「美嶋玲香」の版間の差分

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 読み = みしま れいこ
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'''美嶋玲香'''は『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』の登場人物。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
陽炎のようにうつろう幻の少女。すべてを見通したかのように出現し、綾人に手を貸し導く存在。死んだと見えたのも錯覚か、その後何度も綾人と久遠の前に出現している。物語全体の神秘性を背負った少女。綾人の同級生であるようだが…  
 
陽炎のようにうつろう幻の少女。すべてを見通したかのように出現し、綾人に手を貸し導く存在。死んだと見えたのも錯覚か、その後何度も綾人と久遠の前に出現している。物語全体の神秘性を背負った少女。綾人の同級生であるようだが…  
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劇場版では設定がかわって玲香を名乗らない。そっくりの姿をした少女が最後の方に綾人と遙の孫・神名玲香として登場した。
 
劇場版では設定がかわって玲香を名乗らない。そっくりの姿をした少女が最後の方に綾人と遙の孫・神名玲香として登場した。
  
ゲーム『蒼穹幻想曲』では別の結末が用意されており、綾人の説得に応じて「イシュトリ」としてではなく「美嶋玲香」として共にバーベムと戦う。
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PS2ゲーム『蒼穹幻想曲』では別の結末が用意されており、綾人の説得に応じて「イシュトリ」としてではなく「美嶋玲香」として共にバーベムと戦う(SRWで例えるなら、[[真聖ラーゼフォン]]が使えない代わりに玲香が数話限定でラーゼフォンのサブパイロットになる、と言ったところか)。
  
 
OP映像での出番の多さや劇場版DVDのパッケージに綾人と一緒にいる(これは遥であるが)等、本作を知らない人からは初見でメインヒロインと勘違いされそうである。
 
OP映像での出番の多さや劇場版DVDのパッケージに綾人と一緒にいる(これは遥であるが)等、本作を知らない人からは初見でメインヒロインと勘違いされそうである。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
:NPCだが[[DVE]]用のボイスが用意されている。担当声優の坂本真綾氏は今回がスパロボ初参加。
 
:物語中に幾度と無く登場し、その神秘性を遺憾なく発揮している。作品中で彼女の姿を確認することができる味方は綾人を除けば『[[勇者ライディーン]]』の[[ひびき洸]]だけである。声付きの台詞で[[ラーゼフォン]]と[[ライディーン]]のクロスオーバーを実現、プレイヤーを驚かせた。詳しくは後述。
 
 
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
 
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=== 単独作品 ===
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:初登場作品。NPCだが[[DVE]]用のボイスが用意されている。担当声優の坂本真綾氏は今回がスパロボ初参加。
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:物語中に幾度と無く登場し、その神秘性を遺憾なく発揮している。作品中で彼女の姿を確認することができる味方は綾人を除けば『[[勇者ライディーン]]』の[[ひびき洸]]だけである。声付きの台詞で[[ラーゼフォン]]と[[ライディーン]]のクロスオーバーをした。詳しくは後述。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「歌いなさいラーゼフォン…お前の歌を、禁じられた歌を…!」
 
;「歌いなさいラーゼフォン…お前の歌を、禁じられた歌を…!」
:世音神殿へと連れて行った綾人の前に現れた[[ラーゼフォン]]に向けた台詞。この言葉で[[ラーゼフォン]]は動き出す。
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:世音神殿へと連れて行った綾人の前に現れた[[ラーゼフォン]]に向けた台詞。
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:この言葉で[[ラーゼフォン]]は動き出す。
 
;「ありがとう…綾人…あなた…あたたかい……」
 
;「ありがとう…綾人…あなた…あたたかい……」
 
:物語終盤、一時は拒絶されたイシュトリである自分との融合を、「[[紫東遙|大切な存在]]」を守るべく受け入れる決意をした綾人に抱き締められ、感極まって彼のファーストネームを初めて口にする。
 
:物語終盤、一時は拒絶されたイシュトリである自分との融合を、「[[紫東遙|大切な存在]]」を守るべく受け入れる決意をした綾人に抱き締められ、感極まって彼のファーストネームを初めて口にする。
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=== 蒼穹幻想曲 ===
 
