田所晃
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田所晃 | |
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読み | たどころ あきら |
外国語表記 | Akira Tadokoro[1] |
登場作品 | LIVE A LIVE |
声優 | 赤羽根健治(HD-2D版) |
デザイン |
島本和彦(オリジナルデザイン) 生島直樹(HD-2D版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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愛称 | アキラ |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
田所晃は、『LIVE A LIVE』の主人公の一人。
概要
「近未来編」の主人公。
妹カオリと共に孤児院「ちびっこハウス」で暮らしている少年。
幼い頃に父・タダシを暴走族集団「クルセイダーズ」に殺害されてしまい、その現場に直面したのをきっかけに読心能力をはじめとした超能力に覚醒している。しかし、その超能力で人の心が読める影響もあって、喧嘩に明け暮れる不良少年と化してしまっていた。根は優しい熱血漢だが、過去のせいか初対面時の他人への当たりが強い傾向にある。
ちびっこハウスの職員・妙子が密かに貯めていたヘソクリを他人に盗ませるなど、悪戯にしては度が過ぎた悪巧みを働く一面もある。
ある日公園で因縁のクルセイダーズに遭遇、兄貴分である無法松の助力もあってそれを退ける。しかしそれを機に、街で多発している謎の誘拐事件、およびその裏で蠢く陰謀に直面することになる。
戦闘では主に自前の超能力を用いて敵にイメージを叩きこむ戦い方を得意としているが、ローキックやエルボーで肉弾戦を行うことも可能。また彼が居ると「逃げる」コマンドが「テレポート」に変化しており、その場で跳躍して逃げる演出となるが、低確率で本人も予想だにしていない場所に跳躍してしまうことも(一例は後述)。
戦闘面以外でも近未来編の特徴的なギミックとして、読心の超能力で登場人物の思考を読み取ることができる。口を割らない人間の思考を読み取ることで次の話に発展することも。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。2024年9月のイベント「ブリキ大王 我とあり」期間限定参戦。ブリキ大王のパイロット。
- 立ち絵およびカットインは原作デザイン担当の島本和彦氏による描き下ろし。
人間関係
家族
- カオリ
- 妹。唯一の肉親であり、大切に思っている。体が弱く病に冒されているため、普段はベッドに籠もりきりになっている。
- アキラが戦闘で敗北しゲームオーバーになった際には、離れたちびっこハウスに居ながらも虫の知らせで真っ先に勘づいてベッドから飛び起きて叫ぶなど、彼女も何かしらの超能力を保有していると思わせる描写が存在する。
- タダシ
- 父親。幼い頃に死別してしまうが、アキラが超能力に目覚めるきっかけになった。
- アキラは生前の彼のことを誇りに思っており、漫画『超級!! ライブアライブ 近未来編R』ではアキラのローキックは彼との思い出の技とされている。
ちびっこハウス
- 妙子
- 姉がわりに世話になっている職員。しかし、テレポートによって入浴中にアキラに風呂に乱入されたり、大事なものを奪われたりとロクな目に遭わない。
- ワタナベ
- アキラのパシリに使わされる少年。漫画『超級!! ライブアライブ 近未来編』では彼がクルセイダーズに攫われ、救助に向かうこととなる。
- カズ、アッキー、ユキ
- 幼い孤児仲間。前半のイベントではカズがクルセイダーズに誘拐され、カズの救助に奮闘することとなる。
- 無法松
- ちびっこハウスの支援を始めとして、影ながらアキラを支えている兄貴分。アキラも彼を強く慕っており、たい焼き屋をよく手伝っている。
- タロイモ
- カオリが可愛がっていたアカミミガメの「タロキチ」が瀕死に陥った際、藤兵衛の手により液体に還元されてアンドロイドとして生まれ変わった姿。その後アキラに懐いて仲間になるが、藤兵衛が間違った名前のままアキラも訂正してはくれない。
寿商会
- 藤兵衛
