「ファイナル・ガオガイガー」の版間の差分
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:敵に向かって亜光速で突進しながら行く手にある物全てを光と化す、プラズマウイングとマーグアームの併用によって放たれるこの技を「'''ゴルディオンフィンガー'''」と呼ぶ。厳密には技名でありツール名ではない(そのため「アームコネクト」と叫ぶ)のだが、ゴルディーが独自のこだわりでマーグアームと呼ばれることを嫌がり「俺様はゴルディオンフィンガーだ!」と主張し続けているためツール自体をこう呼ぶこともある。 | :敵に向かって亜光速で突進しながら行く手にある物全てを光と化す、プラズマウイングとマーグアームの併用によって放たれるこの技を「'''ゴルディオンフィンガー'''」と呼ぶ。厳密には技名でありツール名ではない(そのため「アームコネクト」と叫ぶ)のだが、ゴルディーが独自のこだわりでマーグアームと呼ばれることを嫌がり「俺様はゴルディオンフィンガーだ!」と主張し続けているためツール自体をこう呼ぶこともある。 | ||
:『30』では「ゴルディオンフィンガー」名義で実装。単独武装としては全機体の中で最も高威力であるのだが消費ENも150と最多で、連発する気なら[[Eセーブ]]や強化パーツ、精神コマンド等での補填はほぼ必須。また本作では数少ない射程1なので、延長には星4の強化パーツ「レンジエクステンダー」が必要。 | :『30』では「ゴルディオンフィンガー」名義で実装。単独武装としては全機体の中で最も高威力であるのだが消費ENも150と最多で、連発する気なら[[Eセーブ]]や強化パーツ、精神コマンド等での補填はほぼ必須。また本作では数少ない射程1なので、延長には星4の強化パーツ「レンジエクステンダー」が必要。 | ||
− | :2021年11月17日のアップデート適用後、戦闘演出で'''命のセリフが再生されない事があるバグ''' | + | :2021年11月17日のアップデート適用後、戦闘演出で'''命のセリフが再生されない事があるバグ'''が発生していたが、現バージョンでは改善済み。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
+ | *勇者シリーズにおいて、ファイナルの名が付く勇者ロボは『勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年』に登場するファイナルダグオン以来のことだがファイナルダグオンにしてもファイナル・ガオガイガーにしてもテレビシリーズ以外での登場も共通している。 | ||
+ | *原型機のジェネシックガオガイガーはSRW作品では何故か「ジェネシック・ガオガイガー」とナカグロで区切られた表記がされることが多かったが、本機は原作『覇界王』を含めた各メディアでナカグロ込みの「ファイナル・ガオガイガー」表記がされている。 | ||
*『スーパーロボット大戦30』への参戦に合わせた企画の一環として、スーパーミニプラの後継である食玩SMPにて初立体化された。 | *『スーパーロボット大戦30』への参戦に合わせた企画の一環として、スーパーミニプラの後継である食玩SMPにて初立体化された。 | ||
**全幅約50cm、スタンド含む全高約35cmというとてつもないサイズで、マーグアームは成人男性が握手できるほどの大きさとなっている。 | **全幅約50cm、スタンド含む全高約35cmというとてつもないサイズで、マーグアームは成人男性が握手できるほどの大きさとなっている。 |
2024年9月24日 (火) 23:46時点における最新版
ファイナル・ガオガイガー | |
---|---|
外国語表記 | Final Gaogaigar |
登場作品 | 覇界王 ガオガイガー対ベターマン |
デザイン |
中谷誠一 宮内利尚 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | ジェネシックメカノイド |
全長 | 34.7 m |
重量 | 684.7 t |
動力 | Gクリスタル動力炉 |
エネルギー | ジェネシックオーラ |
原型機 | ジェネシックガオガイガー |
パイロット |
ファイナル・ガオガイガーは『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
