シュワルビネガー

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シュワルビネガー
外国語表記 Schwarvinegar
登場作品 魔神英雄伝ワタル
声優 笹岡繁蔵
大友龍三郎(SRW代役
デザイン 芦田豊雄
初登場SRW スーパーロボット大戦X
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 神部界人
性別
所属 ドアクダー軍
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シュワルビネガーは『魔神英雄伝ワタル』の登場人物。

概要

創界山第一界層を支配しているドアクダー七人衆の一人であるクルージング・トムの右腕を自称する配下。ワタルが最初に戦った相手。

サングラスをかけた筋肉隆々の男であり、コックピットもトレーニング器具が積まれ、戦闘中も身体を鍛えている。卑劣な事を好むが、どこか間抜けな性格

モンジャ村の制圧に現れたが、同じくして現れたワタルと龍神丸に敗れる。その後、第一階層の双ッ龍岩でワタルと戦うもまた敗れる。

その後、同僚と共に奇巌城の戦いに白兵戦で参加していたが、相手にならず、クルージング・トム打倒後もヒミコを追い掛け回していたが、幻神丸の投げた手裏剣により阻止される。

元の姿は工事の現場監督であった。

登場作品と役柄

VXT三部作

スーパーロボット大戦X
初登場作品。主人公であるワタルの初戦闘の相手となる関係か、界層ボスの配下の中では唯一登場する事となった。担当声優の笹岡繁蔵氏は故人の為、代役として大友龍三郎氏が務めている。
バトルゴリラが登場しないので量産型ゲッペルンに乗るが、キャラクター事典には原作通り「専用魔神はバトルゴリラ」と書かれている。
シークレットシナリオではドアクダー軍団を抜けた獣人を引き連れ、偶然見つけた金の鉱脈を元手に山賊・レッドゴリラ団を結成するが、エクスクロスに敗れた後に元の姿に戻り土建業を請け負うレッドゴリラ組を立ち上げる。クラマ曰く「ワタルに負け続けて、ドアクダー軍団にいるのがイヤになったから」と解説されている。この際、戦闘では資金72000+10万(金塊による)を所持、元の姿に戻った後は資金20万をプレゼントしてくれる。

パイロットステータス

精神コマンド

X
根性鉄壁てかげん必中信頼気合

特殊スキル

X
底力L5、ガードL1、気力+(DEF)サイズ差補正無視L1、気力限界突破L1

エースボーナス

出撃時気力+30
X』で採用。

人間関係

ドアクダー
主君。
クルージング・トム
上司。
サンダーブルー、ジョンタンクーガー
同僚。
シュワルシスター
体格から顔までそっくりなセーラー服姿の妹。やはり常に身体を鍛えているらしい。乗機のバトルゴリラIII号共々アニメ本編には未登場。元の姿は似ても似つかぬ清楚な普通の女子高生だが、身体を鍛える趣味は一緒の様子。
戦部ワタル
宿敵。2度に渡り戦う。
剣部シバラク
魔神を前に、電話の場所を聞いた彼を「変な親父」と評した。『X』では互いに「顔のでかい男」と罵り合う。

他作品との人間関係

スーパー系

獣人
X』シークレットシナリオ「シュワルビネガーの秘密」では彼らを従え、盗賊団レッドゴリラ団を結成する。彼らからは監督と呼ばれていた。元の姿に戻った後は土建業レッドゴリラ組に雇用する。

名(迷)台詞

「凄い奴がやって来た!」
口癖。キャラクター事典で聞ける。
「モンジャ村の者どもよ、創界山の隠れもなき支配者ドアクダー様の七人衆の一人、第一界層の大ボス、クルージング・トム様の右腕シュワルビネガーだーっ!! はぁ~、長い自己紹介だったぜ」
第1話より。創界山の虹から降りて来ての長い自己紹介。最後の台詞から、『ワタル』の悪役がどういうキャラになるかを決定付けたと言えよう。
「創界山を手に入れた以上、ふもとの村までぜーんぶ支配しろと言うドアクダー様のご命令だ! 大人しく従えば、手荒な事はしないでやる! さっさと服従を誓え!」
その直後、モンジャ村にやって来た目的を話す。これまた長い。
「おい小僧! そこを動くなよ、絶対に動くなよ!」
バトルゴリラのハイパーマグナムで戦いに不慣れなワタルを襲うも、調子に乗って撃ち過ぎて弾切れを起こしてしまい、バトルゴリラから降りての忠告。この後、弾込めを始める。
「げぇぇっ、また弾切れぇ~!」
龍神丸に搭乗したワタルに登龍剣でハイパーマグナムを全て撃ち落とされてしまい、2度目の弾切れになった際の台詞。この直後、必殺技の登龍剣を受けて敗北。
「覚えとれよー!」
バトルゴリラが破壊され、吹っ飛んで行った際の台詞。
以降、敵の魔神が敗れて、敵キャラが吹っ飛びながら捨て台詞を残すのは『ワタル』シリーズに於ける定番となる。
「うわぁそんな! やめてぇ、やめてぇ~!」
「また負けたぁ!」
第2話より。2度目の敗北した際の台詞。それを見たクラマから「ドジな野郎」と言われる始末になり、ボスや同僚も同じ「ドジ」扱いになった。

スパロボシリーズの名台詞

「俺は…必ず戻ってくるぞぉぉぉっ!」
撃墜時の台詞。モチーフであるアーノルド・シュワルツェネッガー氏が映画で演じる人物が度々発する台詞「I'll be back」が由来と思われる。
この台詞は伊達ではなく、『X』のシュワルビネガーはボーナスシナリオやシークレットシナリオで幾度もなくエクスクロスに立ちはだかる。

搭乗機体・関連機体

バトルゴリラ
専用魔神。高い火力を誇るが、装弾はパイロットが外に出て人力で直接行わなければならず、弾切れになると無力。また、その名前に見合うのか見合わないのか素のパワーも「本物のゴリラ」程度しかなく、格闘戦も苦手と碌なことがない。どう見ても長所と短所の釣り合いが全く取れていない欠陥品だが、それでもシュワルビネガー曰く「弾切れがなけりゃ無敵」らしい。
バトルゴリラ2号
バトルゴリラの改良型。両膝に「2」のマークがある。自動で弾丸を込めるようになったが、うっかり予備の弾薬を積み忘れ、またしても弾切れに陥った。
バトルゴリラ100
小説版『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』で搭乗。

スパロボでの搭乗機体

量産型ゲッペルン
X』で搭乗。一般機よりも性能が高く、本人曰く「スペシャルなゲッペルタンク」。

余談

  • 名前の由来と外見はアメリカの映画俳優、アーノルド・シュワルツェネッガーとビネガー(酢)からと思われる。
    • 『X』で代役を担当した大友龍三郎もシュワルツェネッガーの日本語吹替を担当した経験があるため、単に笹岡繁蔵の代役というだけでないキャスティングになっているといえる(逆にオリジナルキャストである笹岡氏は担当したことがない模様)。
  • 『X』で代役を担当した大友氏は、ワタルシリーズには元々『超魔神英雄伝ワタル』で黒鋼の剣王(『超』での第三階層の聖神)役として出演した経験がある。