- ちょっとした知り合い。タロキチが瀕死の際に彼を頼る程にはコネクションがあり、彼の手によってブリキ大王と引き合わされる。
超級!!近未来編R
同作には作者の島本和彦氏が手掛けている漫画『アオイホノオ』『吼えろペンRRR』等のテイストが反映されており、作者本人を投影したアバターや実在スタッフがフィクションのキャラクター性を付与されて登場する。
- 炎尾燃
- 通りすがりの炎のマンガ屋サン。初出は『燃えよペン』の主人公。本作では島本氏本人を投影したアバター的存在であり、メタ要素の強いキャラクターとなっている。
- アキラが最終編で二軍落ちすることを危惧し助言などで干渉を行うが、それは自らのデザインしたアキラの立場向上を狙ったステルスマーケティング[2]であった。
- 時田
- 通りすがりのゲームクリエイター屋サン。『LAL』プロデューサー時田貴司氏をモデルにフィクションとしてデフォルメ化した登場人物。自分の立場に苦しむアキラに「リメイク」の力を授ける。
名台詞
戦闘台詞
HD-2D版では戦闘中にもボイスが実装されている。
- 「オレも成長したもんだ!」
- レベルアップ時の台詞。『LAL』と同じスクウェア・エニックス(旧スクウェア)が手掛けたゲーム『聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』にて類似したレベルアップ台詞「レベルアップですぜ あんたも せいちょう したもんだ」が存在するが、意識しているかは不明。
- 「鋼の拳が天を突く!」
「壊せ蹴散らせ悪の基地!」
「神か! 悪魔か! この姿!」 - ブリキ大王搭乗時の戦闘台詞。上段からそれぞれメタルヒット、ジョムジョム弾、ハロゲンレーザー使用時。
- 全て「GO! GO! ブリキ大王!!」の歌詞からの引用だが、三行目は声が声だけに「元ネタそのまんま」という意見も見られている。
- ちなみに、ブリキ大王搭乗時はスーパーロボットらしく戦闘台詞が全てエコーのかかったものになるという凝った演出がある。
- 三行目は『DD』でも戦闘台詞として採用された。
- 「メタル! ヒィィット!!」
「バベルノン! キイィィィック!!」
「ハロゲン! レェェザァァァァッ!!」 - もう一つの台詞パターン。このように各武装名を叫ぶパターンも用意されているが、エコーがかかる事もありいずれもスーパーロボット然とした空気を後押ししている。ジョムジョム弾だけは区切らず叫び切る。
- ハロゲンレーザーに関してはアキラ役の赤羽根健治氏によればガンバスターのホーミングレーザーを意識して収録したことが明かされている[3]。
- 『DD』でも戦闘台詞として採用され、しっかり叫んでくれる。
本編
- →ゴメンだね
- 否定側の基本的な選択肢。選択時にはちゃんとボイスが発生する。肯定側の基本的な選択肢は普通に「ああ」だが、こちらはアキラの自我が強い。
- 『LAL』の基本7編の主人公は、システムボイスもいずれもキャラクターに合わせた個性的なものとなっている。
- 「あんた…今、幸せか?」
- 近未来編冒頭。ゲームを始めるといきなり暗闇に浮かぶ眼光がこちらを見据え、問いかけてくる。
- そしてプレイヤーへ「幸せ♡」か「そんなことない」の選択肢が提示される。
- →幸せ♡
「ほ~ そりゃケッコウ。けどな…そうじゃない人間もいるってコトを頭に入れといてくれ…」
→そんなことない
「そいつはお気の毒様…けどあんたの人生はあんたのモンだ…誰も手をかしちゃくれねーよ。自力で何とかしな」 - 各選択肢に対するアキラの答え。返答は冷淡だが、後に始まるアキラの身の上話を考えれば納得であろう。
- 「こんな力を持っていたら…あんたならどう使う…? オレの場合は…」
- 以上、近未来編冒頭より抜粋。超能力の代表格たる読心のチュートリアルの後、プレイヤーに語り掛ける場面。
- 一連の場面は『マジンガーZ』漫画版1話のオマージュとなっている。
- →そんなモンねー
「アポはねーけど…」
「用ならあるぜ!」 - マップ右端の筑波研究所に入ると、門の前で黒服に止められる。通常は門前払いだが、イベントで筑波に行く目的ができると会話時にこの選択肢を選ぶことで戦闘になり、押し入ることができる(戦闘に逃げてもよいが、執拗に追いかけてくるため捕まりやすい)。
- 肯定側の選択肢は「はい」だが、アポ(予約)があると嘘をついても適当にあしらわれて進行しない。否定側の選択肢で進行する、少々癖の強いイベント。
- (男アキラ…!)
