「クルル曹長」の版間の差分
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ちなみに原作ではこのようなカレー好きの設定はなく特段興味も持っていなかった。ひょんな事がきっかけでとある人物に乗せられ上質なカレーの開発に熱意を燃やす事になるものの結局カレーに嵌る事はなかった。一方でその話より以前に「最近カレーに嵌っている」と指摘されて焦った事もある。 | ちなみに原作ではこのようなカレー好きの設定はなく特段興味も持っていなかった。ひょんな事がきっかけでとある人物に乗せられ上質なカレーの開発に熱意を燃やす事になるものの結局カレーに嵌る事はなかった。一方でその話より以前に「最近カレーに嵌っている」と指摘されて焦った事もある。 | ||
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− | : | + | :第229話Bパート「サブロー&クルル 静かな戦い」より。クワイエット星人と戦うサブローの元に小隊の予算を使い切ってまで救援に向かおうとする。 |
− | : | + | :しかし、勝手に予算を使ってしまったことがバレてしまい、[[ケロロ軍曹|ケロロ]]と[[ギロロ伍長|ギロロ]]がやってくるのだが、ただならぬ気配を察していた[[ドロロ兵長|ドロロ]]が二人を気絶させた時に言ったセリフ。ここもまた子安氏本来の声でのアフレコとなっており、サブローがいかに彼にとって大事な親友かということを示している。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |
2024年7月3日 (水) 13:50時点における最新版
クルル | |
---|---|
外国語表記 | KULULU[1] |
登場作品 | ケロロ軍曹 |
声優 | 子安武人 |
デザイン |
吉崎観音(原案) 追崎史敏(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Operation Extend |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ケロン人 |
性別 | 男 |
年齢 | 推定6000歳以上 |
出身 | ガマ星雲第58番惑星ケロン星 |
所属組織 | ケロン軍 |
所属部隊 | ケロロ小隊 |
軍階級 | 曹長(OR-7) |
好きな食べ物 |
カレー ボルシチ |
クルル曹長は『ケロロ軍曹』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ケロロ小隊の作戦通信参謀。渦巻眼鏡とヘッドホンを常時着用している「電波系」。「陰気」・「陰湿」・「陰性」・「陰険」・「陰鬱」な性格で自他ともに認める「嫌な奴」。
子供のころからいろいろと発明をしていた発明家であり、様々な秘密道具を作り、それを使って一騒ぎ起こすことを楽しみにしている。ハッキング能力も子供時代に作ったハッキングツールの(トロロ新兵に改造された)「改悪版」で地球の全ネットワークを支配できるほどである。しかし、上記の通り性格に問題があり、一時期は少佐にまで上り詰めたものの、軍部情報をいたずらに操作したために上層部に睨まれて曹長に降格された経緯がある。また、ヘッドホンには離れた相手の脳裏に直接不快音を聞かせて気絶させる毒電波発生装置が付いている。
普段はふざけた態度に含み笑いと妙に高い声が特徴だが、ガチでキレる、あるいは仲間が危機に及ぶ事態になると声が低くなり、性格も非常に真面目で冷静・冷徹となる。
ギロロに「カレー野郎」呼ばわりされる程の子供からのカレー好きで、変な歌を口ずさみながらそのカレー風呂に入っていたりしているなど、エピソードには事欠かない。また、タイアップ商品として「クルルカレー」が発売された。なお、元々体色はドロロに近い青で性格も割と普通だったのだが、赤ちゃんの頃にケロロとプルルを救った際の願いに「一生分のカレーが欲しい」と頼み、約束通りケロボールから複製された大量のカレーに埋もれた結果、現在のような性格と体色になった(短編映画『ちびケロ ケロボールの秘密!?』より)とされる。
ちなみに原作ではこのようなカレー好きの設定はなく特段興味も持っていなかった。ひょんな事がきっかけでとある人物に乗せられ上質なカレーの開発に熱意を燃やす事になるものの結局カレーに嵌る事はなかった。一方でその話より以前に「最近カレーに嵌っている」と指摘されて焦った事もある。
アニメ版では、演じる子安氏の普段なかなか聞けない声色の強烈さに加え、彼によるアドリブがこれでもかというほどあり、何度か設定変更を強いられたことも(好物のボルシチ追加など)。また、コスプレが多くペコポン人スーツを着用して地球人の少女「クルル子ちゃん」を名乗った事もあった。なお、声は子安氏のまま。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初登場作品。ゴッドケロンのサブパイロット。情報戦能力はいかんなく生かされており、なんとコネクトのデータベースをたった3分でハッキングし、ミューカスの情報を得た。あまりにもあっけないと思われるだろうが、科学力が凄まじいレベルに発達している『ケロロ軍曹』の世界観においてもクルルはハッキングのスペシャリストなので、ここは3分も保ったデータベースに賛辞を贈るべきだろう。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年5月のイベント「超越並行世界の旅であります!」期間限定参戦。ケロロの通信越しにセリフのみの登場。セリフだけでもかなりの存在感を出していた。
