「ムーザ・メリメ」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(9人の利用者による、間の16版が非表示)
1行目: 1行目:
== ムーザ・メリメ(Murza Melym) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[ボトムズシリーズ]]
+
| 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]]
**[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー]]
+
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー}}
**[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ]]       
+
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ}}
*[[声優]]:中尾隆聖
+
| 声優 = {{声優|中尾隆聖|SRW=Y}}
<!-- *種族:--- -->
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|塩山紀生}}
*性別:男
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
<!-- *[[年齢]]:歳 -->
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
<!-- *身長:---cm -->
+
}}
<!-- *体重:---kg -->
 
<!-- *血液型: -->
 
*所属:ギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1(通称:レッドショルダー部隊)→民間人
 
*階級:伍長
 
*キャラクターデザイン:塩山紀生
 
  
キリコの[[レッドショルダー]]時代の戦友。<br />グレゴルー、ムーザと同じく部隊の中でも札付きの不良隊員であるが、彼らの中では最もメカニックに精通している。<br />
+
{{登場人物概要
実直かつ寡黙な性格の持ち主である一方、短気な性分でもあり、現役時代にリーマンの命を受けキリコを抹殺しようとした時や、バイマンとの口論などでは激情家の面を露にする。
+
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = 人間
 +
| 出身 = [[アストラギウス銀河]]
 +
| 性別 = 男
 +
| 所属 = ギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1(通称:レッドショルダー部隊) → 民間人
 +
| 階級 = 伍長
 +
}}
 +
'''ムーザ・メリメ'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の登場人物。
  
転属命令漏洩の嫌疑を掛けられ家族を惨殺されており、ペールゼンに強い復讐心を抱く。終戦後は、バカラシティでグレゴルーと共に[[バトリング]]で生計を立てながら、復讐の機会を待っていた。
+
== 概要 ==
 +
[[キリコ・キュービィー]]の[[レッドショルダー]]時代の戦友。
  
 +
[[グレゴルー・ガロッシュ]]、[[バイマン・ハガード]]と同じく部隊の中でも札付きの不良隊員であるが、彼らの中では最もメカニックに精通している。
 +
 +
実直かつ寡黙な性格の持ち主である一方、短気な性分でもあり、現役時代に[[インゲ・リーマン]]の命を受けキリコを抹殺しようとした時や、バイマンとの口論などでは激情家の面を露にする。
 +
 +
転属命令漏洩の嫌疑を掛けられ家族を惨殺されており、[[ヨラン・ペールゼン]]に強い復讐心を抱く。終戦後は、バカラシティでグレゴルーと共に[[バトリング]]で生計を立てながら、復讐の機会を待っていた。
 
最期はグレゴルーとキリコを行かせるべく[[イプシロン]]に挑むも、機体を蜂の巣にされて戦死してしまう。
 
最期はグレゴルーとキリコを行かせるべく[[イプシロン]]に挑むも、機体を蜂の巣にされて戦死してしまう。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
 
=== Zシリーズ ===
 
=== Zシリーズ ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:序盤のソレスタルビーイング追跡ルートで敵として現れた後、終盤に味方としてスポット参戦する(ただしパイロットとしての登場は無く、バイマンと共にグレゴルー機の「プラトゥーン・コンバット」の攻撃要員扱い)。なお、原作とは違いグレゴルー、バイマン共々生き残っている。もともと味方側のATパイロットがキリコ以外ほとんどいない今作で、彼らが正式に仲間になってくれればかなり頼もしかったろうが、残念ながら自軍への加入はしてくれず、本懐を遂げた後、グレゴルー、バイマンと共に自軍を去っていく(化け物系の相手に対する特殊セリフがあったため、単独パイロットでの加入も考えられていたのかもしれない)。ちなみに、ムーザを演じる中尾氏は本作が声付きスパロボ初出演であるが[[銀貴|中尾氏が演じたキャラ自体]]は音声無しの[[スーパーロボット大戦W|W]]にも出ている。
+
:初登場作品。中尾隆聖氏は本作でスパロボ初参加。序盤の[[ソレスタルビーイング]]追跡ルートで敵として現れた後、終盤に味方としてスポット参戦する(ただしパイロットとしての登場は無く、バイマンと共にグレゴルー機の「プラトゥーン・コンバット」の攻撃要員扱い)。なお、原作とは違いグレゴルー、バイマン共々生き残っている。自軍への加入はせず、本懐を遂げた後はグレゴルー、バイマンと共に自軍を去っていく。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
+
:なお、単独パイロットでの加入も考えられていたのか、化け物系の相手に対する[[特殊戦闘台詞]]が用意されている。
 +
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:宇宙ルート43話でZEXISと合流。今回もプラトゥーン・コンバット要員。クエントに来るまでは、帰還したシャッコに雇われ、その後釜として[[ハイム農場]]の警備をしていたが、間をおかず小隊ごとクエントに呼び出されている。
 