(無理を通してみせるッ!!) - ブリキ大王を動かす際、心中で放った叫び。無法松の決め台詞を受け継いでのものである。HD-2D版では別の場面でも2行目のみを用いる場面が増えており、そちらでは口に出す台詞として発言している。
- 『DD』でも参戦PVの最後にて発言する。原作では「男アキラ」のボイスは存在しないため、初の音声化となる(余談参照)。
漫画版
- 「ド根性ォォオォ―――――ッ!!」
- 漫画『超級!! ライブアライブ 近未来編』後編より、ブリキ大王を動かした際の原作にない叫び。ちなみにHD-2D版の無法松はド根性キックを放つ際に同様の台詞を発するようになっており、結果的に松から「ド根性」を受け継いだ形となっている。
- 『DD』ではバベルノンキック使用時の台詞として採用。
迷台詞
本編
- 「テレポート、ミスったか 使用中なら最悪だったぜ…」
- アキラが近未来編のフィールド内戦闘でテレポートすると実際に確率で発生するイベント。これはトイレにテレポートした際のHD-2D版追加コメントであり、他にも洗面台、キッチンの流しの近くなど、何故か水に関連した場所にテレポートする傾向がある。
- 「こ、これは…妙子のパンチじゃねーか!」
- 序盤の必須進行イベントより。ゲーム中にて妙子のヘソクリを盗もうとしてワタナベをパシらせるも、妙子にバレてしまい平手打ちを受け、その際のツッコミじみた台詞。妙子が去った後、アキラも失敗したワタナベを叩いている。
- これはゲーム中でアイテムを入手した際に「こ、これは…(アイテム名)じゃねーか!」と表示される台詞[4]であり、実際に「妙子のパンチ」という武器を入手している[5]。このようなシステム的台詞にはHD-2D版でもボイスがついていないため、この台詞もボイス未収録。加えて、台詞欄でも妙子のパンチに武器アイコンが付与されているため、パンチの入手が分かりやすくなっている。
- ちなみにSFC版では妙子のパンツを盗む際のイベントであり、リメイクにあたっての時勢への配慮としてパンツからヘソクリへ変更になった…が結果として「ダジャレじゃなくなってしまった」「余計に悪どいイベントになってる」とプレイヤーからツッコミを多数受けてしまっている[6][7][8]。
- なお、この妙子のヘソクリ(パンツ)は後半のネームドボスのドロップアイテムとなっている。どちらのアイテムにしてもどこで入手したのやら…。
漫画版
- 「急ぎじゃなければもう一度ゆっくり変形をみたいところだが今は時間がねーぜ!!」
- 『超級!! ライブアライブ 近未来編』前編より。ワタナベが誘拐され、無法松がそれを追う中、松に殴り飛ばされる形で止められる。それでも松を追ってワタナベを助けようとするアキラだが、突然タロイモが変形してバイクになるという原作にはない展開に、思わず出してしまった男の子の台詞。
- 原作の同シーンでは通りすがりの人物からバイクを無理矢理借り受けて追うシーンだったが、原作の昼から事件の時間帯が深夜に変更されたことでこのようなシーンになったと思われる。
- (悪党から逃げ回っていたら…コンプライアンスに引っかかりそうな場所にテレポートしちまったぜ…!)
- 『超級!! ライブアライブ 近未来編R』第1回にて、テレポートで逃走したらちびっこハウスの風呂場へワープしてしまい、入浴していた妙子と鉢合わせ。逃げ回る自分に辟易するが、直後に通りすがりの炎のマンガ屋さん「炎尾燃」が現れ助言を送る。
- 風呂場にワープする展開は、近未来編(SFC版限定)で存在したテレポートにおけるワープ先を再現したもの。HD-2D版では上述の「妙子のパンツ」同様、この展開は削除されている。
- 「あ、あっぶねぇ~…」
「もし今妙子姉ちゃんが入浴中だったら…オレの心のコンプライアンスに引っかかるところだったぜ」 - 『超級!!近未来編』単行本のおまけパートより。上記展開のifとして追加で書き下ろされた、妙子と遭遇しないコンプライアンスに配慮したバージョン。本人としても意図して覗きをしたいわけではなかった様子。パンツは盗ませるのに…。
- 「どいつもこいつもキューブキューブと…陰で笑いながらオレを見限っていった…!!」
「そうだ… オレは強敵との戦いを前に仲間たちから戦力外にされ………」
「以前の記憶を持ちながら…リセットしてスタート地点に戻ってきた…」
「『リセットアキラ』だッ!!」 - 『超級!!近未来編R』第5回。アキラと別れた炎尾の脳裏に突如浮かび上がる「あんた…今、幸せか?」という近未来編冒頭の光景。気づけば公園に居た炎尾の前に現れたのは…最終編にて仲間から戦力外通告を受けて心に傷を負いスタート地点へリセットしてきた「リセットアキラ」だった。炎尾の懸念通り、SF編の主人公キューブに立場を食われて最終編でパーティに入れなかったアキラは、涙ながらに自らの受けた扱いを悲痛に訴える。
- この場面を代表格として、『超級!!近未来編R』自体が後述するSFC版のアキラの弱さをネタに弄り倒した作品となっている。SRW界の最弱主人公にも匹敵する強烈な最弱弄りである。
- (ムネのキズがなくなっただけなのに…力があふれてくる!!)
