「エスカフローネ」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
ファーネリア王家に代々受け継がれてきた[[ガイメレフ]]。ファーネリア王の専用機体として、巨大な竜や他国の侵略から国を守ってきた守護神である。 | ファーネリア王家に代々受け継がれてきた[[ガイメレフ]]。ファーネリア王の専用機体として、巨大な竜や他国の侵略から国を守ってきた守護神である。 | ||
− | + | アトランティスの技術を有する「イスパーノ一族」が約150年の歳月をかけて作り上げた機体。 | |
「[[ドラグエナジスト]]」と呼ばれる希少な鉱石を[[動力|動力源]]としており、これと「血の契約」をしなければ操縦することができない。作中では、若き王位継承者バァンが「血の契約」を結び、操縦者となった。 | 「[[ドラグエナジスト]]」と呼ばれる希少な鉱石を[[動力|動力源]]としており、これと「血の契約」をしなければ操縦することができない。作中では、若き王位継承者バァンが「血の契約」を結び、操縦者となった。 | ||
− | + | その性質上、生身の戦闘能力が要求される機体で、さらにイスパーノ製ガイメレフの特性として、機体の備える感応能力で深く繋がる事で文字通り人機一体となり、操縦桿操作では到底追従できないタイムラグが発生しない動きが可能。ただし、搭乗者には機体の負ったダメージが伝わるように出来ている。この感応による繋がりは搭乗者が降りても気を失っても効果が継続する。その為機体が破損すると修理しない限り搭乗者の傷は癒えることはなく、修理の際のパーツの交換や溶接なども傷をえぐったり骨を引き抜くような痛みとして伝わってしまうという致命的なまでの欠点がある。 | |
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+ | === 飛竜形態 === | ||
+ | エスカフローネの[[変形]]した飛行形態。こちらの状態になるとマントが竜の翼に変化する。この形態の時にはコクピットはなく、[[バァン・ファーネル|バァン]]は手綱を持って竜の背に乗るという形になる。 | ||
+ | この形態でも竜の脚で掴むという形で剣の使用は可能であるが、当然ながら自在に振り回すということはできずあくまで速力を利用した突き刺しなど単純な攻撃方法での利用に限られる。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT3}} |
− | :初登場作品。[[射撃]]武器は一切持たないが、射程の長い[[格闘]]武器が揃っており、全ての武器がP属性(このため、バァンが覚える[[突撃]]は完全に無駄になってしまっている)。格闘重視、高CT率、高攻撃力と攻撃面では万全。しかし防御面はというと、機体能力はサイズS、高運動性なのだが、バァンの[[回避]]力が思ったほど高くない為、運動性をかなり[[改造]]しないと避けられない。一方飛竜形態は飛行可能になり、[[移動力]]が高くなるため移動時に使用される。しかし、武器性能が下がるため戦闘には向かない。 | + | :初登場作品。[[射撃 (武器属性)|射撃]]武器は一切持たないが、射程の長い[[格闘 (武器属性)|格闘]]武器が揃っており、全ての武器がP属性(このため、バァンが覚える[[突撃]]は完全に無駄になってしまっている)。格闘重視、高CT率、高攻撃力と攻撃面では万全。しかし防御面はというと、機体能力はサイズS、高運動性なのだが、バァンの[[回避]]力が思ったほど高くない為、運動性をかなり[[改造]]しないと避けられない。一方飛竜形態は飛行可能になり、[[移動力]]が高くなるため移動時に使用される。しかし、武器性能が下がるため戦闘には向かない。 |
+ | :余談だが、作中では修理する際に5千万ギルド(アレンの部下たちの給料2千年分)と超々高額を請求されていたが、参戦タイトルで唯一修理費がある本作では修理費6000とかなり良心的な設定をされている。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
:2019年3月のイベント「約束のツバサ」の報酬ユニット。SSRディフェンダー。 | :2019年3月のイベント「約束のツバサ」の報酬ユニット。SSRディフェンダー。 | ||
+ | :2019年9月のイベント「目覚め」にて大器型SSRアタッカーが追加。 | ||
+ | :2020年11月のイベント「病める時も健やかなる時も」にて大器型SSRファイターが追加。 | ||
:コクピットの気密性がなく、飛竜形態ではバァンが剥き出しになる構造になっているのだが、今作ではC止まりとはいえ、宇宙適性持ちである。 | :コクピットの気密性がなく、飛竜形態ではバァンが剥き出しになる構造になっているのだが、今作ではC止まりとはいえ、宇宙適性持ちである。 | ||
+ | :何故かタイプごとに成長の傾向が異なり、ディフェンダーは装甲が低く運動性が高いリアル寄り、アタッカーは装甲が高く運動性が低いスーパー寄りとなっている。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
