ディスヌフ
ディスヌフ (Dix-Neuf)
- 登場作品:トップをねらえ2!
- 分類:バスターマシン
- 動力:縮退炉→フィジカルキャンセラー
- 装甲材質:形状記憶超合金(ニューバスター合金)
- 所属:フラタニティ
- 主なパイロット:ラルク・メルク・マール
- メカニックデザイン:いづなよしつね
バスターマシンの19号機。バスターマシン7号を除けば現存する最古のバスターマシンであり、過去のこの機体のパイロット達によって書かれた落書きが現存している(その中には40世代も前の物も存在する)。バスターマシン10番台は近接戦闘がコンセプトであり、それゆえ傷つきやすく、10番台で現存するのがこの機体だけとなっている。
当然修復も重ねられているがその全身には戦いでできた傷がついており、左腕に60番台のパーツを流用した義手を装備し、右目におよそ500年前の戦闘で突き刺さった角が残っている(角が戦闘経験値などを蓄える脳幹をかすめており、下手にいじると貴重な戦闘経験値を失いかねないのと、ディスヌフ自身が修理を嫌がっているため角が刺さったままになっている)。
追加装備の装甲コートにより長距離移動用のロケット形態へ変形が可能になる。
元々はガンバスターやバスター軍団同様の縮退炉によって動いていたが、当時の技術を危険視する動きが強まったことで外され、後代のバスターマシン同様のトップレス駆動に切り替えられていた。ガードの下の素顔は人間のそれに酷似している(別作品だが、「ロックマン」シリーズのデューオに近い)が、これに合わせて外装が取り付けられていた。また、ラルクが乗っている部分とは別に、頭部に本来の操縦席がある。ここにはかつてのトップ部隊の戦闘服(ノリコの世代より少し後のもので、カラーは同じだがデザインが微妙に違う)がおいてある他、歴代のパイロットの落書きがそのまま残されている。 ただし、ここに通じる通路を角が塞いでいるため通常は通行できない。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 初登場作品。翠の地球ルート第9話で初登場し、第11話で正式に参戦する。
- 性能は良くも悪くもスーパーロボット。「近接戦が中心」と言うコンセプトながら大半が射撃兵装なのでカスタムボーナスが殆ど死んでいるのが難点。
- 終盤に差し掛かる頃にバスター雷王落としが追加される。
- なお変形形態は未登場。
装備・機能
武装・必殺武器
下記の他にも、ガンバスター同様劇中では使用されていない武装が存在し、バスタークラッシャー(釘バット)を使った「バスターホームラン」を始め、バスタートマホークとバスタースピアなどがある。
- バーニングウォール
- 装甲コート内に装備されている多連装ミサイル。第3次Zではマップ兵器。
- バスターキャノン
- 指先から発射される。初弾装填に時間がかかるのは「トップ」世界の常識。
- 格闘
- 連続パンチ→連続キックからの蹴り飛ばし。トドメ演出ではバスターゲイターで追撃する。序盤はこれにしかカスタムボーナスが乗らない。
- バスターゲイター
- 装甲コート内に装備されている下駄型打撃兵器。第3次Zでは「格闘」の演出に組み込まれている。
- イービルガイザー
- 装甲コートを解放した後に背中に現れる鬼の顔から発射されるビームの角。解放された装甲コートは大型ビーム砲として運用される。
- バスタービーム
- 両手の甲のマークを合わせて発射する光線。第3次Zでは全体攻撃。19号に戻った後はバーニングウォールと入れ代わりにMAP兵器版が追加される。
- バスター雷王星落し
- ラルクのエキゾチックマニューバにより雷王星を転送、秒速20kmで敵に叩き付ける技。スパロボでは「バスター雷王落とし」となっている。
- バスターマイト
- 腕部装甲の開放時に発射される全方位ミサイル。スパロボ未登場。
- ドゥーズミーユ
- 対宇宙怪獣用最終決戦兵器。エーテル流加速器で地球を叩き付ける。天獄篇では終盤のイベントでのみ使用。
- イナズマキック
- トップ世界伝統の必殺キック。19号に戻ってから追加される。
合体攻撃
- イナズマダブルキック
- ノノとの合体攻撃。ドリル顔負けのスピンをかけたイナズマキックを二人掛りで叩き込む。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L
- ガンバスターとは違い60m級故かLサイズで収まっている。
カスタムボーナス
- 格闘武器の攻撃力+200
- 第3次Zで採用。強力ではあるが前述通り序盤はほぼ効果が無い。
機体BGM
- 「トップレス」