テムジン Type a8
VR-747 テムジン タイプ a8(TEMJIN Type a8)
- 登場作品:電脳戦機バーチャロン マーズ
- 型式番号:VR-747
- 分類:白虹騎士団専用バーチャロイド
- 頭頂高:16.3m
- リバース・コンバート形式:モードA-01
- M.S.B.S.バージョン:8.5
- 所属:白檀艦隊所属「白虹騎士団」
- 主なパイロット:クリアリア・バイアステン、マジデン・ツェーグ、他白虹騎士団員
- メカニックデザイン: カトキハジメ
対シャドウ邀撃部隊「白虹騎士団」が制式採用する、第3世代最強のバーチャロイド。バイアステン機は「白虹騎士団護焔隊筆頭」との記述もある。
見た目こそ一般の第3世代テムジンとほぼ同じだが中身は完全に別物である。精神侵食を防ぐ頭部プロテクターや、背部マインド・ブースターにマウントされたグリンプ・スタビライザーによって徹底したシャドウ対策が施されている他、高純度のクリスタル質を用いたV・コンバータはテムジン 747J装備ものと比べて通常出力で16倍、最高出力で256倍もの高出力をたたき出す「超高性能汎用型最終兵器」である。テムジン 747JのK9型コンバータの時点で既に商用型の24倍の出力があることからだけでも、この機体の高性能さが伺えるだろう。
また、主武装のスライプナーMk.6/wも見た目こそテムジン747Aのそれと同等だが中身はやはり別物で、スライプナー単体で当時商用VRとして最も普及していたVOX系機種の84倍にも達する高価なもの。その性能ゆえに一般の限定戦争に用いられる事は無く、専らシャドウの殲滅の為だけに運用されている。
原作である『電脳戦機バーチャロン マーズ』において、お助けキャラ的な位置づけのバーチャロイド。とはいえ白虹騎士団の任務の性質上、突然現れた所属不明機であるマーズ主人公にシャドウ汚染の嫌疑が掛けられている状況では一戦交えることにもなる(負けても良いイベント戦闘)。プレイヤーが使用するには最高難易度でゲームをクリアしなくてはならない。「マーズのなかで一体だけオラタンの機体が混じっている」と言われるほどの性能を持ち、「テムジンゲー」を極端に体現した機体である。なお、一般のバーチャロイドとの接触用に機体とパイロット双方にリミッターを施して性能を抑えた状態である。これはあまりの高性能さによって相手に与える精神的衝撃を考慮してのものであるという。高難度モードで助けに来たはずが逆にボコボコにされていたりするのは、まぁそういうことなのだろう。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦K
- 原作通りの展開でチーフ達のシャドウ汚染を疑い、一度は敵対する。終盤で正式に自軍に加入し、テムジン 747Jの上位互換となる。
装備・機能
種別としてはリアルロボットであるが、この機体は特別製のスーパーマシン。テムジン 747Jも含めて他の機体とは別次元の性能を誇る。
テムジン タイプ a8の主兵装は以下の3点。スパロボでは、これらのモーション単体や組み合わせで戦闘アニメが構成されている。
- 右腕保持装備・スライプナー Mk.6/w(ニュートラル・ランチャー)
- 専用の特注ビームライフル。エネルギー効率は格が違う。これ1基で一般的な商用バーチャロイドであるVOX系列機の84倍の建造費がかかる。
- 左腕内部兵装・パワーボム
- 左腕部より生成・投擲されるエネルギー弾。従来のテムジン系列と同様に防御・牽制に重点が置かれ威力は低い。ただ、リロード速度が凄まじく連発が可能。
- 中央兵装・スライプナー Mk.6/w(ブリッツ・セイバー)
- スライプナーの銃身部分にエネルギーを収束させ、両刃の剣に見立てて斬撃に使用、または収束させたエネルギー波(ソード・ウェーブ)を敵機へと発射する兵装。
武装・必殺攻撃
- ニュートラル・ランチャー
- 横ダッシュRW→ターボRW。打ち出すビーム弾が3発になり、バスターは片手で撃つ。なお、実は747Jのものより射程が1短い。
- プリッツ・セイバー
- 立ちCW→ターボCW→ダッシュRW近接→ターボCW近接。ビームカッターを二発撃った後に近接攻撃。
- パワーボム
- ターボLW。移動後使用不能でEN消費もやや多いが、射程・威力ともに高い。
- ブルースライダー
- 747JのスライプナーMk.6/mzと違い刀身がめくれ上がるように変形する。3回突撃し、白虹騎士団のエンブレムをバックに決めポーズ。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「in the blue sky '01」
- シリーズ第三作の『電脳戦機バーチャロン フォース』(SRW未参戦)初出のアレンジ版。本来はテムジン系列の旧式機10/80adv(テンエイティ・アドヴァンス)のメインテーマ。
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