「覇道瑠璃」の版間の差分
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:原作ゲーム瑠璃ルート最終決戦より。ヨグ=ソトースの輪を人の想いだけで破壊し、時を超えた時に今現れた少女は、悪戯っぽく楽しげに微笑むお嬢様。<br>安っぽいが、理不尽だが、奇蹟は奇蹟。人が起こした奇蹟、諦めなかった末の結果なら、それは別の結末を迎えた世界で古本娘が言ったように、『当然の結果』なのだ。 | :原作ゲーム瑠璃ルート最終決戦より。ヨグ=ソトースの輪を人の想いだけで破壊し、時を超えた時に今現れた少女は、悪戯っぽく楽しげに微笑むお嬢様。<br>安っぽいが、理不尽だが、奇蹟は奇蹟。人が起こした奇蹟、諦めなかった末の結果なら、それは別の結末を迎えた世界で古本娘が言ったように、『当然の結果』なのだ。 | ||
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− | ;「――芸をやりなさい」<br | + | ;「――芸をやりなさい」<br>「――全員、芸をやりなさい」 |
:酒の席で酔った際にその場にいる皆に命令する。このせいで、後の悲劇(?)を生むことに… | :酒の席で酔った際にその場にいる皆に命令する。このせいで、後の悲劇(?)を生むことに… | ||
;「芸をしない者は覇道財閥の名にかけて社会的に抹殺してみせます。確実に」 | ;「芸をしない者は覇道財閥の名にかけて社会的に抹殺してみせます。確実に」 | ||
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:自ら買って出た[[大十字九郎|九郎]]に「'''魔術禁止'''」と言った上で面白い芸を要求した。最後の「'''ヘッポコホームズ'''」という言葉の暴力に九郎は大きなショックを受け、ついに泣き出してしまう。 | :自ら買って出た[[大十字九郎|九郎]]に「'''魔術禁止'''」と言った上で面白い芸を要求した。最後の「'''ヘッポコホームズ'''」という言葉の暴力に九郎は大きなショックを受け、ついに泣き出してしまう。 | ||
;「あらあら……これしきの事で泣いちゃって、まあ。なんて可愛い子かしら……んんー?」<br/>「どうちたのー、ボクぅ? 慰めて欲ちぃんでちゅかー?」 | ;「あらあら……これしきの事で泣いちゃって、まあ。なんて可愛い子かしら……んんー?」<br/>「どうちたのー、ボクぅ? 慰めて欲ちぃんでちゅかー?」 | ||
− | : | + | :で、追い打ちをかけるかのように、子供をあやすような口調で九郎を罵倒する。そして九郎は半分狂乱した後、ひきつけを起こす羽目に…。 |
+ | ;「――わたくしを甘く見ないことね、少年」<br>「子供だからと言って許されると思ったのかしら? お馬鹿さん」<br>「子供だからこそ、今からしっかりと調……教育しなければならないと思わない? ええ、そうですともそうですともッ!」<br>「子供だからって、逃げられてたまるものですかッ! そんな甘えは社会に出たら通用しなくてよっ!?」 | ||
+ | :そしてターゲットは孤児三人組に向けられた。なんか容赦ないし、'''子供にはヤバそうな単語'''を言いかけていることから、どれだけ瑠璃の酒癖が悪いのかが分かるだろう(しかも、翌朝にはその時の記憶が綺麗になくなるから余計に性質が悪い)。 | ||
+ | :しかし、これはほんの序の口に過ぎなかったのであった…。 | ||
;「大十字さんをどこに出しても恥ずかしくないような素敵な淑女に仕立て上げなさい」 | ;「大十字さんをどこに出しても恥ずかしくないような素敵な淑女に仕立て上げなさい」 | ||
:メイドたちに九郎を女装させることを命令した。お陰で九郎は作中の女性が霞むほどの美人と化してしまう(勿論、当人が望んだ形ではないのだが)。 | :メイドたちに九郎を女装させることを命令した。お陰で九郎は作中の女性が霞むほどの美人と化してしまう(勿論、当人が望んだ形ではないのだが)。 |
2013年6月21日 (金) 19:14時点における版
覇道瑠璃(Ruri Hadou)
- 登場作品:機神咆吼デモンベイン
- 声優:麻見順子(全年齢対象作品)、赤白杏奈(『斬魔大聖』)
- 種族:地球人(日系人)
- 性別:女
- 所属:覇道財閥
- キャラクターデザイン:Niθ(ゲーム版/アニメ版原案)、橋本秀樹、桜井正明
世界屈指の大財閥でありアーカムシティの実質的支配者、覇道財閥の二代目総帥。前総帥・覇道鋼造の孫娘であり、才色兼備のお嬢様。
両親は幼い頃にブラックロッジのテロにより死亡しており、祖父の鋼造が育ての親となった。そのためおじいちゃんっ子の気がある。
