武田長官

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武田長官(Secretary Takeda)

エルドランシリーズ全4作に登場する、防衛隊の長官。

子供達が主体となる同シリーズにおける大人としての立場のキャラである。大人の面子もあり、子供達が戦うことを良しとせず(これはプライドもそうだが、「子供達を危険な戦いに巻き込みたくない」という親心からでもある)、果敢に奮闘するものの大抵は役に立たない事の方が多い。

しかし、『絶対無敵ライジンオー』のOVA最終話では再生邪悪獣軍団に対して戦車で互角に戦っていたり、『熱血最強ゴウザウラー』終盤で機械化されたものを元に戻す物質復元装置を開発し敗北寸前の危機を救う(機械化された中にザウラーズ峯崎拳一が含まれていたため)といった活躍を見せるなど決して無能と言うわけではない。

なお、『ライジンオー』の時点では名前が不明で単に長官と呼ばれており、苗字が判明したのは『元気爆発ガンバルガー』になってから。また、それに伴い身長などのデータも設定された。娘のに対して甘いようで、娘のために防衛隊を出動させたこともある。高所恐怖症のようだが、ライジンオーMk-IIのコックピットには乗っている。

登場作品と役柄

原作では良識はあれども基本的に大人の都合を振り回す傍迷惑な人物として描かれているが、スパロボでは良識ある軍人として登場し、無茶なことを言ったりする場面はほとんどないといえる。正直他作品にはもっと迷惑千万な軍人がいる事を考えると無茶も言うが他人の言い分に理解を示し時には歩み寄りを見せる彼は十分良識的な軍人ではある。

単独作品

スーパーロボット大戦GC
初登場作品。足立長官イゴール長官など、同じく長官職の大人と肩を並べ、原作のような大人気ない場面は見せず、理解ある大人という側面が強い。
スーパーロボット大戦XO
スーパーロボット大戦NEO
ガンバルガーが参戦しているため今作においては娘のも登場。プレイヤー部隊が子供ばかりであるため、大人の面子が丸潰れになっている事を嘆く場面も。
スーパーロボット大戦Operation Extend
最終決戦前にガンバーチームにあてて送られたビデオレターの中で、青空町の人々とともに登場。

人間関係

武田桂
元気爆発ガンバルガー』に登場する娘。彼女に対しては少々親馬鹿な一面も覗かせる。
地球防衛組
絶対無敵ライジンオーに登場するチーム。
日向仁
地球防衛組の中核とも言うべき存在。何かと口論になる。
ガンバーチーム
元気爆発ガンバルガーに登場するチーム。同じく快く思っていない。
ザウラーズ
熱血最強ゴウザウラーに登場するチーム。一度は彼らを防衛隊に入れたこともある。
峯崎拳一
ザウラーズのパイロット。当初は彼をマッハプテラから降ろそうと無断で乗り込み、機能停止にさせたことも。後半機械化された彼の身体を戻すために協力する。
ダンケッツ
エルドラン
以上のチームにロボットを与えた存在。恨み言をいうことも。

他作品との人間関係

足立長官ロス・イゴール
GCXOにて共演。共に日本の防衛に専念する。

名台詞

「コラァーッ! 誰が乗っとるんだぁー! 速やかに降りてこーい! どうせまた子供だろ~っ!!」
ゴウザウラー第1話より。流石に気づいた模様。この直後、心配になって駆けつけた中島先生の自転車が直撃する。
「また小学生か! それも今度は6年生! えぇい、エルドランめぇ! なんで小学生でなきゃいかんのだ!? なぜ我が防衛隊にロボットをよこさぁ~んっ!!」
ゴウザウラー第2話より。3度も小学生の手にロボットが渡ったことを嘆く、もはや哀愁を誘う。
「仕方がない。仕方がない。君たちにゴウザウラーを任せよう」
2話戦闘終了後。6年2組の面々との睨み合いの末、頭を下げ、ゴウザウラーを託す。長官が操縦しようとしても動かせないので仕方ないとも言えなくない。

迷台詞

「Yeah!Heyヤングメーン!! そろいも揃って青っちょろい顔並べやがって!!」
「体鍛えておじちゃんと一緒に世界の平和守ろうジャン!」
「聞いたかBaby! これから魔界獣倒しに行ってっくけど根性やるやつcome on!! come on!!」
元気爆発ガンバルガー』の第11話にて、亜衣子先生からビリビリをうつされビリビリ人間になってしまった時の台詞。
「バカもーん! 一体今何時だと思っとるんじゃ、女の子がこんな遅くまでどこで遊んでおった! 心配して防衛隊まで出動させたんだぞ!」
31話より。魔界獣によりタイムスリップさせられ、夜遅くに帰ってきた桂への説教。理由は兎も角軍隊をそんな事に使うな