蜃気楼
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蜃気楼 | |
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外国語表記 | Shinkirou |
登場作品 | コードギアス 反逆のルルーシュR2 |
デザイン | 安田明 |
分類 | 日本製ナイトメアフレーム(第八世代相当) |
型式番号 | Type-0/0A |
全高 | 4.67 m |
重量 | 8.06 t |
エネルギー | エナジーフィラー |
推進機関 |
ランドスピナー フロートユニット |
MMI | ドルイドシステム |
開発者 | ラクシャータ・チャウラー |
所属 | 黒の騎士団 → 神聖ブリタニア帝国 |
パイロット |
ゼロ (ルルーシュ・ランペルージ) |
概要
ラクシャータ・チャウラーが開発したゼロ専用KMFでありR2における主役機(ナイトメアフレーム)。
フォートレスモードへの変形機構も備え(12話「ラブ アタック!」で変形したのみ)、水中航行も可能など陸海空全てに対応できる唯一の万能KMF。操縦方式は通常のKMFと同じ形式の他、タッチパネル式キーボードを使った武器管制も切り替える事が出来る。なお、このキーボードシステムは武器管制の他、情報解析、絶対守護領域の展開範囲計算、拡散構造相転移砲の反射角計算など本機体の大部分を担っており、常人よりも高い状況判断力や演算処理能力を要求される。そのため、ゼロ以外が扱うことは難しい。また基本動作の半分はCPUによって学習された動作プログラムによって自動制御で行われている。
拡散構造相転移砲を始めとする強力な武装から「動く小型要塞」と呼ぶに相応しい性能を持つ機体。
黒の騎士団のフラッグシップ機としてブリタニアと戦い続けたが、ゼロが正体を暴かれた際にロロが格納庫から強奪し、ルルーシュを救出してイカルガを離脱。その後は森に不時着し、ルルーシュが搭乗して神根島に向かう。シャルルとの決着後はルルーシュの即位に合わせてブリタニア軍の皇帝専用機として運用される。最終決戦ではダモクレスにおいてジノのトリスタン・ディバイダーに破壊された(ルルーシュは脱出した)。
作中世界の後年では何故、ルルーシュがゼロの専用機である蜃気楼に搭乗していたかは一般人の間では謎となっている模様(データファイルより)。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。パッケージイラストにも登場。15話でゼロが乗り換える。ガウェインや斑鳩とは違い、一人乗りになってしまう事を考慮してか、ポテンシャルが高く防御性能は反則的に強い。射程1~2がやや死角気味なので、相転移砲をメインに運用していこう。通常兵器版・MAP兵器版共に性能が高く、ゼロがエースボーナスを習得してしまえば、鬼のような性能を発揮する。敵としての登場はアイコンのみ。当然ながら撃墜されて離脱することはない。原作の不遇っぷりを振り払うかのように優秀な機体になっている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- パッケージイラストに登場。しかし、ルルーシュ共々主人公&主役機であるにも関わらず、PVや戦闘デモに一切登場しなかった。運用面は再世編とほぼ同じであるが、ジャミング機能がオミットされた点には注意。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- パッケージイラストに登場。原作で未使用だったスラッシュハーケンが実装された。また、本作ではゼロ・ビームの演出で変形形態を披露。
- 今作は敵の攻撃が苛烈である為、自身への攻撃は「絶対守護領域」でいざという時の保険が掛けられる以外にも、「かく乱」+指揮官L4持ちで「戦術指揮」で防御面を強化する事も可能な本機の価値は非常に大きい。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第5章追加ミッション「新たなナイトメアフレーム」をクリアすれば運用可能となる。戦闘力、特に絶対守護領域により防御面が向上したのは大きいが、やはりC.C.がいなくなるので祝福と脱力がなくなるのが惜しい。また、ハドロン砲(直線型マップ兵器版)に相当する武器がない(拡散構造相転移砲の攻撃範囲が非常に広いため、弱体化しているとは言い難いが)。幸いドルイドシステムは健在で効果も変わらないので、最前線に出したり攻撃寄りの運用をするなら当機、C.C.の精神コマンドを振りまくサポート役に徹するならガウェイン、と使い分けることになるだろう。
- 他のDLC系機体全般に言えることだが、固定出撃選択時に選ばれることはなく、またゼロの強制出撃ステージでは強制的にガウェインの出番となる。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- ナナリーがサブパイロットの機体が登場する。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ルルーシュが乗る機体のほか、C.C.が乗るバレンタイン限定機体も登場する。