:宇宙ルート43話でZEXISと合流。今回もプラトゥーン・コンバット要員。クエントに来るまでは、帰還したシャッコに雇われ、その後釜として[[ハイム農場]]の警備をしていたが、間をおかず小隊ごとクエントに呼び出されている。
<!-- 42話クリア後、唐突に登場するのはグレゴルーで、バイマンとムーザは非パイロットである都合上登場しない。 -->
 
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
:第1章クリア後のサブミッション「野望のルーツ」で登場。本作では個別のユニットとして戦闘に参加できる。メカニックに精通している点を反映してか、[[スコープドッグ・ターボカスタム|彼のAT]]には[[修理装置]]が搭載されている。
 
:第1章クリア後のサブミッション「野望のルーツ」で登場。本作では個別のユニットとして戦闘に参加できる。メカニックに精通している点を反映してか、[[スコープドッグ・ターボカスタム|彼のAT]]には[[修理装置]]が搭載されている。
:第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に、[[コネクト・フォース]]への出向という形で他の隊員と共に正式加入する。しかし直後にサンサ攻略戦のため一時的に呼び戻され、続くサブミッション「サンサ攻略戦」、メイン9話-2「リーマンとの死闘」はグレゴルー隊4機のみで戦うことになる。
+
:第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に、[[コネクト・フォース]]への出向という形で他の隊員と共に正式加入する。しかし直後にサンサ攻略戦のため一時的に呼び戻され、続くサブミッション「サンサ攻略戦」、メイン9話-2「リーマンとの死闘」はグレゴルー隊4機のみで戦うことになる。以後はそのままコネクト・フォースに出向したままとなる。
:本作では『ザ・ラストレッドショルダー』が未参戦なこともあり死亡することはなく、以後はそのままコネクト・フォースに出向したままとなる。
 
 
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力]]値 ===
 
  
 +
== パイロットステータス ==
 +
<!-- === [[能力]]値 === -->
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[OE]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
:[[加速]]、[[不屈]]、[[熱血]]
+
:'''[[偵察]]、[[根性]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[突撃]]、[[直撃]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 +
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[熱血]]'''
  
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== [[特殊スキル]] ===
;[[OE]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
:[[底力]]:回避、[[サポート]]、[[ガード]]
+
:'''[[Bセーブ]]、[[援護攻撃]]L1'''
 +
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 +
:'''[[底力]]:回避、[[サポート]]、[[ガード]]'''
  
=== 固有[[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
;[[OE]]
+
;回避率+15%
:吸収(攻撃が命中するとEN+5 SP+2)
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。
 +
;吸収
 +
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。攻撃が命中するとEN+5、SP+2。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
66行目: 77行目:
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[パトリック・コーラサワー]]
 
;[[パトリック・コーラサワー]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]序盤で彼の指揮下に入り、[[ソレスタルビーイング]]らと対峙するも敗北を喫する。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』序盤で彼の指揮下に入り、[[ソレスタルビーイング]]らと対峙するも敗北を喫する。
  
 
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
:第2次Z 破界篇では彼から[[ZEXIS]]に協力する動機を問われるも、にべも無くこれを一蹴した事でグレゴルーから窘められる。
+
:『第2次Z破界篇』では彼から[[ZEXIS]]に協力する動機を問われるも、にべも無くこれを一蹴した事でグレゴルーから窘められる。
  
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
;[[クロウ・ブルースト]]
 
