「次大帝プロイスト」の版間の差分

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==スパロボシリーズの名台詞==
 
==スパロボシリーズの名台詞==
 
;「あなた、人工生命体のようですわね。その人工生命体ごときが…」<br/>「この俺に意見するだけでなく、ずいぶんとセンチな事を言うじゃねえか、ええ!?」
 
;「あなた、人工生命体のようですわね。その人工生命体ごときが…」<br/>「この俺に意見するだけでなく、ずいぶんとセンチな事を言うじゃねえか、ええ!?」
:[[L]]の第24話でイクサー3と戦闘した時の台詞。怒りの言葉をぶつけてきたイクサー3に対する侮蔑感情であるが、後にプロイストが辿る末路を思うと、物凄く皮肉な台詞である(そういった意味では彼(彼女)は[[一色真]]や[[リボンズ・アルマーク]]、[[ハザル・ゴッツォ]]と共通しているといえるだろう)。
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:[[L]]の第24話でイクサー3と戦闘した時の台詞。怒りの言葉をぶつけてきたイクサー3に対する侮蔑感情であるが、プロイストの素性を思うと、物凄く皮肉な台詞である(そういった意味では彼(彼女)は[[一色真]]や[[エーデル・ベルナル]]、[[ハザル・ゴッツォ]]と共通しているといえるだろう)。
  
 
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2014年2月21日 (金) 16:02時点における版

次大帝プロイスト(The Next Great Emperor Proist)

  • 登場作品:ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU
  • 声優:池澤春菜
  • 種族:ダリウス人
  • 性別:女?(本人曰く「性別を超越」)
  • 年齢:不明
  • 所属:ダリウス星人軍
  • 階級:次大帝
  • 好きなこと:クラシック音楽交響曲第9番 「新世界より」鑑賞。

ダリウス四天王プロイストの正体であり、ダリウス17世の次の帝位が約束されている「次大帝」の座に着く人物。

男女両方の性格を併せ持つ二重人格者。外見については女性的であるが、本人曰く「性別を超越した存在」で、生物学的な性別がどうなっているのかは曖昧(両性具有説もある)。普段は女性人格であり、優雅な貴婦人のような振る舞いをしているが、一度感情が高ぶれば男性人格となり口汚い言葉で激昂するようになる。男女どちらの人格でも非常に傲慢な性格をしており、その言動は横暴、且つ狂気に満ちている。他者を虫ケラ同然に見下し、自身を絶対者と公言して憚らず、この世の全ては自分の為だけに存在していると本気で思い込んでいる。自身の快楽の為に平然と虐殺を楽しむ一面もあり、その非道さや残虐さ、外道さはやはり突き抜けた外道悪役として有名な『無敵超人ザンボット3』のキラー・ザ・ブッチャーと比較しても遜色が無いほど。とはいえ実際、利用価値のないものは容赦なく切り捨てる狡猾な側面と超絶な超能力を併せ持っており、支配者としての実力は一応持ち合わせていたと言える。

しかし絶対者としての振舞いの行き過ぎに父ダリウスからも疑念を持たれるようになり、その行く末を案じての父の行動に激昂、父を殺害してしまう。この時の彼(彼女)は、自ら持参した花束を舞い散らし、自身が手を下した父の殺害を大空魔竜の面々に殺害されたものと思い込むなど、既に半ば狂気に支配された状態となっていた。

直後に自身の切り札であったファイナルドボルザーク、その破壊後はダリウス大帝の専用機キングダリウスダイヤ達に決戦を挑むが敗北。最後は自ら大空魔竜に侵入、自身の超能力で直接制圧を試みるが、その最中彼(彼女)は自身の出生の秘密を知ることとなる。実は彼(彼女)はダリウス17世によって「管理者」となるべく生み出されたクローンであり、自身を絶対者と固く信じていた彼はそれを知って本格的な錯乱状態に陥る。最期はダイヤ達の熱き心の前に敗れて大空魔竜の外へと投げ出され、父への憎しみと共にマグマの底へと消え去った。

平時と激昂時の感情の起伏が激しい上に男女の使い分けが必要とされる、演じるには難解なキャラクターであり、声優の池澤春菜氏を語る上では欠かせない代表的キャラクターである。