(まるで生まれ変わったかのような気分だぜ! これがリメイクの力…!!) - 『超級!!近未来編R』第6回。上記の後に現れた
時田貴司通りすがりのゲームクリエイター屋サンから叱咤を受け、胸の傷を剥がされたことを機にこのように元気を取り戻す。 - これはリメイク版における初期のアキラの公式イラストから胸の傷が無くなっていた事からのネタだが、この回を読んだリメイク版キャラクターデザインである生島直樹氏によると単に気付かず描き忘れてしまっていただけらしく、氏は『LAL』の象徴的な台詞の如く派手に詫び続けるイラストを送ったほか、後に描かれたキャラクターイラストでは胸の傷が復活している。
- 「あんたは…ライブアライブの全てを愛しているゲームクリエイター屋サン ということだな…」
「だがあの人は…あのマンガ家は――オレだけを異常に愛していた!!」 - 『超級!!近未来編R』第7回。通りすがりのゲームクリエイター屋サンが炎尾にストップをかけた理由を聞いての台詞。上述の通り炎尾は島本氏のアバター的キャラクターなので、作者本人が自分のキャラクターにこれを言わせるという遠回しな自虐である。
搭乗機体
余談
- ゲーム本編では名前の部分が変更可能。このため、ボイスが追加されたHD-2D版ではデフォルトネームをボイス付きで呼ばれる場面が無い。名前部分が台詞に含まれる場合は、上述の「男アキラ…!」のようにボイス自体がカットされるか、何らかの別の形に言い換えられる。
- 『LAL』主人公としての性能は超能力を駆使したサポートキャラなのだが、実はスーパーファミコン版ではどうにも使いづらく、デザイナーの島本和彦氏までもがアキラの使いづらさに言及してしまう程の最弱主人公であった。HD-2Dリメイクにあたりこのバランスは大きく見直され、大器晩成型のキャラクターとして通常攻略時はお世話になるレベルの強さにまで引き上げられている[11]。
- 『超級!! ライブアライブ 近未来編R』では、アキラの強化案として「ブリキ大王を召喚する『ブリキイメージ』」なる技をでっちあげられる。当然ながら実際のゲームにそれが実装されることはなかったのだが、提案した炎尾燃(こと島本氏本人)が後にそれを確認して誰よりも安堵していた。
- なお性能的には上記の通りなのだが、その分最終編でのイベント面の扱いはSFC版の頃からかなり優遇されていた。例として、アキラ専用の最強武器が置かれている「心のダンジョン」がシナリオ上で重要な立ち位置になっている、各世界の最終ボスの石像が並んでいる場面にて近未来編のボスがデフォルトで中央に配置されている[12]、スタッフロールのイラストレーター紹介パートでトリに登場する、など。
- HD-2D版発売時[13]に行われた「ファミ通.com」におけるファンアンケートでは「いちばん好きなキャラクター」「いちばん好きな台詞」「最終編で主人公に選ばれたトップ5」と3部門でアキラがトップを飾っており、性能面での汚名返上も相まってか、全編通して『LAL』屈指の人気キャラクターとしての地位を確固たるものとしている。
- 近未来編本編の回想では、幼少期のアキラは子供のドットを流用している。漫画『超級!! ライブアライブ 近未来編』および『近未来編R』では少年時代のアキラが描き起こされており、幼少期から父タダシと似た髪型をしている。
- ちびっこハウスに設置されたオルガンを調べると、アキラはオルガンを弾ける意外な一面を見せる。この時の曲目の中には、『LAL』販売元のスクウェア・エニックスの代表作たる有名なRPGシリーズ「ファイナルファンタジーシリーズ」で共通して使われる楽曲「チョコボのテーマ」も存在する。
- アキラを主人公にして最終編を開始すると、他の主人公とは違ってとある機械部品を「バッテリー」と看破できる。