- 2020年9月のイベント「並行世界大冒険であります!」では復刻参戦。今回は立ち絵も用意された。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- OE
- 追風、脱力
- 6人いる脱力使いの一人。嫌がらせを好む性格と、ハッキングによるサポート能力を表しているのだろう。特殊技能「ケロン人」の効果はサブパイロットにも及ぶため、SPが上がり易くかなり使いやすい部類に入る。
人間関係[編集 | ソースを編集]
ケロロ小隊[編集 | ソースを編集]
- ケロロ軍曹
- 階級はクルルの方が上だが隊長を任せている。これはケロロが隊長の素質を持っている事と、クルルは基本的に技術兵のため指揮官としての立場はケロロに一任しているため。一応、何らかの事情で小隊長が不在となった時には、臨時として小隊長代理となることはある。
- その危険な発明でケロロと一緒に悪乗りする事が多い悪友に近い関係だが、ケロロが嫌がらせの被害を受ける事もある。
- タママ二等兵
- 後輩。
- ギロロ伍長
- 「先輩」と呼ぶ。基本的に犬猿の仲。
- ドロロ兵長
- ギロロ同様、「先輩」と呼ぶが、稀に呼び捨てにすることも。
- アンゴル=モア
- 彼女のピュアな部分が苦手。
ケロン人[編集 | ソースを編集]
- トロロ新兵
- ガルル小隊の一人。地球侵攻の際に対峙し、他の小隊員同様当初は圧倒されるが、直後に「年期が違う」と挽回する。ちなみに前述のハッキングツールを改悪した張本人。
地球人たち[編集 | ソースを編集]
- 北城睦実 / サブロー
- 地球でのパートナー。よく悪戯を共謀する悪友に近い関係で2人は「宇宙を超えた同盟」を結んでいる。だが、他のパートナー組と比べると一緒に住んでいるわけではないこともあり、共に行動することは少ない。
- アニメ版では悪戯コンビというわけではないものの原作とはまた違った信頼関係が見られる。
- 日向冬樹
- アニメ版では、インドア派同士なことから共に行動したこともある。
- 日向秋
- アニメ版では、彼女の素質に興味を示したことも。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ク~ックックックック…」
- 何かを企む際など、事あるごとに発する笑い声。
- 「自慢のシステムだ~? 笑わせんじゃねえよ。そいつは俺が大昔に遊びで作ったハックツールの改造版じゃねえか…。いや、改悪だなこりゃ」
- 前述のトロロによるハッキングから基地システムを奪還した直後トロロに対して言い放ったセリフ。
- ちなみに、この時かなりキレていたらしくアニメではいつもの高い声から一転、かなりドスの利いた声でこのセリフを言っており、後述のセリフへと続く。
- 「クックック…。相手がすっかりいい気になったところで一気に突き落す、のが超クールなんだって? 同感だ」
- 上記のセリフ後、トロロへの容赦ない報復を行う直前言ったセリフ。直後、トロロは自身がハックしたと思っていたケロン小隊基地内の機動兵器たちの総攻撃を受けることに…。
- 「ニンジン、ジャガイモ、玉~ねぎ~、愛情ポイポイ、もう大変♪ ……うじょいあイポイポ、もう大変♪」
- カレー風呂に入りにながら歌う変な歌。この3つの具材だけは譲れないのだろうか?
- 「礼は言わねぇぜ、周りを気にしている余裕は無いんでな」
(事情を説明する余裕もな……!) - 第229話Bパート「サブロー&クルル 静かな戦い」より。クワイエット星人と戦うサブローの元に小隊の予算を使い切ってまで救援に向かおうとする。
- しかし、勝手に予算を使ってしまったことがバレてしまい、ケロロとギロロがやってくるのだが、ただならぬ気配を察していたドロロが二人を気絶させた時に言ったセリフ。ここもまた子安氏本来の声でのアフレコとなっており、サブローがいかに彼にとって大事な親友かということを示している。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談 [編集 | ソースを編集]
- クルル曹長を演じた声優の子安武人氏は、岩田光央氏と一緒にパーソナリティを務めた、インターネットラジオ『アニメ店長!子安・岩田のVOICEきゃらびぃ』で、「自分は不器用なタイプの役者で、役にスッと入れるようなタイプじゃないけど、クルルだけはすぐにできる」と語っている。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 初期の設定では「KURURU」となっている資料も存在し、小説版や北米版では「KURURU」となっていた。現在は「KULULU」で統一されている。