「完全勝利ダイテイオー」の版間の差分

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なお、ムック『エルドランシリーズ メモリアルブック』においてはダイテイオーの構想をベースとした漫画が掲載されており、物語冒頭から最終決戦までがダイジェスト形式で描かれている。
 
なお、ムック『エルドランシリーズ メモリアルブック』においてはダイテイオーの構想をベースとした漫画が掲載されており、物語冒頭から最終決戦までがダイジェスト形式で描かれている。
  
なお[[ゴッドライジンオー]]・[[グレートガンバルガー]]・[[キングゴウザウラー]]・[[パーフェクトダイテイオー]]による[[合体攻撃]]『エルドラン・スペシャル』は、本作のパイロットフィルムが初出である。
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なおスパロボにおける[[ゴッドライジンオー]]・[[グレートガンバルガー]]・[[キングゴウザウラー]]・[[パーフェクトダイテイオー]]による[[合体攻撃]]「エルドラン・スペシャル」は、本作のパイロットフィルムが初出である。
  
2014年より発売されている、エルドランシリーズ3部作のBlu-ray BOXの連続購入特典として、『NEO』登場時に決められたキャストによるアフレコとSEなどを再度付け直した完全版が収録されることが決定した。
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2014年より発売されている、エルドランシリーズ3部作のBlu-ray BOXの連続購入特典として、『NEO』登場時に決められたキャストによるアフレコとSEなどを再度付け直した完全版が収録された。
  
 
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2016年1月30日 (土) 15:06時点における版

概要

2000年代前半、「電撃ホビーマガジン」での雑誌展開とインターネットで展開された『エルドランシリーズ』第4作。モチーフはおとぎ話の桃太郎となっている。英語表記は「PERFECT VICTORY DAITEI-OH

テレビアニメ化も視野に入れられていたが、声の無いパイロットフィルムのみに終わっているため、声が付くのは『スーパーロボット大戦NEO』が初となる。戦闘アニメやキャラクターの肉付けはサンライズ監修。

なお、ムック『エルドランシリーズ メモリアルブック』においてはダイテイオーの構想をベースとした漫画が掲載されており、物語冒頭から最終決戦までがダイジェスト形式で描かれている。

なおスパロボにおけるゴッドライジンオーグレートガンバルガーキングゴウザウラーパーフェクトダイテイオーによる合体攻撃「エルドラン・スペシャル」は、本作のパイロットフィルムが初出である。

2014年より発売されている、エルドランシリーズ3部作のBlu-ray BOXの連続購入特典として、『NEO』登場時に決められたキャストによるアフレコとSEなどを再度付け直した完全版が収録された。

ストーリー

ザウラーズ機械化帝国を退けて数ヶ月。地方都市「極楽町」にある極楽小学校では、今日も5年3組の生徒たちが地球を救った地球防衛組ガンバーチーム・ザウラーズに憧れ、日夜エルドランロボットの研究を行っていた。

そんな最中、突如「鬼界帝国オニガッシュマー」が襲来し、地球を侵略し始めた。5年3組の生徒たちは今までの研究成果を試すため、オニガッシュマーに立ち向かおうとするもピンチに陥ってしまう。そこへ地球の守護神であるエルドランが現れる。彼はライジンオーたちを操り、オニガッシュマーに対抗。しかし、力及ばず、3体のロボットは巨大な黄金の剣に封印されてしまう。

自分たちにはなす術がないことに苛立つ5年3組の生徒たち。その心情を理解したエルドランは彼らに新たなる守護神「ダイテイオー」を授ける。これにより彼ら5年3組こと「ダンケッツ」は、夢にまで見たエルドランのロボットに乗り、地球を守る為オニガッシュマーと戦うのであった。

登場人物

極楽小学校5年3組(ダンケッツ

大桃タロウ(モモタロウ)
ガンバーチーム」に憧れていたが、そのガンバーチームのガンバルガーらがオニガッシュマーに封印されたのをきっかけに、エルドランによってダイテイオーのパイロットに選ばれた少年。他のエルドランシリーズの主人公と同じく、「熱血」性格。苦手なことは「歯医者さん」。声の担当は三瓶由布子氏。
大地カケル
ザウラーズ」に憧れ、モモタロウと言い合う友達。モモタロウと同じくエルドランに選ばれた少年。声の担当は吉野裕行氏。
大空マイ
極楽小学校5年3組の委員長。大人のような常識感を持ち、「地球防衛組」に憧れていた女の子。同じくエルドランに選ばれた。声の担当は水沢史絵氏。
川口アカネ
赤崎カズオ
佐々木ジュリ
早坂ルリ
加藤スミレ
紺野シンゴ
若草トモコ
非パイロットながら『NEO』に登場。
柴田タケシ
萩原ミドリ
水沼トオル
平賀セイジ
非パイロットながら『NEO』に登場。
黄金沢ナオト
山吹リエ
新井シオリ
桜田門ミノル
月城ヒリュウ
防衛組の月城飛鳥の従兄弟である転校生。彼もまたエルドランによってダイリュウオーのパイロットとして選ばれていた。声の担当は宮島依里氏。
井上サツキ
5年3組(ダンケッツ)の担任教師。

