「B.D.」の版間の差分
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+ | :半年ぶりに省吾と再会した時の場面。前作の因縁で殴りかかってきた省吾をカウンターで返り討ちにして上記の台詞で一蹴していたが、裏を返せば自分達の行動が正しいものでは無かった事を自覚しているようであり、直後に省吾の怒りを受け止めるかのごとく無抵抗で殴られていた。 | ||
;「ここは生きがいのある世界だった…… しかし、私が正しいと信じて生きてきた時代は終わったようだ」 | ;「ここは生きがいのある世界だった…… しかし、私が正しいと信じて生きてきた時代は終わったようだ」 | ||
:PART IIのラストにおいて、省吾達に言い残した台詞。 | :PART IIのラストにおいて、省吾達に言い残した台詞。 |
2024年3月9日 (土) 23:27時点における最新版
B.D. | |
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読み | ビー・ディー |
登場作品 | メガゾーン23 |
声優 | 塩沢兼人 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦D |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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本名 | 不明 |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 30歳 |
出身 | MZ23(メガゾーン23番艦) |
血液型 | A型 |
所属 | MZ23軍部 |
軍階級 | 少佐 |
B.D.(ビー・ディー)は『メガゾーン23』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
メガゾーン23番艦において軍部に籍を置き、軍によるMZ23の統治を目論む男。本名は不明。
ある企業のテストパイロットが盗み出したガーランドの奪還、およびバハムートの機密保持のために活動する中で矢作省吾と出会う。ガーランドが省吾の手に渡ってからは軍を指揮し、幾度か奪還を試みることとなる。その奪還作戦の傍らでバハムートのセキュリティをレベル6まで解析し、外敵侵攻に対して危機感の薄い上層部に対するクーデターを自ら実行し成功を収める。そしてMZ23の内部に情報操作を行い、「他国との戦時中」という建前をもって軍備の増強を進めた。
『PART II』では軍を完全掌握し、実質的にMZ23の支配者となる。敵対する省吾に人生というものを教えた後、ザーメ=ザウに乗り込んで、部下と共に崩壊寸前のMZ23から何処へと去っていった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 初登場作品。「B・D」表記。条件を満たせばザーメ=ザウに搭乗して自軍に加入する。自軍に加入した後はシャアらと近い立場に立っており、シャアらに反発する省吾の抑え役を務めたりもする。最終話ではシャアと何らかの約を交わしているのだが、どのような約を交わしたのかは最後まで謎である。
- なお、彼は敵味方でステータスが引き継がれるキャラなので養成し過ぎると2周目以降で厄介なことになる。ただし、仲間にはできないが6ターン逃げれば撤退するので詰むことはない。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
射撃・格闘・命中・回避と全般的に能力は高い。また技量は省吾を上回る。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 矢作省吾
- 因縁の相手。『D』では仲間になった場合、省吾を何かとフォローしている印象が強くなる。
- 時祭イヴ
- MZ23を掌握した事により、プロパガンダとして利用する。
- ナカオ
- SRW未登場。参謀。
- 夢叶影弦
- SRW未登場。軍事産業で有名な夢叶財閥の総帥。
- 利害の一致でB.D.をバックアップしていたが、PART IIでは先の見えない戦いを続けるB.D.に見切りをつけてデザルグとコンタクトを取ろうと目論んでいた。
- 白鳥優一郎
- SRW未登場。PART IIから登場する部下。B.D.に心酔していたが、デザルグにより無残な死を遂げる。
- N・X
- SRW未登場。小説版に登場した部下で、階級は大尉。B.D.同様に名前を捨てている。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
名台詞[編集 | ソースを編集]
PART I[編集 | ソースを編集]
- 「知っていたよ、軍だけはずっと以前からな。正確には軍が隠してきたのではない。バハムートが知らせぬようにしてきたのだ」