;[[クロウ・ブルースト]]
:第2次Z 破界篇では安易に「レッドショルダー」の名を口にした彼に対し、睨みを利かせる。
+
:『第2次Z破界篇』では安易に「レッドショルダー」の名を口にした彼に対し、睨みを利かせる。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「くそぉ!地獄へ落ちやがれ!」
 
;「くそぉ!地獄へ落ちやがれ!」
 
:『[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ|野望のルーツ]]』終盤でリーマンの罠から逃れる最中に転倒した際、バイマンから発せられた軽口へ上述の悪態を吐く。
 
:『[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ|野望のルーツ]]』終盤でリーマンの罠から逃れる最中に転倒した際、バイマンから発せられた軽口へ上述の悪態を吐く。
 +
;「アテにならねえ部品がざっと50ほどある」
 +
:『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』にて、スクラップから組み上げた機体を眺め、グレゴルーから「まだ気に入らねえのか?」と問われて憮然としながら。
 
;「俺はな、何が何でもペールゼンを殺すと誓ったんだ!その為には僅かでも無理はしたくねえ…!」
 
;「俺はな、何が何でもペールゼンを殺すと誓ったんだ!その為には僅かでも無理はしたくねえ…!」
:『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』でペールゼンの潜伏先であるデライダ高地に向かう道中、自身の慎重さをバイマンから揶揄され口論となる。
+
:『ザ・ラストレッドショルダー』でペールゼンの潜伏先であるデライダ高地に向かう道中、自身の慎重さをバイマンから揶揄され口論となる。
 
;「何も、同情してもらいてえと思っちゃいねえ…ただな…他人の痛みがわからねえ野郎と戦うのはお断りだ」
 
;「何も、同情してもらいてえと思っちゃいねえ…ただな…他人の痛みがわからねえ野郎と戦うのはお断りだ」
 
:野営中、バイマンの態度に堪忍袋の尾が切れ、作戦から辞退する事を告げる。グレゴルーから宥められるも、バイマンの更なる挑発にムーザは切れ、彼に殴り掛かるが…。
 
:野営中、バイマンの態度に堪忍袋の尾が切れ、作戦から辞退する事を告げる。グレゴルーから宥められるも、バイマンの更なる挑発にムーザは切れ、彼に殴り掛かるが…。
94行目: 106行目:
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「吸血部隊よりはマシだぜ!」
+
;「吸血部隊よりはマシだぜ!」
:破界篇での化け物系の相手に対する特殊セリフ。確かに彼らには言葉の通じない化け物相手のほうが人間同士で殺しあう共食いや戦争よりかは気が楽なのだろう…
+
:[[破界篇]]で化け物系の相手に発する[[特殊戦闘台詞]]。確かに彼らには言葉の通じない化け物相手のほうが、人間同士で殺しあう共食いや戦争よりかは気が楽なのだろう。
 
;「確かに俺達は戦争しか能の無い人間だ…だが、生命は只じゃない。無謀なやり方にはついていけん」
 
;「確かに俺達は戦争しか能の無い人間だ…だが、生命は只じゃない。無謀なやり方にはついていけん」
 
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]序盤で[[ソレスタルビーイング|CB]]に敗れた件について、グレゴルーやバイマンがやんわりと皮肉を漏らすのとは対照的に、辛辣な口調でコーラサワーの戦術の甘さをズバリと指摘する。
 
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]序盤で[[ソレスタルビーイング|CB]]に敗れた件について、グレゴルーやバイマンがやんわりと皮肉を漏らすのとは対照的に、辛辣な口調でコーラサワーの戦術の甘さをズバリと指摘する。
 
;「やった…やったぞ…! この手でペールゼンを…!」
 
;「やった…やったぞ…! この手でペールゼンを…!」
:第39話でグレゴルーやバイマンと共にペールゼンに引導を渡した後の台詞。
+
:破界篇第39話でグレゴルーやバイマンと共にペールゼンへ引導を渡した後の台詞。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 +
 
;[[スコープドッグRS]]
 
;[[スコープドッグRS]]
:
+
:レッドショルダーの制式採用機体。
 
;[[スコープドッグ・ターボカスタム]]
 
;[[スコープドッグ・ターボカスタム]]
:
+
:『野望のルーツ』で搭乗。
 +
;[[スコープドッグTC・LRS]]
 +
:『ザ・ラストレッドショルダー』で搭乗。ターボカスタムのレプリカ機。
 