;「わたしは、玲香です」
 
;「わたしは、玲香です」
:『蒼穹幻想曲』の対バーベムルートにて、創造主である[[エルンスト・フォン・バーベム|バーベム]]に叛旗を翻し、「イシュトリ」ではなく「玲香」という一人の人間として綾人達を助ける玲香。この台詞はバーベムとの最終決戦において、最後まで玲香を「イシュトリ」と呼び、彼女が自分のシナリオ通りに動かないどころか叛旗を翻した事に動揺するバーベムに対して言い放った台詞であり、同時に完全に一人の人間としての自我を確立した彼女を象徴する台詞でもある。
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:『蒼穹幻想曲』のバーベム傾向編における最終決戦にて。
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:創造主である[[エルンスト・フォン・バーベム|バーベム]]に叛旗を翻し、「イシュトリ」ではなく「玲香」という一人の人間として綾人達を助ける玲香。
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:この台詞はバーベムとの最終決戦において、最後まで玲香を「イシュトリ」と呼び、彼女が自分のシナリオ通りに動かないどころか叛旗を翻したことに動揺するバーベムに対して言い放った台詞であり、同時に完全に一人の人間としての自我を確立した彼女を象徴する台詞でもある。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「…歌いなさい、ライディーン。お前の歌を…禁じられた歌を」<br />「歌いなさい、ライディーン…。いつか、地に永遠(とわ)の光を与えるために…」
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;「…歌いなさい、ライディーン。お前の歌を…禁じられた歌を。歌いなさい、ライディーン…。いつか、地に永遠(とわ)の光を与えるために…」
:『MX』第23話「夢幻回廊」より。異次元空間へと連れさられた[[ラーゼフォン]]、[[EVA初号機]]のサルベージ作戦において、[[ライディーン]]のゴッド・ボイスの封印を解いた。<br />勿論、ゲームオリジナルだが、[[DVE]]だったのでプレイヤーを驚愕させた。<br />スパロボの魅力のひとつ、作品間のクロスオーバーを最も象徴したセリフといえる。
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:『MX』第23話「夢幻回廊」より。異次元空間へと連れさられた[[ラーゼフォン]]、[[EVA初号機]]のサルベージ作戦において、[[ライディーン]]のゴッド・ボイスの封印を解いた。ある版権作品のキャラが他作品の主役ロボットの名前を[[DVE|声付きで呼ぶ]]というスパロボ史上初のイベント。スパロボの魅力のひとつ、作品間のクロスオーバーを最も象徴したセリフといえる。
 
;「あなたの音は彼らには届かない」<br />「あなたに彼らの音を乱すことは出来ない…」
 
;「あなたの音は彼らには届かない」<br />「あなたに彼らの音を乱すことは出来ない…」
 
:『MX』最終話「約束の地」より。綾人と共に世界を歪める元凶である[[AI1]]と[[エルデ・ミッテ|エルデ]]を討ちに境界空間に現れ、エルデに対して言い放った台詞。
 
:『MX』最終話「約束の地」より。綾人と共に世界を歪める元凶である[[AI1]]と[[エルデ・ミッテ|エルデ]]を討ちに境界空間に現れ、エルデに対して言い放った台詞。

2024年6月27日 (木) 20:49時点における最新版

美嶋玲香
読み みしま れいか
登場作品 ラーゼフォン
声優 坂本真綾
デザイン 山田章博(原案)
菅野宏紀(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦MX
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プロフィール
種族 地球人イシュトリ
性別
年齢 17歳
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美嶋玲香は『ラーゼフォン』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

陽炎のようにうつろう幻の少女。すべてを見通したかのように出現し、綾人に手を貸し導く存在。死んだと見えたのも錯覚か、その後何度も綾人と久遠の前に出現している。物語全体の神秘性を背負った少女。綾人の同級生であるようだが…

