「邪悪獣」の版間の差分
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− | 街中に散らばった真っ黒い球体「[[アークダーマ]]」が「迷惑」という単語に反応(ちゃんと口に出さないとダメらしい)して、その「迷惑」な対象をモチーフにした姿に変化する。名前は迷惑の対象物をそのままもじっただけであることが多いが、酔っ払い邪悪獣ビッグタイガー(SRW未登場)<ref> | + | 街中に散らばった真っ黒い球体「[[アークダーマ]]」が「迷惑」という単語に反応(ちゃんと口に出さないとダメらしい)して、その「迷惑」な対象をモチーフにした姿に変化する。名前は迷惑の対象物をそのままもじっただけであることが多いが、酔っ払い邪悪獣ビッグタイガー(SRW未登場)<ref>酒乱を表す比喩「[[虎|大トラ]]」を直訳したもの。</ref>などのように捻った名前のものもいる。基本的に[[怪獣]]なので頭はあまりよくないが、ヤクザード(SRW未登場)や[[オセッカイザー]]などのように人間と意思疎通が可能な個体もいる。 |
− | 外見は種々様々で、どう見てもロボットなものから、一見すると生物に見える個体(特に害虫など生物を迷惑がって生まれた個体)までいるが、[[オセッカイザー]] | + | 外見は種々様々で、どう見てもロボットなものから、一見すると生物に見える個体(特に害虫など生物を迷惑がって生まれた個体)までいるが、[[オセッカイザー]]が致命傷を負った際には機械の部品が露出していたので、実態はあくまでメカらしい。能力はくだらない物から危険な物まで多種多様であり、殊に「猛暑」や「病気」、「台風」などシンプルに人的被害が大きいものや、「ガス欠」「停電」などライフラインに関わるものをモチーフとした場合、その邪悪獣の齎す惨禍は冗談抜きに災害レベルに達する。 |
幼生態で活動し、破壊活動を行ったり、モチーフとなった物体を摂取したりして暴れた後に、[[ベルゼブ]]&[[ファルゼブ]]の「ジャークパワー照射」で成体になる。後半はジャークパワーの代わりに[[ジャークサタン]]の超次元融合で合体し'''スーパー邪悪獣'''となる(原作では[[ベルゼブ]]らがそのまま操縦する形になる)。 | 幼生態で活動し、破壊活動を行ったり、モチーフとなった物体を摂取したりして暴れた後に、[[ベルゼブ]]&[[ファルゼブ]]の「ジャークパワー照射」で成体になる。後半はジャークパワーの代わりに[[ジャークサタン]]の超次元融合で合体し'''スーパー邪悪獣'''となる(原作では[[ベルゼブ]]らがそのまま操縦する形になる)。 | ||
− | 何かを「迷惑」がる事により生まれる為、いわば''' | + | 何かを「迷惑」がる事により生まれる為、いわば'''三次元人に迷惑をかける事しか考えていない'''無差別攻撃兵器とも呼べる存在であり、オウボウダー(SRW未登場)や[[ジャークライジンオー]]のように[[偽物|特定個人をモデルとした場合]]には「モデル本人が邪悪獣と間違われ、その邪悪獣が行った犯罪行為の濡れ衣を着せられる」という極めて悪質な被害をまき散らす。もっとも、迷惑の対象によってはその行為が第三者にとって利になる<ref>例えば小説版で歯医者を迷惑がって誕生したムシバスキー(SRW未登場)は、幼体の時は人々の虫歯を治すなど役に立っていたが、ベルゼブらにより健康な歯も施術するよう唆され、通り魔的に人々を襲って歯に穴を開ける悪行をくりかえすようになった。</ref>こともある。 |
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+ | また、前掲のオセッカイザーは全ての邪悪獣の中で唯一悪意を全く持たない「絶対善」的存在という珍しい邪悪獣である(もっとも、後先考えないでお節介な善行を行うせいで二次被害が出る等やっぱり「迷惑」ではあった)。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *第1話では'''邪悪次元獣''' | + | *第1話では'''邪悪次元獣'''、第2話では'''邪悪な次元獣'''と呼ばれていたが、『ライジンオー』と同年に放映されていた[[スーパー戦隊シリーズ]]『鳥人戦隊ジェットマン』の怪人が'''次元獣'''という名称であった為、第3話から「邪悪獣」と呼称されるようになった<ref>新紀元社『エルドランシリーズ メモリアルブック』319頁。</ref>。 |
