道那賀小百合

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道那賀小百合(みちなが さゆり / Sayuri Michinaga)

沙羅の士官学校時代の親友で、中央管理局のコンピュータシステムを開発した若き天才科学者。

元々は気の弱い性格の持ち主だったが、ムゲに肉体を乗っ取られてしまい、高圧的な自信家へと豹変した。

最後は沙羅自ら引鉄を弾いた断空砲フォーメーションによってムゲと分離し、ダンクーガに救出される。

小説版では同性愛者として描かれており、沙羅に恋愛感情を持っていた。またOVA版と異なり、ムゲが倒された後の彼女の処遇が言及されず、ムゲと共に滅んだとも受け取れる描写となっている。

登場作品

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
ほぼ原作通りではあるが、ムゲとの決戦後に転移した獣戦機隊のメンバーと違い、最初からADWにいた。よって沙羅との関係も昔馴染みではなく、街で男に絡まれていた所を助けられ、それが縁で交流を始めたとの事。

人間関係

結城沙羅
士官学校のときの親友。小説版では沙羅に親友以上の想いを秘めていた。
ムゲ・ゾルバドス
身体を乗っ取られる。
木下
部下。物語終盤では彼に沙羅を利用したの抹殺を指示する。

他作品との人間関係

大塚茂
第2次Z再世篇では直属の上司。彼の指示によりドラゴンズハイヴへ連絡係として出向する。

名台詞

「もうやめて! もういいの、何もかも戦争が悪いのよ。戦争さえ無かったら、その人達だって礼儀正しい人でいられた筈よ」
「誰だって戦場へ行くのが怖いのよ。だからそれを紛らわそうとして、こんな事したんだわ…お願い、もう許してあげて」
士官学校時代の回想シーンより。小百合に暴行しようとした訓練生達へ容赦無く制裁を加えようとする沙羅を、上述の台詞で制止する。小百合の温情采配に訓練生達は猛省し、沙羅は毒気を抜かれる事に。
「もう泣き虫だった頃の私とは違うのよ、沙羅。フフフ…」
強制収容所に収監されていた沙羅の元に現われ、彼女の身柄を解放する際に発した不敵な台詞。
「何言ってるのよ沙羅、あたしは昔からずっと道那賀小百合…貴女は疲れてるのよ。今夜は私の部屋で、ゆっくり休むといいわ」
小百合の豹変ぶりに戸惑う沙羅への返答。この言葉を受け、取り合えず彼女への疑念を棄てた沙羅だったが…。
「人間は愚かな生き物よ…だから、この世界は優れた統率者が完全に管理しなければ駄目なの」
「そのプログラムを私が造った…そして、あたしがこの世界を動かしていくのよ!」
自室にて「ムゲ・ゾルバドス」としての野望を沙羅へと語り、彼女を驚愕させる。
「我が宇宙に眠る哀しき魂どもよ! 愚かな人間どもに怒りを以って応えよッ!!」
コンピュータシステムの中枢部に突入したダンクーガを目の当たりにして、偽ダンクーガの幻影を召喚する。
「私の造り上げたシステムは、この世界を支配する!あたしはそのプログラムのコア!」
「あたし自身の頭脳と精神が、このコンピュータと合体した時!新たな私の宇宙が誕生する! その時こそ…!!」
「真の神が復活するのだッ!!!」
拘束したダンクーガを前にして、ムゲの復活を高らかに宣言する。この一連の流れが小百合の最後の台詞となった。