;[[スコープドッグTC・ISS]]
 
;[[スコープドッグTC・ISS]]
:第2次Z 破界篇第39話クリア後、特定条件下で入手出来る本機体はムーザがチューンナップしたもの。
+
:メルキア情報省特殊部隊ISSに配備されていたターボカスタム。
<!-- == 余談 == -->
+
:『第2次Z破界篇』第39話クリア後、特定条件下で入手出来る本機体はムーザがチューンナップしたもの。
 +
 
 +
== 余談 ==
 +
『装甲騎兵ボトムズ』の監督である高橋良輔氏は、「ムーザは突撃屋」と評している。
 +
 
 
<!-- == 商品情報 == -->
 
<!-- == 商品情報 == -->
 
<!-- == 話題まとめ == -->
 
<!-- == 話題まとめ == -->
114行目: 133行目:
 
<!-- == 資料リンク == -->
 
<!-- == 資料リンク == -->
 
<!-- *[[一覧:ムーザ・メリメ]] -->
 
<!-- *[[一覧:ムーザ・メリメ]] -->
 
== リンク ==
 
 
[[category:登場人物ま行]]
 
[[category:登場人物ま行]]
 
[[category:ボトムズシリーズ]]
 
[[category:ボトムズシリーズ]]
 
{{DEFAULTSORT:むうさ めりめ}}
 
{{DEFAULTSORT:むうさ めりめ}}

2022年9月24日 (土) 16:33時点における最新版

ムーザ・メリメ
登場作品

ボトムズシリーズ

声優 中尾隆聖
デザイン 塩山紀生
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間
性別
出身 アストラギウス銀河
所属 ギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1(通称:レッドショルダー部隊) → 民間人
軍階級 伍長
テンプレートを表示

ムーザ・メリメは「ボトムズシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

キリコ・キュービィーレッドショルダー時代の戦友。

グレゴルー・ガロッシュバイマン・ハガードと同じく部隊の中でも札付きの不良隊員であるが、彼らの中では最もメカニックに精通している。

実直かつ寡黙な性格の持ち主である一方、短気な性分でもあり、現役時代にインゲ・リーマンの命を受けキリコを抹殺しようとした時や、バイマンとの口論などでは激情家の面を露にする。

転属命令漏洩の嫌疑を掛けられ家族を惨殺されており、ヨラン・ペールゼンに強い復讐心を抱く。終戦後は、バカラシティでグレゴルーと共にバトリングで生計を立てながら、復讐の機会を待っていた。 最期はグレゴルーとキリコを行かせるべくイプシロンに挑むも、機体を蜂の巣にされて戦死してしまう。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。中尾隆聖氏は本作でスパロボ初参加。序盤のソレスタルビーイング追跡ルートで敵として現れた後、終盤に味方としてスポット参戦する(ただしパイロットとしての登場は無く、バイマンと共にグレゴルー機の「プラトゥーン・コンバット」の攻撃要員扱い)。なお、原作とは違いグレゴルー、バイマン共々生き残っている。自軍への加入はせず、本懐を遂げた後はグレゴルー、バイマンと共に自軍を去っていく。
なお、単独パイロットでの加入も考えられていたのか、化け物系の相手に対する特殊戦闘台詞が用意されている。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
宇宙ルート43話でZEXISと合流。今回もプラトゥーン・コンバット要員。クエントに来るまでは、帰還したシャッコに雇われ、その後釜としてハイム農場の警備をしていたが、間をおかず小隊ごとクエントに呼び出されている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Operation Extend
第1章クリア後のサブミッション「野望のルーツ」で登場。本作では個別のユニットとして戦闘に参加できる。メカニックに精通している点を反映してか、彼のATには修理装置が搭載されている。
第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に、コネクト・フォースへの出向という形で他の隊員と共に正式加入する。しかし直後にサンサ攻略戦のため一時的に呼び戻され、続くサブミッション「サンサ攻略戦」、メイン9話-2「リーマンとの死闘」はグレゴルー隊4機のみで戦うことになる。以後はそのままコネクト・フォースに出向したままとなる。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第2次Z破界篇
偵察根性必中ひらめき突撃直撃
OE
加速不屈熱血