- これはSF編を除けば近未来編が最も文明レベルが高い世界であることが関係しており、主人公のいる時代が古くなっていくにつれ「なにかの部品」→「鉄の箱」→「????」と鑑定が困難になっていく。
- SFC版では超能力を使用する際に髪が金髪になる演出があったが、HD-2D版では特定の場面で超能力を使用する時限定の演出に変更されている。
脚注
- ↑ HD-2D版スタッフロールより。
- ↑ デザイナー本人が行っているので、実際はダイレクトマーケティングに他ならない。
- ↑ 杉田智和氏のyoutubeチャンネル「AGRSチャンネル」内『アジルス/半生でいいんすか!?』2022年11月20日分より。
- ↑ 近未来編では空の場所を調べようとしても何も台詞はないが、最終編では空の場所を調べることができ、その場合は「ナンにもナッシング!」と喋る。
- ↑ ちなみにこの「妙子のパンチ」は近未来編での最強武器。ただし近未来編ではアイテムを改造してより強力な戦闘用アイテムを開発して進めていった方が楽なバランスとなっている。これら戦闘アイテムは最終編にも持ち込み可能で、SFC版ではアクセサリーとして装備する必要があったが、HD-2D版では持ち込み条件が緩和されている。
- ↑ 時田氏曰く「変えないよう出来るだけ頑張った結果」との事。他にもSFC版では「ワタナベのパンツ」「園長のパンツ」など多数存在するが、それらもすべて「~のワッペン」「~の編み物」等に置き換えられている。
- ↑ 実際のところイベントの最初に「ワタナベのヘソゴマ」を入手するため、強引なアイテムだが「ヘソクリ」とのダジャレは成立しており、途中で入手できる「妙子のポーチ」が本件の「パンチ」と「パンツ」の言葉遊びを海外ローカライズ的に引継ぎ、「ポーチ(pouch)」と「パンチ(punch)」で海外にて通じる言葉遊びになっている。
- ↑ なお、結果論ではあるがこの後ちびっこハウスは火災に遭って焼失するので、アキラが盗んだおかげで妙子のヘソクリは失われずに済んだ。まぁ、返す事はできない上にこのヘソクリは改造に使う事が出来てその場合失われるのだが…。
- ↑ 特殊な例としては、功夫編では登場人物の名前は変更不可能で、主人公の老師から継承する拳法の名前が変更対象。
- ↑ 現代編では同じ現代日本の名前が用いられるが、現代編は登場人物全員がフルネームで呼ばれるので、主人公の「高原日勝」は苗字まで変更可能。制約無しで名前を呼ばせる事もできる、と気づいた時にはもう遅かったという。
- ↑ 具体的に言えば、超能力技は溜め時間が長く、最終習得技であるホーリーイメージも多くのデバフ+状態異常を付与するものの威力が低く、結果的に最初から使える基本攻撃のローキックが(他のアキラの技と比較して)溜め無しで最も効率よく威力を発揮する上に、そのローキック(及びホーリーイメージのデバフ・状態異常)に必要な力のパラメータの成長度も極端に低いという有り様であった。HD-2D版では超能力技が全体的に使いやすくなり、特にホーリーイメージは威力が大きく修正・強化された上にデバフ・状態異常は据え置きなため、非常に頼り甲斐のある技へと躍進。ホーリーイメージ習得後のHD-2D版アキラは最強格のキャラクターに躍り出る。一方でローキックはレベルアップで2回ヒットするように成長していたのが、リメイクでは単発攻撃のまま成長しなくなっているなどアキラの技の中では珍しく下方修正を受けている。
- ↑ 最終編をアキラ以外の主人公で開始すると中央の石像の配置が入れ替わるが、向きなどが多少不格好な位置取りになってしまう。
- ↑ 2022年8月16日~23日に募集。28周年記念放送および『週刊ファミ通』2022年9月29日号にて発表。