「ディガルド討伐軍」の版間の差分
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2024年6月1日 (土) 23:23時点における最新版
ディガルド討伐軍とは、『ゾイド ジェネシス』に登場する勢力。
概要[編集 | ソースを編集]
元キダ藩主ラ・カンが発したディガルド武国討伐の檄文に応じた各地の武装ゲリラと旧キダ藩軍で構成される。
当初は、士気は旺盛でも全く統制の取れない烏合の衆そのものであり、ディガルド軍との初戦こそ勢いと数の力にものを言わせて勝利を収めるが、それが仇になり味方の多くが慢心した挙句、続く霧の河の戦いではザイリンに完璧に動きを読まれ、さらに一部の味方の独断専行の隙を突かれて戦力の大半を失い壊滅状態となってしまった。
その後は檄文に応じなかった勢力や凄腕のゾイド乗りの引き入れに力を注ぎ、ディガルド武国首都ディグへの奇襲やズーリ夜戦での勝利を経て、勢力を盛り返していく。
最終的にソラノヒトの協力も得ることに成功し、ディガルド武国との決戦に突き進む事になるが、その最中にディガルド軍の主力である機械兵「ナンバー」に関する衝撃的な事実が発覚。武帝ジーン一世が「神」となる野望を露にした事もあり、離反したディガルド軍も迎えたディガルド討伐軍はジーン討伐軍へと名を変え、自由の丘での最終決戦に挑む事になる。
軍旗は2本の対角線で4分され上を白、下を赤、両端を青に染め分けたもので、ロンはこれを軍を象徴するゾイドであるムラサメライガー・ハヤテライガー・ムゲンライガーの色と評している。
登場作品[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。
主要人物[編集 | ソースを編集]
- ラ・カン
- 討伐軍の首領。元キダ藩主。
- ダ・ジン
- 元キダ藩家臣。キダ藩再興派の主要人物。
- ティ・ゼ
- 元キダ藩家臣。独自に武装勢力を率いて抵抗運動を続けていたが、檄文に応じて討伐軍に合流する。
- ルージ・ファミロン
- 若年ながら参謀格を務める。その実績から討伐軍内でも絶対の信頼を置かれている。一方でディガルド討伐派の主要人物と目されており、キダ藩再興を優先する一派からは快く思われていなかったがレ・ミィの助力もあり後に和解。最終的にはラ・カンの戦線離脱もあって二代目総司令官となる。
- レ・ミィ
- キダ藩の姫としてキダ藩再興派を説得し、討伐軍の意思を一つに纏め上げた。
- コトナ・エレガンス
- ガラガ
- ロン・マンガン
- セイジュウロウ
- ソウタ
- ア・カン
SRW未登場[編集 | ソースを編集]
- ホー
- 檄文を受けて討伐軍に参加した1人。「ホーの一族」を率いる。当初は烏合の衆の1人だったが、霧の河においてルージの活躍で部隊の全滅を免れたことから彼に恩義を感じ、協力を惜しまないようになる。
- ディンガ
- 檄文を受けて討伐軍に参加した1人。「荒法師」の異名を持つ。初期の烏合の衆の1人であり、霧の河では功を焦って突出し戦死した。
- ハック
- 檄文を受けて討伐軍に参加した1人。「エレファンダー遊撃隊」の隊長。劇中序盤においてザイリンのメガラプトルに一蹴されており、その恨みを晴らすために討伐軍に参加した。当初は烏合の衆の1人であり、霧の河で独断専行したため遊撃隊の部下達を全員戦死させてしまう。そのことに大きな自責の念を感じていたが、ルージがその気持ちを理解し配慮してくれたことから彼を認め、以後討伐軍の主要メンバーとして活躍していくことになる。
- バルブロ
- 檄文を受けて討伐軍に参加した1人。烏合の衆の1人で霧の河で消息不明となる。
- ガボール
- ディンガの恋人。乗機が修理中であったため初期の討伐軍には参加できず故郷に残っていた。ディンガが死んだ責任をルージのものとして彼の命を狙っていたがロンに諭され和解。以後討伐軍のメンバーとなる。
- 余談だが『K』でティ・ゼが搭乗する銀のブラストルタイガーは原作では彼女の乗機である。
- ダンブル
- 霧の河戦後、ガラガとセイジュウロウのスカウトを受けて討伐軍に参加した。老齢だがセイジュウロウと同じくゾイド格闘技大会の優勝経験者であり、現在もその技術は衰えていない。乗機ケーニッヒウルフを駆り精密狙撃を得意とする他、年の功を活かして若者を諭す役割に回ることも。