「ロックマン (ゲーム)」の版間の差分
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2017年12月25日 (月) 11:02時点における版
- ゲーム作品 1987年12月17日発売(ファミリーコンピュータ)
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦X-Ω(2018年)
概要
カプコンが発売する横スクロールアクションゲームシリーズの第1作目。ロボットと言わず、ゲーム史上に名を残すアクションゲームの金字塔の一つである。複数のステージから好きなステージを選択して攻略出来、倒したボスからそのボスの持つ特殊武器を獲得、さらにその武器が別のボスの弱点となっているといった要素がシリーズ共通の特徴。2018年にシリーズ30周年を迎え、最新作『ロックマン11 運命の歯車!!』が発売される予定。
すべてのロックマンシリーズの原点であり、エグゼ・流星を除くシリーズは(詳細な関係はボカされているものの)いずれも本作の未来にあたる。エグゼ・流星とはパラレルワールドの関係にあり、ロボット工学が発達したのが本作、情報ネットワーク技術が発達したのがエグゼ~流星となる。
ストーリー
西暦200X年、悪の天才科学者Dr.ワイリーはライト博士の開発した6体のロボットを奪って改造し、世界征服を始める。家庭用お手伝いロボットであったロックは自ら改造を志願し、ロックマンとなってDr.ワイリー打倒を目指すのであった。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- トーマス・ライト
- 平和のためのロボットを開発する科学者。心優しき天才であり、作中世界におけるロボット工学の父。
- その技術力は後の時代をも凌駕しており、当時の天才をもってしても彼の遺産を完全には解明できなかったほどである。一方でお人好し過ぎる性格は欠点でもあり、シリーズでは幾度もワイリーに騙されている。
- アルバート・W・ワイリー
- 世界征服を企む悪の天才科学者。所謂自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。
- 基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリング作品のラストボスを務める。「物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶」・「毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。
- このように「憎めない悪役」としての側面が強いものの、その悪事の数々は非道・卑劣であることは間違いなく、心優しいロックですら度々ワイリーの殺害を決意しているほど。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- ロックマン
- 元々は家庭用お手伝いロボット「ロック」だったが、Dr.ワイリー打倒のため自ら戦いに身を投じた正義のロボット。
- ブルース
- プロトタイプとして開発されたロックマンの兄貴分。
- ロール
- ロックマンの妹分のお手伝いロボット。
- ライトット
- ライト博士の弟子を自称するロボット。
- ラッシュ
- ロックマンのサポートをする犬型ロボット。
- エディ
- ロックマンのサポートをする小型ロボット。
- ビート
- ロックマンのサポートをする鳥型ロボット。彼のみライト博士ではなく、コサック博士(4に登場)の製作である。
- タンゴ
- ロックマンのサポートをする猫型ロボット。『ワールド5』『未来からの挑戦』にのみ登場する。
- フォルテ
- Dr.ワイリーがロックマンを模倣して開発したライバルロボット。
- ゴスペル
- フォルテのサポートをする狼型ロボット。
- レゲェ
- ワイリーが孤独さを紛らわすために製作した鳥型ロボット。『ロックボート』『10』にのみ登場する。
- デューオ
- 悪のエネルギーを撲滅させるために外宇宙から来たロボット。
- ワイリーマシン○号
- ワイリーが直々に搭乗する機動兵器であり、ナンバリングタイトルのラストボス(例外あり)。○の部分には主にナンバリングと同じ数字が入る。一度破壊されるとワイリーが登場し、攻撃パターンも変化する。
- ワイリーカプセル
- ワイリーマシンに搭載された脱出装置。『4』から登場。形状は作品ごとに異なる。脱出装置というもののゲーム的にはラストボスの最終形態であり、作品によっては本体より強力な場合も。
ワイリーナンバーズ
用語
- ライトナンバーズ
- ライト博士が開発したロボットたちの総称。『ロックマン』と『ロックマン9』のボスはこちらに分類される。
- ワイリーナンバーズ
- Dr.ワイリーが開発した戦闘ロボットたちの総称[1]。
- 『ロックマン2』~『ロックマン8』まではプレイヤーがボスをデザインする募集企画が行われていた。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。ロックマンシリーズ30周年を記念して期間限定参戦が発表された。参戦は第1作名義だが、『ロックマン3』で初登場したブルースと『ロックマン7』で初登場したフォルテも登場する。
- 全てのユニットグラフィックで3Dポリゴンで描写されている『X-Ω』において、なんと原作ゲームの8bitドットを流用した初の2Dグラフィックを採用している。
余談
- 海外では「MEGAMAN」のタイトルで発売されている。これは、ロックに麻薬(特にコカインの塊を指す)の意味があるため。
- ゲーム中、ロックマンのライフが0になったときの効果音はファンから「ティウンティウン」と表現されているのはあまりにも有名である。
- 海外版の第一作のパッケージでは青と黄色の全身スーツを着て拳銃を持った中年男性といったオリジナルと大幅に異なる容姿をしていた。格闘ゲーム『ストリートファイター X 鉄拳』のPS3・PSVita版にてこの姿で参戦している。
- 第二作からデザインはアメコミ調ながらも国内版準拠となったが、それでもバイザー付ヘルメットを付け拳銃を持った男性とオリジナルとはまだイメージが異なる。なぜそこまで拳銃に拘るのだろうか。第三作でようやく国内版とほぼ完全に同様のデザインとなった。
- 『ロックマン9』ではファミコンに回帰した作風のため、CAPCOM USAで初期海外版を彷彿とさせる拳銃を持ったアメコミ調ロックマンがパッケージアートとして描かれ、NESソフト風の限定特典も販売された。
- 『ロックマン10』の海外パッケージアートもやはり銃を持ったアメコミ調ロックマンとなっている。
脚注
- ↑ ライトとワイリーが共同開発した作業用ロボットや、脅迫や強奪などの手段で手に入れた他の科学者が開発したロボットも、ワイリ-本人はワイリーナンバーズとして数えている。
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