「援護」の版間の差分

2014年2月23日 (日) 11:38時点における版

援護 / サポート（Covering / Support）

「援護」系の特殊技能を所持している際に発動し、1ターンにつき技能レベル分の回数だけ、プレイヤーフェイズでは援護攻撃を、エネミーフェイズでは援護防御が行える。多くの作において援護攻撃・援護防御に分けられているためそちらも参照。Aのみ「サポート」という名称で特殊技能とは別のシステムとなっている他、NEO・OEでもパイロットの特殊スキルとは無関係に可能なものとなっている。
このの採用により「2回行動」が廃止され、SRWの戦闘システムは大きく変化した。

また、機体同士が隣接していることも発動条件であるため、援護技能持ち同士で密集陣形を組むと一度に繰り出せる手数が増え、結果的に敵に大きなダメージを与えたり、逆に受けるダメージを分散させたり出来るメリットがある。しかし反面、密集していると敵のMAP兵器やコンボなどの格好の的になるデメリットもあるため、注意が必要である。また、複数のユニットが存在しないと効果が発動(援護)できないのも欠点で、シナリオ次第では死に技能と化す事も珍しくない。

主役級はこの技能を覚えない、または覚えるレベルが高く、能力的に主力としては使うには厳しかった脇役系パイロットほど、覚えるのが早くレベルも高くなるなどの差別化により、主役級とは別の強みをもたせられるようになった。

採用作品と各作品別仕様

1ターンにつき、技能Lvと同じ回数だけ援護防御と援護攻撃が可能。

援護時の効果

攻撃時

シリーズ	技能Lv	援護対象	攻撃倍率	命中倍率	追加習得方法	備考
COMPACT2 COMPACT for WSC		隣接			先天技能	使用できる場合は強制選択されるまた対象と援護役の高度が同じである必要がある
α外伝		隣接	75%	125%	先天技能	味方側はL3が上限。敵側はL4まで成長する援護をするかは選べるが、援護役、使用武器は自動選択
OG1（GBA）	4	隣接		-	パイロット養成
GC、XO	4	隣接			スキルパーツ装備（+1～3）	キャラによっては援護攻撃しかできない

防御時

シリーズ	技能Lv	援護対象	ダメージ軽減率	追加習得方法	備考
COMPACT2 COMPACT for WSC		隣接	50%	先天技能	使用できる場合は強制選択されるまた対象と援護役の高度が同じである必要がある
α外伝		隣接	50%	先天技能	味方側はL3が上限。敵側はL4まで成長する援護をするかは選べるが、援護役は自動選択敵のみ援護側が撃墜される場合でも発動する
OG1（GBA）	4	隣接	50%	パイロット養成
GC、XO	4	隣接	50%	スキルパーツ装備（+1～3）	キャラによっては援護攻撃しかできない

パイロット養成の消費PP

シリーズ	+1	+2	+3	+4
OG1（GBA）	50	60	70	80

サポートアタック＆サポートガード（GBA版Aのみ）

戦闘時の行動（「信頼補正」参照）で各パイロットの作品グループへの信頼度を高めることで、使用回数やダメージ軽減率が上昇。使用回数が増える規定信頼度と回数上限はパイロットごとに異なるが、サポートアタック攻撃力の補正率とサポートガード時のダメージ軽減率の変化は共通。使用回数はサポートアタックと統合され、1フェイズごとに回数が全回復。

シリーズ	回数	援護対象	軽減率	追加習得方法	備考
A（GBA版）	1～3	隣接	50%～74%	信頼度を上げる

信頼度	0～49	50～74	75～99	100～124	125～149	150～174	175～199	200～224	225～
攻撃力倍率	100%	103%	106%	109%	112%	115%	118%	121%	124%
軽減率	50%	53%	56%	59%	62%	65%	68%	71%	74%

なお敵がサポートガードを行った場合は、ダメージの軽減はない。

NEO・OEの援護

スキルとしては採用せず、どのユニットも各フェイズに1回ずつ援護攻撃・援護防御を行うことができる方式が採られている。
なおOEでグループ出撃しているユニットの場合、「そのグループで纏めて1回ずつ可能」となっており、援護攻撃を行った後グループのリーダーを変更しても、そのグループは同フェイズでの再度の援護攻撃は不可能である。
例外として「援護防御誘導」の特殊能力を持つユニットはグループ出撃の際、1フェイズ中何度でも同グループのユニットから援護防御を受けることができる。

主なパイロット

ほとんどのパイロットが習得するが、単体で強いパイロット(NT能力を持つガンダム系主人公キャラやスーパー系主人公キャラ等)はLvが上昇しにくく、逆にサポート役のパイロット等は上昇しやすい傾向にある。