鬼界帝国オニガッシュマー

キンカーク
オニガッシュマー三大幹部の一人で、正攻法の戦いを好む。
ギンカーク
三大幹部の紅一点。冷酷で知略を好む。
ドウカーク
三大幹部の一人。愉快犯的な、混乱を巻き起こす作戦を好む。
オニガッシュマー大王
鬼界帝国オニガッシュマーの支配者。その正体は、本拠地である「鬼界城」そのもの。上述のBlu-ray BOX特典において声が初めて付き、三宅健太氏が担当。

登場メカ

ダンケッツ

ダイテイオー
テイオー、リクオー、クウオーの三機が合体したロボット。
ダイリュウオー
ダイテイオーとは別にヒリュウに託されていたロボット。龍形態『リュウオー』へ変形可能。
ダイゲンオー
エルドランが関与せず、ゴクラクルーザーの艦内で子供達が作り上げたロボット。19体の小亀型メカ「コゲンブ」が合体して誕生する。海亀型形態「ダイゲンブ」と武装形態「ゲンブロック」へ組み変わることができるが、『NEO』にはパーフェクトダイテイオー時の武装としてしか登場しない。
パーフェクトダイテイオー
ダイテイオーとダイリュウオーが合体した形態。
ゴクラクルーザー
極楽小学校の敷地全体が変化した空母。スパロボ未登場。

鬼界帝国オニガッシュマー

デビルガッシュAu
キンカーク専用機。鬼界獣と合体し、デビル鬼界獣になる能力を持つ。
ギンガッシュAg
ギンカーク専用機。
ドウガッシュCu
ドウカーク専用機。

楽曲

映像がパイロットフィルムしか制作されておらず、主題歌もBGMも存在しない(パイロットフィルムはサンライズの汎用BGMが用いられた)。その後、時期は不明だがBGMが制作されている。

以下の二曲はJASRACのサイトで作曲:田中公平で権利者登録されているため、田中公平作曲で間違いないようである。ただし「必殺!カイザー・ダイダン・エンド!」は「必殺!カイザー・ダイン・エンド!」となっており、どちらかが誤植のようである。なおこれ以外にも「エルドランの想い」という曲が登録されているが、スパロボに採用されていないため詳細は不明。

「完全勝利ダイテイオー見参!」
ダイテイオー系ユニットの、通常の戦闘BGM。『NEO』『OE』で採用。
「必殺!カイザー・ダイダン・エンド!」
ダイテイオー系ユニットの、必殺技使用時のBGM。『NEO』『OE』で採用。
『OE』では止めを刺した際の曲が終了するバージョンが採用されていないため、最後まで演奏しきるバージョンは『NEO』でしか聞くことができない。

登場作と扱われ方

単独作品

スーパーロボット大戦NEO
映像がプロモーションのパイロットフィルムしか存在せず、原作についても一応完結はしたものの話数等の問題から描写・練りこみが不足しており、サンライズの監修をうけての世界観構築となった。
ゴクラクルーザーや敵である鬼界帝国オニガッシュマーは登場せず。パイロット以外は若草トモコ平賀セイジの2名のみの登場となった。
原作ではエルドランシリーズは「放映年=作中の年代」であり、『ゴウザウラー』の出来事から数ヵ月後の『ダイテイオー』は西暦1994年の設定であるが、本作ではエルドランシリーズに年代のずれはなく、全て同一の年代(FC.61年)へと改変されている。また、ダイテイオーを託される経緯が「3体のエルドランロボが封印されたため」ではなく「エルドランロボたちがアースティアに飛ばされてしまい地球防衛の戦力が低下したため」になっている。
スーパーロボット大戦OperationExtend
ダイテイオーとパーフェクトダイテイオーが使用できる。他のエルドランロボ同様、最初から完全勝利合体が使える。第一章からスポット参戦するが、正式加入は6章と非常に遅く、主人公キャラでは最後の加入となる。

用語

ダンケッツ
5年3組の子供達が、自分達につけたチーム名。
極楽小学校
エルドランによって「ゴクラクルーザー」という母艦となった小学校。
鬼界帝国オニガッシュマー
敵勢力。宇宙から飛来した侵略者。
鬼界獣
オニガッシュマーの戦力。人間の「怖いもの」を元にした外見と能力を持つ。
オコリンボー
鬼界獣の素。人間の恐怖心を読み取り、それにちなんだ鬼界獣を生み出す。

主要スタッフ

制作会社
サンライズ
シリーズ構成・脚本
北嶋博明
キャラクターデザイン
近藤高光
メカニカルデザイナー
やまだたかひろ
監修協力
川瀬敏文

商品情報