ECS
2014年6月28日 (土) 22:04時点における126.68.174.237 (トーク)による版
ECS(Electromagnetic Camouflage System)
『フルメタル・パニックシリーズ』に登場する機構。
「Electromagnetic Camouflage System = 電磁迷彩システム」
レーダーやセンサーなどから機体を隠す装置。ホログラムを始めとするさまざまな機能を組み合わせることで、赤外線や電磁波などの探知からほぼ完全に身を隠せる。ミスリルの場合は、センサーだけでなく肉眼ですら見ることはできないほどの高性能のものをASや戦闘ヘリに備えている。
ただし戦闘中には稼動できない。主な理由として以下の点が上げられる。
一つは雨やホコリ等でショートを起こしやすいこと。雨天時の使用などもってのほか。花火のごとく輝いて敵に狙ってくれと言わんばかりになってしまう。
二点目はオゾン臭がきついこと。千鳥かなめ警護のため、クルツが東京の街中でM9を使った際には犬に散々吼えられていたし、この事を知っている敵がいればすぐに存在を察知されてしまう。ガウルン等は先の状況でM9の存在を察知し、噛んでいたガムを貼り付けるという挑発行為に及んでいる。
三点目はコンデンサの問題で戦闘機動に必要な電力を得られなくなる為である。ただし宗介がナムサクで戦ったガーンズバックやレナード・テスタロッサの駆るベリアルなど、敵機のセンサー類が貧弱でECSを捕捉できない場合に限り、複雑な戦闘機動を行う必要なく相手を仕留められるケースであれば戦闘中に使用することもある。
この技術は原作においてブラックテクノロジーの産物の一つとされている。
スパロボシリーズでの扱い
携帯機シリーズ
分身系と同様の回避能力として扱われているが、戦闘中だろうと水中だろうと砂漠だろうと容赦なく発動して回避できる。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- マップ登場時に、ひらめき、闘志、突撃がかかる効果に変更された。初登場MAPでも言及されているようにECSを利用した奇襲攻撃を再現した効果。
主なユニット
余談
- 『スーパーロボット大戦J』にてマリュー・ラミアスがこのシステムが数多くの実戦で使用されていることについて非常に驚いていた。これは彼女が所属する地球連合軍がやっとの思いで開発したミラージュコロイドとよく似ていたせい。
- 原作後半で宗介が乗り込むアーバレストの後継機「ARX-8 レーバテイン」はECSを搭載していない。