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+ | :唯一の武装。伸縮機能があり、非使用時には背部に装備される。 | ||
+ | :『COMPACT3』では斬り方などで差別化されたものが武装として登録されている。また、全ての武装がCT率+25%以上という点は見逃せない。 | ||
+ | :『X-Ω』では通常攻撃で使用。 | ||
+ | ==== 必殺技 ==== | ||
;突き | ;突き | ||
:本機の武装で威力は最も低いが、命中率が高く射程が最も長い。しかし飛竜形態となると射程1しかないのがネック。 | :本機の武装で威力は最も低いが、命中率が高く射程が最も長い。しかし飛竜形態となると射程1しかないのがネック。 | ||
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:突きより威力が高いが射程で劣る。 | :突きより威力が高いが射程で劣る。 | ||
;必殺斬り | ;必殺斬り | ||
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:必要気力120。EN消費型。射程1しかないがCT率、威力共に高い。 | :必要気力120。EN消費型。射程1しかないがCT率、威力共に高い。 | ||
;高速形態突撃 | ;高速形態突撃 | ||
− | : | + | :飛竜形態の攻撃。翼と四肢を縮めた高速飛行形態となり、全身をオーラで覆って突撃する。 |
+ | :EN消費型。P属性で射程1-2だが、威力の割りに消費ENが大きく、命中率-20%とやや使いにくい。 | ||
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+ | :『X-Ω』でのディフェンダー版必殺スキル。目の前一体への連続攻撃を行う。 | ||
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+ | :『X-Ω』でのアタッカー版必殺スキル。前方に突きで突撃し、斬り返してて戻ってくる。 | ||
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+ | :『X-Ω』でのファイター版必殺スキル。前方に突きで突撃し、背後から斬り返す。連続斬りを仕掛け、トドメに上から突き刺す。 | ||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
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== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
;「約束はいらない」 | ;「約束はいらない」 | ||
− | : | + | :オープニングテーマ。前述のように『COMPACT3』では全武器が移動後使用可能なのにバァンが突撃を覚えるため、「突撃はいらない」と揶揄された。 |
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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*[http://studio-halfeye.com/works/esc/esc.html 可変エスカフローネ] | *[http://studio-halfeye.com/works/esc/esc.html 可変エスカフローネ] | ||
*[http://studio-halfeye.com/works/esc_rev/esc_rev.html 可変エスカフローネ・リバイバル] | *[http://studio-halfeye.com/works/esc_rev/esc_rev.html 可変エスカフローネ・リバイバル] | ||
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+ | == 余談 == | ||
+ | *[[映画|映画版]]ではリファインされた姿で登場している。大きさもテレビ版より巨大であり、半生物的な描写に変わっている。 | ||
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2024年5月23日 (木) 06:40時点における最新版
エスカフローネ | |
---|---|
登場作品 | 天空のエスカフローネ |
デザイン | 山根公利 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT3 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | ガイメレフ |
全長 | 8.2コースタ(1コースタ=0.987m) |
重量 | 7.5ペーゾ(1ペーゾ=1.014t) |
動力 | ドラグエナジスト |
開発 | イスパーノ一族 |
パイロット | バァン・ファーネル |
エスカフローネは『天空のエスカフローネ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
