「ネリー・キム」の版間の差分
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2022年3月3日 (木) 07:05時点における最新版
ネリー・キム | |
---|---|
登場作品 | ブレンパワード |
声優 | 高萩晴子 |
デザイン | いのまたむつみ |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
所属 | 民間人 |
ネリー・キムは『ブレンパワード』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ネリー・ブレンのパイロット。
病魔に蝕まれており、自らの死期を悟った彼女は家族と別れ、バイタル・ネットに囲まれた雪の森林で自らのブレンパワードであるネリー・ブレンと共に生活していた。
ただ死を待つばかりの身ながらも、彼女は自分とネリー・ブレンには何かなすべきことがあるのではとずっと考えていた。そんな彼女の元に傷ついた伊佐未勇とユウ・ブレンがバイタル・ネットを通ってやってきたのは運命だったのかもしれない。
迫り来るジョナサン・グレーンのバロンズゥから勇とユウ・ブレンを守った彼女は、最後はネリー・ブレンの再リバイバルの光の中に消えていった。しかし、その心は勇の考え方、生き方に大きな影響を残していった。
なお、名前の由来は旧ソ連の著名な体操選手。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。原作通りに登場。死期を悟っており、やや達観したような印象。主人公も保護されており、今後に繋がるであろう様々な会話を繰り広げる。中でも、「大いなる存在に影響を与えることになる」という台詞は印象的である。一応パイロットデータはある。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦J
- 原作通りだが、勇と主人公にも影響を与える。NPCだがパイロットデータもある。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 伊佐未勇
- 死の直前にめぐり会えた運命の人。再リバイバルを遂げたネリー・ブレンの細胞の中、そして彼の心の中でネリーは永遠に生き続ける。
- バロン・マクシミリアン
- 何故か彼(?)を知っており、その存在を危険視していた。
- ネリー・ブレン
- 彼女の運命を大きく変えた運命の機体。自らの虚弱な体質のため、一緒に思うまま遊んでやれないのをネリーは悔やんでいた。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- アイビス・ダグラス
- カルヴィナ・クーランジュ
- 復讐心で頑なだったカルヴィナも、その雰囲気と穏やかな環境が手伝ってか、ネリーに心を開いている。二人の対話の中で、ネリーは復讐のために戦うカルヴィナの核心を言い当てる。その後ジョナサンの襲撃から必死にネリーを守ろうと奮闘するも、結果として彼女はリバイバルの光へと消えていく。その姿をかつて守れなかった同僚たちと重ね、カルヴィナは絶叫する……。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「私は普通よ。何の力も無い女だわ…。ただブレンと出会えたことだけが、他の人と違った…」
- ブレンは戦うためでなく、人間と同じくただ生きるために生まれてきたと語るネリーを勇が『不思議なことを言う』と評した後の台詞。ネリーは死期の近い自分のブレンとの出会いに運命を感じていた。
- 「この子がここを出たがらなかったのは、勇…あなたのような人を待ってのことだった…」
- ネリー・ブレンの再リバイバルに巻き込まれた後、形見のブレスレットを手に呆然とする勇に語りかけての台詞。
- 「それはあなたが探して。私にはもう探せないから…この子も一緒に探してくれるわ…この子と一緒に、勇の大切な人たちも、守ってあげればいい…」
- 肉体を失った自らの代わりに、とネリー・ブレンを勇に託す。探す『それ』とはネリーが語った『命を与えられたものの可能性』である。ちなみに漫画版ではラストシーンで勇の大切な人、すなわち比瑪とネリーの幻影が対面を果たす。
- 「悲しまないでね、勇。私は孤独じゃなかったわ、いつでも…最後にはあなたにも会えた…ありがとう…」
- ネリーの遺言。この言葉を聞いた後、コクピットから出た勇はその場に佇み、ただ形見のブレスレットを握り締め涙を流すのみであった…
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ええ。あなた達が大きな運命の流れの中にいることは出会った時からわかっていた…」
- 「そう…。地球に落ちた隕石は地球やオルファン…そして、大いなる存在の意思に影響を与えることになる…」
- 『第2次α』での会話。大いなる存在の意思というのはガンエデンのことなのか、それともイデのことなのか様々な意味でとれる会話である。
- 「そうでなければ戦えないからでしょう? 憎しみを抱かなくては、怒りにすがらなくては、心が砕けてしまうから…」
- 『J』のカルヴィナ編での会話。復讐者であらずにはいられないカルヴィナの心を見抜く。