「ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリンIII世」の版間の差分
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− | : | + | :第45話「漆黒の翼」にて、アーラ・バローネの謎の3人目として最後の部分を見事言い切った。心なしか、皇族らしく「かかってくるがよい!」の部分に迫力がある。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |
2024年3月11日 (月) 01:40時点における最新版
ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリンIII世 | |
---|---|
登場作品 | ゾイド -ZOIDS- |
声優 | 鶴野恭子(現:石村知子) |
デザイン |
上山道郎(原案) 坂崎忠(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Operation Extend |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 惑星Zi人 |
性別 | 男 |
年齢 |
10歳(第1部) 12歳(第2部) |
所属 | ガイロス帝国 |
称号 | 皇太子 → 皇帝 |
ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリンIII世は『ゾイド -ZOIDS-』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ガイロス帝国の皇太子。本編では特に言及されていないが皇孫であるルドルフが第一皇位継承者であるため、両親は既に死去している模様。子供ながらも皇太子だけにしっかりとした考え方を持ち、国民の安寧のためにヘリック共和国との和平を願っている。
祖父・ツェッペリンII世の崩御により、弱冠10歳にして皇帝に即位することとなる。しかし「ルドルフに万一のことあれば皇位はプロイツェンに」というツェッペリンII世の遺言を利用され、皇帝の座を狙うギュンター・プロイツェンから命を狙われる。暗殺計画が実行される前にロッソとヴィオーラに誘拐され、プロイツェンの暗殺計画に気付いた二人によって帝国に帰されることなく旅をすることになるが、その中で次第に二人を慕うようになる。その後ロッソとヴィオーラは、刺客として現れたレイヴンのジェノザウラーを食い止めるために戦いを挑み、ルドルフの身はバン・フライハイト達が預かることになる。その後も別の刺客に狙われ続けるが、バンたちに守られ暗殺は免れる。だが皇位継承の証である指輪を刺客に持ち去られ、さらにはルドルフが死去したとの偽情報を世間に流されてしまう。そこでルドルフは、プロイツェンの即位とその後に引き起こされる戦争を阻止するため、バン達の協力を得て帝国首都への帰還を決意する。
プロイツェンが倒された後は正式に皇帝の座に付き、帝国と共和国の平和のために尽力する。また第2部・ガーディアンフォース編では帝国のトップとしてバン達をサポートする一方、共に休暇を楽しむなど友人としても交流を続けている。
理不尽な暴力に屈しないために強くなることを決意し、バンからゾイドの操縦を教わっている。当初は乗りこなすのに苦労していたがかなりの上達を見せ、ガーディアンフォース編においては正体を隠して参加したゾイドレースでなんと優勝を果たしている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初登場作品。原作同様の役回りだが、残念ながらゾイドに搭乗する場面は無く、音声は収録されていない。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- バン・フライハイト
- ロッソとヴィオーラからルドルフを守るよう頼まれる。彼からゾイドの操縦も教わり、身分を越えた友情を築く。
- フィーネ・エレシーヌ・リネ、ジーク、アーバイン、ムンベイ、ドクター・ディ
- バンの仲間である彼らとも親しくなる。
- カール・リヒテン・シュバルツ
- 帝国軍人として忠誠を誓われている。
- ロッソ、ヴィオーラ
- 彼らによって誘拐されるが、結果的にプロイツェンによる暗殺計画から救われる。そのまま成り行きで旅を続けるうちに彼らを慕うようになり「二人は自分の父と母」とまで言うようになる。
- ギュンター・プロイツェン
- 表向きは摂政として忠誠を誓われているが、裏では皇位簒奪のために命を狙われている。
- レイヴン
- プロイツェンの刺客として放たれた彼から命を狙われる。
- ルイーズ・テレサ・キャムフォード
- 正式に皇位を継承してからは、帝国の代表として彼女と会談に臨む場面が多い。
- ツェッペリンII世
- 祖父である先代ガイロス帝国皇帝。スパロボでは名前のみ登場。
- ホマレフ
- 帝国宰相。忠誠を誓われているが、少々忠誠心が行き過ぎている部分も。
- メリーアン
- ガーディアンフォース編で登場した婚約者。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「盗賊団じゃありません! この人達は…僕の父と母です」
- 第21話。自分を連れ戻そうとジェノザウラーを駆って襲ってきたレイヴンを身を呈して守ったロッソ&ヴィオーラに対して。無理やりさらわれた関係だったが、3人の間には確かな絆が出来ていた。
