バルビエル・ザ・ニードル

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バルビエル・ザ・ニードル(Balbiel the needall)

サイデリアル三大幹部の一人。特殊工作部隊「アンタレス」の隊長を務める青年。 自分以外の全ての存在を憎悪しており、露悪的な言動で敵を挑発、その心の隙に付け込む作戦を得意としている。また、そのような作戦の補助としてアン・アーレスに搭載されているナノマシン「サソリの毒」などを併用している。 さらに、「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトにより他者の憎しみを暴走させて暴徒と化す、連携を分断するなど、人の精神や関係性を攻撃するような搦め手を好む。

そして、そういった卑劣極まるやり口の前に、純粋にパイロットとしても凄腕であり、サード・ステージのリアクターとして圧倒的な力を操る。

時獄戦役の頃は翠の地球におり、記憶喪失を装ってセツコ達と行動を共にしていた。この時彼女がつけた呼称が「オリオン」である。その頃から「悲しみの乙女」のリアクターであるセツコに執着しており、本性を表して以降は彼女に愛憎入り混じった強烈な感情を向け、何度となく激突することになる。

元々は別の世界の地球の軍人であり、搭乗機の名前も「ガン・アーレス」だった。サイデリアルの侵攻に抗戦していたものの力及ばず、ついに地球人が完全滅亡するに至って憎悪を爆発させ、「怨嗟の魔蠍」を完全覚醒させて一気にサード・ステージへ躍り出、サイデリアルを全滅させた。ちなみにこの時の侵攻部隊を指揮していたのがサルディアスであり、両者の因縁はここから始まっている。

この功績が御使いの目に留まり、有能な存在として認められ、「怨嗟の魔蠍」の洗礼名である「バルビエル・ザ・ニードル」の名を授かる。以降は本名と過去を捨て、機体の名も「アン・アーレス」に改め、その名に誇りを持って戦うようになった。

絶大極まる御使いへの忠誠心は厚く、そのため彼らを倒すために動いていたヴィルダーク、エルーナルーナ、尸空からは相容れない立場であり、その計画から除外されていた。 最後にはラース・バビロンの決戦で敗北し、ヴィルダークによってアン・アーレスごと跡形もなく抹殺され、「怨嗟の魔蠍」を奪われる末路を辿った。

……のだが、その魂はなおも「怨嗟の魔蠍」に宿ったまま眠っており、超時空修復に際して地球から届けられた生命の力により、他の死したリアクター達共々覚醒して助力。憎しみから解放され、新たな地平へと去っていった。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
最終話クリア時に離反するため、実質こちらでは終始味方。「オリオン」名義でアンゲロイに搭乗しており、有能なサポート役として活躍してくれる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
序盤から何度も顔を出し、さらにスフィア・アクトによる憎しみの励起でストーリー上でも目立つ。この関係で版権キャラの大半から因縁を持たれることになっており、サイデリアルの幹部ではもっとも存在感が大きい。
アン・アーレスの武器が凶悪な上にバルビエルの方は「精密攻撃」持ちなので、不意のクリティカルが怖い。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

回避も含め全能力が高いレベルで平均化されている強敵。アン・アーレスの運動性が高いため、下手をすると精神コマンド抜きでは全く当てられない、という事態が普通に発生する。

精神コマンド

祝福直感てかげん直撃
ラインナップ自体は連獄篇でも同じ。

特殊スキル

天才底力L6、気力限界突破
連獄篇より。何気に「天才」持ち。
天才底力L3、ガード気力+ボーナス気力限界突破精密攻撃マルチターゲット3回行動
天獄篇より。全体的に攻撃的な構成になっており「天才」も健在。
なのだが、なぜか「底力」のレベルが連獄篇から大幅にダウンしており、しぶとさが下がっている。憎しみを露にして忍耐力がなくなったのか?

エースボーナス

攻撃を命中させた相手のSP-10
天獄篇でのボーナス。ノキサス・ブロッサムを食らわされると合計で20ポイントもSPを持っていかれてしまう。ENならともかく、SPはリカバーの手段が少ないので、48話では絶対に手番を回さないように。

パイロットBGM

「怨嗟のサバト」

人間関係

サルディアス・アクス
ギルター・ベローネ
クラヴィア・アーゴ
セツコ・オハラ
アドヴェント
尸空
エルーナルーナ・バーンストラウス
西条涼音
次元将ヴィルダーク

版権作品との人間関係

ゼロ
ロラン・セアック
ハマーン・カーン

名台詞

戦闘台詞

会話

関連機体

アン・アーレス

余談