーズの名台詞

「何しとんねん! それでもマタンキついとんのか!」
L』第2話「特訓、マッハドリル!!」より。マッハドリルとの合体に失敗した剣児に対して。
「ああ…南雲があのアホ社長に感化されていく…」
L』第26話「それぞれの願い」より。ダリウス軍との決着がついた後に、アイドルコンテストの提案をした石神社長のアイデアを評価する一鷹に対しての嘆き。
「早瀬…この世界を守りたいのはお前だけやない…。みんな、命をかけてでも守りたいんや!」
『L』第36話「正義のために」より。ファイナルフェイズの発動をすればファクターの生命が尽きることを知り、発動を躊躇している浩一に対しての台詞。
「全員ガンダム顔のあんたらに言われたないわっ! ホンマ、耳の穴から手ェ突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろか!」
「で、で、で…できるかいドアホォォウッ!」
UX』第8話地上ルート「明日への道標」より。孫尚香から「こっちの世界の人間なんてみんな同じに見える」と言われて憤慨した際の台詞。なんかあの人を思わせる台詞なのが印象的である。2行目は陸遜から「そんなことができるんですか!?」と問われた際の反応。
皆城ばりに不器用な男やで…)
『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。例のごとく少佐の指示でスク水を着る羽目になったサヤに「落語家として大成するためにあえて厳しい修行を課している」と考えた天然全開のアーニーに対して心の中で呆れた。
結果的にサヤの気分は晴れたのだが、この後二人で大喜利の練習するコトとなった。…ちなみにアーニーは天然であって不器用ではない
「ま、ウチら姉弟に比べたらまだまだやけどな」
『UX』第35話「選択-けつい-」より。今回の一件でより絆を深められた翔子カノンに張り合って。原作漫画版の3年後でイズナを失ったコトを考えると皮肉であるが、今作ではイズナを失わずに済んだのは彼女にとって大きな救いだっただろう。

スパロボシリーズの迷台詞

「着替えとる時間はないで! 山下、アンタはこのまま出撃しいや!」
山下「な、なんだよそれェ!?」
CC』のイベント「カイルスの青い夏」にて。コンテストの最中に暴走した無人機が出現した際に、水着姿の山下に対して。当然、山下はこの事に憤慨してしまう。
別の作品にてどっかの最低野郎がカレンに行なったセクハラと変わらない。

搭乗機体

ディスィーブ
本機の搭乗員。
ディスィーブV
イズナの死後に新たに搭乗した機体。

余談

  • アニメ版17話「機械仕掛けの呪い」にてJUDAの面々がカラオケに興じるシーンで、「キラッ☆」をやったことがある。