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スター(すたー)とは、『[[サクラ大戦]]』シリーズの人型兵器。初登場は『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』。
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スター(STAR<ref>ソフトバンククリエイティブ『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 原画&設定資料集』P6より。</ref>)とは、『[[サクラ大戦]]』の人型兵器。初登場は『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
正式名称は「FENICS AT-05」。「スターV」とも呼ばれる。
 
正式名称は「FENICS AT-05」。「スターV」とも呼ばれる。
  
FENICS<ref>Future Energy&Newly Industrializing Corporationsの略。 「超未来エネルギー工業」を意味する。</ref>社と[[紐育華撃団]]のメカニックチーフである王行智が開発した新型霊子甲冑、スターシリーズの正式タイプ。スターは帝国華撃団や巴里華撃団で運用された霊子甲冑の技術をフィードバックして開発されおり、中でも設計コンセプトとしてアイゼンクライトの流れを汲んでいる。そのため、機体は4m近くまで大型化、出力は[[光武二式]]の約10倍近くにまで高出力化している。
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FENICS<ref>Future Energy&Newly Industrializing Corporationsの略。 「超未来エネルギー工業」を意味する。</ref>社と[[紐育華撃団]]のメカニックチーフである王行智が開発した新型[[霊子甲冑]]、スターシリーズの正式タイプ。スターは帝国華撃団や巴里華撃団で運用された霊子甲冑の技術をフィードバックして開発されおり、中でも設計コンセプトとしてアイゼンクライトの流れを汲んでいる。そのため、機体は4m近くまで大型化、出力は[[光武二式]]の約10倍近くにまで高出力化している。蒸気併用霊子機関「Titan mk.2」を搭載、A、B、Cの3種類が存在し、各隊員機によってタイプが異なる。装甲は新開発された「ファーレンハイト合金」を採用。
  
蒸気併用霊子機関「Titan mk.2」を搭載、A、B、Cの3種類が存在し、各隊員機によってタイプが異なる。装甲は新開発された「ファーレンハイト合金」を採用。最大の特徴の特徴として、蒸気ジェット推進方式と空戦形態への変形により、霊子甲冑として史上初めて自力で安定した長距離飛行を実現している。長期間の飛行には莫大なエネルギーを消費するが、武装飛行船「エイハブ」に搭載された霊子核機関<ref>蒸気併用霊子機関の派生型。一定範囲内にいる人間及び動物、植物などの命ある存在全てから霊力を強制採取し増幅、特定の霊能力者に頼らずに通常の蒸気機関を超える力を発揮出来る。ただし、採取対象者に疲労や目眩といった副作用を及ぼす他、機関自体が大きい為にエイハブや帝撃の武装飛行船「翔鯨丸」といった巨大兵器にしか搭載されていない。</ref>を応用しスター各機に霊力を供給する事で、飛行の燃費と機体の大型化と高出力化に伴う搭乗者の負担の問題を解消している。なお、技術・ノウハウ・資材の流用を可能とするために規格がアメリカ軍の蒸気力兵器と共通化された結果の弊害に加え、空戦形態への変形に伴う各種装備の干渉を防ぐ為なのもあって、隊員に合わせた機体のカスタマイズは[[光武F2]]や光武二式に比べて最小限度に留められている。
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最大の特徴の特徴として、蒸気ジェット推進方式と空戦形態への変形により、霊子甲冑として史上初めて自力で安定した長距離飛行を実現している。長期間の飛行には莫大なエネルギーを消費するが、武装飛行船「エイハブ」に搭載された霊子核機関<ref>蒸気併用霊子機関の派生型。一定範囲内にいる人間及び動物、植物などの命ある存在全てから霊力を強制採取し増幅、特定の霊能力者に頼らずに通常の蒸気機関を超える力を発揮出来る。ただし、採取対象者に疲労や目眩といった副作用を及ぼす他、機関自体が大きい為にエイハブや帝撃の武装飛行船「翔鯨丸」といった巨大兵器にしか搭載されていない。</ref>を応用しスター各機に[[霊力]]を供給する事で、飛行の燃費と機体の大型化と高出力化に伴う搭乗者の負担の問題を解消している。なお、技術・ノウハウ・資材の流用を可能とするために規格がアメリカ軍の蒸気力兵器と共通化された結果の弊害に加え、空戦形態への変形に伴う各種装備の干渉を防ぐ為なのもあって、隊員に合わせた機体のカスタマイズは[[光武F2]]や光武二式に比べて最小限度に留められている。
  
