エレボスは『リーンの翼』の登場人物。
概要
バイストン・ウェルに住むミ・フェラリオ。ただし、その大きさは同じミ・フェラリオであるチャムとは異なり人間と変わらない。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。担当声優の堀江氏は本作でスパロボ初参加となった。原作でナナジンに搭乗していたのはサコミズとの最終決戦の数分だけだったが、今作では同時参戦となった『聖戦士ダンバイン』におけるショウとチャムを意識してか序盤から同乗している。
- フェラリオゆえか、チャム共々フェストゥムやELSの「声」に反応する場面も。終盤でサコミズを仲間にするには、原作の出来事を意識してか第40話「桜花嵐」で応援に据える必要があるので、忘れないように。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年12月のイベント「想いを翔ける翼」期間限定参戦。アッカナナジンのサブパイロット。
パイロットステータス
- UX
- 偵察、追風、感応、勇気、再動
- 「勇気」以外は典型的なサポート型。特に「追風」は中盤辺りまで彼女以外に使用できるのがサヤと由木しかいないため、なかなか使いどころが多い。
- 命中率5%上昇、防御スキル発動率25%上昇、シナリオクリア時にスキルパーツ入手
- 『UX』で採用。スキルパーツがありがたい。ただ、戦闘に直結する効果が若干地味なのが問題か。
人間関係
- ジャコバ・アオン
- フェラリオの長。彼女の命を以て、エイサップらに同行することとなる。エレボスは彼女の力と言葉を周囲に届ける媒介の役割を果たす。
- エイサップ・鈴木
- ワーラーカーレーンにて出会い、ジャコバの命で彼に同行することになる。
- シンジロウ・サコミズ
- ジャコバの力の代行により、最終的に彼に特攻人形という想いのかたちを届ける。
- アマルガン・ルドル
- 漫画版では終盤、彼と言い争う事になる。
他作品との人間関係
- チャム・ファウ
- 『聖戦士ダンバイン』に登場する同種のミ・フェラリオ。『UX』で共演した際は大きさの違いにより彼女からエ・フェラリオだと勘違いされた。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- チャム「エレボスはエ・フェラリオのお姉さまなの?」
「やあだあ。私はまだミ・フェラリオだよう」
- 『UX』第1部第12話「ホウジョウの王」に於けるチャムとの初対面時。このやり取りは富野監督が設定を忘れていたことが元ネタなんだろうか。
- 「ここが地上界…。というか、さすがにこの操縦席に3人も乗ってると狭いね」
リュクス「お前が無理やりついてきたからでしょう! まったく、これだからフェラリオは…」
- 『UX』第1部第13話「約束-ちかい-」に於けるエイサップの戦闘前会話。地上に出て早々、ナナジンのコックピットで口喧嘩を繰り広げる。のだが、直前に翔子が自爆しているのにこれでは、色々と台無しである(無論、エイサップ達は知る由もないが)。
- 「同じフェラリオには負けるもんか。あたしだってやってやるんだからー!」
- 『UX』第2部第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」シナリオエンドデモより。酔った瑠璃がノリで指揮を執ると宣言し、それに挙手したチャムと張り合って参加した。勿論、瑠璃やチャムにフェイ共々指揮を執ることとなった(そしてなぜか関係ない二人も巻き添えを喰らった)。そりゃ刹那や総士が頭を抱えるのも無理はなかろう…。
- しかし、このおかげで生き残った聖戦士がいるので、結果だけ見ると正しかった。
- エレボス「エイサップ…! こいつら、命の想いが見えないよ!」
エイサップ「どういうことだ? すべてのヒトマキナが死の恐怖を得たわけじゃないのか!?」
- 『UX』第3部第45話「ユダ」に於けるエイサップとヒトマキナの戦闘前会話。なお『鉄のラインバレル (原作漫画版)』でも、デウスエクスマキナが「結局自分達はヒトにはなれなかった」と浩一に語っている。
- 「船旅?ひとりぼっちで?どこかの海で泣いてんじゃないの?」
- 『UX』でバーンが生存したときのEDにて、バーンの行方を聞かされて。黒騎士時代の黒歴史ネタである。
搭乗機体
- ナナジン
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- アッカナナジン
余談
- 劇中では最上級のフェラリオであるチ・フェラリオと呼ばれているが、これは富野監督自身が設定を忘れてしまったのが原因らしい[1]。
脚注