マフ・マクトミン

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概要

13人衆の1人。カスタムメイドのヘビーメタルアトールVの操縦者。

スヴェードの攻防戦においてギワザ軍の先陣を務め、ポセイダル像を破壊している。

登場したのは数回限りだが、そのセリフ回しや奇抜な出で立ち、さらにはヘッケラー・マウザーからも慕われているなどキャラが立っていた。

最後はポセイダルへの追撃を邪魔した挙句、纏わり付くしつこさに激昂したダバ・マイロードによって、エルガイムMk-IIのバスターランチャーの直撃を受けて戦死した。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
アトールVでなく、アトールで登場。声も入ってないので、原作を知らない人は「こんな人いたの?」という反応しか示さない。ルートによってはまったく登場せずに終わる。
なおキャラクター事典では「ダバ達と何度も死闘を繰り返す」とあるが、何度もは戦っていない。
第4次スーパーロボット大戦S
マップ「オーラマシン展開」において、ダバ達との会話が追加された。
スーパーロボット大戦F
今回から声が入り、専用のアトールVに搭乗。容赦なくバスターランチャーを打ってくるので危険。
スーパーロボット大戦F完結編
前作より強化されたアトールVで登場。この頃は完全に空気。望み通りエルガイムMk-IIのバスターランチャーで消えてもらおう。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
出番は少ないが登場。ボイスがないため、少々インパクトは薄い。

単独作品

スーパーロボット大戦GC
なんと出番は一度だけ。原作での登場期間を考えれば妥当なのだが。出番は少ないものの、アトールVの能力を含めて強敵であるのは間違いない。
スーパーロボット大戦XO
終盤、ポセイダル(とアマンダラ)打倒後に漁夫の利を狙いにきたギワザの配下として1シナリオだけ登場。乗機は今回もアトールV。個性的(すぎる)なキャラクターは相変わらずだが、登場が遅すぎる上に退場も早いため、少々影が薄い感がある。

関連作品

バトルロボット烈伝
その独特過ぎるキャラと乗機故か、ギャブレーネイと共にエルガイムの敵方キャラとして登場。帝国のブランチ戦士としてアトールVを駆り度々挑んでくる。前のゲーム出演作である第4次での影の薄さを晴らすかのように、何種類ものキレた表情をキレた台詞と共に堪能させてくれる。
彼はいつも僚機を伴わず単機で現れるが、それは実力に対する自信故なのか、ただ単に帝国の兵士が寄りつかないからなのかは不明。
リアルロボット戦線
ネイやワザンと違い、一切操作できない完全な敵パイロット。本作では『バトルロボット烈伝』とは異なり、特に目立たない。

人間関係

ギワザ・ロワウ
上官。
ヘッケラー・マウザー
スヴェード降下作戦では共に先陣を務めた。
ダバ・マイロード

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

FF完結編
ド根性ひらめき加速熱血覚醒かく乱

特殊技能(特殊スキル)

FF完結編
シールド防御L8、切り払いL5
GCXO
底力L6、援護(攻撃のみ)L3、シールド防御

名台詞

「ムフフ、ムフフフフ…」
マクトミンが「奇人」と分かる台詞。
「ファイア!」
単純ながら表情パターンとも相まって強く印象に残る。原作ではバスターランチャーによるポセイダル像の狙撃時に発した。
「つるんでやがる、コイツらつるんでやがる…よってたかってギワザ様に…なら二度と盾は付かせんよ!」
ダバ、アマンダラ、フラットの3者を見た後で発したセリフ。意外と人を見る目がある。もっとも、何がツボにはまったのか…というくらい大笑いしながら発しているため、やはり異様な雰囲気のセリフである。さらにこの3人をバスターランチャーでまとめて始末しようとしたが、邪魔が入り果たせなかった。
F』のキャラクター事典の一言モードで好きなだけ聞けるが、ご覧の通り、全く一言ではない。
「いやいや、私の敵は貴公だけだ!」
ダバがポセイダルは共通の敵だと答えると、返した台詞。
ゲームではSRWに先駆けて『バトルロボット烈伝』で発言したが、その後「ライバルとはそういうものではないかい?」と続け、ダバから「俺のライバルはギャブレーだよ、誰が貴様など」と露骨に嫌がられた。

余談

  • 活躍した回である「レディ・キラー」と死亡回「ファイナル・タイム」では演出担当が違っており、前者は乗機ともども異常なまでにハッタリのきいた作画とクセの強いセリフ回しをしていたが、後者は絵も言動もあっさりであった。その「レディ・キラー」の演出とストーリーボード担当は今川泰宏氏であった。
  • そのエキセントリックな外見と銀河万丈氏による熱演からかコアなファンが多く、それを反映してか、キャラデザイナー永野護氏の漫画『フール・フォー・ザ・シティ』にも重要な役柄で登場する。
    • こちらは外見こそそのままだが『エルガイム』とは別人のような(実際別人なのだが)人格者である。