「ミラージュコロイド」の版間の差分
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2013年9月19日 (木) 01:18時点における版
ミラージュコロイド(Mirage Colloid)
可視光線や赤外線を含む電磁波を遮断する特殊なコロイド状の微粒子、およびそれを利用した技術。
この微粒子を磁場で物体表面に定着させることにより、電磁的・光学的にほぼ完璧な迷彩を施すことが可能となっている他、C.E.世界のビームサーベルを初めとして、フォビドゥンのビームエネルギーを偏向できる装甲「ゲシュマイディッヒパンツァー」やデスティニーの幻影を発生させるジャミングシステム、アストレイゴールドフレーム天の敵機の電力を強制放電させる「マガノイクタチ」にこの技術が応用されているなど、宇宙世紀におけるミノフスキー粒子のように汎用性は高い。
ただし、以下の欠点が挙げられる。
- 隠密性はあくまで静止状態に限定する事だけであって、地上の場合は足跡や航跡をはじめとする「動作によって生じる影響」やそれに伴って発生する音は消去できず、宇宙の場合は真空であるため音こそ発生しないものの、移動にスラスター噴射等を必要とするため、ノズル周囲の粒子が吹き飛ばされ熱紋・電磁波の秘匿ができなくなるという別の問題が出てくる。
- ミラージュコロイドを使用したときの電力消費量が大きいため長時間の使用は困難。そのためか、同じく電力を使用するフェイズシフト装甲との併用ができない(ただし、電力供給に制限がない核エンジン及びハイパーデュートリオンエンジンを搭載したMSはその問題を解消できる)。
- コロイドは水に溶解してしまい、装甲に定着しないため、水中での使用は不可能。
後にC.E.73に施行されたユニウス条約によってミラージュコロイドの軍事利用は禁止され、本来のステルス用途を初めとする関連技術の一切が封印された。しかしその効力はさほど大きなものとは言えず、水面下ではミラージュコロイドを搭載したガーティ・ルーや、廃棄コロニーに超大型のゲシュマイディッヒパンツァーを搭載することで狙えないはずのコロニーを破壊可能とした大量破壊兵器レクイエム等の条約に違反する兵器、MSが開発されることとなった。
ミラージュコロイド(特殊能力)
分身と同じ効果。