- 2017年7月にはニューカマーとしてルルーシュ搭乗の大器型SSRシューターが追加。
- スーパーロボット大戦X
- PV2に登場。パイロットがゼロではなくルルーシュ名義となっている。
装備・機能
武装・必殺武器
- 拡散構造相転移砲
- 展開した胸部からプリズム状にした特殊な液体金属のレンズを放ち、それにビームを放って乱反射させることで広範囲の敵を殲滅する。一見すると不規則な攻撃に見えるが、ルルーシュの予測とドルイドシステムによる演算で反射角が完璧に調整・計算され尽くしており、ターゲットを明確に定めて敵機だけを確実に仕留めてしまう。液体金属を用いない一点集中砲撃も可能。
- SRWでは通常版とMAP兵器版があり、再世篇のMAP兵器版は蜃気楼から7マス先を中心に0~3の範囲を攻撃する方向指定型。一見使い難い印象を受けるが、かなりの広さで威力も高いので、使いこなせば圧倒的な殲滅力を発揮できる。連続行動とヒット&アウェイを習得させれば使い勝手が大幅にアップする。敵の集合地点を狙う場合は他者の「再動」を利用するか、蜃気楼の前に囮を用意しておくといい。
- 第3次Zではマルチアクションに変更されたため、MAP兵器版は第2次Z以上に猛威を振るうことが可能。また通常版は全体攻撃属性となっている。
- OEでは着弾指定型となっており、攻撃力・攻撃範囲の両面においてガウェインのMAP兵器を上回る。また、単体攻撃の集中砲撃バージョン(ゼロ・ビーム)も初登場。
- Xではキーボード操作カットインが追加。
- ゼロ・ビーム
- 相転移砲を収束モードで発射する。
- 初登場はOEであるが同作ではこの名称ではなく、天獄篇にて正式名称で登録。天獄篇では攻撃後に変形して離脱する演出がある。
- 天獄篇では単体攻撃であるため全体攻撃の拡散構造相転移砲と比較して援護攻撃へ活用できる強みを持つ。
- ハドロンショット
- 両腕に1基ずつ内蔵されている。ハドロン砲を弾丸状に発射する。
- ガウェインのスラッシュハーケンと同じく弾数が12発と豊富。射程の関係上、1~2に対応できるのはこれだけであるため、世話になる局面は意外と多い。
- 天獄篇ではP属性でなくなった代わりに、射程が6に伸ばされた。
- スラッシュハーケン
- 両膝に1基ずつ装備されている。劇中未使用。
- 天獄篇にて、ハドロンショットに替わるP属性武装として採用。
- ドルイドシステム
- OEで非ダメージの自機中心型マップ兵器として採用。1ターンの間、敵の防御と回避を低下させる。
特殊能力
- 絶対守護領域
- 蜃気楼独自装備である全方位エネルギーシールド(バリア)。ガウェインのドルイドシステムを用いて制御され、展開する範囲や位置などを自在に調整可能。大竜胆の一斉砲撃や至近距離からのモルドレッドの砲撃すらも無効化する防御力を誇る(ラクシャータ曰く「世界最高峰の防御力」)。シールドを発生させるのは蜃気楼本体であるため、負荷がかかりすぎると消失してしまう(劇中ではトリスタン・ディバイダーに力押しで腕ごと破壊された)。
再世篇では、全属性ダメージを4000まで無効化という昨今のSRWでは破格の性能(簡単に言えば、A.T.フィールドと同等の防御力を誇る事になる)。装甲を改造して防御を養成すれば、ガイオウの攻撃すらしのぎ切る。但し、EN消費も30と破格のため、ENのケアが重要になる。フル改造ボーナスでEN消費をなくすのも手だが、その場合は大抵の攻撃は回避できてしまうため、養成でゼロに援護防御を覚えさせたほうがより効果を発揮できるようになる。
OEでは「ENを4消費し一定ダメージを軽減後、さらに一定割合のダメージを軽減」となった。最大のLV9で「2100ダメージ軽減後、26%軽減」になる。バリア系能力の多くが防御時のみ発動となっているOEにおいて貴重な常時発動型バリアであり、ガウェインと異なり単騎で突っ込んでもかなりの生存性を発揮する。 - ジャミング機能
- ガウェインから引き続き装備。第3次Zでは非実装。
移動タイプ
サイズ
- S
カスタムボーナス
- 全ての射撃武器の攻撃力+300、最大EN+100
- 第2次Z再世篇。ガウェインのボーナスに加え、更に攻撃力を向上させる効果を加えた優秀なボーナス。ハドロンショット・相転移砲が凶悪な威力を持つ。
- 『拡散構造相転移砲(全体)』の攻撃力+300
- 第3次Z
機体BGM
- 「WORLD END」
- 後期OP曲。OEで採用。
関連機体
- ガウェイン
- ドルイドシステムなど機能のいくつかが流用されている。
- エルファバ
- 蜃気楼以降に開発された機体の中で拡散構造相転移砲や絶対守護領域を搭載したナイトギガフォートレス。SRW未登場。
余談
- 第2次Z破界篇で、ガウェインの強さはサブパイロットとなったC.C.によるものも大きかったため、原作を知るユーザーからは「再世篇では蜃気楼に乗るせいでゼロは弱体化するのでは」とあんまりな事を言われていた。挙句、ゼロは斑鳩のパイロットも兼任する事が発表されており、制作側もその事を意識していたようである。が、発売後はその性能の高さから前評判を見事に跳ね飛ばしている。
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