クルル曹長

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2020年9月16日 (水) 23:51時点における2400:4052:1542:5200:98bc:d10a:f116:8a63 (トーク)による版 (カレーのエピソードについて補足)
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クルル
外国語表記 KULULU[1]
登場作品 ケロロ軍曹
声優 子安武人
デザイン 吉崎観音(原案)
追崎史敏(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦Operation Extend
SRWでの分類 サブパイロット
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プロフィール
種族 ケロン人
性別
年齢 推定6000歳以上
出身 ガマ星雲第58番惑星ケロン星
所属組織 ケロン軍
所属部隊 ケロロ小隊
軍階級 曹長(OR-7)
好きな食べ物 カレー
ボルシチ
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クルル曹長は『ケロロ軍曹』の登場人物。

概要

ケロロ小隊の作戦通信参謀。「陰気」・「陰湿」・「陰性」・「陰険」・「陰鬱」な性格で自他ともに認める「嫌な奴」

子供のころからいろいろと発明をしていた発明家であり、様々な秘密道具を作り、それを使って一騒ぎ起こすことを楽しみにしている。ハッキング能力も子供時代に作ったハッキングツールの(トロロ新兵に改造された)「改悪版」で地球の全ネットワークを支配できるほどである。しかし、上記の通り性格に問題があり、一時期は少佐にまで上り詰めたものの、軍部情報をいたずらに操作したために上層部に睨まれて曹長に降格された経緯がある。

普段はふざけた態度に含み笑いと妙に高い声が特徴だが、ガチでキレる、あるいは仲間が危機に及ぶ事態になると声が低くなり、性格も非常に真面目で冷静・冷徹となる。

ギロロに「カレー野郎」呼ばわりされる程の子供からのカレー好きで、変なを口ずさみながらそのカレー風呂に入っていたりしているなど、エピソードには事欠かない。また、タイアップ商品として「クルルカレー」が発売された。なお、元々体色は青だったのだが、幼少期にケロロとプルルを救った際の願いに「一生分のカレーが欲しい」と頼み、その大量のカレーに埋もれ現在のような性格と体色になったとされる。なお、原作ではこのようなカレー好きの設定はなく特段興味も持っていなかった。ひょんな事がきっかけでとある人物に乗せられ上質なカレーの開発に熱意を燃やす事になるものの結局カレーに嵌る事はなかった。

アニメ版では、演じる子安氏の普段なかなか聞けない声色の強烈さに加え、彼によるアドリブがこれでもかというほどあり、何度か設定変更を強いられたことも(好物のボルシチ追加など)。また、コスプレが多くペコポン人スーツを着用して地球人の少女「クルル子ちゃん」を名乗った事もあった。なお、声は子安氏のまま

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
初登場作品。ゴッドケロンサブパイロット。情報戦能力はいかんなく生かされており、なんとコネクトのデータベースをたった3分でハッキングしミューカスの情報を得た。あまりにもあっけないと思われるだろうが、科学力が凄まじいレベルに発達している『ケロロ軍曹』の世界観においてもクルルはハッキングのスペシャリストなので、ここは3分も保ったデータベースに賛辞を贈るべきだろう。
スーパーロボット大戦X-Ω
2019年5月のイベント「超越並行世界の旅であります!」期間限定参戦。ケロロの通信越しにセリフのみの登場。セリフだけでもかなりの存在感を出していた。
2020年9月のイベント「並行世界大冒険であります!」では復刻参戦。今回は立ち絵も用意された。

パイロットステータス

精神コマンド

OE
追風脱力
6人いる脱力使いの一人。嫌がらせを好む性格と、ハッキングによるサポート能力を表しているのだろう。特殊技能「ケロン人」の効果はサブパイロットにも及ぶため、SPが上がり易くかなり使いやすい部類に入る。

人間関係

ケロロ小隊

ケロロ軍曹
階級はクルルの方が上だが隊長を任せている。これはケロロが隊長の素質を持っている事と、クルルは基本的に技術兵のため指揮官としての立場はケロロに一任しているため。一応、何らかの事情で小隊長が不在となった時には、臨時として小隊長代理となることはある。
その危険な発明でケロロと一緒に悪乗りする事が多い悪友に近い関係だが、ケロロが嫌がらせの被害を受ける事もある。
タママ二等兵
後輩。
ギロロ伍長
「先輩」と呼ぶ。基本的に犬猿の仲。
ドロロ兵長
ギロロ同様、「先輩」と呼ぶが、稀に呼び捨てにすることも。
アンゴル=モア
彼女のピュアな部分が苦手。

ケロン人

トロロ新兵
ガルル小隊の一人。地球侵攻の際に対峙し、他の小隊員同様当初は圧倒されるが、直後に「年期が違う」と挽回する。ちなみに前述のハッキングツールを改悪した張本人。

地球人たち

北城睦実(サブロー)
地球でのパートナー。良く悪戯を共謀する悪友に近い関係で、2人は「宇宙を超えた同盟」を結んでいる。他のパートナー組と比べると、絡むことは少ない。
日向冬樹
アニメ版では、インドア派同士なことから共に行動したこともある。
日向秋
アニメ版では、彼女の素質に興味を示したことも。

名台詞

「ク~ックックックック…」
何かを企む際など、事あるごとに発する笑い声。
「自慢のシステムだ~? 笑わせんじゃねえよ。そいつは俺が大昔に遊びで作ったハックツールの改造版じゃねえか…。いや、改悪だなこりゃ。」
前述のトロロによるハッキングから基地システムを奪還した直後トロロに対して言い放ったセリフ。
ちなみに、この時かなりキレていたらしくアニメではいつもの高い声から一転、かなりドスの利いた声でこのセリフを言っており、後述のセリフへと続く。
「クックック…。相手がすっかりいい気になったところで一気に突き落す、のが超クールなんだって? 同感だ。」
上記のセリフ後、トロロへの容赦ない報復を行う直前言ったセリフ。直後、トロロは自身がハックしたと思っていたケロン小隊基地内の機動兵器たちの総攻撃を受けることに…。
「ニンジン、ジャガイモ、玉~ねぎ~、愛情ポイポイ、もう大変♪ ……うじょいあイポイポ、もう大変♪」
カレー風呂に入りにながら歌う変な。この3つの具材だけは譲れないのだろうか?
「礼は言わねぇぜ、周りを気にしている余裕は無いんでな」
(事情を説明する余裕もな……!)
第299話「サブロー&クルル 静かなる戦い!」より。クワイエット星人と戦うサブローの元に小隊の予算を使い切ってまで救援に向かおうとする。
しかし、勝手に予算を使ってしまったことがバレ、ケロロギロロがやってくるのだが、ただならぬ気配を察していたドロロが二人を気絶させたときに言ったセリフ。ここもまた子安氏本来の声でのアフレコとなっており、サブローがいかに彼にとって大事な親友かということを示している。

搭乗機体

ゴッドケロン

脚注

  1. 初期の設定では「KURURU」となっている資料も存在し、小説版や北米版では「KURURU」となっていた。現在は「KULULU」で統一されている。