超生王ベターマン・カタフラクト改との最終決戦のために覇界王ジェネシックとの戦闘で損傷し、休眠状態になった各ジェネシックマシンの制御中枢を補うため戒道幾巳、卯都木命、ルネ・カーディフ・獅子王、蒼斧蛍汰、彩火乃紀が各マシンにフュージョンした上で獅子王凱と天海護がダブルフュージョンしたファイナル・ガイガーを中心にファイナル・オブ・ファイナルフュージョンして完成した最強最後の勇者王。その名は「起源(ジェネシック)」に対し、全ての戦いを終わらせる「終局(ファイナル)」の意味を込めて大河幸太郎長官によって改名された。小説版の文章では「破壊神を超えた至高の存在」「勇気の究極を超えた姿」「最終最後の勝利の鍵」と形容される。
各ジェネシックマシンには神経物質伝導体としてリンカージェルが注入されており、メンバーの意思疎通をスムーズに行える他、副次的にGを緩和する衝撃吸収作用をもたらすことで戦闘機動への耐性も得ている。
GGGによる改修はソフト面が主であり、各ジェネシックマシンへのコックピット増設とGGGギャザリングマークの刻印以外はジェネシックガオガイガーそのもので、外見上は全く相違がない。故に基本性能や武装はジェネシックと共通しているが、フュージョンした各人が武装を発動可能になっているため互いにフォローし合うことが可能で、総合的な戦闘力は向上している。
さらに世界中のGGG関連施設が総力を挙げて製造した対覇界王用ツール「ゴルディオンアーマー」とコネクトすることで圧倒的な機動力を発揮し、究極超生王ベターマン・カタフラクトテラと互角に渡り合った。
構成機体[編集 | ソースを編集]
- ファイナル・ガイガー
- 胴体を構成するメカノイド。凱と護がダブルフュージョンしている。
- ガジェットガオー
- 背部、頭部、前腕部を構成するジェネシックマシン。戒道がフュージョンしている。
- なお、翼には初代GGGの金色、GGGグリーンの緑色、GGGブルーの青色の、3つのGで構成されたGGGエンブレム「GGGギャザリングマーク」が刻印された。
- ブロウクンガオー
- 右肩部、右上腕部を構成するジェネシックマシン。ルネがフュージョンしている。
- プロテクトガオー
- 左肩部、左上腕部を構成するジェネシックマシン。命がフュージョンしている。
- スパイラルガオー
- 右脚部を構成するジェネシックマシン。蛍汰がフュージョンしている。
- ストレイトガオー
- 左脚部を構成するジェネシックマシン。火乃紀がフュージョンしている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。破格の性能に加えて脅威の7人乗りとなっている今作の最強ユニット候補。設定上のパイロットが多い機体なら前例が存在するが、本機はゲームシステム上でも常時7人分の精神を同時に使える。
- ただし本機を出撃させる場合は全員の搭乗が必要となるため、ガオガイガー・ガオガイゴー・ガオファイガー・覚醒人V2は1機も出撃できなくなる。元の機体はそのまま残って乗り換え対応機になるため改造分のCREDITは還元されないものの、改造はガオガイガーから引き継がれるため、凱の加入直後からガオファイガーに手をつけていれば完全に無駄になるのはガオガイゴーと覚醒人V2の分のみであり、むしろ本作の出撃枠の厳しさと稼ぎの容易さを考慮すればそこまで問題にはならない。
- 基本的な能力傾向は過去作のジェネシックガオガイガーに倣いつつ、本作のガオガイガーに合わせてGSライドとMAP版ドライバーの追加、ゴルディオンクラッシャーに替わる新必殺技の採用といった点が異なる。
- サブパイロットのうち、命以外の5人が他の機体でメインパイロットになるためパイロット養成が可能。SPアップをL9まで付けた上でグレートエースまで撃墜数を稼いでいると開幕から全力で戦うことが出来る。ただしサブパイロットの固有エースボーナス及びSP非関連の技能は全て機能しない。ちなみに本作の最大SP上昇系パーツはサブパイロットにも作用するため、パーツ方面で命のSPについてもフォローすることも一応は可能。特に強烈なのはスーパーエキスパート+限定で入手可能な『ホープスの知恵の実』で、1つ装備させるだけで7人分=合計1400ものSPが増加する。史上最強の精神タンクになれる可能性すら秘めている。
- 凱のエースボーナスを取得していれば、サブパイロットの「勇気」でも「魂」が追加されるため、「魂」持ちが実質5人もいる事になる(ただし、「勇気」を使用するサブパイロット本人の気力が150を超えていないと凱のエースボーナスが発動しない)。「勇気」も「魂」も無い命や火乃紀も「愛」を使える。
- それ以外にも命の「集中」「希望」、護の「鉄壁」、戒道の「閃き」、ルネの「気迫」「狙撃」、蛍汰の「脱力」、火乃紀の「分析」と、攻略に必要な物は余さず揃っている。
- 真に単機無双を狙うには『T』のガオガイガーは持っていたEN回復や精神コマンドの補給が無いため、強化パーツや他の出撃メンバーで補填する必要がある。