その正体は綾人のイシュトリであり、綾人をヨロテオトルへと至らせる。基本、綾人以外の人間には見えないが、如月久遠ら奏者の資格者(かつて持っていた者も含む)や猫には見えていた節がある。

劇場版では設定がかわって玲香を名乗らない。そっくりの姿をした少女が最後の方に綾人と遙の孫・神名玲香として登場した。

PS2ゲーム『蒼穹幻想曲』では別の結末が用意されており、綾人の説得に応じて「イシュトリ」としてではなく「美嶋玲香」として共にバーベムと戦う(SRWで例えるなら、真聖ラーゼフォンが使えない代わりに玲香が数話限定でラーゼフォンのサブパイロットになる、と言ったところか)。

OP映像での出番の多さや劇場版DVDのパッケージに綾人と一緒にいる(これは遥であるが)等、本作を知らない人からは初見でメインヒロインと勘違いされそうである。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦MXMX PORTABLE
初登場作品。NPCだがDVE用のボイスが用意されている。担当声優の坂本真綾氏は今回がスパロボ初参加。
物語中に幾度と無く登場し、その神秘性を遺憾なく発揮している。作品中で彼女の姿を確認することができる味方は綾人を除けば『勇者ライディーン』のひびき洸だけである。声付きの台詞でラーゼフォンライディーンのクロスオーバーをした。詳しくは後述。

人間関係[編集 | ソースを編集]

神名綾人
基本、彼女は人間ではない。が、調律の世界において、綾人と一緒に世界を調律する役目を担う。綾人は序盤は玲香を自分の同級生だと思っていた。神名玲香にとっては祖父。
紫東遙
玲香は中学生の頃の遙の容姿をしている(髪の毛の色などは違うが)。神名玲香にとっては祖母。
エルンスト・フォン・バーベム
創造主。『蒼穹幻想曲』ではルートによっては彼に叛旗を翻す。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ひびき洸
『MX』では時に洸とライディーンを導く。また、洸も玲香の姿を確認する事が出来た。
渚カヲル
どこか似た存在。『MX』では互いの存在を認識し合っており、難解な会話を繰り広げる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「歌いなさいラーゼフォン…お前の歌を、禁じられた歌を…!」
世音神殿へと連れて行った綾人の前に現れたラーゼフォンに向けた台詞。
この言葉でラーゼフォンは動き出す。
「ありがとう…綾人…あなた…あたたかい……」
物語終盤、一時は拒絶されたイシュトリである自分との融合を、「大切な存在」を守るべく受け入れる決意をした綾人に抱き締められ、感極まって彼のファーストネームを初めて口にする。

蒼穹幻想曲[編集 | ソースを編集]

「わたしは、玲香です」
『蒼穹幻想曲』のバーベム傾向編における最終決戦にて。
創造主であるバーベムに叛旗を翻し、「イシュトリ」ではなく「玲香」という一人の人間として綾人達を助ける玲香。
この台詞はバーベムとの最終決戦において、最後まで玲香を「イシュトリ」と呼び、彼女が自分のシナリオ通りに動かないどころか叛旗を翻したことに動揺するバーベムに対して言い放った台詞であり、同時に完全に一人の人間としての自我を確立した彼女を象徴する台詞でもある。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「…歌いなさい、ライディーン。お前の歌を…禁じられた歌を。歌いなさい、ライディーン…。いつか、地に永遠(とわ)の光を与えるために…」
『MX』第23話「夢幻回廊」より。異次元空間へと連れさられたラーゼフォンEVA初号機のサルベージ作戦において、ライディーンのゴッド・ボイスの封印を解いた。ある版権作品のキャラが他作品の主役ロボットの名前を声付きで呼ぶというスパロボ史上初のイベント。スパロボの魅力のひとつ、作品間のクロスオーバーを最も象徴したセリフといえる。
「あなたの音は彼らには届かない」
「あなたに彼らの音を乱すことは出来ない…」
『MX』最終話「約束の地」より。綾人と共に世界を歪める元凶であるAI1エルデを討ちに境界空間に現れ、エルデに対して言い放った台詞。