鋼造の信念を継ぐ強い正義感の持ち主で、「祖父からデモンベインを託された」という自負があるため、勝手にデモンベインの所有者となった九郎とアルを当初は「軽い気持ちでデモンベインを扱っている」として嫌っていたが、九郎の戦いを間近で見たことで彼こそが鋼造が望んだ人物であると認識し、信頼を置くようになる。
有事の際には地下秘密基地に移動、専用の戦闘服を着用して「司令」として、市民の避難誘導などのバックアップを行う。また、デモンベインのレムリア・インパクトを解禁するための「ナアカル・コード」の送信は彼女の権限によって行われる。
アニメにおいては再現されていないが、ゲーム版における彼女の固有ルートでは九郎の代わりにデモンベインを駆ったりマギウス・スタイルになるエピソードがある。ただし彼女に魔術の才はなく、本来の能力を発揮するのは難しくなっていた。
また原作ゲーム版では、彼女のルートのみ一度ノーマルエンディングを見た後でなければグッドエンディングを見ることはできない。これはノーマルエンディングで物語の根底に関わる重大な秘密が明かされるからである。ちなみに小野正利氏の歌うエンディングテーマが聞けるのも彼女のノーマルエンディングのみである。
酒癖は最悪で、酔うと周囲に絡む事が多く、しかも翌朝には酔っていた時の記憶が綺麗に無くなってしまう。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。NPCだがデモンベインの戦闘アニメの演出でボイスが収録されている。
- 序盤はUXの協力者として政略関係で活躍するのが主だが、途中から従軍するようになり、戦術指揮が可能になる。アニメ版準拠の参戦なので、マギウススタイルでの戦闘などは再現されていない。
- デモンベインのレムリア・インパクト使用時の戦闘アニメでは、ナアカル・コード送信の演出として前代未聞のパンモロカットインを披露する。再現されたカットインでは原典たるアニメ版よりも作画演出がしっかりしているという謎の徹底ぶりである。
- ちなみに(18禁版含む)ゲーム版における同シーンにおいてもこの演出はアニメーションで挿入されているが、そちらにはパンモロはおろかパンチラすら存在しない。
戦術指揮
- 反撃時の攻撃力10%上昇、精神ポイント20上昇、シナリオクリア時に資金+30000
- 戦力強化としても悪くない性能(特に2番目までしか習得していない時期では十分優秀)だが、資金ボーナスに加えてSPの増加で幸運なども使いやすくなっているため、資金稼ぎを第一とするなら抜群のスペックを発揮する。覇道財閥総帥の面目躍如と言ったところか。
人間関係
- 大十字九郎
- 依頼先。関係については上記も参照。彼には「お姫様のようだ」という認識を持たれており、「姫さん」と呼ばれる。
- アル・アジフ
- プライドの高い者同士というのもあり喧嘩が絶えない。九郎と和解してからは根底の険悪さはなくなっているが、表面的にはあまり変わっていない。
- 覇道鋼造
- 祖父。超人と謳われるほどの人物だったが普段は孫煩悩だった。アニメ版では覇道瑠璃の回想にのみ登場。SRW未登場。
- 原作ゲームで瑠璃のルートを選んだ際、終盤に驚愕の素性が明かされることとなる。
- 覇道兼定
- 父。外伝小説『軍神強襲』に登場。本編開始時点ではティベリウスにより殺害されている。アニメ版及びSRW未登場。
- 続編『機神飛翔』では生存しているが、瑠璃に財閥総帥の仕事を押し付けて妻とハネムーンに出かけているため登場しない。
- オーガスタ・エイダ・ダーレス
- 母。外伝小説『斬魔大聖デモンベイン 機神胎動』の主人公。『軍神強襲』にも主要人物として登場する。「発明女王」の異名を持つ才媛であり、デモンベインの開発(正確には復元)にも関わっていた人物。
- 本編開始時点ではティベリウスにより殺害されているが、死後も亡骸を辱められたうえに蟲の苗床にされるという悲惨な目に遭っており、彼女が活躍する外伝小説でかえって胸が痛んだ読者も多い。アニメ版及びSRW未登場。
- 名前はクトゥルフ神話に関わった作家の一人、オーガスト・ダーレスと「世界最初のプログラマー」オーガスタ・エイダ・ラブレスからのダブルミーニング。
- ウィンフィールド
- 従者。過保護な面もあるが、信頼関係は強い。
- チアキ、ソーニャ、マコト
- 従者。
他作品との人間関係
- ローニン・サナダ、カガリ・ユラ・アスハ、マリナ・イスマイール、シーリン・バフティヤール、クラウス・グラード
- 政治関係での仲間。互いに協力し、ハザードの暗躍に立ち向かった。
- ハザード・パシャ
- 政敵。
- チャム・ファウ、エレボス、リナ・デイヴィス、フェイ・イェンHD、エイーダ・ロッサ
