V.V.
V.V. | |
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読み | ブイ・ツー |
登場作品 | |
声優 | 冨澤風斗 |
デザイン |
CLAMP(原案) 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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本名 | 不明(素性から、少なくとも苗字は「ブリタニア」の可能性が高い) |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 60歳以上(不老不死) |
身長 | 120 cm |
髪色 | 金 |
髪型 | ロングヘアー |
所属 | ギアス響団 |
資格 | コード |
V.V.は『コードギアス 反逆のルルーシュ』および『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の登場人物。
概要
枢木スザクの前に現れた謎の少年。ユフィの死後、スザクにユフィの死の真相を伝えている。
正体はブリタニア皇帝シャルルの双子の兄で、コードユーザー(そのため不老不死)の一人にしてギアス響団の響主。幼少期に皇位継承争いに巻き込まれたことで、嘘に満ちた世界に絶望し、シャルルとともに「互いに嘘はつかない」と約束した上で、嘘のない世界を作ろうと誓った。
コードを手に入れたのはそれを実現する「ラグナレクの接続」敢行のためだが、発現したのか、奪い取ったのかは不明。先代のコード保有者との関係も発現したギアスも不明。ただ、幼い身でコードを継承したことを考えるとルルーシュやマリーベル以上にギアスを濫用したと思われる。
だが、計画が進む中でシャルルとマリアンヌが分かり合うのを目の当たりにし、不老不死の自分だけが取り残されることを恐れ、マリアンヌを殺害。その真相を隠して計画を続けていたものの、後にシャルルがあるルートから真相を知ったため、V.V.本人の知らないうちに亀裂が生じていた。
その後、ルルーシュが響団に手を出すのを恐れ、刺客としてジェレミアを送り込む。が、そのジェレミアが離反してしまい、結果として響団の場所が割れる。その結果ルルーシュに攻め込まれ、ジークフリートで迎え撃つも敗北。重傷を負ったもののコードユーザーであるため死なないはずだったが、事件の真相を隠したこと、密かにルルーシュに刺客を送ったこと、二つの「嘘」によって失望した弟シャルルに見限られ、コードを奪い取られて絶命した。
嘘のない世界を作ろうとしながら自身は平気で嘘を行っていたり(事実を隠した)、ルルーシュにあっさり引っかけられているなど、人間的な器はシャルルに大きく劣っている。ただし、その行動理念は全てシャルルのため(本人がそれを望む望まないはともかく)で、利己的な人間というわけでもない。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作。が、原作再現以外ではストーリーに絡まず。キャラクターグラフィックで少女に見えた方もいるだろう。シャルルと共にバジュラに強い関心を見せ、「彼らが羨ましいね」と発言する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 声が付いた。担当声優の冨澤風斗氏はSRW初参戦となる。
- 敵パイロットとしては技量と命中が高い以外は対したことはないので精神コマンドでしっかり補強していればそれほど苦戦はしない。ちなみに彼にはロロのギアスは効かないはずだが、わざと効いている(本人が明言している)。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
終盤の敵にしては低めだが、技量・命中が高い。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次Z再世篇
- 極、ガード、サイズ差補正無視、戦意高揚、カウンターL6、精神耐性
- 守り重視の構成。極による命中率・回避率の高さが脅威。ただしジークフリートの燃費が悪く、殴っているとすぐにガス欠になる。
エースボーナス
人間関係
- 枢木スザク
- 第一期にて彼にユフィに何が起きたかを伝えている。
- C.C.
