マキビ・ハリ
2013年12月13日 (金) 23:42時点における106.158.54.35 (トーク)による版
マキビ・ハリ(Hari Makibi)
- 登場作品:劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
- 声優:日高のり子
- 種族:地球人(遺伝子操作で誕生)
- 性別:男
- 所属:連合宇宙軍
- 階級:少尉
- 年齢:11歳
- キャラクターデザイン:後藤圭二
姓である『ハリ』は、瑠璃(るり)と共に七宝のひとつである『玻璃(はり)』から。「ハーリー」というニックネームは、彼を演じた日高のり子氏が過去に演じた『はりもぐハーリー』という作品の主人公であるハーリーに由来すると思われる(ちなみにTV版『ナデシコ』放映中当時でもあった。)。
ルリと同じくネルガルの遺伝子操作によって生まれた少年で、若年ながらも優れたオペレーション能力を持っている。ルリがコミュニケーション能力の欠如した人格の持ち主だった点を反省して、一般家庭の夫婦に預けられ、健全な人格形成が育まれているため、遺伝子操作こそされているものの、ルリのように達観したところのない、ごく普通の少年である。
ルリに対して姉のような存在としての憧憬を向けていたり、精神的にナイーブな部分があって家出したり……と、極めて少年らしい性格の持ち主である。また、ナデシコを自分の家のように思っている節があり、TV版のルリの性格をそのまま明るく、分かりやすいものにした感がある。年齢的にもTV版のルリと同い年であるため、『TV版のアキトとルリ』の関係性を形を変えて踏襲したように見える。
登場作品と役柄
副長のサブロウタはエステバリスに乗るので、ナデシコB、ナデシコCのサブパイロットになる。また、シナリオによっては彼が艦長代理も務める。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 序盤のみ登場。
- スーパーロボット大戦W
- 何分、ノイ・ヴェルターの大半が旧ナデシコクルーと旧知な上、旧ナデシコクルーも自分からやってくるので家出しない(状況的にしてる場合でもない)。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 家出イベントやナデシコCの艦長代理を務めてルリ達の危機を救うイベントなど、出番が多い。本作ではイベント戦闘でも経験値が入るので、先述のイベント戦闘で得た経験値によって、ルリのレベルを追い抜いてしまうこともしばしば。ルリが補助系の精神コマンドを担当しているので、戦闘系の精神コマンドを一手に引き受けている。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
人間関係
- ホシノ・ルリ
- ナデシコB、ナデシコC艦長。姉のような存在であると共に、憧憬の対象である。
- タカスギ・サブロウタ
- ナデシコB、ナデシコC副長。ハーリーの兄貴分的存在で、彼からよくからかわれている。しかし、細やかな気遣いも欠かさず、家出したハーリーを連れ戻すのに一役買っている。
- ハルカ・ミナト
- 家出したハーリーと偶然に出会い、ルリ達との関係を語り優しく諭した。その結果、彼女に懐くようになる。
スパロボシリーズの名台詞
- 「冗談言わないでくださいよ!友情を確かめる前に、僕の身体がどうにかなっちゃいますよ!」
- スーパーロボット大戦MX中盤、「拳で語る男の友情」がピンとこないハーリーに、ドモンか一矢と殴り合うことを奨めたサブロウタへの反論。
- 「艦長も地球も僕とサブロウタさんが守ってみせます!!」
- スーパーロボット大戦MX最終話でのAI1との戦闘前会話。「電子の妖精」とAI1との融合を求めるエルデの野望を、ルリやサブロウタの毒舌に追従して毅然と跳ね除ける。最後の最後に「男」を見せたことで、サブロウタから絶賛された。