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

第2次Z破界篇
Bセーブ援護攻撃L1
OE
底力:回避、サポートガード

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

回避率+15%
第2次Z破界篇』で採用。
吸収
OE』で採用。攻撃が命中するとEN+5、SP+2。

人間関係[編集 | ソースを編集]

グレゴルー・ガロッシュ
バイマン・ハガード
キリコ・キュービィー
バージル・カースン
インゲ・リーマン
ヨラン・ペールゼン

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

パトリック・コーラサワー
第2次Z破界篇』序盤で彼の指揮下に入り、ソレスタルビーイングらと対峙するも敗北を喫する。

リアル系[編集 | ソースを編集]

ゼロ
『第2次Z破界篇』では彼からZEXISに協力する動機を問われるも、にべも無くこれを一蹴した事でグレゴルーから窘められる。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

クロウ・ブルースト
『第2次Z破界篇』では安易に「レッドショルダー」の名を口にした彼に対し、睨みを利かせる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「くそぉ!地獄へ落ちやがれ!」
野望のルーツ』終盤でリーマンの罠から逃れる最中に転倒した際、バイマンから発せられた軽口へ上述の悪態を吐く。
「アテにならねえ部品がざっと50ほどある」
ザ・ラストレッドショルダー』にて、スクラップから組み上げた機体を眺め、グレゴルーから「まだ気に入らねえのか?」と問われて憮然としながら。
「俺はな、何が何でもペールゼンを殺すと誓ったんだ!その為には僅かでも無理はしたくねえ…!」
『ザ・ラストレッドショルダー』でペールゼンの潜伏先であるデライダ高地に向かう道中、自身の慎重さをバイマンから揶揄され口論となる。
「何も、同情してもらいてえと思っちゃいねえ…ただな…他人の痛みがわからねえ野郎と戦うのはお断りだ」
野営中、バイマンの態度に堪忍袋の尾が切れ、作戦から辞退する事を告げる。グレゴルーから宥められるも、バイマンの更なる挑発にムーザは切れ、彼に殴り掛かるが…。
「しかし…バイマン、これでマシンを上手く使えるのか?」
バイマンもまた、「義手」というトラウマをペールゼンによって植えつけられていた事を知り、言葉を失いつつも彼を気遣う。
「ケッ!こんなもん、裸のマヌケにしか効きゃしねえ!」
レッドショルダー基地内に仕掛けられた稚拙な対人システムに毒づきながら、ペールゼンの許へと急行する。
「曹長…早く行け!」
「うわあああああッ!!」
コクピットが露出するほどのダメージを受けながらも、グレゴルーとキリコを先行させるべく果敢にイプシロンへと挑むが、機体を蜂の巣にされてムーザは逝った…。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「吸血部隊よりはマシだぜ!」
破界篇で化け物系の相手に発する特殊戦闘台詞。確かに彼らには言葉の通じない化け物相手のほうが、人間同士で殺しあう共食いや戦争よりかは気が楽なのだろう。
「確かに俺達は戦争しか能の無い人間だ…だが、生命は只じゃない。無謀なやり方にはついていけん」
第2次Z 破界篇序盤でCBに敗れた件について、グレゴルーやバイマンがやんわりと皮肉を漏らすのとは対照的に、辛辣な口調でコーラサワーの戦術の甘さをズバリと指摘する。
「やった…やったぞ…! この手でペールゼンを…!」
破界篇第39話でグレゴルーやバイマンと共にペールゼンへ引導を渡した後の台詞。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

スコープドッグRS
レッドショルダーの制式採用機体。
スコープドッグ・ターボカスタム
『野望のルーツ』で搭乗。
スコープドッグTC・LRS
『ザ・ラストレッドショルダー』で搭乗。ターボカスタムのレプリカ機。
スコープドッグTC・ISS
メルキア情報省特殊部隊ISSに配備されていたターボカスタム。
『第2次Z破界篇』第39話クリア後、特定条件下で入手出来る本機体はムーザがチューンナップしたもの。

余談[編集 | ソースを編集]

『装甲騎兵ボトムズ』の監督である高橋良輔氏は、「ムーザは突撃屋」と評している。