ファーネリア王家に代々受け継がれてきたガイメレフ。ファーネリア王の専用機体として、巨大な竜や他国の侵略から国を守ってきた守護神である。
アトランティスの技術を有する「イスパーノ一族」が約150年の歳月をかけて作り上げた機体。
「ドラグエナジスト」と呼ばれる希少な鉱石を動力源としており、これと「血の契約」をしなければ操縦することができない。作中では、若き王位継承者バァンが「血の契約」を結び、操縦者となった。
その性質上、生身の戦闘能力が要求される機体で、さらにイスパーノ製ガイメレフの特性として、機体の備える感応能力で深く繋がる事で文字通り人機一体となり、操縦桿操作では到底追従できないタイムラグが発生しない動きが可能。ただし、搭乗者には機体の負ったダメージが伝わるように出来ている。この感応による繋がりは搭乗者が降りても気を失っても効果が継続する。その為機体が破損すると修理しない限り搭乗者の傷は癒えることはなく、修理の際のパーツの交換や溶接なども傷をえぐったり骨を引き抜くような痛みとして伝わってしまうという致命的なまでの欠点がある。
飛竜形態[編集 | ソースを編集]
エスカフローネの変形した飛行形態。こちらの状態になるとマントが竜の翼に変化する。この形態の時にはコクピットはなく、バァンは手綱を持って竜の背に乗るという形になる。 この形態でも竜の脚で掴むという形で剣の使用は可能であるが、当然ながら自在に振り回すということはできずあくまで速力を利用した突き刺しなど単純な攻撃方法での利用に限られる。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初登場作品。射撃武器は一切持たないが、射程の長い格闘武器が揃っており、全ての武器がP属性(このため、バァンが覚える突撃は完全に無駄になってしまっている)。格闘重視、高CT率、高攻撃力と攻撃面では万全。しかし防御面はというと、機体能力はサイズS、高運動性なのだが、バァンの回避力が思ったほど高くない為、運動性をかなり改造しないと避けられない。一方飛竜形態は飛行可能になり、移動力が高くなるため移動時に使用される。しかし、武器性能が下がるため戦闘には向かない。
- 余談だが、作中では修理する際に5千万ギルド(アレンの部下たちの給料2千年分)と超々高額を請求されていたが、参戦タイトルで唯一修理費がある本作では修理費6000とかなり良心的な設定をされている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年3月のイベント「約束のツバサ」の報酬ユニット。SSRディフェンダー。
- 2019年9月のイベント「目覚め」にて大器型SSRアタッカーが追加。
- 2020年11月のイベント「病める時も健やかなる時も」にて大器型SSRファイターが追加。
- コクピットの気密性がなく、飛竜形態ではバァンが剥き出しになる構造になっているのだが、今作ではC止まりとはいえ、宇宙適性持ちである。
- 何故かタイプごとに成長の傾向が異なり、ディフェンダーは装甲が低く運動性が高いリアル寄り、アタッカーは装甲が高く運動性が低いスーパー寄りとなっている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- 剣
- 唯一の武装。伸縮機能があり、非使用時には背部に装備される。
- 『COMPACT3』では斬り方などで差別化されたものが武装として登録されている。また、全ての武装がCT率+25%以上という点は見逃せない。
- 『X-Ω』では通常攻撃で使用。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- 突き
- 本機の武装で威力は最も低いが、命中率が高く射程が最も長い。しかし飛竜形態となると射程1しかないのがネック。
- 斬り
- 突きより威力が高いが射程で劣る。
- 必殺斬り
- 剣を構えた機体カットイン後、敵に連続斬りを仕掛け最後に横一文字に両断する。
- 必要気力120。EN消費型。射程1しかないがCT率、威力共に高い。
- 高速形態突撃
- 飛竜形態の攻撃。翼と四肢を縮めた高速飛行形態となり、全身をオーラで覆って突撃する。
- EN消費型。P属性で射程1-2だが、威力の割りに消費ENが大きく、命中率-20%とやや使いにくい。
- 剣(乱舞)
- 『X-Ω』でのディフェンダー版必殺スキル。目の前一体への連続攻撃を行う。
- 剣(突撃)
- 『X-Ω』でのアタッカー版必殺スキル。前方に突きで突撃し、斬り返してて戻ってくる。
- 剣(連撃)
- 『X-Ω』でのファイター版必殺スキル。前方に突きで突撃し、背後から斬り返す。連続斬りを仕掛け、トドメに上から突き刺す。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「約束はいらない」
- オープニングテーマ。前述のように『COMPACT3』では全武器が移動後使用可能なのにバァンが突撃を覚えるため、「突撃はいらない」と揶揄された。
商品情報[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 映画版ではリファインされた姿で登場している。大きさもテレビ版より巨大であり、半生物的な描写に変わっている。