「我々は『バハムート』と言う化け物のようなコンピューターにずっと支配され続けてきた。宇宙船の中に住んでいる事を感づかれぬように、バハムートは巧みに情報操作をしてきた。つまり…一部の者を除いては、何も知らずに平和を貪り、20世紀の幻影の中で生きてきた。…いや、生かされてきたのだ!」 - 前半で省吾と対峙した後、自分達の世界がMZ23という宇宙船の内部である事実を彼に告げた。
- B.D.「体裁並べやがって…! いざとなったら、あいつらがどんな行動を取るか察しがつく」
部下「私の部下も同じ気持ちですよ。今の保身ばかりを考える上層部を誰も信用していませんよ」
B.D.「俺達の時代が来る…来なければ作るまでだ!」 - 軍の上層部との話し合いを終えて、彼等がその場を去った後の会話。部下と共に上層部の堕落ぶりに辟易しており、遂には上層部へのクーデターを決意する事に…。
- 「昨夜、某所にて初めて敵と接近遭遇し、全機撃墜しました。軍としては今後とも我が国の主権を侵す者に対しては断固とした態度を望む。敵は某国としか申し上げられませんが、昨日までの平和な世の中では夢にも考えられなかった事態が起こりつつあるのです。全国の皆さん、危機は刻一刻と近づいています! 皆さんのより一層のご協力を要請いたします」
- MZ23の外で敵を撃墜した後の記者会見より。こちら側の大勝利を思わせるような演説であるが、実際は出撃した部隊がほぼ全滅という大損害を出しながら敵を撃墜した状況であり、戦時中の大本営発表を彷彿させる情報統制と言える。
- 「いいか、貴様ら! よく肝に銘じておけ! 後はないんだ…! 勝つための事だけを考えろ!」
- 作戦会議で技術力も戦力差もこちら側を上回っている敵の現状を報告した部下達に対して。
- 「私だよ。わかるかね、矢作君。無能な部下には任せられんのでな。刻み込んでもらおうか! 今がどういう時期か何も知らんくせに! 」
- 地下に侵入してバハムートを破壊しようとした省吾を迎え撃つ場面。
- 「自分の力がわかったろ。借りがあったな…今返す!」
- 圧倒的な差で省吾を追い詰めて、ガーランドを大破させたが、最初に彼と交戦した時の一件で敢えてトドメを刺さずに見逃した。
PART II[編集 | ソースを編集]
- 「正しい者が勝つ世の中は大昔に終わったんだ。納得がいかんか?…どうした! 立て、矢作! かかってこい!!」
- 半年ぶりに省吾と再会した時の場面。前作の因縁で殴りかかってきた省吾をカウンターで返り討ちにして上記の台詞で一蹴していたが、裏を返せば自分達の行動が正しいものでは無かった事を自覚しているようであり、直後に省吾の怒りを受け止めるかのごとく無抵抗で殴られていた。
- 「ここは生きがいのある世界だった…… しかし、私が正しいと信じて生きてきた時代は終わったようだ」
- PART IIのラストにおいて、省吾達に言い残した台詞。
- 「矢作省吾!もう二度と、会うことはないだろう!」
- ザーメ・ザウで、MZ23から脱出するさいに、最後にサムズアップで省吾に言い放った言葉。その颯爽とした去り際に、省吾も「最後までかっこつけやがってよ……」と憧れのようなものを含んだ感嘆の言葉をつぶやいた。
その他[編集 | ソースを編集]
- 「いいか! 貴様ら! よく肝に命じておけ!」
「あとはないんだ!(ハーガンを出すにはガーランドが売れないとダメなんだ)」
「買う事だけを考えろ!」 - アルカディアから発売されている『1/24 ダイキャストモデル ガーランド』のブックレットのキャッチコピー。
- PART1におけるB.D.の台詞のアレンジであり、ガーランドのダイキャストモデルの売上次第でハーガンも商品化される事を示唆するようなメタ発言と言える。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「敵がいる、勝たねばならん戦いがある、ならば目的は明確だ。この地球は生き甲斐のある世界のようだな」
- 『D』「アナザー・アースより来たるもの」においてブルー・スウェアに同行する事を決めた省吾に対して自らも同行する事を決めた際に。
- 「フン…我々が開発したものをどこまで使えるのか、見てやろう」
- 『D』の「壮絶!巨大ローラー作戦!」より。モトラッド艦隊のドゥカー・イクがMZ23から奪取したガーランド部隊を出撃させてきた際に。
- なお、ドゥカーとの決戦で再びガーランド部隊が登場した際には「ならば完全に破壊するまでだ」と思い切りのよい態度を見せてくれる。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談 [編集 | ソースを編集]
- 小説版の記述によれば、バハムートの妨害を極力除去するため、地上での名前・係累・友人関係などを一切抹殺し、記号化して仕事に従事するためとされている。
- B.D.自身はこの名前を割と気に入っているらしく、バハムートが解放された後も本名を明かすつもりは無かったと地の文で言及している。
- また、小説版では影弦との接触に際して「Birth-Day」「Bank Discount」などという「B.D.」をイニシャルとした名義を使っていた。
- 続編として企画段階にある『メガゾーン23 xi』において、メガゾーンの一つであるMZ11に流れ着き、そこでレジスタンスの主要人物になったことが示唆されている。