- 宴会で酒に酔った際に彼女達を新たな戦術指揮官に任命してしまった。……しかも本当に彼女達(他多数)が戦術指揮できるようになってしまう。
- 皆城総士、刹那・F・セイエイ
- 宴会で酒に酔い滅茶苦茶な命令を出した際、彼らの頭を抱えさせてしまった。
- バーン・バニングス、シンジロウ・サコミズ、ブレラ・スターン、ウィリアム・デイヴィス
- …で、上記の面々に戦術指揮をさせた結果、生還してアルティメット・クロスに参加した面々。瑠璃の問題人事がなければ彼らは生き残れなかったので命の恩人と言えなくもない(厳密にいうと、ウィルのみは死亡することはないのだが)。
名台詞
- 「おかえりなさい」
- 原作ゲーム瑠璃ルートノーマルエンドより。最終決戦に赴いたまま未帰還となった九郎を待ち続け、ふとした拍子に祖父、鋼造の正体を知って発した。
- 「そうですわね……簡単に『奇蹟』とだけ言っておきますわ」
- 原作ゲーム瑠璃ルート最終決戦より。ヨグ=ソトースの輪を人の想いだけで破壊し、時を超えた時に今現れた少女は、悪戯っぽく楽しげに微笑むお嬢様。
安っぽいが、理不尽だが、奇蹟は奇蹟。人が起こした奇蹟、諦めなかった末の結果なら、それは別の結末を迎えた世界で古本娘が言ったように、『当然の結果』なのだ。
迷台詞
- 「――芸をやりなさい」
「――全員、芸をやりなさい」 - 酒の席で酔った際にその場にいる皆に命令する。このせいで、後の悲劇(?)を生むことに…
- 「芸をしない者は覇道財閥の名にかけて社会的に抹殺してみせます。確実に」
- さらに社会的な立場を盾に脅迫。全くシャレになっていないので余計恐ろしい。
- 「魔術は芸でなくてよ? ほらほら、早く立ちなさいな。いくら大十字さんでも、何か1つぐらいは、見せる特技があるでしょう?」
「――そこんトコどーよ、ヘッポコホームズ?」 - 自ら買って出た九郎に「魔術禁止」と言った上で面白い芸を要求した。最後の「ヘッポコホームズ」という言葉の暴力に九郎は大きなショックを受け、ついに泣き出してしまう。
- 「あらあら……これしきの事で泣いちゃって、まあ。なんて可愛い子かしら……んんー?」
「どうちたのー、ボクぅ? 慰めて欲ちぃんでちゅかー?」 - で、追い打ちをかけるかのように、子供をあやすような口調で九郎を罵倒する。そして九郎は半分狂乱した後、ひきつけを起こす羽目に…。
- 「――わたくしを甘く見ないことね、少年」
「子供だからと言って許されると思ったのかしら? お馬鹿さん」
「子供だからこそ、今からしっかりと調……教育しなければならないと思わない? ええ、そうですともそうですともッ!」
「子供だからって、逃げられてたまるものですかッ! そんな甘えは社会に出たら通用しなくてよっ!?」 - そしてターゲットは孤児三人組に向けられた。なんか容赦ないし、子供にはヤバそうな単語を言いかけていることから、どれだけ瑠璃の酒癖が悪いのかが分かるだろう(しかも、翌朝にはその時の記憶が綺麗になくなるから余計に性質が悪い)。
- しかし、これはほんの序の口に過ぎなかったのであった…。
- 「大十字さんをどこに出しても恥ずかしくないような素敵な淑女に仕立て上げなさい」
- メイドたちに九郎を女装させることを命令した。お陰で九郎は作中の女性が霞むほどの美人と化してしまう(勿論、当人が望んだ形ではないのだが)。
スパロボシリーズの名台詞
スパロボシリーズの迷台詞
- 「戦場に立たずに戦いを押しつけるなど、覇道財閥の総帥として有るまじき行為! だから、私は今後…」
「戦場でUXの指揮を執ることにいたしますわぁ~!」 - UX第26話シナリオエンドデモにて酔った勢いで瑠璃は自らUXの戦術指揮官になることを宣言する。これだけだったらまだマシなのだが、チャムやエレボス、フェイまで立候補したために……
- 「良い心がけですわ~。もちろん、リナさんもやりますわよねぇ?」
- 戦術指揮官に立候補したチャムとエレボスとフェイ以外にもあろうことかただの民間人であるリナすらも戦術指揮官に任命してしまう。この前代未聞の人事に総士と刹那は「あり得ない」「これからどうなるんだ」と頭を抱えてしまう……。ただし、役割は指揮と言うより応援であり、ご丁寧にこれ以降「戦術指揮/応援」に書き換わる。要は、応援しているから戦術は個別判断でということなのだろうが、それならそれぞれ指定できてもよかった気がしないでもない。
- なお、止めてくれそうな常識人代表のスメラギは、酔いつぶれて寝ており、ついでに曹操はこの状況に「こやつめ、ははは」とのたまっていた。しかし、結果的にみると、瑠璃のこの人事のおかげでUXに参加出来た人物が実に4人も存在しているのだから、ある意味大英断であったと言える……のか?
搭乗機体・関連機体
- デモンベイン
- 鋼造から託された機体であり、後に九郎へ託す。一種の形見でもある。