グレタ・カラス

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グレタ・カラス

カラス・カラスの妻である中年女性。修行の名目で夫のカラスとは別行動を取っていたが、義弟ガリーの仇討ちのためにカラスと合流してアイアン・ギアーを襲う。この戦闘で撃墜されたグレタをカラスは死亡したと勘違いして、仇討ちを挑み逆に返り討ちにあってしまう。

夫の死後、仇討ちのためにイノセントの雇われブレーカーとなってアイアン・ギアーと戦うが、最後の戦いでエルチに新しい恋を見つけろと言われ、仇討ちを辞める。当人達は自覚していたかどうは不明だが、彼女やカラスもまた三日限りの掟を破り、自らの執念の為に動いていた人物である。

劇場版ではカラスが登場しない為、単なる賞金稼ぎのブレーカーという設定になっている。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
原作同様の扱い。常にドランに乗ってくるが、強力な敵ではない。それでもガッツを所持。戦艦に乗らなくて良かった。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
本編開始前に原作通り、新しい恋を探したようだが、見つからなかったのでシベ鉄の雇われブレーカーとなって再びジロン達の前に立ちはだかる。

関連作品

バトルロボット烈伝
惑星ウルスに転写され、ドランに乗り敵として登場。ガラリアを一般兵以下と内心罵る。戦争終結後の消息は不明。
スパロボに先駆けての登場であり、顔グラフィックのバリエーションはα外伝よりある。
リアルロボット戦線
基本的には敵だが、ラズロルートではスポット参戦の味方としても登場する。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

リアルロボット戦線
誘惑、根性気合激励熱血集中

人間関係

カラス・カラス
夫。尻に敷いているが夫婦仲は大変睦まじく、年甲斐もなくラブラブな様を見せ付けていた模様。
ガリー・カラス
SRW未登場。義理の弟。カーゴ一家に討たれた彼の仇を討つべく、「3日の掟」も何のその、3ヶ月以上にも渡ってジロンたちの行方を追っていた。これは同様の理由でジロンがティンプを付け狙った期間を遥かに上回り、しかもガリーの戦死は「縄張り争いに敗れたから」という本来恨みっこなしの結果であるはずのものであったため、ラグたちはおろか、当の3日の掟を否定したジロンですらその執念と型破りの度合いに驚いていた。
エルチ・カーゴ
洗脳された彼女の副官を務めるが、ジロン打倒の理由で彼女の命令を聞かずに突っ走っている。後に洗脳の解けた彼女に諭されて戦線離脱した。
ジロン・アモス
夫であるカラスの仇として付け狙う。
キッド・ホーラ
終盤の同僚。彼とは低レベルな口喧嘩を繰り広げる。
ティンプ・シャローン
終盤の同僚。ホーラと同じく低レベルな口喧嘩を繰り広げる。

他作品との人間関係

レントン・サーストン
Zでは家出中の彼と出会い、彼の事を気に入る。そのレントンはグレタを見るや否や逃走した。
エニル・エル
Zでは彼女から羨望のまなざしで見られた。
ガラリア・ニャムヒー
バトルロボット烈伝で共闘。

名台詞

「たまらないわ!あたし、鳥にでもなりたい!」
24話のラストでアイアン・ギアー側に大敗し、夫であるカラスもグレタの生存を知らずに逃亡する中、ただ一人荒野に残され、涙を流して空の鳥を見つめた際の台詞。直後、この鳥にグレタの幻影が乗るが、グレタのキャラクター性を考えるとシュールなシーン。
「父ちゃん…仇は必ず取るからね! 後家の一念って物のをあのガキ共に見せてやる!」
イノセント配下として出撃した際の台詞。この後もやたらと後家の一念という言葉を使う。
「お礼のキスだよ。受け取っておくれ」
43話でジロンの乗るウォーカーギャリアを見つけた部下へキスする際の台詞。この後もやたら部下にキスを強いるが、部下にとっては悪夢以外の何者でもない。
「あんたには恨みは無いけど、お金になるからごめんね!」
劇場版でジロンと初めて対決した際の台詞。劇場版ではカラス・カラスが登場しない為にこのような台詞になっており、登場も終盤戦である。

搭乗機体

プロメウス
カラス一家に属していた時に搭乗。
ドラン
イノセント側に属した後はこの機体に乗る。