S2機関

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S2機関(エスツーきかん / Super Solenoid Motion)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』および『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版』に登場する用語。

正式名称は「スーパーソレノイド機関」。

概要[編集 | ソースを編集]

世界を構成する螺旋状構造(スーパーソレノイド)からエネルギーを得る永久機関。基礎理論は(劇中の)15年前に葛城博士によって提唱されていた。全ての使徒が体内に持っており、自己修復機能、変形等の生物の常識を超えた使徒の能力はこれによるものと思われる。コア(使徒の腹部にあるもの)がS2機関と思われがちであるが、S2機関とコアは別物である(コアは魂が封入されている様な“頭脳”に近い物であり、S2機関は所謂“心臓”に相当)。劇中では第拾九話「男の戰い」においてEVA初号機第14使徒ゼルエルを捕食して取り入れた他、第4使徒シャムシェルのデータを利用してEVA量産機にも内蔵された。

自軍ユニットでは原作通りEVA初号機がゼルエルを捕食して取り込む事が多い。『第3次α』では小隊制というゲームシステムがアンビリカルケーブルとの折り合いが難しく、弐号機零号機にも搭載された。

なお、本来内蔵されている設定の使徒には特殊能力として実装された事は無い(代わりにEN回復を搭載している)。

特殊能力の効果[編集 | ソースを編集]

毎ターン開始時にENが回復。シリーズによって回復量は異なる。

作品 EN回復量
F完結編MX 全回復
α 最大ENの30%
第3次α 最大ENの50%

S2機関を内蔵している機体[編集 | ソースを編集]

全ての使徒
上記の通り、SRWでは実装されていない。
EVA初号機
第14使徒ゼルエルを捕食することで取り込んだ。ただし、劇中ではこれ以降もアンビリカルケーブルを装着しているシーンもある。
スーパーエヴァンゲリオン
初号機自体がS2機関を最適化させて誕生した機体。
EVA4号機
SRW未登場。第4使徒シャムシェルのS2機関を搭載したが、暴走して実験施設(第2支部)ごと消滅している。なお、劇中では意図的に引き起こされたものではないのか疑われている。
この事故の影響により、EVA3号機日本に送られることとなった。
EVA量産機
上記のシャムシェルのデータを利用し、内蔵された設定。
EVA3号機
電視大百科』の解説によれば、『F完結編』では「S2機関搭載型として建造された強化型EVA」という設定で登場しているらしい。
EVA弐号機EVA零号機改
第3次α』のみ搭載。搭載された理由は上述。どこから持ってきたのかは謎。アスカの「S2機関を積んだおかげでケーブルいらずになった」の一言で済まされているが…。

関連用語[編集 | ソースを編集]

使徒
エヴァンゲリオン
ロンギヌスの槍

関連項目[編集 | ソースを編集]

EN回復