ジャイアント・ロボ
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GR-1 ジャイアント・ロボ(Giant Robo)
- 登場作品:ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日
- 型式番号:GR-1
- 全高:30m
- 重量:1500t
- 動力:原子力
- 出力:108万馬力
- 最高飛行速度:545km/h
- 装甲材質:G型特殊合金
- 開発者:草間博士
- 主な操縦者:草間大作
- メカニックデザイン:小林誠
草間博士が作り上げた「GR計画」の3体のロボットの1体で、陸戦用の機体。操縦者の草間大作はもっぱら「ロボ」と呼んでいる。元々はBF団のロボットだったが、自分の過ちに気付いた草間博士はBF団を離反し、息子である大作少年にジャイアント・ロボを託し、この世を去る。
オートガード回路によって機動し、大作が絶体絶命の状況に陥ったときは通常の50倍以上のパワーで行動することができる。実は、右足に緊急避難スペースがあり、数日間であればそこで生活が出来る様になっている。目から涙のような二次冷却水や、鼻から鼻血のようなガソリンを出す事もある。
動力源はシズマドライブではなく、過去の遺物として廃棄された「原子力」を使用している。その為、BF団の大怪球フォーグラーによるバシュタール現象(シズマドライブ停止現象)の中でも行動が可能だった。ただし、原子炉の危険性を考慮して封印処分を受けたこともある。大怪球との戦いでは凄まじい程のエネルギーでパワーアップする(SRWでは再現されてない)。ちなみに作中で肩に氷のような物体がつくが…。
大作の腕時計型操縦機からの命令で動くが、細かな部分は自己判断を行っている。更に大作の声紋がインプットされている為、彼以外の命令には従わない。大作は通常ロボの顔側面にあるはしごに掴まっていて普通に考えれば振り落とされてしまいそうだが、どうやって安全を確保しているか、またどんな安全装置があるのかは不明(一説によると大作の握力が凄いとも噂されている)。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 前作『64』にはなかった「全力パンチ」が追加。燃費自体は悪くないが、後半に行くにつれて多くの強力なユニットが加わるため、終盤は出撃機会が少なめか。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 今のところ最後の登場作品。空の地形適応がBからA、武器性能が大幅に見直されており、PS版よりかなり戦えるようになった。ただし全力パンチが消費ENが30となった。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場。顔の横に草間大作が掴まっており、宇宙や水中で出撃すると宇宙服を着ているグラフィックに反映される。射撃武器ばかりで格闘の方が高い大作の能力を生かしきれていない。ロケットバズーカをフル改造すると一斉射撃が追加されるが、これも使いにくい。
装備・機能
武装・必殺武器
- 小型ミサイル多連ランチャー
- 小型のミサイルを発射する。
- スポンゾン砲
- 腹部に装備された四門の80mm砲。
- 大型ミサイルランチャー
- 肩から大型のミサイルを発射する。
- 一斉射撃
- 全砲門からミサイルを一斉に発射する方向指定タイプのマップ兵器。
- 格闘(64) / パンチ(α)
- 巨大な拳を叩きつける。ジャイアントロボの代名詞。
- 全力パンチ
- αから追加。拳に全力を込めてぶつける。DC版では2回パンチした後、さらに強力な一撃を加える。
- ロケットバズーカ
- 背部に取り付けられたロケットがバズーカになる。
- ロケットミサイル(64) / ロケットバズーカ射出(α)
- ロケットをミサイルのように打ち出す。当然片方のロケットはなくなるが、劇中では飛行能力が下がった様子は見られない。
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「出撃!その名はジャイアント・ロボ!」
対決・名場面など
- 対維新竜・暁
- 対ウラエヌス
- シズマドライブが動力としてすべて使用不可能な中、何事もなく稼動した事でロボの動力が原子力で動いている事が判明した。皮肉にも、世界の脅威となるゆえ廃止された原子力が世界を救う切り札となる。
- 対大怪球フォーグラー
関連機体
余談
- ニュートロンジャマーやオメガミサイルのような「原子力を無効化するシステム」が出てくる作品と同時参戦したら一番被害のありそうなロボットである。
- 特撮版『ジャイアントロボ』に登場の同名ロボとはプロポーションがかなり異なっている(特撮版はアニメ版よりスリムな造形)。また、有名な「マ゙!」の起動音は実写版のみ。ちなみに特撮版はスパロボの関連作品『スーパー特撮大戦2001』に参戦している。
- 『超電動ロボ 鉄人28号FX』(SRW未参戦)の第36話「復活!エルビス兄弟」にて主人公機・鉄人28号FXが偽装した姿がアニメ版ジャイアント・ロボそっくりであった。だが画面に登場して間もなく正体を明かされ、一歩でも動く姿を見せぬままハリボテは放棄された。
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