マークフュンフ
マークフュンフ(Mark Funf)
竜宮島製のファフナーであるノートゥングモデルの一機、ファフナー・Mk.V(マークフュンフ)。
巨大なバリア発生器「イージス」を装備した防御特化仕様。パイロットは小楯衛。カラーリングは紫。
マークドライ、マークアハトとのトリプルドッグ体制において最前線で敵の突撃を受け止める役を担うが、イージス装備を活かした接近戦もこなす。
ゴウバインと化した衛の勇敢さで、一騎のマークザインにも匹敵する抜群の活躍をみせ、ファフナー部隊の中核をなした。
しかし、新型種のスカラベ型フェストゥム(SRW未登場)に苦戦する仲間を救う為、フェストゥム諸共ルガーランスに串刺しになって大破。総士が即座にコックピットブロックを脱出させたものの、間に合わずコックピットブロックが捻じられてしまい、衛は戦死した。
後に修復され、衛からゴウバインヘルメットを受け継いだ堂馬広登がパイロットとなった。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦K
- 二重のバリアで鉄壁の防御を誇る援護防御の鬼。火力も高いが燃費と機動性に劣るスーパー系のような性能を持つファフナー。衛の能力と併せて復帰に条件がいるのがつくづく惜しまれる。
余談だが、ファフナーの参戦が決まった際にファンの間では、本編で衛が「使ってみたい」と提案して総士に「機体に余計な負荷をかけるな」と一蹴され幻に終わったゴウバインの必殺技「大回転きりもみアタック」が搭載されるのでは、と期待がかかっていた。 - スーパーロボット大戦UX
- イージスの堅牢さは相変わらず。攻撃面でもバリア無効のうえ気力低下効果まで付いたゴウバインスマッシュが強烈だが、射程が最大で3しかないのがネック。HPの高い相手を優先して狙うというNPCの思考もあり、迂闊に突出させると遠距離から一方的に集中攻撃されてしまう。衛の死亡で一度は失われるが、今回はすぐに広登と共に劇場版仕様で復活する。(シナリオの都合上、修復に要した時間は大幅に短縮されている)衛が生存しても2機にはならず広登との乗り換え制になり、衛が搭乗するとTV版仕様になる。
- 劇場版仕様は珍しく使い勝手があまり変わらない。ゴウバインスマッシュが使えなくなるが最大射程は少し伸びる。衛の復帰イベントでは乗ってきた練習機と共に電撃(二人によれば超必殺ダブルゴウスパーク)を放ちフェストゥムを撃墜するが、合体技はもちろん武装の追加もない。
装備・機能
武装・必殺攻撃
射撃兵装
格闘兵装
- マインブレード
- 名づけてゴウブレード。敵に突き刺した後に爆発する短刀。
- イージス装備体当たり
- 名づけて超必殺ゴウスパーク。イージス装備のバリアを機体ごとぶつける。爆発をバックに決めポーズをとる様はまさに勇者。
- ゴウバインスマッシュ
- ゴウバイン最終奥義。敵を掴んで大雪山おろしの如く振り回し、投げ飛ばす。
合体攻撃
- トリプルドッグ
- 小楯衛考案の必殺フォーメーション。勿論、ゴウバインの漫画を参考にしたものである。
- クロスドッグ
- 後輩組4人による連携攻撃。マークノインがサラマンダーで援護しつつマークフュンフのイージスとマークツヴォルフのショットガンホーンで挟み撃ちにし、マークフュンフが上空へ吹き飛ばしたところをマークツェーンがドラゴントゥースで狙撃する。本機から使用した場合は格闘武器扱い。しかし4機全てが何かしら揃わない要素を備えているため(本機の場合は生存させた衛が乗っているかも知れない)、使用機会が著しく限られる。
- 超必殺ダブルゴウスパーク
- イベントのみで登場した合体攻撃。内容からすれば二機のファフナーによるイージス装備体当たりと思われる。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「ナイトヘーレ開門」
- ファフナー系汎用。
対決
- vsフェストゥム・スカラベ型
スパロボシリーズでの名場面
- 回生〜まもる
- UX第41話にて、アルヴィスのファフナーとアルティメット・クロスは竜宮島に侵攻したフェストゥムを退けるが、それも束の間、それを凌ぐ数のフェストゥムの大群が出現した。以前のフェストゥムより激しさを増した攻撃により押し切られ、里奈と広登が死を覚悟したその時…「諦めるな!」
- その叫びと共に現れたのは訓練用のファフナー、――非業の死を遂げたはずの小楯衛であった。例え勝てる見込みがなくとも、明日への朝日を信じて戦う、彼は自身が大事にしたゴウバインのヘルメットを受け継いだ後輩を励まし、ゴウバインとして認め、二機のファフナーはフェストゥムの軍団に「超必殺ダブルゴウスパーク」を炸裂させ、吹き飛ばしたのであった。
- UXのメンバーは衛の生存に喜ぶが、依然フェストゥムは健在なまま。ならば彼らを倒すまでと闘志を漲らせたが、突如フェストゥムが撤退した。それはその場にいた謎の少年の仕業であることを知るのは、少し後の事である。