- 「覚醒」もないが凱が「決意」持ちの為、マルチアクションによる進軍は可能。突き詰めると凱のSPは「決意」のみに回し、戦闘向けの精神は他のメンバーから出すのがベター。
- エキスパンションパック実装後はより序盤からの加入かつ「覚醒」を持つアルティメットダンクーガというライバルが台頭してきたが、基本性能はこちらが上。両雄並び立てての大無双は凄まじく強力だが、その分他の機体の立つ瀬が失くなるのが一番の弱点かもしれない。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
基本的な武装はジェネシックガオガイガーを踏襲している。
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- ゴルディオンネイル
- 重力衝撃波を発し、対象を光へと変える爪。この装備を獅子王雷牙博士が認知したことで、後述のマーグアーム開発に繋がった。
- ストレイトドリル
- 左膝に装備されたドリル。錘状構造のドリルで、貫通能力に優れている。
- スパイラルドリル
- 右膝に装備されたドリル。螺旋構造のドリルで、破砕能力に優れている。
- ブロウクンマグナム
- 右拳を射出するロケットパンチ。ガオガイガーと違い、拳のみを回転させて撃ち出す。
- 追尾能力があるという設定を反映し、『30』では回避を試みる敵機に向かってカーブを描いて軌道を変えて激突、貫通するという戦闘アニメとなっている。
- プロテクトシェード
- 左手から発生させるバリア。ガオガイガーのものと異なり、フィン状の機関を展開することで発生させる。
- ガジェットツール
-
- ウィルナイフ
- ガジェットツールが変形して、ナイフを形成する。
- 『30』ではナイフ突き刺し→左ゴルディオンネイルで突き→蹴りで吹き飛ばしのコンビネーション攻撃を繰り出し、トドメ演出では蹴り飛ばした敵機が爆発で木っ端微塵になって消滅する。
- ボルティングドライバー
- ガジェットツールが変形した後、先端部に各種ボルトを装着して機能を発動させる。
- 『30』ではボルト装着シーンはカットされ、頭上に掲げてジェネシックオーラを放出してから直接敵に突き込んで炸裂させる。ディバイディングドライバーと同範囲のマップ兵器版も所持し、マップ兵器版のみ運動性低下の特殊効果を持つ。
- また、ドライバーを装着している左腕=プロテクトガオーにフュージョンしている命が技名を叫ぶパターンもある。
- ジェネシックボルト
- ギャレオンの口部から発射される弾丸型のボルト。ジェネシックオーラの無限波動を流し込む機能を持つ。
- ブロウクンボルト
- 右肩のブロウクンガオーから発射されるドリル型のボルト。内部爆発の機能を持つ。
- プロテクトボルト
- 左肩のプロテクトガオーから発射される円柱型のボルト。空間湾曲の機能を持つ。
- ギャレオリアロード
- 両腕に装着されたガジェットツールが変形した巨大なシリンダー状のツール。次元ゲートを開くことが出来る。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- ヘルアンドヘブン・アンリミテッド
- ガジェットツールがナックルガードとなり、「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ・ウィータ!」と唱えながら右手と左手の攻撃と防御エネルギーを織り交ぜ、突撃して相手を砕く。
- 『覇界王』作中では戦闘開始後すぐにゴルディオンアーマーとマーグアームを装備し、その後オウグのフライングサーベルによって右腕を切り取られたため使用しておらず、ゲーム中ではジェネシックの演出をそのまま再現する形になっている。そのため、戒道幾巳も同乗しているにもかかわらず、Jジュエルとの共振は見られず緑発光のままになっている。
ハイパーツール[編集 | ソースを編集]
- ゴルディオンアーマー
- 「Gブロック」と呼ばれる6つのパーツが各ジェネシックマシンとプラズマケーブルで接続され、ガジェットフェザーの数倍の巨大なプラズマウイングを形成する金色の翼。
- 亜光速の超スピードでの戦闘を可能とし、あまりの速度に他の勇者ロボは戦闘に加わることすら出来ない。
- 更にGブロックからの膨大なエネルギー供給によって武装の威力が桁違いに強化され、通常のゴルディオンネイルでも莫大な出力強化でゴルディオンハンマーに匹敵する程の大威力になる。
- 使用するためにはGGGグリーン長官(凱)、GGGブルー長官(阿嘉松滋)、GGG特務長官(大河幸太郎)による三重承認と初野華とアルエット・ポミエ両者による二重掌紋認証を必要とする。
- Gブロックのデザインモチーフは消波ブロック(通称・テトラポッド)。
- マーグアーム