− | * | + | *スパロボでは邪悪獣だけではなくスーパー邪悪獣も量産されているが、邪悪獣をスーパー邪悪獣にするためには一体しか存在しないジャークサタンが必要なため、スーパー邪悪獣の量産は[[オリジナル設定]]である。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年3月24日 (日) 11:29時点における最新版
邪悪獣とは、『絶対無敵ライジンオー』に登場する、ジャーク帝国の戦力。
概要[編集 | ソースを編集]
街中に散らばった真っ黒い球体「アークダーマ」が「迷惑」という単語に反応(ちゃんと口に出さないとダメらしい)して、その「迷惑」な対象をモチーフにした姿に変化する。名前は迷惑の対象物をそのままもじっただけであることが多いが、酔っ払い邪悪獣ビッグタイガー(SRW未登場)[1]などのように捻った名前のものもいる。基本的に怪獣なので頭はあまりよくないが、ヤクザード(SRW未登場)やオセッカイザーなどのように人間と意思疎通が可能な個体もいる。
外見は種々様々で、どう見てもロボットなものから、一見すると生物に見える個体(特に害虫など生物を迷惑がって生まれた個体)までいるが、オセッカイザーが致命傷を負った際には機械の部品が露出していたので、実態はあくまでメカらしい。能力はくだらない物から危険な物まで多種多様であり、殊に「猛暑」や「病気」、「台風」などシンプルに人的被害が大きいものや、「ガス欠」「停電」などライフラインに関わるものをモチーフとした場合、その邪悪獣の齎す惨禍は冗談抜きに災害レベルに達する。
幼生態で活動し、破壊活動を行ったり、モチーフとなった物体を摂取したりして暴れた後に、ベルゼブ&ファルゼブの「ジャークパワー照射」で成体になる。後半はジャークパワーの代わりにジャークサタンの超次元融合で合体しスーパー邪悪獣となる(原作ではベルゼブらがそのまま操縦する形になる)。
何かを「迷惑」がる事により生まれる為、いわば三次元人に迷惑をかける事しか考えていない無差別攻撃兵器とも呼べる存在であり、オウボウダー(SRW未登場)やジャークライジンオーのように特定個人をモデルとした場合には「モデル本人が邪悪獣と間違われ、その邪悪獣が行った犯罪行為の濡れ衣を着せられる」という極めて悪質な被害をまき散らす。もっとも、迷惑の対象によってはその行為が第三者にとって利になる[2]こともある。
また、前掲のオセッカイザーは全ての邪悪獣の中で唯一悪意を全く持たない「絶対善」的存在という珍しい邪悪獣である(もっとも、後先考えないでお節介な善行を行うせいで二次被害が出る等やっぱり「迷惑」ではあった)。
スパロボに登場した邪悪獣[編集 | ソースを編集]
邪悪獣 [編集 | ソースを編集]
- エキゾースト
- 第1話に登場。邪悪獣第1号。篠田先生が排気ガスを迷惑がったため誕生。
- ジャークライジンオー
- 第21話に登場。ベルゼブが「ライジンオーは迷惑だ」と吹き込んで作った偽物。
- イカルダー
- 第23話に登場。主婦が蜘蛛を見てヒステリーを起こした事で生まれた。
- サタンJr.
- 第38話に登場。トラックの運転手がジャークサタンを迷惑がったことで誕生。番組終盤に登場したが、スーパー邪悪獣ではない。
- ブラックタイダー
- 第48話に登場。タイダーが大量のアークダーマを飲み込んだことにより誕生。厳密に言えば邪悪獣と呼んでいいか微妙な所。
スーパー邪悪獣 [編集 | ソースを編集]
- スイガラー
- 第29話に登場。スーパー邪悪獣第1号。チンピラが投げ捨てた吸殻を仁の従弟が迷惑がったことがきっかけで生まれた。
- オセッカイザー
- 第36話に登場。坂井ときえのお節介が原因で誕生。
- 『NEO』では超次元融合されず幼生体のまま。
関連用語[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 第1話では邪悪次元獣、第2話では邪悪な次元獣と呼ばれていたが、『ライジンオー』と同年に放映されていたスーパー戦隊シリーズ『鳥人戦隊ジェットマン』の怪人が次元獣という名称であった為、第3話から「邪悪獣」と呼称されるようになった[3]。
- スパロボでは邪悪獣だけではなくスーパー邪悪獣も量産されているが、邪悪獣をスーパー邪悪獣にするためには一体しか存在しないジャークサタンが必要なため、スーパー邪悪獣の量産はオリジナル設定である。