- 「僕はゾイドに乗るバンが大好きでした。でも…今のバンは大嫌いです!」
- 第24話。大破したシールドライガーを修復しているフィーネとジークにのけものにされたと思い込み、落ち込んでいるバンに対して。この言葉がバンを再び再起させる切っ掛けとなった。
- 「ぼっくはぁ~荒野の~皇子様~!」
- 第26話にてグスタフ内で歌った歌。ムンベイのテーマソングのルドルフVer。
- ロッソ「ふはははははははは!」
ラルフ「な…なんだ!?」
ロッソ「天定まって、亦 能 く人に克 つ!」
ヴィオーラ「我ら平和の使者、漆黒の闇を斬り裂く翼の男爵アーラ・バローネ!」
謎のロイヤル仮面「誇り高き嵐の刃、ストームソーダーを恐れぬならばかかってくるがよい!」 - 第45話「漆黒の翼」にて、アーラ・バローネの謎の3人目として最後の部分を見事言い切った。心なしか、皇族らしく「かかってくるがよい!」の部分に迫力がある。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ロイヤルセイバー
- 皇帝専用機として改修されたセイバータイガー。
- セイバータイガーゴールド
- バトルストーリーにてプロイツェンとの一対一での決戦時に搭乗した機体。
- コマンドウルフ アーバイン仕様
- 第25話「新ライガー」にて、スティンガー(SRW未登場)に毒を盛られ動けなくなっていたアーバインに代わりバンを助けるべく乗り込み操縦した。しかし、満足に操縦できず戦闘不能になってしまう。
- レドラー
- 皇帝専用のマーキングが施された専用機。第一部の時点では複座型だったようだが第二部ではルドルフ自ら搭乗していた。
- ストームソーダー
- 原作エピソード「漆黒の翼」にて、ロッソ機の後部シートに搭乗。アーラ・バローネへのフィーネからの援軍要請とルドルフの護衛を両立させるべく仮面を被って登場し、上述の口上と合わさって視聴者の度肝を抜いた。
- 凱龍輝
- ゲーム「ゾイドタクティクス」での搭乗機。
余談[編集 | ソースを編集]
- ゾイド公式ファンブック掲載のバトルストーリーでは、ミドルネームが無く「ッ」の入らない「ルドルフ・ツェペリン」の名で登場している。大災害グランドカタストロフにより、多くの皇族を失った皇帝ガイロスに残された唯一の肉親とされ、物語開始直前にガイロスが崩御したに事に伴い即位する。
- 皇帝ガイロスとの関係は血縁であること以外不明だが、ルドルフが10歳であり、ガイロス以外の皇族が全滅したグランドカタストロフが起きたのが40年前、バトストのではZi人は地球人と比較しても長寿とされており、80歳過ぎての初婚も珍しくない事から、親子である事が伺える。
- ルドルフのデザインはアニメ版と同様だが、父親であるガイロス皇帝とは血縁関係であることを差し引いても似ても似つかない。
- 今でこそ、地球人類と遜色無いデザインのZi人だが、シリーズ開始当初のZi人は青白い肌に鱗を持った爬虫類型の亜人間としてデザインされていた。その後、地球人同様のデザインとなったが、今度はデザインが安定しておらず、主人公であるヘリック大統領やゼネバス皇帝も、デザインによって装飾が違うのはまだ良い方で、中年だったり、老人だったり、髭が有ったり無かったり、掲載誌によって見た目がバラバラな事もあった。
- 物語後半に第三勢力として暗黒軍(当時のガイロス帝国の呼称)が出現し、ガイロス皇帝のデザインも公開されたが、青白い肌、こけた頬に瞳の無い赤い眼、眉間にしわを寄せた険しい表情と、彼だけ初期のデザインで描かれたような凶悪なデザインだった(その名も邪悪皇帝ガイロス)。
- この時公開された中にエレナ姫(16歳の頃のルイーズ大統領)のデザインが存在している。今から見るとデザインは少々古臭いが可愛く描かれており、ガイロス皇帝のデザインの異様さを引き立てている(他にも2人ほど新キャラが描かれているが普通のデザインで、余計にガイロス皇帝の異様なデザインが浮いている)。
- 晩年のガイロス皇帝の姿は(新バトスト開始直前に死んでいる事もあり)描かれておらず、デザインが変更されて、凶悪なデザインが無かった事になってる可能性もある。
- 容姿も似ていないが、性格も全くの正反対といえるほど似ていない。旧バトストでガイロス皇帝は「情け容赦ない残虐さは、想像を絶する」と虐殺や殺戮上等な性格をしており、温厚で平和を愛するルドルフが産まれたのは奇跡といえる。
- 新バトストでもガイロス皇帝の性格は無かった事にはなっておらず、穏健派のルドルフが実権を取り戻し、共和国と同盟を組んだが、「国力が回復したら約定を反故にするに決まってる」「いずれ肥沃な中央大陸(共和国本土)を狙う」と、共和国民からは全く信用されていない。
- 挙句「ガイロス帝国と手を組んだ共和国より、反ガイロスを表明したネオゼネバス帝国の方が信用できる」と言われる始末で、共和国が中央大陸での信用を落とし、西方大陸へ亡命する羽目となっている。
- 新バトストでもガイロス皇帝の性格は無かった事にはなっておらず、穏健派のルドルフが実権を取り戻し、共和国と同盟を組んだが、「国力が回復したら約定を反故にするに決まってる」「いずれ肥沃な中央大陸(共和国本土)を狙う」と、共和国民からは全く信用されていない。
- 新バトストでもプロイツェンに軍の全権を握られ、傀儡の様な状態が続いた。しかし、荒廃したガイロス帝国を立て直したプロイツェンの手腕は大いに評価しており「戦争が終われば彼を許そうと思う」と発言し、器の大きい所を見せている。
- 一方で、共和国軍のウルトラザウルスを見て燥ぐと言う年相応の姿も見せている。