 
== 機体一覧 ==
 
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30]]
:DLC第1弾として追加参戦。
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:DLC第1弾として追加参戦。フジヤマスターとロデオスターが登場。
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:空戦形態への[[変形]]は実装されなかったが、[[地形適応]]の[[空]]がAに設定されている(他の霊子甲冑は空B)。
  
 
== 関連機体 ==
 
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;アイゼンクライト
 
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:スターの設計コンセプトに最も影響を与えた。SRW未登場。
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:スターの設計コンセプトに最も影響を与えた。
 
;[[光武二式]]、[[光武F2]]
 
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:運用データがスターに反映された。
 
:運用データがスターに反映された。
 
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:スターVの前に開発された試作機で、変形機構は有していない。ラチェット・アルタイル専用機「シルバースター」として実戦運用された。SRW未登場。
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:スターVの前に開発された試作機で、変形機構は有していない。ラチェット・アルタイル専用機「シルバースター」として実戦運用された。
 
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:スターVの前に開発された試作機で、滑走による無変形飛行を実現している。実戦運用はされていない。SRW未登場。
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2023年4月17日 (月) 16:36時点における最新版

スター(STAR[1])とは、『サクラ大戦』の人型兵器。初登場は『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』。

概要[編集 | ソースを編集]

正式名称は「FENICS AT-05」。「スターV」とも呼ばれる。

FENICS[2]社と紐育華撃団のメカニックチーフである王行智が開発した新型霊子甲冑、スターシリーズの正式タイプ。スターは帝国華撃団や巴里華撃団で運用された霊子甲冑の技術をフィードバックして開発されおり、中でも設計コンセプトとしてアイゼンクライトの流れを汲んでいる。そのため、機体は4m近くまで大型化、出力は光武二式の約10倍近くにまで高出力化している。蒸気併用霊子機関「Titan mk.2」を搭載、A、B、Cの3種類が存在し、各隊員機によってタイプが異なる。装甲は新開発された「ファーレンハイト合金」を採用。

最大の特徴の特徴として、蒸気ジェット推進方式と空戦形態への変形により、霊子甲冑として史上初めて自力で安定した長距離飛行を実現している。長期間の飛行には莫大なエネルギーを消費するが、武装飛行船「エイハブ」に搭載された霊子核機関[3]を応用しスター各機に霊力を供給する事で、飛行の燃費と機体の大型化と高出力化に伴う搭乗者の負担の問題を解消している。なお、技術・ノウハウ・資材の流用を可能とするために規格がアメリカ軍の蒸気力兵器と共通化された結果の弊害に加え、空戦形態への変形に伴う各種装備の干渉を防ぐ為なのもあって、隊員に合わせた機体のカスタマイズは光武F2や光武二式に比べて最小限度に留められている。

機体一覧[編集 | ソースを編集]

各機の詳細についてはそれぞれの項目を参照。

フジヤマスター
大河新次郎専用機。
ロデオスター
ジェミニ・サンライズ専用機。
ハイウェイスター
サジータ・ワインバーグ専用機。装備は両手に装着したシザースチェーン。SRW未登場。
シューティングスター
リカリッタ・アリエス専用機。装備は2丁の2連装ガンマスター。SRW未登場。
サイレントスター
ダイアナ・カプリス専用機。装備は両手に装着した2連装ケミカルランチャー。SRW未登場。
ランダムスター
九条昴専用機。装備は2本の斬鉄扇。SRW未登場。

スパロボシリーズにおいて[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30
DLC第1弾として追加参戦。フジヤマスターとロデオスターが登場。
空戦形態への変形は実装されなかったが、地形適応がAに設定されている(他の霊子甲冑は空B)。

関連機体[編集 | ソースを編集]

アイゼンクライト
スターの設計コンセプトに最も影響を与えた。
光武二式光武F2
運用データがスターに反映された。
スターIV
スターVの前に開発された試作機で、変形機構は有していない。ラチェット・アルタイル専用機「シルバースター」として実戦運用された。
スターX-V
スターVの前に開発された試作機で、滑走による無変形飛行を実現している。実戦運用はされていない。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ソフトバンククリエイティブ『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 原画&設定資料集』P6より。
  2. Future Energy&Newly Industrializing Corporationsの略。 「超未来エネルギー工業」を意味する。
  3. 蒸気併用霊子機関の派生型。一定範囲内にいる人間及び動物、植物などの命ある存在全てから霊力を強制採取し増幅、特定の霊能力者に頼らずに通常の蒸気機関を超える力を発揮出来る。ただし、採取対象者に疲労や目眩といった副作用を及ぼす他、機関自体が大きい為にエイハブや帝撃の武装飛行船「翔鯨丸」といった巨大兵器にしか搭載されていない。