版権作品

クリスチーナ・マッケンジー
シロー・アマダ
コウ・ウラキ
グレース・マリア・フリード
ロミナ・ラドリオ
ブルー・ジェット

バンプレストオリジナル

キョウスケ・ナンブ: 本技能、初登場のCOMPACT2の主役ということで援護Lvが上昇する。; OGシリーズではデフォルト非所持に。
エクセレン・ブロウニング: 本技能、初登場のCOMPACT2の主役ということで援護Lvが上昇する。

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 == 援護 / サポート（Covering / Support） ==
-[[COMPACT2]]より登場した[[特殊技能]]。<br />1ターンごとに技能レベル分の回数だけ、自分のターンには[[援護攻撃]]を、相手のターンには[[援護防御]]を行える。シリーズによっては[[援護攻撃]]、[[援護防御]]に分けられている事が多いためそちらも参照。[[A]]のみ「サポート」という名称で特殊技能とは別のシステムとなっている他、NEO・OEでもパイロットの特殊スキルとは無関係に可能なものとなっている。<br />
+『[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]』より導入された戦闘系システム。
-この援護の採用により「[[2回行動]]」が廃止され、SRWの戦闘システムは大きく変化した。
-基本的に援護を活用するためには機体同士が隣接していることが条件。そのため、援護技能持ち同士で密集陣形を組むと一度に繰り出せる手数が増え、結果的に敵に大きなダメージを与えたり、逆に受けるダメージを分散させたり出来るメリットがある。しかし反面、密集していると敵の[[MAP兵器]]や[[コンボ]]などの格好の的になるデメリットもあるため、注意が必要である。また、複数のユニットが存在しないと効果が発動(援護)できないのも致命的。シナリオ次第では死に能力と化す事も珍しくない。
+「援護」系の[[特殊技能]]を所持している際に発動し、1ターンにつき技能レベル分の回数だけ、プレイヤーフェイズでは[[援護攻撃]]を、エネミーフェイズでは[[援護防御]]が行える。多くの作において[[援護攻撃]]・[[援護防御]]に分けられているためそちらも参照。[[A]]のみ「サポート」という名称で特殊技能とは別のシステムとなっている他、NEO・OEでもパイロットの特殊スキルとは無関係に可能なものとなっている。<br />
+このの採用により「[[2回行動]]」が廃止され、SRWの戦闘システムは大きく変化した。
-主役級はこの技能を覚えない、または覚えるレベルが高く、[[二軍|主力としては使うには厳しかったパイロット]]ほど、覚えるのが早くレベルも高くなるなどの差別化により、二軍に主役級とは別の強みをもたせている作品もある。<br />
+また、機体同士が隣接していることも発動条件であるため、援護技能持ち同士で密集陣形を組むと一度に繰り出せる手数が増え、結果的に敵に大きなダメージを与えたり、逆に受けるダメージを分散させたり出来るメリットがある。しかし反面、密集していると敵の[[MAP兵器]]や[[コンボ]]などの格好の的になるデメリットもあるため、注意が必要である。また、複数のユニットが存在しないと効果が発動(援護)できないのも欠点で、シナリオ次第では死に技能と化す事も珍しくない。
-ただし「能力値の低さ」そのものはこの特殊技能では補えない為、終盤のボスクラス相手にはやはり主役級が有利で、養成で習得できる作品ならば主役級同士で援護しあう形が基本的に有効となる。もちろん強力な技能であることは変わらないため、早めに使えることは十分な強みで、作品によっては能力値のフォローも可能になっている。
+主役級はこの技能を覚えない、または覚えるレベルが高く、能力的に主力としては使うには厳しかった脇役系パイロットほど、覚えるのが早くレベルも高くなるなどの差別化により、主役級とは別の強みをもたせられるようになった。
 == 採用作品と各作品別仕様 ==
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 === バンプレストオリジナル ===
 ;[[キョウスケ・ナンブ]]
-:本技能、初登場の[[COMPACT2]]の主役ということで援護Lvが上昇する。(OGシリーズでは習得しなくなる。)
+:本技能、初登場の[[COMPACT2]]の主役ということで援護Lvが上昇する。
+:OGシリーズではデフォルト非所持に。
 ;[[エクセレン・ブロウニング]]
 :本技能、初登場の[[COMPACT2]]の主役ということで援護Lvが上昇する。
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 :援護を防御のみに絞った技能。上記と同様に下位互換。
 {{DEFAULTSORT:えんこ}}
+[[Category:システム]]
 [[Category:特殊技能]]