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2013年11月10日 (日) 01:18時点における版
ギュンター・プロイツェン
- 登場作品:ゾイド -ZOIDS-
- 声優:大塚芳忠
- 種族:人間(惑星Zi)
- 性別:男
- 所属:ガイロス帝国
- 階級:元帥
- 役職:摂政
- 主な搭乗機:デスザウラー
- キャラクターデザイン:坂崎忠(原案:上山道郎)
ガイロス帝国の摂政であり、死の淵にある皇帝・ツェッペリンII世に代わって政治を取り仕切る。また、帝国軍の元帥を兼任しており、軍政両面で実質的な帝国のトップにある。
ツェッペリンII世の命に従いヘリック共和国との戦争を行っているが、「この星に国は二つも必要ない」を信条とし、ヘリック共和国軍を「反乱軍」と呼んでいる。
一気に大規模な攻勢をかけて共和国首都ニューヘリックシティを陥落させようとし、共和国大統領に無条件降伏を迫る。しかし重要拠点であるマウントオッサで大量の兵を失い、さらにツェッペリンII世の崩御に伴い帝国のトップとなったルドルフがルイーズ大統領の停戦勧告を受け入れたことで撤退を余儀なくされる。
ツェッペリンII世が「ルドルフに万一のことあればプロイツェンを皇帝に」との遺言を残していたことで、ルドルフ暗殺を画策し帝国の実権を握ろうとする。さらには古代ゾイド人の研究によってデスザウラーを発見しており、その力でいずれは惑星Zi全土を支配しようとしていた。
ルドルフ暗殺には失敗したものの、皇位継承の証である指輪を手に入れ、「ルドルフ死亡」の偽情報を流し皇帝の座に就こうとする。しかしルドルフを連れて現れたバン達により計画は失敗。デスザウラーとともにその野望も潰えたかと思われた。
第2部・ガーディアンフォース編にてデスザウラーのゾイドコアと融合して生き延びていたことが発覚。「ダークカイザー」と自称し、真のデスザウラーを復活させて自身が一体化し、デスザウラーそのものとなろうとしていた。しかし彼が融合していたのはコアを守るための「殻」に過ぎず、真のデスザウラー復活に伴いコアに取り込まれ消滅する。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初参戦作品。第2章のメイン7話-3「首都攻防」ではホエールキングに搭乗してニューヘリックシティを攻撃しようとする。第3章のメイン13話-2「帝都炎上」でデスザウラーに乗って現れる。以後は原作アニメ同様に、生き延びてダークカイザーとして再起を図るもオリジナルデスザウラーのコアに取り込まれ消滅する。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- バン・フライハイト
- 自分の計画を邪魔した相手。また、実は彼の父ダン・フライハイトを殺害したという因縁がある。
- フィーネ・エレシーヌ・リネ、ジーク
- ガーディアンフォース編では、古代ゾイド人とそのパートナーオーガノイドである彼女らを狙う。
- ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリンIII世
- 表向きは忠臣を装うが、裏では彼の暗殺を狙う。ルドルフは祖父とは違い、彼に疑念を抱いていた。
- カール・リヒテン・シュバルツ
- ルドルフに忠誠を誓い、自身を警戒する彼のことを疎んでいる。
- ロッソ、ヴィオーラ
- 彼らにルドルフを誘拐され、暗殺計画に狂いが生じる。
- レイヴン
- 配下。
- ルイーズ・テレサ・キャムフォード
- ニューヘリックシティ攻撃を執り行い、大統領である彼女に無条件降伏を迫る。
- ツェッペリンII世
- 主君。忠臣を装って彼を欺き、遺言を利用して帝国の実権を握ろうとする。
- ヒルツ
- ガーディアンフォース編での配下。
- リーゼ
- 同じくガーディアンフォース編での配下。
他作品との人間関係
- ゼロ(ルルーシュ・ランペルージ)
- OEでは、ヘリック共和国のブレーンとなった彼と水面下で知略戦を繰り広げていた。
- ケロロ軍曹
- OEにて、彼から「星を破壊しての支配などお笑い」「無傷で侵略も出来ないのに宇宙の支配者など誇大妄想」と馬鹿にされた。
名(迷)台詞
- 「バン君、人間が生きてゆくうえでは必ず誰かしらに迷惑をかけているものだ。君のために苦しんでいる人間もどこかにいるはずだ。ましてや、戦場に身をおくゾイド乗りなら尚更だろう。君の父上も戦場で多くの敵を倒した。君の父上が戦うことも、君が戦うことも、レイヴンが戦うことも、そしてこの私が戦うことも皆同じことではないか? みんな自分が生きるために他人を犠牲にしているのだ。」
- アニメ版の第32話より。
- 「ぬぁぜだああああああああああああああああ!!!」
- アニメ版で散った時の台詞。特にダークカイザーとなった時の凋落ぶりが非常に有名な為、ファンの間でネタにされている。
スパロボシリーズの名台詞
搭乗機体・関連機体
余談
「バトルストーリー」ではゼネバス・ムーロアの実子であり、ガイロス帝国の摂政でありながらゼネバス帝国の復活を密かに画策していた。共和国軍がガイロス帝国首都に迫ってきた事を好機と捉えて腹心と共にガイロス帝国に反旗を翻し、ネオ・ゼネバス帝国の建国を宣言する。単なる悪役だったアニメと異なって、亡き父ゼネバスの無念を想い続け、生涯を母国再興に捧げた姿はファンから「漢」と呼ばれる程の高い人気を誇り、ルドルフですらその信念を認めた。惜しむらくは当時のへリック共和国大統領が異母姉のエレナであった事に最後まで気づかなかった事で、これを知っていたら姉とルドルフと手を取り合って戦乱の時代を終わらせたのでは?と言われている。最後は息子のヴォルフに後事を託してガイロス帝国首都を巻き込んで自爆、波乱の生涯の幕を閉じた。