- 前響主。元同志の一人だが離反される。同じコード保持者であり、『時の流れに置いて行かれた者同士』でもある。
- シャルル・ジ・ブリタニア
- 弟。『第2次Z破界篇』ではアーカーシャの剣にて彼と親しげに語り合うなど、第一期では見られなかった姿が見られた。
- 外伝『双貌のオズ』において、シャルルがマリアンヌの遺体を秘匿した状態で安置している事を知っており、その行動に苛立ちを見せている。
- ルルーシュ・ランペルージ
- 一応、甥に当たる存在。第一期終盤にて、彼のギアスについてスザクに教えている。
- 第二期では、間接的にシャーリーの死を招いてしまった結果、自らの拠点を襲撃される事態になり、敗北。その際、彼の事を「呪われし皇子」と評していた事からも、彼に関する「歪んだ出生」について、知っていた模様。
- マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア
- 8年前に彼女を殺害した。口では嫌いと言っていたが、C.C.は「マリアンヌが好きだったんだろう?」と言っている事から愛憎入り混じった複雑な感情を抱いていた様子。
- なお、V.V.の末路はルルーシュ、コーネリア、ジェレミアの猛攻に追い詰められた末に、シャルルにコードを奪われ絶命、というものになっているが、いずれもマリアンヌに心奪われた者たちであり、結局彼は最後までマリアンヌに勝つことはできなかったと言える。
- ナナリー・ランペルージ
- 姪に当たる。第一期最終回において、彼女を拉致する。大きく見ればこれが『R2』終盤の悲劇の引き金だった。
- ジェレミア・ゴットバルト
- 『R2』において、彼にルルーシュ打倒を命じるが結局は裏切られる事となった。
- コーネリア・リ・ブリタニア
- 姪の1人。最終的にユフィの仇としてルルーシュと共に彼女に倒される事となった。
- マリーベル・メル・ブリタニア
- 『双貌のオズ』に登場する皇女、姪の1人。相手の意思を削いで操り人形にする「絶対服従」のギアスを彼女に発現させている。
- オルフェウス・ジヴォン
- 『双貌のオズ』に登場する少年、同作の主人公の1人。他者に偽装する「擬態」のギアスを持つギアス嚮団からの脱走者。
- クララ・ランフランク
- 『双貌のオズ』に登場する少女。他人に行動を強制する「操作」のギアスを持つギアス嚮団の刺客。V.V.の事をパパと呼ぶ。
- ウィザード/オイアグロ・ジヴォン
- 神聖ブリタニア帝国の極秘暗殺部隊「ブルートーン」の指導者。裏で繋がっており、彼らを使って邪魔者の口封じなどを行っていた。
- しかし、彼にも無断でプルートーンを操っていたことに加えてオイアグロが当主となったジヴォン家は彼の経済手腕でKMFの開発に着手するまでに資産が充実、プルートーンの任務を請け負う必要がなくなった上にオイアグロ自身も実の姉を殺めてまで守った姪と自身が愛する人を奪った甥の人生を弄んだギアスとV.V.に反旗を翻し、黄昏の扉も突き止めていたオイアグロは強襲する。しかし、強襲は失敗している。
他作品との人間関係
名台詞
第一期
- 「初めまして、枢木スザク」
- これが彼の最初の台詞である。
R2
- 「お前まで…その名前を口にするか!」
- 第14話。忠義を尽くすのはマリアンヌと宣言したジェレミアに対して激昂する。
- 「ルルーシュ…この呪われし皇子め!!」
- ジークフリートを撃破されて悔し涙を浮かべながらルルーシュに言い放った言葉。原作版しか見ていない視聴者には、その意味が分からない言葉で、ノベライズ版を見る事で初めてその意味が分かる。
- 「おかげで仕返しされちゃった。でも、ルルーシュがゼロだって解ったよ。ナナリーも騙していたんだ、あいつは」
- 瀕死でいた所、シャルルが現れ刺客を送った事は本当かと問われる。それを肯定した直後、シャルルに見限られコードを奪われる。
- 「僕たちだけは嘘をつかない…だって僕は…お兄さんだから…」
- 絶命時の最後の言葉。見限られたとはいえ、最後まで弟を恨まず安らかな顔で逝った。
- 「神話の時代から男を惑わすのは女だって事」
- 回想、マリアンヌを殺害する際の言葉。
スパロボシリーズの名台詞
- 「君達は呪われているんだよ」
- 対ZEUTHとの特殊戦闘台詞。呪われし放浪者に関する事項を知っていると同時に、自身もそうであることを自覚しているのだろうか?
- 「そのよく動く二枚の舌…引き抜いてあげようか」
- 『第2次Z再世篇』中盤で自分達へ必要以上に媚を売り、自らを卑下するアイムへの不快感を露骨に示す。