- 三重連太陽系でゴルディオンネイルを知った獅子王雷牙博士が開発したゴルディオンアーマーの追加ツール。正式名称「Gブロック07 マーグアーム」。
- 本来は別ツールの扱いだったが月面での最終決戦時にアーマーに追加する形でGブロックが組み込まれた。また制御用AIとしてゴルディーマーグが手の平に組み込まれている。
- このマーグアームを含めたGブロック01~07全てとコネクトした形態が最終決戦時に想定されたゴルディオンアーマーの完成形であり、この形態をもって「ゴルディオンアーマー・コネクトモード」と呼称する。
- ブロウクンマグナムを回転させながらアームコネクトすることでタービンが回転して起動し、外装を除去して本体とほぼ同サイズの超巨大な右腕が露になる。言うなれば五指が全てゴルディオンハンマーで構成された巨大な右腕で、敵を握り潰しながら光子変換していく。
- 敵に向かって亜光速で突進しながら行く手にある物全てを光と化す、プラズマウイングとマーグアームの併用によって放たれるこの技を「ゴルディオンフィンガー」と呼ぶ。厳密には技名でありツール名ではない(そのため「アームコネクト」と叫ぶ)のだが、ゴルディーが独自のこだわりでマーグアームと呼ばれることを嫌がり「俺様はゴルディオンフィンガーだ!」と主張し続けているためツール自体をこう呼ぶこともある。
- 『30』では「ゴルディオンフィンガー」名義で実装。単独武装としては全機体の中で最も高威力であるのだが消費ENも150と最多で、連発する気ならEセーブや強化パーツ、精神コマンド等での補填はほぼ必須。また本作では数少ない射程1なので、延長には星4の強化パーツ「レンジエクステンダー」が必要。
- 2021年11月17日のアップデート適用後、戦闘演出で命のセリフが再生されない事があるバグが発生していたが、現バージョンでは改善済み。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- プロテクト・シェード
- 2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。気力100以上で発動し、発動時EN10を消費。
- ジェネシックアーマー
- 全属性ダメージを1200軽減する。発動時、EN10を消費。
- GSライド
- 気力130以上で発動し、機体の「照準値」「運動性」「装甲値」と与ダメージが上昇する。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 1L
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 特殊能力「GSライド」の能力が強化され、最大効果時、与ダメージ1.2倍、照準値・運動性+35、装甲値+350になる。
- 『30』で採用。ガオガイガーやガオファイガーと同じ内容。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「勇者王誕生! ‐御伽噺(ジュブナイル)ヴァージョン‐」
- 『30』で採用。
- 「勇者王誕生! ‐究極神話(マイソロジー)ヴァージョン‐」
- 『30』で採用。DLCを適用しているとデフォルトはこちらになる。
- 「ヘル&ヘブン」
- 『30』で採用。ヘルアンドヘブン・アンリミテッドの初期設定BGM。
- 「ゴルディオンクラッシャー」
- 『30』で採用。ゴルディオンフィンガーの初期設定BGM。
- 『ゴルディオンハンマー』同様、ネタバレ防止のためか当初はサウンドセレクトに表示されておらず、緊急ミッション「対 -VERSUS-」でのベターマン・カタフラクト出現後、即ちゴルディオンフィンガー解禁とともに初めてサウンドセレクトに表示され、BGM編集の対象にもなる。
余談[編集 | ソースを編集]
- 勇者シリーズにおいて、ファイナルの名が付く勇者ロボは『勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年』に登場するファイナルダグオン以来のことだがファイナルダグオンにしてもファイナル・ガオガイガーにしてもテレビシリーズ以外での登場も共通している。
- 原型機のジェネシックガオガイガーはSRW作品では何故か「ジェネシック・ガオガイガー」とナカグロで区切られた表記がされることが多かったが、本機は原作『覇界王』を含めた各メディアでナカグロ込みの「ファイナル・ガオガイガー」表記がされている。
- 『スーパーロボット大戦30』への参戦に合わせた企画の一環として、スーパーミニプラの後継である食玩SMPにて初立体化された。
- 全幅約50cm、スタンド含む全高約35cmというとてつもないサイズで、マーグアームは成人男性が握手できるほどの大きさとなっている。