尚、彼(彼女)の唯一の楽しみは地球のクラシック音楽「交響曲第9番 新世界より」を鑑賞すること(当然ながら、魔炎超魔竜ドボルザークの命名も本曲の作曲者に因んでのもの)。意外にロマンチストな面も持ち合わせている。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦K
概ね原作通り。本作の主要敵勢力の総大将なので相当目立つ。特に、初登場時にいきなり「新世界より」が流れる演出は、原作を知らないプレイヤーにインパクトを与えること間違いなし。ただ、彼(彼女)と戦うルートはファフナー、ゴーダンナー等のルートとの択一であり、しかも彼(彼女)のルートのみ隠し要素のフラグがないため、プレイの上で端折られてしまう場合が多い。
カットインがなんと3種類も用意されている。そして女性人格版のカットインがやたらと可愛い。ゼルガイアーバルキングライキング魔炎超魔竜ドボルザーク魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク極大巨人キングダリウス十八世と登場する度に搭乗機を換えて来るのも特徴。
スーパーロボット大戦L
いきなり原作終盤の状態で登場。実際に戦うのは物語の折り返し地点を過ぎて少ししてからと出番は少なく、ファイナルドボルザーク→キングダリウスの連戦の後に大空魔竜に乗り込むことなく、キングダリウスの撃墜と共に戦死してしまう。ただKと同じくカットインが3パターンもある。女性人格版が可愛いのもKと同じ。
自身の出生の秘密を知る下りもダイヤとの戦闘前会話内で行われており(この会話の中でのみダリウス大帝の本体が破壊されるので、ダイヤと戦わせなければ大帝の存在は助かる事になる)扱いが悪くなった感が無くも無いが、前作でのが良すぎたとも取れるかもしれない。また、その性格故に各版権作品の主人公たちからも存分に憎まれている事が戦闘前会話で解る。
ちなみに同じ声の飛鷹葵がメインパイロットを務めるダンクーガノヴァで挑んでも特に声を意識した会話はない。

パイロットBGM

交響曲第9番 「新世界より」
概要で説明しているようにこの曲を観賞しているのか、彼(女)の戦闘用BGMとして採用された。

人間関係

ツワブキ・ダイヤ
憎きガイキングのパイロット。最後は彼に倒される。
ルル・アージェス
彼女を騙してガリスを殺そうとする。
キャプテン・ガリス
地上人との間に子を儲けた彼を激しく憎む。
ノーザ
部下。実は予備の生体パーツ。最終的には反逆される。
ヴェスターヌ
部下。美しく優秀な彼女を特別に寵愛するが、彼女は内心プロイストの外道ぶりを嫌悪しており、最終的には彼女からも反旗を翻される。
サスページ
部下。正体を現してからは真っ先に忠誠を誓われたが、プロイスト自身は彼を大して信頼していない。
ダリウス17世
父親。尋常ではないほどの愛情を抱いていたが、最終的には自らの手で殺害してしまう。
ケイン
プロイストを信頼していない数少ない部下。
ヒガントバニシュームニキータテルミナ
新四天王で、全員がプロイストに忠誠を誓っている。彼女が致命傷を負った際、自ら命を投げ出し生体部品としての自らの役割を全うする。

他作品との人間関係

ギル・バーグ
Kでは彼に協力を申し出られ、共闘する。
シンシア・レーン
Kにおいて、彼女はプロイストを昔の自分と似ていると感じていた。
シン・アスカ
Lにて他者の命をゴミ扱いし「父の命と比べていいのは自分の命だけ」と嘯くプロイストに対し「そんなことを言う資格は誰にもない」と激怒した。また、四天王を生体パーツとして使って復活した際にも、「誰かのためだけに生きる命なんてあっていいわけがない」と再び劇昂した。
早乙女アルト
Lにて、自身の心の醜さを彼から「一挙手一投足に醜さが現れている」と切って捨てられる。
碇シンジ
Lにて彼に支配される事を要求したり、「父親の命か一国が滅びるかを選べ」と選択を迫ったりするが、自らの意志で戦う事を選んだシンジはそのどちらも突っぱねた。
早瀬浩一
Lにて正義の味方として戦いに臨む彼を「馬鹿」と一蹴するが、浩一からは「無意味に人を傷つけるくらいなら、馬鹿の方がいい」と返された。

名台詞

「女…?貴方らしいつまらない感想ですわね、ノーザ。この私は性別など超越した存在だというのに」
プロイストの正体に驚くノーザに対して。
「貴様のようなゴミと、この俺のどこが同じなのだ!今度言ってみろ、貴様の五体を引き裂き、魔獣のエサにしてやる!」
「私と同じセンスをお持ちのようだ」とお世辞を言ったサスページに腹を立て、凶暴な男人格に変化させながら彼を縛り上げた時のセリフ。この変貌ぶりに縛り上げられたサスページはもちろん、それを見ていたノーザやヴェスターヌをも驚かせた。
「だが常に相手の上を行くのが俺の主義だ!そうして恐怖で縮こまったやつを踏みにじってやるのが、何よりも好きなんだよ!ハハハハハハ!!」
ドヴォルザーク登場時。戦闘中は特に凶暴な顔をよく見せる。
「お父様は私を騙さない…私を裏切らない!私のお父様は、お父様は…うああああああああ!!」
大空魔竜側と交渉していた父ダリウス大帝を、逆上して殺してしまう。そしてその憎悪はダイヤたちに向けられる。
「お父様の…嘘つきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「ひどい…ひどいわ、お父様…」
最期の台詞。最期は真実を隠していた父への憎しみを叫びながら、マグマの底へと消えていった。

スパロボシリーズの名台詞

「あなた、人工生命体のようですわね。その人工生命体ごときが…」
「この俺に意見するだけでなく、ずいぶんとセンチな事を言うじゃねえか、ええ!?」
Lの第24話でイクサー3と戦闘した時の台詞。怒りの言葉をぶつけてきたイクサー3に対する侮蔑感情であるが、プロイストの素性を思うと、物凄く皮肉な台詞である(そういった意味では彼(彼女)は一色真エーデル・ベルナルハザル・ゴッツォと共通しているといえるだろう)。