「ヘテロダイン」の版間の差分
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== スパロボに登場したヘテロダイン == | == スパロボに登場したヘテロダイン == |
2014年4月24日 (木) 18:23時点における版
ヘテロダイン(Heterodyne)
『地球防衛企業ダイ・ガード』に登場する敵性存在。ただ、敵性存在と言っても明確な目的や意識を持っている訳では無く、一種の自然災害である。
界震と呼ばれる現象により発生したエネルギーが核であるフラクタルノットを形成、それが周りの物質を取り込む事で誕生する。
前述の通り、明確な意思を持たないエネルギーの塊の様な存在で、原則としてその行動は強い電磁波や磁場に引き寄せられるように移動するだけである。しかし、その目指す先にあるものは、ほぼ確実に人類にとって重要な建造物(発電所など)である為、それが問題となってしまう。また、一部の例外が存在し、本来知能を有していないはずなのに、然も意思がある様に振る舞う個体が存在している。これがどの様な原理・原因によるものなのかは劇中でも解明されていない。
脅威ではあるが、基本的には「日常生活の脅威」の範疇にあるだけで「人類存亡の脅威」という深刻なレベルではない。それは別に人類を攻撃しようといった意思を持っていないからである。だが、いざ排除しようとすると一筋縄でいく相手ではない。それはヘテロダインが「エネルギーと物質の塊」であるからで、砕こうが引き裂こうがエネルギーを拡散させない事にはダメージにならないからである(極端な表現だとフラクタルノット以外は全てただの海水や土)。この為、単純な物理的破壊力でヘテロダインを消滅させるには、核兵器相当のOE兵器などで跡形もなく木端微塵に砕かなければならない。
逆に言えば、エネルギーを拡散させる事ができれば、それほど破壊力が無くとも最小限の労力で除去できるという事でもあり、それを行う一番簡単な方法がフラクタルノットの破壊である。そして破壊しただけではエネルギーの拡散度合いが低い為、これをアースで地上に流すのが望ましい。これらを同時に満たす事ができる存在が、フラクタルノットを破壊する力を持った金属体……つまり巨大ロボットである。パンチないしノットバスターなどでフラクタルノットを破壊すれば、そのまま機体がアースの役割をしてエネルギーを拡散させる事ができる。このため、ダイ・ガードは劇中において最終兵器の地位を獲得している。
登場作品
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 次元獣と同じく多元世界において発生するようになった自然災害の一種として扱われている。アイム・ライアードによれば、「界震と次元震はよく似ている」らしく、条件を揃えれば特定の種類を意図的に発生させることが可能らしい。劇中では実際にアイムが召喚に成功している。
- いずれの種類も高レベルのHP回復とEN回復を併せ持つため、単機での撃破は困難。しかし装甲はリアル系並みに薄く底力も持たないため、援護攻撃や再攻撃など手数を増やす技能が有効。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 自然災害というだけあり、原作終了後である本作でも引き続き登場する。インセクト-Rに続き、破界篇に出てこなかったピラミッド、ウィールが序盤に登場。また、なぜかムゲとズールが死の世界に呼び出している。おそらくアイムがやった方法で呼び出しているのだろう。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- フレイムワークという新たなヘテロダインが一種類出てくるのみ。なお、今まで1マップに一体ずつだったが、今回は複数現れる。
スパロボに登場したヘテロダイン
- 十字型ヘテロダイン
- 正式名称不明。ダイ・ガード初陣の相手。
- グローブ
- 正式名称ヘテロダイン・グロブス。球体型のヘテロダイン。全身が土でできている。
- グアマンド
- 正式名称ヘテロダイン・ホモー・エダークス。コクボウガーを取り込んだ人型のヘテロダイン。
- インセクト-R
- 正式名称ヘテロダイン・インセクトゥム-R。幼虫のような姿をしており、人類が初めて遭遇したヘテロダインでもある。「13年前のヘテロダイン」とも呼ばれ、桃井いぶきの過去に深く関わっている。
- ピラミッド
- 正式名称ヘテロダイン・ピューラミス。ピラミッドを上下逆さにしたような形をしている。ダイ・ガードをほぼ機能停止に追い込んだ。
- ウィール
- 正式名称ヘテロダイン・ロタ。コマのような形をしており、通称「ドリル」。この個体だけ赤木達が戦っていない。
- ブラックダイ・ガード
- 巨大ヘテロダイン「インターナル・テレストリアル」の一部が変化したもの。赤木曰く「ダイ・ガードの偽物」。
関連用語
- 界震
- 異世界から、エネルギーが流入する現象。
- フラクタルノット
- ヘテロダインの核。六角形の板状の物体。分裂して増殖したりする。
- 次元震
- 第2次Zの世界において、界震と酷似した現象とされる。