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2013年6月16日 (日) 12:31時点における版
LFO
『交響詩篇エウレカセブン』に登場する人型機動マシンで、「Light Finding Operation」の頭文字をとった略称である。
なお、軍用の「KLF」もこの項目に記載する。
ドレゾア技術研究所によって洞窟内で「アーキタイプ」と呼ばれる人型の物体が発掘され、研究所で様々な実験が行われていた。アーキタイプに電気信号で刺激を与えることで手足を動かすことが判明し、これに機械類や外装を取り付けて操縦可能な人型駆動機が形作られた。しかし実際は普通の人間たちは誰一人動かすことができない反面、アーキタイプ発掘現場で発見されたエウレカが操縦することで、意のまま動かすことができた。その過程で変形して「車」の形になることが判明したため、可変変形型「ピーグルモード」として再設計。さらに空中への飛行を可能とするため、トラパーの粒子に乗るリフボードをヒントとして、人型駆動機専用のリフボードを開発。依頼を受けたのがガレヱジサーストンのアクセル・サーストンであり、彼の手でリフボードが完成。
そして完成した人型駆動機を「LFO」と命名し、初のLFOを「ニルヴァーシュ type ZERO」と名付けた。
なお、これらの一連の製作過程は原作で、ドレゾアの所長であるモリタが記録映画として残しており、視聴者に分かりやすく説明された。
基本的に電気信号で動かすのがLFOであるため、コンパク・ドライヴが用いられるが、それでもコンパク・ドライブの供給量が多いため水素電池が用いられる。また、「ニルヴァーシュ type ZERO」以降のLFOはリミッターが備わっておらず、のちのターミナスシリーズの後継機にリミッターが備わっている。また、軍用のLFOである「KLF」もあるが、基本はLFOに武装を取り付けたようなもの。また、民間専用のLFOも存在する。しかし、アーキタイプそのものの発掘数が少ないこともあり、LFOとKLF全体の総数は1000機にも満たないと思われる。劇中では数多く存在しているが、最終局面でのKLFの大群は塔州連邦軍のほぼ全戦力である。
ニルヴァーシュシリーズ
- ニルヴァーシュ type ZERO
- 最古のLFO。アーキタイプの底面に二つの穴底があることから、当初より二人乗りで設計されている。
- ニルヴァーシュ type ZERO spec2
- 「アミダ・ドライヴ」搭載後にアーキタイプが進化したため、外装を全て変更。新型のリフボードも製作。
- ニルヴァーシュ type ZERO spec3
- アーキタイプが進化した姿で、LFOと言うべき存在から逸脱している。
- ニルヴァーシュ type the END
- 分類はKLFだが、あくまで例外的。
ターミナスシリーズ
- ターミナス type B303
- リミッターが掛けられてない初期型。通称「デビルフィッシュ」。
- ターミナス type R606
- ターミナス type R808
- ターミナス type R909
- 最終型であり、KLFと同等の性能を誇る。
KLF
- モンスーノ type 10
- 軍用のKLFとして主力を務める。
- モンスーノ type 20
- モンスーノの武装強化型。「type10」と同型なので、同記事に記載。
- モンスーノ type VC10
- スキーボード型のリフボードを採用した特殊KLF。
- スピアヘッド SH101
- 特殊部隊専用の自律操作可能のKLF。青のチャールズと赤のレイが登場。同型なので、青と赤を同記事として記載。
ゲームでの扱い
『スーパーロボット大戦Z』に登場の際は、「特殊能力」扱い。「LFO」の特殊能力を持つユニットは毎ターンの飛行中における待機中の際、EN10消費を抑える。