テレサ・テスタロッサ
テレサ・テスタロッサ(Teresa Testarossa)
- 登場作品:フルメタル・パニックシリーズ
- 声優:ゆかな(TV版)、南央美(ドラマCD版)
- 種族:地球人
- 性別:女
- 所属:ミスリル
- 階級:大佐
- 年齢:16歳
- 生年月日:1981年12月24日
潜水艦「トゥアハー・デ・ダナン」の艦長。愛称はテッサで小説の地の文でもこの表記。
ウィスパードであり恐ろしく頭が良く指揮能力にも長ける有能な人物だが、普段はとてもそうとは思えないほどのドジっ娘。
特に運動神経は壊滅的で、何もないところで転んでしまうのが日常になっているほど。ただし水泳(特に潜水)だけは非常に得意。
普段は穏やかで天然ボケ気味な年相応に幼い部分を持つ少女だが、軍人社会に揉まれてきたためしたたかな一面も併せ持っている。
幼少期からのウィスパードとしての能力を発揮しており、双子の兄であるレナード・テスタロッサとともにECSの基礎理論を確立した。
だが、自らの作った理論を応用した核ミサイルが大量の犠牲者を出してしまったことを知り、ミスリルへと入隊。贖罪のためあえて科学者としてではなく自ら陣頭に立つことを選ぶ。
当初は年若い少女が上官ということで部下たちから反発され嫌がらせすら受けることもあったが、いざ実戦となった際にすさまじい能力と胆力を見せつけて信頼を獲得。
今では部下たちからも半ばアイドル視され絶大な信頼を寄せられており、彼女も部下たちをとても大切にしているため隊の結束は固い。
ウィスパードとしての能力は兄に比べると数段劣るため劣等感を感じており、彼には出来の悪い妹と呼ばれる事もある。
元々は仲は良かったが劣等感やさる事情もあって不仲気味になり、彼がアマルガムに所属していることを知ったことで完全に決別した。
何故か寝ぼけると極端に気配が薄くなり、歴戦の兵士である宗介やマオですら反応できなくなる。
そのステルスっぷりは2時間おきに目を覚ます宗介の寝床に気づかれないまま潜り込んでみせるほど(ただし本人に自覚はない)。
原作者によると、元々連載前のプロット段階においてヒロインは彼女だったらしいのだが、主人公の年齢を読者層と合わせたことにより、かなめに持って行かれたらしい。
登場作品と役柄
搭乗機が潜水艦という性質上、JとWではスポット参戦のみ。第3次Z時獄篇ではたびたびスポット参戦した後、終盤に加入する。トゥアハー・デ・ダナン単機大気圏突破という空前絶後のイベントを経て、自軍に加わるのである。序盤~中盤は海を、終盤は星の海を駆ける。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- PV第1弾に登場。海がステージの舞台で何度か現れては自軍を援護してくれる他、首脳陣に混じって事態の推理を行うなど出番は極めて豊富。終盤には上記の通り、宇宙用に改修されたダナンと共に、スパロボでは初の自軍への正式加入を果たす。正式加入後もダナンの武器性能はそのままなので、即戦力となってくれる。今回は長期間攫われることはない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 初参戦作品。長射程の援護に加え、祝福を覚えるのでサポート向き。
- スーパーロボット大戦W
- かなめ共々よく攫われるが、先に帰ってくる。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
精神コマンド
特殊技能
- J
- ヒット&アウェイ、底力L4、指揮L3、援護攻撃L2、援護防御L3
- W
- ヒット&アウェイ、底力L4、指揮L3
- 第3次Z時獄篇
- 指揮官L4、底力L5、援護攻撃L2、ヒット&アウェイ
- スポット参戦時には更にガードと闘争心が追加される。
人間関係
- バニ・モラウタ
- 一番仲の良いボーイフレンド。彼もミスリル研究部所属のウィスパードだったが、ささやきに乗っ取られて自殺してしまう。SRW未登場。
- 相良宗介
- 部下。片思いの相手。
- メリッサ・マオ
- 階級や年齢を越えた対等の友人。
- リチャード・ヘンリー・マデューカス
- 副官。父親の元戦友という関係で親代わりのような人物でもある。やや過保護気味。
- アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
- 部下。後に離反される。
- 千鳥かなめ
- 同じウィスパードの友人。宗介のことで争った時期もあった。
- レナード・テスタロッサ
- 双子の兄。テッサのことを「出来の悪い妹」と呼ぶアマルガム幹部。
- クララ・マオ
- マオとクルツの娘で、彼女を「クララ」と名付けた。
他作品の人間関係
リアル系
- ホシノ・ルリ
- J・Wにて共演。度々信頼する様子を見せる。
- ウリバタケ・セイヤ
- Wでは月面にいる彼から宗介を通じてXエステバリス改の改良案を依頼され、完成に漕ぎ着けさせた。
- グレイス・オコナー
- ACE:Rでは彼女に千鳥諸共拉致される。
- 紅月カレン
- 第3次Z時獄篇ではかなめと共に友人になる。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- バナージ・リンクス
- 第3次Z時獄篇で、ビンゴ大会の1等賞が自分のキスだと知った彼が後述のシン同様に、目の前に好きな女の子がいるにも関わらず狂喜乱舞される事に。
- レイアム・ボーリンネア
- 第3次Zではミスリルの面々を除く自軍部隊に顔を見せる前に彼女のような貫禄ある人物と思われていた。
- ブライト・ノア
- 第3次Z時獄篇にて些細な理由で「負けたら裸で基地一周」という約束の下マオとの私闘に臨んだことを娘を持つ父親である彼から叱責される。
ガンダムSEEDシリーズ
名台詞
- 「いいえ、私の部下は最高です」
- 癖のある部下ばかりで苦労しているなとミスリルの創始者マロリー卿に慰労されての返事。その声音と表情には嘘偽りを感じさせない。
迷台詞
- 「もう食べられませんよぉ~…」
「構いません、発射しちゃいましょう♪」 - ふもっふ『女神の来日・温泉編』より。先述の通りの気配の薄さで、寝ぼけて宗介のベッドに潜り込み、かなめに叩き起こされた際の寝言。
- 前者の台詞にかなめは「古典的な寝言ほざいてんじゃねえわよ!」と激高し、後者の台詞には宗介が「何を?」と大まじめに反応していた。
- 「おりこうぶって気取ったクソ野郎が死ぬほど嫌いなんです!!」
- ミスリル壊滅後、現れたアマルガムの一員でレナードの部下のファウラーに対して。普段の彼女からすれば絶対に出る事の無い台詞に、その場にいた部下たちも驚いていた。尚、その後に部下の反応を見てどうやら、この台詞は無意識だったらしい。
スパロボシリーズの名台詞
- (拒否されるなんて…。キリコ・キュービィー…忘れませんからね)
- 時獄篇のビンゴ大会にて1位景品である「テッサのキス」を拒否されて。意外と粘着質でプライドが高いところがあるのだろうか……?
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